2014年に出荷されたAndroid Wearデバイスはわずか72万台。トップはMoto360(Canalys調べ)


昨年の消費者はスマートウォッチを選り好みしなかったが、だからといって買い漁ったわけではなかった。調査会社のCanalysが今日(米国時間2/11)発表したレポートによると、2014年に出荷されたAndroid Wearベース端末はわずか72万台強で、この年の「スマート・ウェアラブル・バンド」総数460万台の16%だった。Moto 360が集団の先頭を走り、Pebbleも豊富なアプリと積極的価格のおかげで好調を保っているとレポートは伝えている。

出荷台数100万を切るこの数字は、Android Wearにとっても参加OEMにとっても、大成功とは言い難い。ただしMotorolaのMoto 360は、供給不足が原因と思われる。LGのG Watch Rは、初代のG Watchより好調のようであり、これはGoogleのウェアラブル用プラットフォームを使用しているOEMが、市場の探究を続けるうちに重要な教訓を学んでいることを意味している。

ただし、Android Wear端末が出回るようになったのは2014年の後半になってからだ。それでもこの数字は、OEM各社がまだ市場を見守っている段階であることを示すものであり、価格へのプレッシャーもすでに高まっている(アクセサリーとして使われるにもかかわらず、中級スマートフォン自身よりも高い)。そしてGoogle製プラットフォームとOEMメーカーの未来の鍵を握っているのは、皮肉なことにApple Watchかもしれない。

Appleのスマートウォッチは4月にやってくる。AndroidとAndroid Wearにとってはライバルである一方、報道や消費者のマインドにApple Watchが出現することによって、Android端末オーナーに、同等品を探す気を起こさせるかもしれない ― スマホごと買い替えることと比べれば。仮に初期の比較(AppleがWatchの販売台数を公表したとして)でクパチーノの腕時計コンピューターが大きくリードしたとしても、長い目で見れば、Android Wearが恩恵に預かる可能性はある。

Android OSは、2008年(HTC Dreamが最初の一般向け端末としてデビューした年)の64万500台から、2009年には10倍増したので、Android Wearも、スマートデバイスを腕につけることの価値を誰かが消費者に示すことができれば、まだまだ伸びるかもしれない。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


このLGのクレイジーなスマホ画面にはベゼルが殆どない

スマートフォン画面の周囲にあるあの余分なスペースを見飽きた方へ。

あのスペースが実は重要な機能(画面以外の場所に指を置く)を提供していることはとりあえず忘れて、この作品に驚嘆しよう。

LGが作ったその5.3インチ、1080pディスプレイのベゼルはわずか0.7ミリしかない。

まさしくこれはクレイジーだ。それはまるで、新しいiPhoneの発表が近づくたびに出現する、ファン製作による「次期iPhone」のモックアップのようであり、尽きることのない殆ど不可能な機能の欲しい物リストの一項目にありそうだ。

良いニュース? どうやらLGは実際にこれを量産する意志があり、単なる技術力を誇示するためのデモではなさそうだ。残念ながら、ここアメリカ本土のわれわれはしばらく待たなくてはならない。LGは、このスクリーンが中国のスマートフォンで最初に使われると具体的に言っている。

さて、果たしてどうやってこれを手に持てばよいのだろうか…

もちろん上下のベゼルに関しては、前面カメラ、ホームボタン、そして電話を電話として使うためのあの厄介な受話器スピーカーを残さなくてはならない。下の写真は、それらを取りまぜた時にこのスクリーンを使った端末がどうなるかの一例だ。

【日本語版注:〈参考〉シャープ AQUOS Crystal

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レビュー:LG G3は超薄型ベゼルがクール、ディスプレイ、カメラも優秀―今年のAndroidのベスト機種

私の最後のLGスマートフォンは2008年のLG Shineで、その後はずっとSamsungを使っていた。しかし今回、LGの新しいフラッグシップ・モデルをテストしてみてまたLGに戻ろうかと思っている。

ビデオレビュー

 

スペック

  • ディスプレイ: 5.5インチ、Quad HD IPS (2560 x 1440, 538ppi)
  • チップセット: Qualcomm Snapdragon™ 801 Quad-Coreプロセッサー、2.5 GHz
  • 接続:Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0 LE (APT-x)、NFC
  • メモリ: 32GB eMMC ROM (24GBまで拡張可能)/ 3GB DDR3 RAM / microSD(2TBまでサポート)
  • 価格:598ドル(キャリヤ契約なし)

仕様の詳細はこちら

プラス:

  • 美しいディスプレイ
  • デザイン全般
  • 高性能カメラ
  • バッテリー駆動時間

マイナス:

  • 過熱する
  • 筐体裏側がすべりやすい

Design

超薄型ベゼルに囲まれた5.5インチ・ディスプレイは見とれてしまうほど美しい。前のモデルに比べて角はやや丸められており、裏側や少しカーブしている。全体にスマートなデザインだが、材質はプラティック(ポリカーボネート)だ。

LG3は大型だが、最近では5.5インチは普通のサイズだ。重量は149.8gで、背面のカーブのおかげで私の手にはぴったりだ(もっとも私の手はかなり大きい)。しかし女性など手の小さいユーザーの場合、片手で保持するのは苦しいかもしれない。特に背面が滑りやすいので注意が必要だ。

カラーバリエーションは、黒、金、白、紫、赤だ。

パフォーマンス

Quad HDディスプレイの採用で表示の速度が低下しているのではないという懸念があったが、2.5GHz Snapdragon 801と3GBの RAMは他のフラッグシップ機と同等のパフォーマンスを見せた。

G3はゲームなどでハードに使うと過熱ぎみになることがある。何人かのユーザーが過熱問題を報告しているが、個体差かどうかまだはっきりしない。GmailやChromeなど普通に使っているかぎり過熱することはない。

G3のりあカメラは1300万画素で、Optical Image Stabilizer Plusという手ぶれ補正システムを組み込んでいる。UIはシンプルで使いやすい。このカメラは赤外線レーザーをAFの補助に用いるため、暗いところでもAFが速い。

カメラの能力はすばらしい。暗い場所でもディテールが豊富でノイズも少ない。ただ照明のぐあいによって色味が薄く写るように感じることがある。4Kビデオも撮影できるが、4Kテレビを持っていなくては意味がない。

210万画素のフロントカメラ(LGは自撮りカメラと呼んでいる)には「ビューティー・フィルター」が組み込まれていて肌を明るく滑らかに写す。しかしその効果が強すぎてやや不自然な場合もある。自撮りするときに手を写し込んで、拳を握るとシャッターが切れるというおもしろい機能もある。

機能

SamsungのTouchWizを4年使ってきて、メーカーのスキンではない本来のクリーンなAndroidユーザーインタフェースを使いたいものだとずっと思っていた。しかしG3のスキンは控えめで軽量で好感が持てる。ただし、たいていのAndroidスマートフォンと同様、設定画面わかりにくい。キーボードベストはいえない。キーボードの高さを調節できるのは好むユーザーもいるだろう。

【中略】

ディスプレイ

最近のスマートフォンは能力に問題があるということはまずないので、選択の基準はデザインやなにか突出した能力があるかどうかという点にかかってくる。G3が誇るは2560x 1440(534ピクセル/インチ)のQuad HD LCDディスプレイだ。 この高解像度ディレクターは確かにすばらしいが、正直なところ、他のフラッグシップ機のディスプレイとの差は並べて比べてみないと気づかない。また見る角度によって色が薄れることがある。

バッテリー

私は今週G3をゲーム、メッセージ、ウェブ閲覧などで大いにハードに使ったが、バッテリーが20%以下になるのは8時間から9時間後だった。通常の使い方なら3000mAhのバッテリーはほぼ1日もつだろう。

結論

前に持っていたLG Shineから相当に間が空いてしまったのでどういうモデルか事前に予想がつかなかったが、G3はうれしい驚きだった。長所は数多く、短所はほとんどない。カメラとディスプレイはすばらしい。超薄型ベゼルのデザインもクールだ。今年発表されたAndroidスマートフォンの中で間違いなくベストだと感じた。LG G3に乗り換えて損した思うことはないと保証できる。

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Samsungもコモディティー化による「死の価格レース」に巻き込まれている

テクノロジーの歴史で繰り返し起きてきた現象がまた起きている。あるジャンルの製品があまりに多様化し、無数のメーカーによってありとあらゆる機能とデザインが試されると、ユーザーの選択の基準は最後には価格に収斂してしまう。いったんそういう状況になると、小回りの効く新興メーカーが低価格を武器に既存の大メーカーに挑戦し、大メーカーは高価なハイエンド製品にシフトして売上高を確保しようと試みる。たとえばDellはネットブック市場の不振にDell Adamoで対応しようとした。そしてけっきょくは底なしの価格競争に疲れ果てて全員が倒れることになる。

ノートパソコン、フィーチャーフォン、上記のネットブックなどみなこの運命をたどった。

どうやらこの「死の価格レース」がスマートフォン市場にもやって来たようだ。いっとき絶好調だったLGもHTCも不振が続いている。次にコモディティー化の波に飲まれそうなビッグ・プレイヤーはSamsungだ。今後ひどいことになりそうな予感がする。

私はGalaxyシリーズの大ファンだ。しかし最新のS5には乗り換えなかった。理由はソフトウェアだ。もともとAndroidは完璧には遠い(といえば非難のコメントが殺到しそうだ。こう感じるのは私だけなのだろう)システムだが、マルウェアがはびこり、Play Storeにはガラクタのアプリが大量に並んでますますユーザー体験を損ねている。私は我慢して使っているが、楽しんでいるわけではない。

そのうえSamsungにはライバルが次々に現れている。300ドルのCyanogenmodベースのギーク向けスマートフォンもあれば、HuaweiやLenovoのエントリー・モデルもある。特に中国ではSamsungのシェアが急速にXiaomiに奪われつつある。130ドルと手頃な価格ながらスマートなRedMiハンドセットはSamsungの安っぽいプラスチックのエントリーモデルから魅力を失わせている。KantarWorldPanel ComTechの5月末のレポートによると、4月にはXiaomiは販売台数トップの座を再度奪った。しかも顧客の4分の1はSamsungからの乗り換えだったという。

つまりSamsungはシェアは低いものの天文学的利益を積み上げているAppleから無名のハードウェア・スタートアップまで全員と競争しなければならない。

この好ましからゼル状況はSamsungの売上高の推移に現れ始めている。売上高は9%から11%ダウンし、利益は24%ダウンした。S5は起死回生の特効薬という触れ込みだったが、 そうはならなかった。笑ってしまうのはこのブルームバーグの記事と記事のURLの食い違いだ。〔記事のタイトルは『Samsung、四半期決算はアナリストの予想を下回るも業績回復を予測』だが、URLの文字列には『Samsung予測を下回る―低価格製品が不振』とある〕。ビジネス界は皆Samsungに回復してもらいたいのだが、そういう情勢にはなっていない。

テクノロジー・アナリストのBen Thompsonはこの点について鋭い説明を与えている。まず第一に「ほとんどの消費者は価格を第一に考える」。たとえばMoto GとSamsungのスマートフォンという選択では結局価格がものを言う。無数の類似製品の山の中ではブランドは無力だ。

Thompsonはこう書いている。

結局のところSamsungの最大の問題はソフトウェアで差別化ができていない点だ。そうなれば長期的な競争力の源泉は価格しかなくなる。この点ではHPとDellを先例として学習する必要があるだろう。スマートフォン市場はパソコン市場とよく似ている。独自のOSを搭載したハードウェアのメーカー〔Apple〕だけが巨額の利益を積み上げる一方で、それ以外の全てのメーカーはソフトウェアの支配者に利益を吸い上げられるだけの敗者となってしまう。

と、これが偽らざる実情だ。どんぐりの背比べの参加者で満員となった市場(そうではないと言っても無駄だ)では差別化の要因は価格だけになる。誰もそんな競争はしたくない。しかしけっきょくはそこに落ち込んでいくのだ。今後状況はさらにひどくなるだろう。

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Android Wearベースのスマートウォッチ、LG Gのファースト・インプレッション

LG G Watchを手に入れてからまる1日、寝るとき以外はずっと身につけていた。Googleのスマートウォッチ用OS、Android Wearベースのデバイスを試すのはこれが初めてだが、これまでに受けた印象は「間違いなく役立つ」というものだ。

この腕時計の付け心地は普通の腕時計と同様で、特に具合の悪いところはない。軽く、やや大きいが、少なくとも私の腕に対しては大きすぎるというほどではない。LGは万人向けにデザインしたと言っているが、それでも腕の細いユーザーなどにはやや大きすぎるかもしれない。

このスマートウォッチは実に巧妙にスマートフォンを補完してくれる。GoogleはAndroid Wearの開発にあたってどの機能を搭載し、どの機能を省くか慎重に考えぬいたことがうかがえる。スマートフォンに来るプッシュ通知がすべてそのままAndroid Wearにも来る。LG Gの画面下部に通知が来ていることが表示され、上にスワイプすると内容が読める。Wear向けに最適化されたアプリの場合、アプリ内のページをスマートウォッチに表示させることができる。またハングアウト・アプリなどの場合、メッセージに対して音声入力を用いて返信できる。

