Webサイト構築サービス依然好調, 今度はWeeblyが$35MのシリーズCを調達

Webサイトを作るための使いやすいツールを提供しているWeeblyが今日(米国時間4/22)、シリーズCで3500万ドルの資金を調達した、と発表した。

投資家は、以前からの投資家Sequoia Capitalと、中国の企業Tencentだ。WeeblyのCEO David RusenkoがWall Street Journal紙に、同社の評価額が4億5500万ドルだった、と述べている。

Rusenkoは資金調達の発表声明で、次のように述べている: “テクノロジが職場に浸透し、世界の職業市場に大きな影響をもたらしている今日、弊社は企業の跳躍台となって、あらゆるアイデアの実現に貢献したいと考えている。SequoiaとTencentからのサポートによって実現した弊社の次のステップは、Weeblyのアクセス性の一層の増大である。弊社は今後も継続して、人びとがその力を発揮できるための技術的プラットホームを構築し、人びとがそのアイデアや情熱を成長性に富むビジネスに育てていく過程を、支援したい”。

同社によると、現在のユーザ数はおよそ2000万人で、“世界各国の”人たちが、Webサイトやブログやオンラインストアを作るためにWeeblyのサービスを利用している(実はぼくも、Weeblyを使って自分の個人的なWebサイトを作った)。

同社と競合するSquarespaceも先週、4000万ドルのシリーズBを発表した。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。