TC Tokyo「スタートアップバトル」の本戦に進む20社が決定!12月2日、3日に生配信

12月2日、3日の2日間でオンライン開催されるTechCrunch Japan主催のスタートアップとテクノロジーの祭典、「TechCrunch Tokyo」についての最新情報をお伝えしよう。同イベントに登壇するセッションスピーカーの情報はこちらの特設サイトにて随時アップデート中だが、今日発表するのは、創業3年以下のスタートアップによるピッチバトル「スタートアップバトル」の決勝に進むファイナリスト20社だ。

スタートアップバトルは法人設立3年未満、ローンチ1年未満のプロダクトやサービスを持つ新進気鋭のスタートアップがステージ上で熱いピッチを繰り広げるピッチイベントだ。今では上場企業となったマネーフォワード、freee、Gunosy、Kaizen Platformや、日本が誇る注目ベンチャーのSmartHR、WHILLも輩出する一大イベントとなっている。昨年は、物流のラストワンマイルにおいて配送効率化アプリ「TODOCUサポーター」などを提供する207が優勝。投資家や大企業の新規事業担当者も多く参加するTechCrunch Tokyoでは、スタートアップバトルをきっかけに出資が決まったり、優秀な人材の採用につながることも少なくない。まさに日本のスタートアップ業界の登竜門とも言えるイベントだ。

今年も多数の応募社が集まり、記事末に紹介させていただいた書類審査員による審査を経て、以下のファイナリスト20社が決定した。彼らは12月2日、3日のイベント当日、本戦審査員の前でピッチを行う予定だ。イベント参加者はその様子をライブ放送で視聴できる。最終戦は12月3日を予定していて、今年の優勝企業が決定する歓喜の瞬間をぜひ楽しみにしていただきたい。3500円でイベントコンテンツのすべてを楽しめる早割チケットの販売は、11月22日までだ(チケット購入ページはこちら)。ぜひこの機会にご検討いただきたい。

今年のファイナリスト20社(AtoZ順)

  • AironWorks:イスラエル国防軍8200部隊出身エンジニア開発のサイバーセキュリティシミュレーションプラットフォーム
  •  APTO:AI開発でボトルネックになるデータ作成作業を素早く低コスト・高品質に実施できる「harBest」を提供
  • Ax Robotix:【動く寝具】をベースに睡眠データを収集しインターネット経由で常にUpdateすることで成長する寝具サービスを提供
  •  CloudBrains:副業・フリーランスとの煩雑なやりとりをクラウド上でスマートに一元管理できる「Lansmart」を提供
  • Contrea:インフォームド・コンセントを効率化・質向上する病院向けクラウド「MediOS」を提供
  •  DATAFLUCT:「データ活用の民主化」実現のため、ノーコード機械学習プラットフォームを展開
  •  Ex-Work:ジョブ型での組織設計・人材マネジメントを実現するHRクラウド「Job-Us」を提供
  •  FastLabel:AI開発を高速化する教師データ作成サービスを提供
  •  HAKKI AFRICA:信用スコアリングTechを活用したアフリカの中古車マイクロファイナンス
  •  Kiva:ECの為の延長保証サービス「proteger」を運営
  •  OH YEAH:不動産業界でも最もIT化が遅れていて、アナログな賃貸管理業界をテクノロジーで解決する「raQkan(ラクカン)」を提供
  •  Rsmile:工程管理や受発注の仕組みに加え、各地域作業員も含めた不動産管理のプラットフォーム「COSOJI」を運営
  •  Scene:製造業向けの3Dドキュメントツール「Scene」を提供
  •  VoiceApp:Web会議システムでの外国語話者との会話にて、リアルタイムで音声を翻訳し、字幕形式で表示
  •  アニポス:ペット保険統合プラットフォーム「ANIPOS」でペット保険をより良くし、成長を加速
  •  エイターリンク:マイクロ波ワイヤレス給電(WPT)によりデジタル世界を実現
  • ジェイタマズ:アポイントを取らずその場で商談する「OPTEMO」で顧客との関係をWEBで最適化
  •  パートナーサクセス:プロダクトベンダーと販売パートナーをつなぐパートナー連携クラウド「PartnerSuccess」を開発・提供
  • パナリット:人財の財務諸表 – データクレンジングや可視化の専門性を活かして、ヒト周り(人的資本)の分析や意思決定を可能に
  •  リージョナルフィッシュ:ゲノム編集技術を用いて水産物の品種改良を進め、スマート養殖技術を開発

書類選考審査員(五十音順)

有安 伸宏氏:起業家・エンジェル投資家
今野 穣氏:グロービス・キャピタル・パートナーズ 代表パートナー
澤山 陽平氏:Coral Capital 創業パートナー
田島 聡一氏:Genesia Ventures, Inc. CEO/General Partner
西田 隆一氏:B Dash Ventures ディレクター
和田 圭祐氏:インキュベイトファンド 代表パートナー

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。