Uber、タクシー風の屋根看板のデザインをイブ・ベアールに依頼

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ご存じの通り、有料の乗客を運ぶ車の屋根にはライトアップされた大きな看板が乗っている。これは世紀の大発明というわけではない。街中を走る黄色のチェッカー柄の車の屋根にも似たようなものが乗っているのを見ればわかる。それでも、Uberの新しい特許は、ユーザーがうっかり赤の他人の車に乗ってしまうことを防げるかもしれない。

Uberの新たに受理された「発光するサイネージ装置」特許は、薄くて軽いライトアップされた看板で、「車両の屋根または適切な大きさのモバイル環境」に掲示することを目的としている。Uberが最初に特許申請したのは2014年で、今週ついに認可された。これで同社のロゴは多くのドライバーのダッシュボードにある小さな表示より、ずっと目立つようになる。

もちろん、会社が特許を出願したからといって近い将来道路がUberのタクシー看板で溢れることは当分ない(永久に、かもしれない)。しかし、それでも注目すべきなのは、Travis KalanickとShalin Aminという見慣れたUberの名前のすぐ下に書かれた名前だ。

イヴ・ベアールは、もちろんその道では知られた名前だ。過去数十年間にこのスイス人デザイナーは、JawboneのJamboxやOLPCのグリーンとホワイトのXOノートPC等象徴的なハードウェアデザインをいくつも手がけてきた。そしてこのベビーベッドロボットを忘れることはできない。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

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TechCrunch Japan

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