SpaceX、惑星間輸送システムのコンセプトビデオを公開


SpaceXは、同社の惑星間輸送システムのコンセプトCGを紹介する新しいビデオを公開した。火星を植民地化するために使うロケットと宇宙船の組み合わせから成る。ビデオに登場する再利用可能なロケットは、惑星間宇宙船を地球の軌道外へ送り出すこと。太陽帆を使って火星に向かう着陸船も描かれている。

ブースターロケットは、宇宙船から切り離された後地球に戻り、燃料を満載したタンクを取り付けてから、再び軌道に戻り、待ち受ける宇宙船に燃料補給する。ブースターロケットはその後地球に自力で帰り、再利用される。宇宙船が使用するソーラーパネルは200 kWの電力を供給するとビデオのキャプションに書かれている。

SpaceXとElon Muskが、火星植民地化というゴールに向かってどう進めていくかのアイデアがかなりわかってきた。これはSpaceXの火星への旅について手に入ったこれまでで最大の情報だが、もっと詳しくは(誰が費用を負担するかも)、今日の国際宇宙会議の基調講演で本人の口から聞く必要がある。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook