VineのiOS 8アプリは好きなチャネルを簡単に見られるようになった、外部ビデオの投稿も楽に

おもしろいVineを作るのは難しいけど、でもこの6秒ビデオアプリのまわりには、すばらしいクリエイターたちのコミュニティが育っている。今日(米国時間10/21)のiOS版のアップデートでVineはさらにその輝きを増し、Comedy(コメディ)やMusic(音楽)などのチャネルから編集者が選んだ傑作のすべてを、見られるようになる。アップデート後のアプリはiPhone 6/6+向けに最適化され、iOS 8で新たに導入された共有拡張機能を使って、Vineの外で撮ったビデオでも、簡単に共有できるようになった。

それまでは、いちいちVineを開いてビデオをアップロードしてからでないと、共有できなかった。今度のアップデートでは、ビデオを記録したら小さなSend Toボタンを押し、共有先としてVineを指定すれば、自動的にVineのTrim and Crop(トリミング)画面にビデオがロードされる。

もっと重要なのは、チャネルをフォローするボタンの導入だ。以前は、特定のクリエイターをフォローしたり、Discoverセクションでチャネルを見るしかなかった。ぼく(Josh Constine)はとくにComedyチャネルが、インターネット上のすべてのコンテンツの中でも最高に好きで、くだらないのも、そのくだらなさが楽しい。インターネット上のいろんな話題の、震源地の一つだ。この記事には、Comedyチャネルのぼくのお気に入りをいくつか埋め込んだ。 [情報開示: Vineの“アフィリエイト化”をやっているNicheのDarren LachtmanはJosh Constineの従兄弟だ。]

ちょっと面倒なのは、目的のチャネルに到達するまでのクリック数の多さだ。また各チャネルには上位200のVineが載っているが、それを選ぶアルゴリズムが良くないので、ときどき駄作が混入している。

でも今度からは、チャネルフォローボタンを押すだけでComedyチャネルへ行けるし、上位作品は人間編集者が選んでいる。またその中には、友だちや、自分がフォローしているクリエイターの作品も必ず入っている。というわけで、Vineがとても見やすくなり、通(つう)でないユーザでも楽しめ、しかも上位作品がフォロワー数数百万という大スターのクリエイターの作品に集中せず、無名の人の作品でも、おもしろければ選ばれるようになった。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。