Twitterに買収されてわずか半年, VineがApple App Storeの無料部門でトップに

Twitterが昨年の10月にビデオ制作のVineを買収したときには、その立ち上げの前からみんなが、これからはビデオもツイートできる!と興奮して期待した。

1月の終わりにTwitterは、喝采の中で、そのアプリのローンチを行った。その後アダルトコンテンツが問題になり、目立つ場所からは一時的に消えてしまったが、そのあとは、ブランドやセレブたちによるおもしろい使われ方をされるようになった。

そして今日は、協同ファウンダでクリエイティブディレクターのRus Yusupovによると、これまでの苦労がすべて報われ、無料アプリのトップに躍り出た:

https://twitter.com/rus/status/321406005076451328

[ツイート訳: 今日は世界で人気ナンバーワンのアプリになった記念すべき日だ。]

https://twitter.com/bobby/status/321406757983358977

[ツイート訳: Vineはバットマン(Batman)より上だね。]

ゲーム以外のアプリがトップになるのは、すごいことだ。また、Twitter本体のアプリと並んで上位に2本あることも、すごい。もちろん、Twitterがプッシュした効果もある。無料のアプリのトップは、そこで大量かつ急激ににダウンロードされてから、最終的にはしぼむのが常だけど。

でも上の図表は、新しいダウンロードと、現在のダウンロード人気に基づいている。だから、Twitterの本体アプリは35位だ…すでにこれまで多くの人がダウンロードしちゃったから。トップの座に長くいることは、だから、これまでの「累積ダウンロード数」ではなくて、「今でも新規ダウンロードが多い」ことを意味している。

ソーシャルのジャンルでVineの好敵手は? それはSnapchatだ。でもこの二つのあいだには、かなりの数のゲームがある。しかも今はiOSオンリーだから、今後の成長の余地が大きい。Instagramも、Androidへ行ってから大きく伸びたもんね。今ではInstagramの全ユーザの半分近くが、Androidだ。

ソーシャル企業における複数アプリ戦略は、きわめて有効だ。それはFacebookがMessenger、Instagram、それに素早くヒットしたPokeなどで証明したとおり。大きなプラットホームが、ビデオなど(あるいは、ついに音楽も?)細かいアプリでサービスを多様化していくと、これまでのユーザも少なくとも一度ぐらいはそれらを試したくなるからね。

おめでとう、Vineのみなさん。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))