WWDC:Apple、プログラミング言語Swiftをオープンソース化

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Apple上級副社長Craig Federighiは、昨年のWWDCでデビューしたプログラミング言語Swiftをオープンソース化すると発表した。

Federighiによると、AppleはSwiftコンパイラーおよびiOS、OS X用ライブラリーのコードを提供するだけでなく、追加の試みとしてLinux用に作られた同じソースコードも提供する。これによってデベロッパーは、バックエンドのコードを、Appleの言語で書くことが可能になる。Swiftの文法の一部はサーバーサイドプログラミングで主に使われている言語に由来している

Federighiは、Swiftを2015年末までにオープンソース化すると語った。この時期が守られることを願いたい ― かつてスティーブ・ジョブズが言ったことで知られる、FaceTimeプロトコルをオープンソース化して、サードパーティーアプリに統合できるようにするという約束を、Appleはまだ果たしていない。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

投稿者:

TechCrunch Japan

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