LG Gの音声入力は良く出来ている。私は昨晩、Google I/Oの懇親パーティーの騒がしい会場でも音声入力を試したが、どんな条件でもほとんど認識エラーは出なかった。“OkGoogle”という呼びかけによる起動も問題なかった。実際、音声コマンドで思ったよりずっとたくさんのことをLG Gにやらせることができて驚いた。

ただしとおりいっぺん以上のことをさせようとすると設定は多少面倒だが、その原因の一部は私が使っているLG Gは一般公開前のベータ版のソフトが搭載されているためだ。あとアプリをロードするのにだいぶ時間がかかり、「少々お待ちください」と何度も言われる。7月7日の出荷までにはこのあたりが改善されていることを期待したい。

一言でいえば、GoogleのAndroid Wearはスマートウォッチのインターフェイスとして合理的であり十分役立つ。Google Nowは天気やスケジュールなどをポップアップで随時表示してくれる。メールやハングアウト・メッセージに定型文や音声入力で返信することがのは大にに時間の節約になる。腕時計タイプのデバイスに向いているタスクはすべて出来るが、余計な機能は省かれている。

Android Wearのおかげで明日にも世界中にスマートウォッチが溢れるということにはならないだろうが、このジャンルをメインストリームに向けて大きく前進させたことは確かだ。LG Gスマートウォッチはそのパイオニアとして十分に納得のいくプロダクトだ。この後、もっと長時間使ってみた上でさらに詳しいレポートもお届けする予定だ。

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Google、スマートウォッチOS、Android Wearを発表―最初の製品はLG ‘G’とMotorola Moto 360

Googleは新しいスマートウォッチ向けプラットフォーム、Android Wearを発表した。OEMメーカーはこのOSを利用してウェラブル・デバイスのハードウェアを開発することができる。

Android Wearableを採用した最初のスマートウォッチは次の四半期にリリース予定のLGの Gウォッチとなる模様だ。この製品にはスマートウォッチ版Android UIが搭載されており、いまやおなじみとなったOk Googleという音声コマンドに常時反応する。Googleによれば他のOEMパートナーも今年中に製品を発表するという。

Android Wearはまずスマートウォッチで製品化されたが、Gooleによれば、他のさまざまなウェラブル・デバイスに利用可能だという。

Android Wearableは多くの面でGoogle Nowの拡張として機能するようデザインされており、ユーザーの置かれたコンテキストを判断して、もっとも必要としそうな情報をもっとも必要としそうなタイミングで提供する。常時待機状態の音声コマンドで質問をし、音声で回答を得ることが可能だ。音声コマンドではメッセージやメールが送信できる他、フライトを予約したり、予約の確認をしたりできる。

音声コマンドとコンテキスト化された情報の提供に加えて、Android Wearableはフィットネスとヘルス関連の機能も装備されている。フィットネスの目標設定、実績、目標達成の度合いなどをリアルタイムでモニタするアプリを動作させることができる。またGoogleのスマートウォッチはマルチデバイスの操作をサポートしている。つまりスマートウォッチに音声で命令することによって、タブレットやテレビなど、接続された他のデバイスをコントロールすることが可能になる。GoogleによればChromecastによるコンテンツのストリーミングをAndroidWearableのスマートウォッチから操作できるという。

今回のAndroid Wearの発表にあたってはLGとMotorolaが主要なパートナーだ。MotorolaのMoto 360はLG Gとまったく異なるデザインで、OEMメーカーはAndroid Wearを利用しながらそれぞれ極めて独自な製品を作れることが見てとれる。Moto360の発売は今年の夏になるもよう。

LTとMotorolaに加えて、Asus、HTC、Samsung、Fossilなど多数のメーカーがハードウェア・パートナーに加わっている。

GoogleはAndroidデベロッパー向けにWearableのSDKのプレビュー版を公開した。このSDKを利用すると、既存のAndroidアプリをAndroidスマートウォッチと連携動作させるエクステンションを開発することができる。スマートウォッチ単独で動作するアプリより利便性を高めることができる。

