Twitter、Jack Dorseyの永続的CEO復帰報道で4%高

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今日(米国時間9/30)Re/codeは、数ヶ月に及ぶ噂の後、Jack Dorseyが永続的CEOに就任すると報じた。これまで投資家や同社に近い人々はDorseyの登板を望んできたが、取締役会の手続きが続いていた。そとも早ければ明日には完了するとRecodeの情報筋は伝えている。これは、DorseyがTwitterとSquareを同時に率いることを意味している。取締役会も改編され、元CEOのDick Costoloは退任する見込みだ。

Twitterの株価はこのニュースを受け4%以上高値をつけた:

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投資家のChris Saccaは、次期CEOにDorseyを推す熱心な支持者の一人だ。Dorseyにとってこれが2度目の任務となる。

[多くの投資家、アナリスト、ユーザー、広告主、メディアパートナー、およびTwitter従業員にとって、誰かが次のTwitter CEOになるべきかは明白だ。]
[Twitterは @jackを永続的CEOに指名し、@adambainをプレジデント兼COOに昇格させるべきだ。@evは取締役会最高責任者になるべきだ。]

Saccaをはじめ多くの人々は、Twitterがサービスを進化させ成長を促進して再び軌道に乗るためには、Dorseyが適任であると信じている。それはこれが元々彼のプロジェクト(Ev WilliamsのOdeoに基づく)だからだ。彼はTwitterの「心の拠りどころ」であると、内部で度々言われてきた。

元Twitterのプラットフォーム責任者で現在Redpointの投資家であるRyan Sarverは、Dorseyの復帰について思いをこう語った。

[私は今もTwitterが10億人以上の人々に触れる世界で最も重要なサービスの一つになれると信じている。]
[Twitterは才能ある人にとってずっと面白い働き場所になり、@Jackは最高の人材を引き入れる能力を見せてきた。]

果たしてDorseyが実際CEOに復帰するかどうかに関して、あるゆる兆候は肯定的だ。残る疑問は「いつ」だけだ。その疑問は一部人材の流失や不満を呼んだ。おそらくこれがTwitterに必要なパンチなのだろう。

本誌はTwitterとSquareの両社にコメントを求めており、情報が入り次第続報する予定だ。

アップデート:両社ともコメントを拒んだ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook