Segwayの電脳化された最新製品Ninebot by Segway MiniProがAmazonで予約受付を開始

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Segwayは今日(米国時間6/1)のNinebot by Segway MiniProの公式発表で、ホバーボードに言及していない。もちろん、その理由を理解するのは簡単で、同社は、すごく人気があるけど問題の多すぎるあの製品と、一緒にされたくないのだ。そもそも、あまりにも問題多いから、緊急に規制せよという声すらある。

同社のマーケティング担当VP Brian Buccellaに、その‘ホの字’の問題をぶつけてみると、彼は曰く、“うちはこの分野の断固たるリーダーだから、良質で安全と確信を持てる製品しか市場化しない。つまりそれは、最高の製品だ。miniPROがホバーボードだとは認識していない。まったく違う種類の製品だ”。

何よりもまずSegwayは、小型スクーターのための、民間機関の安全証明を取得している。電池や充電システムが緊急時災害時に耐えうることなども、その条件だ。Instagramに、そのへんのおもしろいビデオがいくつかある。

この小さなスクーターは、今日からAmazonで予約できる。発送は6月29日だ。Segwayが特許を持っている自己バランス技術を使っており、それはサードパーティにライセンスしていない、とBuccellaはあわてて付け加えた。膝でコントロールするバーがあり、またアプリがダッシュボードのデータや、セキュリティの警報、リモコン機能などを提供する。

このパーソナル移動デバイスは、お値段999ドル、重量28ポンド、最高速度は時速10マイルだ。10.5インチの空気タイヤを使用、斜面を登れるし、敷石のある歩道や未舗装道路も走れる。ここでもBuccellaは、“miniPROはとても楽しい乗り物だけど、おもちゃではない。それは、次世代のパーソナル移動機という、れっきとした消費者製品だ”、とあわてて付言した。

Ninebot by Segway MiniProという、ちょっとかっこ悪い製品名は、昨年4月に北京のNinebot社とニューハンプシャーのSegway社が合併した結果だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

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TechCrunch Japan

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