プレビュー版SDKには、Androidアプリの通知がAndroid Wearデバイス上でどのように表示されるかを再現するエミュレータが用意されている。角型、丸型どちらのスクリーン・タイプにも対応しており、通知をさまざまにカスタマイズ表示したり、音声化したりするためのAPIもある。

Androidの拡張としてウェアラブル・デバイス用のOSを提供することはGoogleとしては自然な方向だ。発表された実装を見ると、GoogleNowに非常に近いが、スマートフォンを代替するのではなく、スマートフォンと連携してその機能を拡張するという方向だと感じられた。この点は先行しているPebbleも同様のアプローチだ。ソニーのSmartwatchやSmartwatch2がスタンドアロン型であるため、コンテキストを理解した適切な情報をリアルタイムで提供することに失敗しているのと対照的だ。この点では最初のGalaxyGearも同じような失敗をしている。

現在の段階ではGoogleはハードウェア・パートナーと共にウェアラブル・デバイスで何ができるかをデモし、学んでいる段階だろう。今後さらに洗練された製品が続くことになることを期待したい。

続報あり。…

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Googleのスマートウォッチの仕様がリーク―LGのOEMでハードの能力はGalaxy Gear 2レベル

GoogleとNexusでもGoogleのハードウェアのパートナーを務めるLGが準備中のスマートウォッチについてさらに情報が入ってきた。

情報源は@evleaksだ。この情報源はこれまでにも未発表のデバイスについて何度も正しい情報をつかんだ実績がある。われわれがGoogleのスマートウォッチの開発が進んでいるという記事を掲載したすぐ後で@evleaksはOMEはLGで、発表はGoogleのI/Oデベロッパー・カンファレンスになるだろうとツイートした。

@evleaksによれば、ハードウェアの仕様は1.65インチ・ディスプレイ、画素は280×280、つまり240ppiで、RAMは512MB、ストレージは4GBだという。これはローエンドのスマートフォンのスペックに近い。プロセッサは不明だが、ディスプレイ解像度がやや低いものの、その他の仕様ではSamsung Galaxy Gear 2にほぼ匹敵する。

各種のリーク情報を総合するとGoogleブランドのスマートウォッチの登場は近いようだ。手首を舞台にしたウェアラブル・デバイス戦争が本格的に始まろうとしている。

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LG、LINEと提携してスマート家電をチャットでコントロール―冷蔵庫がビールが何本残っているか教えてくれる

ここラスベガスではLGのCESプレス・カンファレンスが始まったところだ。LGはすでに多数のスマート家電を販売しているが、今回、同社はユーザーがこうしたスマート家電と対話する方法の革新に乗り出した。

CTOのScott Ahnが紹介した、LG HomeChatはユーザーがスマート家電にテキスト・メッセージでコマンドを送り、状態を知らせる回答を得ることができるバーチャル・アシスタント・サービスだ。LGの短いデモ・ビデオではユーザーが冷蔵庫にメッセージを送って(冗談を言っているのではない)ビールが何本残っているか調べたり、テレビに写真を送って大画面で見たりするところが紹介されていた。

LGは本気でスマート家電との統合を進めている。電子レンジにある料理の作り方を尋ねるとレシピが送り返されてくるし、食器洗い機は作業が終わるまであとどれくらいかかるか教えてくれる。 現在のところ、スマート家電と会話するにはLGのHomeChatアプリ、あるいはもっと重要な点だが、LINEメッセージ・アプリを使うしかない。

LGがLINEと提携した理由は考えるまでもないだろう。LINEの登録ユーザーは3億人前後で、CEOの森川亮は2014年には5億人を達成したいと述べている。つまりLGのスマート家電がそれだけの消費者と対話可能になったわけだ。

しかしLINEとの提携は氷山の一角だろう。Ahnは特定の名前は挙げなかったものの、LGは他のメッセージ・サービスとも同様の提携を進めていると語った。同じ韓国企業であるカカオトークと交渉しているだろうことは容易に想像できるが、世界的な大手のWhatsAppや中国の巨大サービス、WeChatとの提携もあるかもしれない。 さらに情報が入り次第アップデートする

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全世界における携帯電話出荷台数のうち60%がスマートフォン。Samsungが首位ながら、5sが人気のAppleもシェア復活を睨む

スマートフォンの出荷台数は全世界的にみて増加し続けているようだ。Strategy Analyticsの最新レポートによると、2013年第3四半期は昨年の1億7280万台から45%伸びて、2億5100万台に達している。

