Samsungがスマートスピーカー競争に参入(WSJ報道)

Samsungは独自のスマートスピーカーを開発中で、AmazonのEchoなどに対抗しようとしていると、WSJが報じた。

しかし発売のタイミングはまだわからない。Samsungは、数か月前に発売したGalaxy S8の音声スマートアシスタント、Bixbyの開発に多くの問題を抱えている。また報道によるとBixby搭載のスマートスピーカー ―― コードネーム “Vega” ―― はほとんどの機能がまだ完成していないらしい。

Appleは、iPhoneベースのスマートアシスタントであるSiriを優先してこの分野への関心を示していなかったが、先日のデベロッパーカンファレンスでHomePodを披露した。AI能力の限界のためか、同社はHomePodを常時オンの音声アシスタントではなく、音声制御付きの高級スピーカーとして売り出そうとしているが、349ドルという価格は、Amazonの49ドルのEcho DotやGoogleの129ドルのHomeとは明らかに違う市場に位置づけられる。

Samsungは後追いと批判されるであろうデバイスを投入しようとしているが、内容次第ではいい位置を取れるかもしれない。スマートスピーカーにとって重要な分野のひとつはユーザーのスマートフォンとの密な連携を強化していくことだ。

GoogleはAndroidエコシステムのおかげで膨大な力を持っているが、完全に制御できるデバイスはPixelだけだ。もしSmasungが、”Vega”とGalaxyやNote等のデバイスとの間に、通知やハンドオーバーの機能を提供してチャンスを生かすことができれば、差別化できるシステムを作れるだろう。

Samsungは音声入力インターフェースの競争に追いつくだけでなく、それ以外の秘策を持っているのかもしれない。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

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TechCrunch Japan

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