TwitterのDick Costoloが‘良きCEO’の定義を述べる–何よりもコミュニケーションが重要

2013年はTwitterにとって、とても良い年だったから、同社のCEO Dick Costoloがクランチーズ賞(Crunchies Awards)で「CEOオブ・ザ・イヤー賞」を取ったのも当然だ。

本誌の協同エディタMatthew Panzarinoが、授賞式の楽屋裏でCostoloをつかまえ、短いインタビューを行った。昨年の同社の成功について。良きCEOの為すべきこととは。Twitterの監督の“プレーブック”*には何が書いてあるの?とPanzarinoが尋ねたら、こんな含蓄のある答が返ってきた:〔*:playbook, アメフトの監督の作戦手帳。〕

“二つのお話をしよう。NBAの新コミッショナーAdam Silverに彼のオフィスで会ったとき、誰かがNBAの文化について尋ねた。すると、Adamは言った、‘NBAのある名選手によると、優勝チームは試合で決まるのではなく、バスの中で決まる’と。彼が言ったのは、チーム作りの重要性と、チームとしての一体感、コートの外でもお互いがつねに支え合い緊密に連携し合うことの重要性だ。組織が機能するためにも、同じことが言える。私が毎日、細心の注意を払っているのも、まさにこの点だ。

あるインタビューで、こんな質問をされた: ‘CEOとしてのご自分を何と表現されますか?’、と。ちょっと考えてから、私はこう答えた: ‘そうだね。いつもそこにいることだね’、と。

チームのためにいつもそこにいて、みんなが考えていることを理解しようと努めている。社員の心の中や頭の中にあることを正しく理解していれば、CEOとしての正しい意思決定ができるし、また意思決定を正しく伝えることもできる。そして会社の全員が、その意思決定について十分に理解している状態が形成される。

だから、良きCEOであるために為すべきことを一言で言うなら、自分が理解していることを、全員が確実に理解しているように、することだ”。

その楽屋裏インタビューの全編を、上のビデオでご覧いただきたい。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))