Uberのドライバーが受け取ったチップは年間総額6億ドル

昨年ようやくアプリ内でチップを渡す機能を導入して以来、Uberのドライバーは計6億ドル以上のチップを手にした。Uberは昨年8月にチップ総額5000万ドルを達成している。

今年5月に評価とチップを乗車中に入力できるようにして以来、チップ金額は30%増加した、とUberのプロダクトマネージャー、Dhruv Tyagiがブログに書いた。去る4月、Lyftは開業以来のチップ総額が5億ドルに達し、平均チップ額は2016年から2017年にかけて8%近く上昇したと発表した。

もちろんLyftは、Uberほど多くの地域で利用できるわけではない。Lyftは米国とカナダのみで営業しており、一方Uberは、米国、カナダ、中南米、ヨーロッパ、中東、アフリカ、東アジア、南アジア、東南アジア、オーストラリア、およびニュージーランドで運行している。すなわち、利用できる大陸と都市が多いことはチップの機会も多いことを意味している。

Uberドライバーが最も多くチップを得た都市は、ユタ州ソルトレイクシティ、テキサス州サンアントニオ、ミズーリ州カンザスシティ、ルイジアナ州ニューオリンズ、およびテネシー州ナッシュビルだった。Lyftが数字を公表したときに最も気前がよかったのは、ニューヨーク市、アトランタ、デトロイト、ダラス、サンノゼ、ミネアポリス、およびニューヨーク州ウェストチェスターの乗客だった。

時間帯で見ると、木曜、金曜、土曜日にチップが多い。意外ではないだろうが、チップがいちばん多かったのは、木曜日の午後8:12、土曜日の午後10:33、および日曜日の午前5:17だった。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

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TechCrunch Japan

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