Surface Duo 2が日本で2022年前半発売予定、Snapdragon 888搭載・5G対応で全方位進化

Surface Duo 2が日本で2022年前半発売予定、Snapdragon 888搭載・5G対応で全方位進化

Microsoft

秋の新デバイス発表イベントで、マイクロソフトがデュアルスクリーン Android端末の新製品 Surface Duo 2 を公開しました。

Surface Duo 2は、手帳のように畳める二枚の画面でマルチタスクに強いAndroid端末の新モデル。

二つ折りやペン対応は初代から継承しつつ、Duo 2は最新世代の Snapdragon 888プロセッサ搭載、5G対応、背面に広角・望遠・超広角トリプルカメラ搭載など、スマートフォンでもあるAndroid端末として全面にパワーアップしました。

Surface Duo 2が日本で2022年前半発売予定、Snapdragon 888搭載・5G対応で全方位進化

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Surface Duo 2の主な仕様は、

  • 5.8インチ1344 x 1892 PixelSense 有機ELディスプレイ x2枚。一枚と見なすときは8.3インチ2688 x 1892 PixelSense Fusion。最大輝度800ニト、DCI-P3 100%広色域、最大90Hzアダプティブリフレッシュレート、HDR、表面カバー素材は最新のゴリラガラス Victus。各種Surfaceペン対応
  • Qualcomm Snapdragon 888 5Gプロセッサ
  • 8GB LPDDR5メモリ、128GB / 256GB / 512GBストレージ
  • 5G対応。eSIM / Nano SIMのデュアルSIM
  • 背面トリプルカメラ。
    広角:12MP、f/1.7, 27mm相当、1.4μm画素、デュアルピクセル位相差検出AF、光学手ブレ補正
    望遠:12MP、f/2.4、51mm相当、1.0μm画素、位相差検出AF、光学手ブレ補正、2倍光学ズーム
    超広角:12MP、f/2.0、13mm相当、1.0μm画素
  • 前面カメラ:12MP、f/2.0、24mm相当、1.0μm画素
  • USB-C 3.2 Gen 2
  • 初代よりわずかに厚くなった5.5mm厚。二つ折り時は11mm
  • 重量284g
  • バッテリーは4449mAh。動画再生で最長15.5時間、通話28時間
  • 指紋センサー
Surface Duo 2が日本で2022年前半発売予定、Snapdragon 888搭載・5G対応で全方位進化

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サムスンの折りたたみスマートフォン Galaxy Z Fold / Flip シリーズは、柔軟なディスプレイ自体が継ぎ目なしに真ん中から折れる点が特徴ですが、Surface Duo は二枚が蝶番でつながった「デュアルスクリーン」。

継ぎ目がある見なし大画面というよりも、二つのアプリを左右に表示して使うマルチタスクのプロダクティビティを重視した製品です。

資料を見つつメールやワードやエクセルを編集したり、ビデオ会議の参加者の顔と画面共有を両方大きく表示したり、対応アプリでは左右のドラッグ・アンド・ドロップといった使い方に加えて、Kindleのように見開き2ページ表示になるアプリ、左右にフォルダと中身など二画面に最適化したアプリもマイクロソフト純正を中心に用意します。

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仮に開いた見なし1画面として比較するなら、対角8.3インチは新しい第六世代 iPad mini と同じ。縦横比がやや違うため Surface Duo 2のほうが面積としては微妙に広く、画素数も多くなっています。(326 ppi と401ppi)。

重さはDuo 2が284g、iPad mini 6は293g / 297gと微妙な差はありますが、概ね開いたときは iPad mini 新モデルのサイズと考えて間違いありません。

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画面を畳んだときでも側面に見える「Glance Bar」。充電状態や音量、通知アイコンなどを確認できます。

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本体色は従来の Glacier に加え新たにオブシディアンを追加。カラフルなバンパーも用意します。

Surface Duo 2 の価格は1499.99ドルから。米国など一部の市場では本日より予約を受け付け、10月21日に発売します。日本では2022年前半発売予定。

(Source:Microsoft 製品ページEngadget日本版より転載)

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。