Windows 10の無料アップグレード、やっぱり海賊版は除外

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先週末にこのページ、特に旧バージョンのWindowsの海賊版を持っている人たちがWindows 10にアップグレードすることをMicrosoftが許す - あるいは許さない ― かに関するニュースを見ていなかった人のために、私がお手伝いしよう。

しかし、現実以上のストーリーを書くことはできないので、時間節約のために、ZDNetのMary Jo Foleyが今日書いた記事を引用しよう:

アップデート No. 2(6月22日):Microsoftは再びこの説明に挑戦した。結論として、Insidersプログラムに参加している純正Windows 7または8.1ビルドのユーザー〈以外〉は、Windows 10 RTMが公開されても無料コピーを入手〈できない〉ことがわかった(ただし、Windows Insiderを継続してRTM以降のInsiderビルドを入手することはできる)。Windows 10への無料アップグレード特典を受けるためには正式なWindows 7または8.1が必要という条件は、Insider、非Insiderに関わらず全員に適用される。これはMicrosoftが今日更新したブログに書かれていることに関する、私の最大限の解釈である。

最後の行をご覧あれ。 ちょっとしたヒント:もしMary Joに理解できないなら、誰にも理解できない。記者の階級で言えば、FoleyはMicrosoftのスクープに関してノストラダムスに近い。

ともあれ、Windowsの海賊版を使っている人々がWindows 10にただ乗りできない、というのは驚くべきことではない。Microsoftは自らを変革しようとしているが、文字通り自分たちのビジネスを作り上げたものを、タダで配るほど急速にではなかった。

まさしく、サービスとしてのWindows。ただし海賊版に対して正式にではない。そんな転換はあり得ない。

そういうわけでWindows 10まであと37日。ただし海賊版を除く。少なくとも正式には。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

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TechCrunch Japan

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