Uber、イタリアで営業停止命令。不当競争の疑い

本国ではWaymoと法廷闘争を続けているUberは、海外でも問題を抱えている。Reutersによると、イタリアの裁判所はUberに対してイタリア全土における営業を禁止した。Uberがタクシー運転手に対して不当な競争を仕掛けていると裁判所は判断した。

中でもローマの裁判所は、Uberは運輸会社でありながら運輸法を守っていない ― 料金は運輸法で決められたものではない ― と言っている。これは、価格面でUberとは競争できないと主張するタクシー協会の主要な争点だ

Uberは10日以内に営業活動を中止しなくてはならず、広告は一切出せない。もしそれ以降営業を続けた場合、Uberは1日当たり1万ユーロの罰金を払わなくてはならない。

UberはLa Repubblica紙に、控訴する意思があると伝えた。またUberは、この国の運輸法は時代遅れでありイタリアのユーザーの利益にならないと言っている。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook