SquareがICチップ付カードを2秒で処理できるようになった

もしこれまでに、ICチップ付カードで支払いをしたことがあるなら、おそらく居心地の悪い時間を過ごしたことがあるだろう。あなたのカードが挿入されてから長い時間が経過し、後ろに並ぶ人たちが(文字通りあるいは比喩的に)足を踏み鳴らしながら、カードが処理するのを待っているあの時間のことだ。

そこでSquareは、しばらく前からこの問題に取り組んでいた。例えば、昨年の秋には、CEOであるJack Dorseyは、同社が処理時間を3秒以下に短縮することができたと語っている。

本日(米国時間8月15日)同社はその時間を更に短縮したことを発表した。Squareの非接触型チップリーダーならびにレジスターは、今やチップ付カードを2秒で処理することができる。これを達成するために、Squareは支払いパートナーと密接に協力していると言われている。そしてカードイシュアからの返信を待つこと無く、カードを読み取ったらすぐに取り除けるように、プロセスの合理化も行っている。

対照的に、ウォールストリートジャーナルが数年前に50回以上のトランザクションでチップ付カードの計測をしたときには、その平均処理時間は13秒だった。こう聞くと余計な秒数はそれほど大きなもののような気はしないが、しかし急いでいたり、人びとが後ろに並んでいるときには、この違いが苦痛をもたらすものとなる。

さらに、これはビジネスのための本当の差別化を生み出すことができるように思える。この発表の中で、ビール会社Local Brewing Co.の、共同創業者兼醸造責任者であるRegan Longは、ジャイアンツのサンフランシスコAT&Tパークの近くにある彼の醸造所では「ビールのお会計を済まそうとするお客さんが一気に押し寄せる」ことが常であると語っていた。

「Squareのチップ付カードリーダーのアップデートによって、お客さん1人をさばく時間を半分にすることができました。このことで早く最初の1杯を飲もうとするお客さんたちに、ハッピーな時間を過ごして貰いやすくなりました」と彼は付け加えた。

より速いチップ付カード処理に加えて、Squareはまた別の速度関係の発表を行った。最新のアップデートによって、Squareの無料POSアプリは、もし選択すれば、サインの収集をスキップすることができるようになる。

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(翻訳:sako)

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TechCrunch Japan

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