Zynga、520人(18%)に上る大量レイオフ計画を確認

アップデート: Zyngaはわれわれが報じたレイオフの計画が事実であるとプレスリリースで確認した。 AllThingsDによれば正確な数字は520人のレイオフ(全社員の18%)だ。

Zyngaはこれにより税引き前ベースで7000万ドルから8000万ドルのコスト削減が実現できるとしている。こうしたコスト削減策を講じた後でも、第2四半期の決算予想は3900万ドルから2850万ドルの赤字となっている。

従業員宛のメッセージでCEOのMark Pincusは「ソーシャル化、モバイル化、タッチスクリーン化などのイノベーションにリスクを取って挑戦する力を与えるプロアクティブな措置」と呼んだ。

以下の私の記事はZyngaがレイオフを公式に認める前に書かれたものだ。

Zyngaは全社員の1/5程度を対象とするレイオフを計画しているようだ。Zyngaが大規模なリストラを行うのはこれが初めてではない。昨秋、CEOのMark Pincusはコスト削減に取り組んでいると述べ、その後5%の社員をレイオフした。同時に不振なゲームをいくつか中止した(公開前に開発が中止されたものもある)。経営陣は提供するゲームの数は年内にも上向くとしていた。

前四半期のZyngaのフルタイムの社員は2902人だった。Zyngaの売上と利用度合いは、最新の四半期決算の数字を見る限り、依然として減少傾向だ。Pincusはこれを「デスクトップからモバイルに重点をシフトする際の過渡期の現象」だとしている。

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。