「四半期ベースで2億5000万台を超えたのは初めてのこと。全世界における出荷携帯電話10台につき6台がスマートフォンとなっている。アメリカなどの先進地域では、LTEモデルが成長を引っ張っているようだ。そして中国などの発展途上地域では3Gモデルが主力となっている」と、Strategy AnalyticsのシニアアナリストであるLinda Suiは言っている。

ブランド別で言えば、やはりSamsungが首位に立っている。世界のスマートフォン台数のうち35%のシェアを握っているそうだ。ちなみにSamsungの出荷台数は1年で55%の伸びを示し、合計出荷台数は8840万台にのぼっている。フラッグシップモデルであるGalaxy S4の出荷には落ち込みが見られるが、これは新しいNote 3ファブレットに対するニーズが高まっていたり、あるいはGalaxy Yなどの安値モデルを選択する人もいるせいだ。

この四半期を見るとSamsungはAppleの倍以上のスマートフォンを出荷しているのだが、Strategy AnalyticsのエグゼクティブディレクターであるNeil Mawstonは、「iPhone 5sの大人気により、次の四半期にはAppleが挽回するだろう」と述べている。

2013年第3四半期に関しては、Appleの出荷したiPhone台数は昨年の2690万台から3380万台となっている。iPhone 5sおよび5cの出荷を待っていた消費者も多かったようで、伸び率は26%となっている。スマートフォン全体の伸びが45%程度であったことを考えれば、低い数値に留まっている。おかげでAppleのシェアは16%から13%に下がってしまうこととなった。

Samsung、Appleに続く第3位となったのはファーウェイ(Huawei)で、昨年比67%の伸びを示し、2013年第3四半期での出荷台数が1270万台となっている。但しシェアは5%程度であり、上位2社からは大きく遅れをとっている。ちなみに今期におけるファーウェイの伸びは、国内市場でのP6およびG610モデルの人気が大きく寄与している。

「中国国内でのファーウェイの強さは安定的なものがある。しかしアメリカやヨーロッパでのマーケットでは成功を収めているとは言えない。今後、ビッグ2と競っていくためには、世界市場での成長が欠かせない」と、Strategy AnalyticsのシニアアナリストであるWoody Ohは言っている。

第3四半期におけるベスト5をあげておくと、上記3社とLGおよびLenovoとなっている。

LGは1200万台のスマートフォンを出荷して、5%弱のシェアを獲得している。LGの年間成長率は71%となっていて、これはトップ5の中で最高となっている。LGの伸びはヨーロッパ市場における人気が牽引しているのだとのこと。今後の成長のためには、中国およびインドでのシェア獲得にも力を入れていく必要があるだろうとのことだ。

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(翻訳:Maeda, H


Nexus 5、新カラーモデルと発売日の最新予想

今やGoolgeとLGの新Nexus 5に関して、われわれの〈知らない〉ことはあまりない — リークしたサービスマニュアルによって技術的詳細が山ほど暴かれた上、GoogleはGoogle Play Storeにこのデバイスを「誤って」掲載し、16GBモデルに349ドルの値札をつけた。

そして今日、@evleaksのおかげで、来るべき新型スマートフォンの新しい外観を垣間みることができた。過去数ヶ月間見てきたつや消しブラックではなく、新たにリークされた画像にはホワイトバージョンが写っている。

Nexus 5の、から 実際の製品に至る長い道のりをご存じない方のために書いておくと、このAndroid 4.4 KitKat端末には、1080ピクセルの4.95インチディスプレイ、4コアSnapdragon 800チップセット 2.3GHzが搭載されている。おっと、RAM 2GB、アクティブLTE通信、およびわずかに改善された2300mAhバッテリーも忘れてはならない。いずれもかなり堅実なグレードアップだと我々は考えている。

新しいカラー以上に重要かもしれないのが、Nexus 5発売日の最新情報だ — どうやら11月1日がカレンダーに印を付けるべき日のようだ。長らく10月15日が正式公開日だと思われてきたが、その日が過ぎてもGoogleからは何も出てこなかった。次に10月24日にニューヨークでGoogle Playの小さなイベントがあるという噂が流れたが、ふたを開けてみれば単なる一部報道機関の顔合わせ程度のものだった。

