Samsung、Tizen OSを搭載したスマートウォッチのGalaxy Gear 2を発表。4月より発売開始予定

既にご存知のこととは思うが、SamsungがスマートウォッチのGalaxy Gear 2を発表した。Tizen OSを搭載し、バッテリーは最大で3日間もつのだそうだ。各種アプリケーションが登場してくる予定なのだとのこと。Galaxy Gear 2とGear 2 Neoの2モデルが用意され、後者にはカメラが搭載されない。出荷は4月を予定しているそうだ。

Tizen OSとは比較的新しいモバイルOSで、SamsungはNX300mカメラで最初に使っている。このOSを利用することで「より豊かなアプリケーションエコシステムを構築できる」とSamsungは主張している。スマートウォッチのデバイス面を言うと、1.63インチのタッチスクリーンを備え、プロセッサは1GHzで動作する。内部記憶域は4GBとなっているようだ。ちなみにこのデバイス、他のSamsungスマートフォンと連携して動作するようになっているとのこと。iOSユーザーにとっては選択肢となり得ないということなのかもしれない。

Tizenの話に戻すと、これはSamsungも主導するオープンソースでマルチデバイスをサポートするものだ。車載エンタテインメントユニット、スマートテレビなど、日常モバイルデバイス上での普及も狙っている。ウェブAPIも用意して、開発の容易性を担保しようともしている。マルチデバイスでの動作戦略の一環として、スマートウォッチにての採用となったわけだ。

4月に出荷予定ということだけが発表され、価格についてはまだ発表されていない。Engadgetにもう少し詳しい記事も出ているようだ。

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(翻訳:Maeda, H