Uber、秘密アプリでLyftドライバーを追跡した疑いで訴えられる

Uberがまた一つ訴訟を抱えた。今回は、”Hell” と呼ばれるプログラムを使っているという疑いについてだ。原告のMichael Gonzalesは、Uberがこのソフトウェアを使ったとされる時間にLyftのドライバーとして運転中だった。彼は500万ドルの集団訴訟を起こすことを検討している。

Uberは内部で“Hell” と呼ばれている秘密のソフトウェアを使ってLyftを追跡していた疑いがある。このアプリを使うとUberはLyftドライバーが何人乗車可能で料金はいくらなのかを見ることができるという。Hellは、誰かがUberとLyftの両方でドライバーをやっているかどうかも調べられるとされている。

カリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所に提出されたこの訴訟は、UberがLyftドライバーのプライバシーを著しく侵害し、カリフォルニア州プライバシー法および連邦盗聴法に違反しており、不当競争に関与していると主張している。

Uberは、The Information誌が当初報じたLyftとUberの両方に登録しているドライバーに優先順位をつける「優先配車」の部分については否定している。ただし、Hellの存在そのものについては確認も否定もしない。しかしこの裁判の性質上、原告はUberがそのようなプログラムを所有していたかどうかを証明する情報を、開示期間中に請求できる。

Uberはこの訴訟に対して21日間の回答期間が法的に認められている。本誌はUberにコメントを求めている。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

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TechCrunch Japan

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