Samsungが‘アート’を自称するArtPC Pulseは奇妙なデザインだからやっぱりアートかな

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ぼくがSamsungなら、PR部門が火消しに奔走している(比喩的な火と本物の火の両方だ!)今だからこそ、人びとの関心をがっちり捉えるビッグな新製品を出したい、と切に願うだろうね。でも、これは違う。こいつは、いつの間にか黙ってネットの店頭に並んだだけで、新製品発売を盛り上げる音も映像もプレスリリースも何もない。名前も、そんなそっけない態度にマッチしている。

DP700C6A-X01US ArtPC ArtPC Pulse Premium Desktop(短く言うとArtPC Pulse)は、円筒形のコンパクトなPCで、ひょっとしたらMac Proと対決する気か? そうかもしれない。高さが10.7インチだから、いまどき‘ちいさい’とは呼べない。またHPの奇妙な小型PC Pavilion Waveのように、布をまとってファッションを気取ってるのでもない。

ひとつだけ後者と共通しているのは、その体積の一部をスピーカーに捧げていることだ。HPはBang & Olufsenだが、こちらはHarman Kardonだ。その360度スピーカーが上部にあり、その下にちょっとしたアンビエントライティング(環境光)がある。正面にはUSB-CやHDMIなどのポート類盛りだくさん。内部はIntel Core i5プロセッサー、256GB SSD、RAM 8GB。

今は予約販売中で、お値段は1200ドル、上に挙げたニ機種の中間だ。発売は今月の末、ということだ。

出典: PC World

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

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TechCrunch Japan

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