Visual Studioの協業機能、Live Shareが一般公開。デバッグセッションも共有可能

今日(米国時間5/7)Microsoftは、同社主催のデベロッパー・カンファレンスBuildで、以前発表したVisual StudioおよびVisual Studio codeの協業開発機能、Live Shareを全デベロッパーに公開すると発表した。これまではプライベート・プレビューのみだった、今後は無料版Visual Studio codeエディターのユーザーを含め誰でも利用できる

Live Shareは、ある意味でGoogle Docsの協業機能と似ている。デベロッパーは全員のカーソル位置や、同僚がタイプしているところをプラットフォームによらず見ることができる。Live Shareセッションに参加しているデベロッパーは、自分の気に入った(カスタマイズされた)環境をそのまま利用できるため、従来の画面共有と比べて柔軟性がずっと高い。

MicrosoftがBuildで特に強調していたのが、デバッグセッションも共有できる機能だ。これは全員がブレークポイント設定してログを見ることができることを意味している。コードを書くことは重要だが、デバッグセッションを共有できることは、多くのデベロッパーにとってそれ以上に重要かもしれない。

Live Shareは、C#、Python、Java、Go、C++を含む主要プログラミング言語で利用できる。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。