日用品・食品通販の価格比較サイトや法人向けの残量管理・自動発注システムを展開するスマートショッピング。同社は2月9日、2017年2月までに総額約2億円の資金調達を実施したことを明らかにした。
同社に出資したのはアドベンチャー、Makers Boot CampのMBC試作ファンド、シリコンバレーのVCであるNOS Ventures LCCに加え、SHIFT代表取締役の丹下大氏を含む数名のエンジェル投資家だ。
現在スマートショッピングはコンシューマー向けに日用品の価格比較サイト「スマートショッピング」、法人向けにIoTデバイスを用いた在庫管理・自動発注サービスを提供している。
価格比較サイトについては食品や生活用品について、Amazonや楽天、ロハコなどの主要ネット通販の送料を含めた価格を調べられることが特徴。購買履歴からの残量予測や商品を選ぶための独自コンテンツ、買い物の手間を減らす購買代行などのサービスも提供している。
またオフィスや飲食店、工場といった法人向けに残量管理、自動発注をサポートするサービスを運営。独自のIoTデバイス「スマートマット」を通じて商品の残量を計測し、そのデータを用いて適切なタイミングで自動発注できる仕組みを開発した。
スマートショッピングでは今回調達した資金で開発・営業基盤を強化するともに、新たなサービス開発にも取り組む方針だ。