Tesla、独自の音楽ストリーミングサービスを計画か

もうすぐTeslaは音楽サービス会社になるかもしれない ―― 電気自動車とソーラーエネルギー製品に加えて。これはRecodeの最新記事によるもので、Teslaはそのために音楽レーベルと話をしていると伝えている。

計画中のサービスは、Pandra風の無料ストリーミングラジオとしてスタートするかもしれない。理論的にはTesla車と結びついたものと考えられる。Teslaはずいぶんと奇妙なことに手を出すものだと思えるが、今月始めのTesla株主総会で、ファウンダー・CEOのElon Muskは同社が音楽サービスを検討していることをほのめかしていた。

Muskは、運転中に聞きたい音楽の「良いプレイリストや良いマッチングアルゴリズム」を見つけることは現在非常に難しいと指摘し、Teslaに何ができるかを年内に発表すると言った。

Muskのいわくありげな物言いは、興味をそそる秘密を知っていて、誰かに少しだけ言いたくてしかたのない人のようだ。これもまた、LAの交通事情に対するMuskの憤激から生まれたThe Boring Companyと同じく、個人体験に端を発したプロジェクトに違いない。

Teslaがパートナーと組むのではなく自社でやる必要があると思った理由はまだわからない ―― あるいは音楽レーベルとの交渉次第で、最終的にどこかのサービスと提携することになるかもしれない。

そして、たとえ奇妙に感じられたとしても、もしTeslaが、ほとんどの時間自動運転している未来の車を考えているなら、サービスはTeslaにとって鍵になるビジネスだ。中でも音楽は走行中に車内で利用するのに最適なサービスだ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook