STORES 予約が入退室管理クラウド「iDoors」とAPI連携開始、完全非対面で予約から入退室管理まで一元管理

STORES 予約が入退室管理クラウド「iDoors」とAPI連携開始、完全非対面で予約から入退室管理まで一元管理

オンライン予約システム「STORES 予約」(ストアーズ予約)を提供するヘイ(以下、hey)は9月1日、エーティーワークス提供のクラウド型入退室管理システム「iDoors」(アイドアーズ)とのAPI連携を開始したと発表した。同連携により、予約から入退室の管理までを完全非対面で実現可能となった。

iDoorsは、エーティーワークスが独自開発し提供しているIoT電気錠制御盤「iDoorsエッジ」に様々な「認証端末」をつなげることで、どこからでも入退室管理が行えるクラウド型入退室管理システム。顔認証、QRコード、ICカードなどの認証端末を利用でき、遠隔地にある設備や無人設備などの入退室管理も行える。

今回のAPI連携により、STORES 予約で予約を行うと、iDoorsより自動で予約当日の入室キーが発行される仕組みを実現したという。設備の入室方法はテンキーリーダーとQRリーダーの2種類から選択でき、どちらも固定パスワード、またはワンタイムパスワードを設定可能という(いずれもiDoorsへの加入および導入工事が必要)。

予約から入退室管理までを完全非対面で実現可能にすることで、コロナ禍の感染症予防・対策に加え、システムのオートメーション化による設備管理時のヒューマンリソース削減が可能になるとしている。

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TechCrunch Japan

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