Twitterは2019年中に従業員比率の5%が黒人、5%がラテン系を目指す

先週Twitterは最新の多様性レポートを公開し、新しい生活体験担当副社長兼ダイバシティー&インクルージョン(I&D)責任者を発表した。「I&Dと人間の本質的機能の両方に決定権を持つ一人のリーダーのもとで統合するために」同社はDalana Brand氏を生活体験担当副社長兼ダイバシティー・インクルージョン責任者に昇進させた、とTwitterのCMOであるLeslie Bertland氏が米国時間3月14日にツイートした。

同社のレポートによると、Twitterの従業員比率は現在、40.2%が女性、4.5%が黒人、3.9%がラテン系だ。これらの数字は昨年より改善されている。

管理職クラスでもTwitterの女性、黒人、ラテン系の比率は改善された。

一方Twitterで2018年に置きた人員の自然減を見ると、女性が39.6%、黒人が3.9%、ラテン系が4.2%だった。

Twitterは管理職クラスでの各グループの目標も設定した。これは人材を引きつけ、維持し、活躍させるための方策だ。Twitterの人種・性別分布の詳細は以下の通り。

「この図に現れていないのが、性的指向と性自認(ジェンダー・アイデンティティー)で、これはこのカテゴリーの自己認識に関する当社の調査が不十分だったためだ」とTwitterはブログ記事に書いた。「われわれの自己認識に対する一新した取り組みと匿名調査によって、今後は当社の正確な状況を公表できるようになると信じている。これは、当社が障害のある人々や軍事的地位のある人々についても報告するようになることを意味している」

今後Twitterは、このレポートを年次ではなく四半期ごとに発行し,賃金や昇進の平等性に関するデータも公開する計画だ。今日のツイートでBerland氏は、同社が現在分析を行っており準備ができ次第結果を報告すると言った。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

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TechCrunch Japan

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