Windows 10、現在7500万台のデバイスで動作中

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Microsoftは、数年以内にWindows 10を10億台のデバイスで走らせるというゴールの7.5%を達成した。今日(米国時間8/26)ソフトウェアの巨人は、最新オペレーティングシステムのWindows 10が、7500万台のマシンで動いていると発表した

同社はさらに、番号が振られた一連のツイートの中で、興味深い宣言をした。

[Windows 10用のWindows Storeでは、デバイスあたりのアプリのダウンロード数が、Windows 8より6倍多い]

2つの数字はMicrosoftのデベロッパーへの売り口上だ:Windows 10のシェアは拡大中で、ユーザーはアプリをこれまで以上にダウンロードしている。あるいはもっと簡単に言えば、Windows 10のアプリを早く作れば作るほど、定着したユーザーベースを早く利用できる、という論理だ。

私が思うに、Windows 10の早期導入ユーザーは、一般パソコンユーザーよりもテクノロジー志向が強いので、この早い時期にユーザーあたりのアプリダウンロード数が多いのは当然だ。それでも、6倍という数字は、ささやかな楽観が許される程度には大きいかもしれない。判断は人それぞれだ。

ただ私は、先へ進む前にかつての自分を笑いものにしておきたい。
今月私は、 Windows 10に関する記事を同僚のRon Millerと共に書いた。その一部を引用する:

Brad Samsは最初のスクープから4日後に再び内部情報の入手に成功した。それによるとWindows 10のインストール数は2500万台に跳ね上がった。Samsによれば「あるいは2700万台に達しているかもしれない」ということだ。

先週の金曜に2500万(あるいは2700万)に達したということは週明けには3000万に届いているだろう。今月中に5000万に達する可能性は十分にある。

私は控えめすぎだった。十分な罰を与えられなくてはならない。

Windows 10が公開される前、われわれはMicrosoftがWindows 10のダウンロード数やユーザーの定着度に関する数字を公表〈できない〉だろうと思っていた。今日のニュースを基に、各自が予想することができる。一月以内で7500万台という数字は、十分すぎるスタートと言えるだろうが、1日あたりの起動回数のデータがほとんどわからないので、1年後のWindows 10エコシステムがどうなっているかはわからない。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

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TechCrunch Japan

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