SpaceXの宇宙船「ドラゴン」が3度目のミッションでISSに向かう

【編集部注】打ち上げは上空の風の状態のために中止され、米国東部時間12月5日12時29分(日本時間12月6日2時29分)に延期された。新たな予備日時も設定されている。

米国時間12月4日、SpaceXは19回目の国際宇宙ステーション(ISS)商業補給ミッション(CRS)の打ち上げを米国東部時間12時51分(日本時間12月5日2時51分)に予定している。打ち上げはフロリダ州ケープ・カナベラル空軍基地で行われ、SpaceXがすでに2回使用している商用カプセルDragonを使用する。Dragonは2014年と2017年に飛行している。上のストリーミングビデオは発射の約15分前、米国東部時間12時36分ごろに始まる。

今回の打ち上げでは、ブースターロケットFalcon 9の回収も試みる予定で、制御された状態で地球に帰還し、大西洋沖に浮かぶ回収船「Of Course I Still Love You」(もちろん今も君を愛している)への着地を目指す。

Dragonカプセルに載せられてISSへと向かう貨物約5700ポンド(2.6トン)には、現在宇宙ステーションで進行中の科学ミッションや宇宙飛行士のための実験・研究機器が含まれている。重要任務を負うロボットが使用されていないときに滞在する保護施設である新しい「ロボットホテル」もその1つだ。

CRS-19ミッションには本日の打ち上げが何らかの理由で中止された場合に備えての予備打ち上げウィンドウが米国東部時間12月5日12時29分(日本時間12月6日2時29分)に設定されている。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook