YCに支援を受けたPlaybookは、学生たちが情報をオンラインで知らせ合いオフラインで一緒に活動する手助けをする

ソーシャルプランニングのアプリで、世界を席巻したものはまだない。数年前には複数のアプリたちがこれを狙い、みな失敗して行った。Swarmでさえこの方向は諦めて、単に位置情報の記録に集中することにしたのだ。

しかし、Y Combinatorの支援を受けた新しい会社が、注目を集めているようだ。そして、驚くべきことに、その成功の鍵は位置情報だったのだ!位置情報だ!間違いではない!

このスタートアップはPlaybookと呼ばれている。主に注力しているのは、近くの人たちが今やっていることを知って、それに合流できるようにすることだ。実際、同社が狙っているのは、利用者たちがアプリ内で長時間を過ごすことではない。しかし、Playbookを最も差別化しているのは、このアプリが大学のキャンパスに集中しているということだ。

実際、Playbookと他のソーシャルアプリが辿った成功へ道のりの間には、幾つかの類似点が存在している。丁度Facebookのように、Playbookの創業者(Luke Heine、Raphael Rouvinov、そしてSean Sullivan)はHarvardの学生であるし、もともとHeineは友人が夏にどこにいるかを知るためのアプリ(当初はシンプルなスプレッドシートだった)を作っていた。2014年の時点で考えられていたことは、もし学生が友人たちの居場所を知ることができて数日の宿をお願いできるなら、夏休みに安く旅行をすることができるということだった。

最終的に、Heineはハーバードに通いながら、簡単なウェブサイトを作り、そのSummer Playbookサービスを13の学校に展開した。そうするうちに、Rouvinovに出会ったのだ。

2016年に、HeineとRouvinovは、ゼロからサイトを再構築し、アプリ開発を始めた。今度は夏の旅行計画に焦点を当てるのではなく、日々の生活の中で、皆が何をしているのかに焦点を当てるようなった。

ユーザーはアプリにサインアップしたあと、アプリを使用してキャンパス内の他の人びとに向けて、プラン(またはアクティビティ)を投稿することができる。そうしたアクティビティに含まれるのは、ジョギングから、パーティー、図書館での勉強、あるいは単にランチへ行くことなど様々だ。

「私たちが可能性を見出したのは、事前のスケジュール調整ではなくて、自然発生的なスケジュール調整でした」とHeineは語る。「私たちが考えたのは、5人の友達に直接メッセージを送って、15分以内にバスケットボールをすることは難しいかもしれないけれど、私がここに居て、しかもバスケットボールをやりたいと思っていることを、キャンパスに居る知り合いの誰かが知ることができるなら実現可能だ、ということなのです」。

そうしたアクティビティは、特定のグループやキャンパス全体、あるいは近くの他の学校とも共有することができる。このアプリは2月以来、ハーバード大の中で試験運用されているが、Playbookはこの後プリンストン、ウェルズリー、イェール、ミシガン大学でも開始する予定を立てている。

昨年の夏には、126ヵ国の230の大学から約2400人がデスクトップサイトにサインアップし、約1600の会話が行われた。今年の2月11日にアプリが公開されて以来、244人のユーザーのうち3割は毎日アプリをチェックするようになっている。

PlaybookはY Combinatorから合計12万ドルを調達した。

(日本版:本アプリはまだ “.edu” で終わるメールアドレスをもっている者しかサインアップできないようだ)

[原文へ]
(翻訳:sako)