これにMobileSyrupの10月31日発売という予想を加味すると、今月末にNexus 5がデビューする可能性がにわかに高まってきた。もちろん、それまでには数日しかないのに未だに確たる証拠がない — Googleから招待状は送られてきていない。よって、このあまり秘密ではない秘密がいつまで続くのかは未だにわからない。興味深いことに、Nexus 5が実際にGoogle Play Storeに登場した時、これが唯一のNexusにはならないかもしれない。LTE対応のNexus 4が、Bluetooth分科会の端末認証リストに掲載されている。

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(翻訳:Nob Takahashi)


FCCへの提出書類によるとNexus 5はLTEあり, ディスプレイ5インチ, プロセッサはSnapdragon 800でLG製だ

Googleの次のNexusデバイスは、今週の初めに、Android KitKatの同社製プロモーションビデオで見え見えのリークがあって以来、噂が過熱している。そして今日(米国時間9/6)は、EngadgetがスクープしたFCCへの提出書類が、今後アメリカで発売されるLGの新製品について詳細に記述している中で、Googleの次のAndroidリファレンススマートフォン(“参考製品”)の具体的な情報をいくつか明かしている。

その提出書類の中で”D820″と呼ばれているものが、Nexus 5だろう。載っている写真中の製品は、Googleのビデオでちらっと見たものとそっくりだ。Qi規格によるワイヤレス充電をサポートしているというが、それは同じLGのNexus 4にもあった機能だ。さらに提出書類をずっと見ていくと、このどうやらNexus 5らしき製品は7バンドLTE、802.11ac Wi-Fi、5インチディスプレイを搭載し、Android 4.4が載っている(ファームウェアの名前は”Key Lime Pie”となっているから、KitKatの一件はごく最近の話らしい)。

デバイスのサイズは131.9mm x 68.2mmで、Nexus 4よりもやや薄くて短い筐体に、対角線サイズで0.26-inch大きいディスプレイが載ることになる。これが正しければ、上下のベゼルがわずかに削られていることだろう。コマーシャルに登場する新型Nexusフォーンは、9to5Googleが撮ったスクリーンショットで見られる(下図)。また、フィリピンのYugatechにあるファン提供の画像は、新製品の姿形がもっとよく分かる(上図)。

GoogleがNexus 4を発売したのは2012年12月、発表は10月だったから、そろそろ新製品が出てもよい頃合いだ。当時はLTEの欠落がいちばん目立ったから、今回相当広い帯域のLTEをサポートしたことはビッグニュースだ。それにプロセッサがSnapdragon 800であることも、ご立派である。まだ詳しい形状等は分からないけど、そのアンロック価格が前のNexus 4なみなら、Androidスマートフォンを買う人にとって無視できない候補製品だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


WebOSは終った。もう何も起こらない

事実は受け止めなければならない。WebOSは死んだ。熱狂的コミュニティーの断固たるサポートにもかかわらず、かつてのモバイルOSが今後商用製品となることはなく、LGが買おうが買うまいが、WebOSが生き残る可能性は皆無だ。

もはやWebOSは、その存在を終え、命を断ち、安らかに眠る。それは元OSだ。

HPは、あらゆるパソコンメーカーが直面しているのと同じ低迷状態を経験している。もし少しでも、TouchPadとWebOSのアップデートに力を注いでいればこの低迷から逃がれられたかもしれないが、彼らは膨大な量の価値ある積荷を投げ捨て、その中にはWebOSチームも入っていた。LGが買うと言われているのは、彼らがスマートTV製品に使うための出来合製品であり、本物のOSではない。HPが売ろうとしているのはお荷物である。

テレビ用オペレーティングシステムは、グラフィカル環境の取り組みとしては最低の部類だ。テレビのアップグレードサイクルはカタツムリの速さで、メーカーからは見放され、消費者からは殆ど見えない。WebOSをテレビに持ち込むことは、医療機器に組み込むのと同じくらい最悪だ。ゆっくりとした確実な老化が約束されている。

WebOSに関する最後のビッグニュースは1年前の3.0.5のリリースだった。コミュニティーWikiは8月以来更新されていない。もしゾンビOSというものがあるとすれば、これだ。

もう終っている。たとえ噂が本当だとしても、そもそもLGが無料のAndroidの代わりにこれを使おうと考えていること自体、HPが投げ売りしようとしていることの証である。LGは、Samsungと市場シェア、マインドシェアの両方を争っている。ちょっとしたWebOSマジックは彼らを深い穴から一部分でも引き上げてくれるのかもしれない(そうはならないだろうが)。

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(翻訳:Nob Takahashi)