初来日のVINEチームにQ&A 日本ユーザーは3カ月で3倍、Twitter動画との住み分け、マネタイズは?

2周年を迎えた「VINE」のチームが初来日し、日本ユーザーが過去3カ月で3倍に増えていることを明かした。世界でのVINEの1日のループ数は15億回、月間アクティブユーザー数は1億人(アプリとウェブ含む)に上るという。TwitterでVINEを率いるJason Toffらが報道陣からの質問に答える形で、VINEの現状を語った。

――日本のユーザーが3カ月で3倍になった要因は?

正直なところわからないが、理解を深めるために来日した。考えられる要因としては、日本のスマホ浸透率の高さと、通信速度の速さ。特に通信は地下鉄を含めて高速にネット接続できるのが大きい。

――Twitterの「30秒動画」との住み分けは?

TwitterとVINEは目的が違う。Twitterについては「今この瞬間」のリアルタイム性が重視。一方、VINEは物語性がある。フォーマットも違う。世界は広いので両者が共存できるスペースはある。

――Instagramにユーザーを奪われない?

心配していない。VINEはエンタメを提供している。Instagramは、個人的な出来事を友達と共有するために使っている。VINEもそういった要素はあるが、少人数が大勢にエンタメ作品を発信している部分がある。

ご飯を食べるときに、1つのレストランだけで事足りる人はいない。動画関連プロダクトは増えているが、それと同じことが言える。VINEチームにもInstagramを使っている人がいる。

――日本ではVINEでの著作権違反はどう対応してる?

コンテンツオーナーから、違法アップロードされていると報告があった場合、確認し次第削除している。米国ではメディアが、VINEにコンテンツを提供する例もある。

――広告展開やマネタイズはどう考えている?

模索はしているが、現時点で発表の予定はない。今はクリエイターの満足度を高めることに注力しているし、Twitterも寛大でそれを認めてくれている。

――VINE発のスターをサポートしているというが、具体的には何をしている?

まだ始めたばかりで、特定のVINEスターにリーチしはじめたところ。試みとしては、VINE発のスターたちとイベントを共催している。そうすることで彼や彼女らも、VINEに後押しされる感覚を持ってもらえる。VINEには5人からなるキュレーターチームがいて、VINEのスターの卵を発掘して、「オススメ動画」としてプッシュしている。


Vine、キッズセーフなコンテンツを表示するためのVine Kidsを公開中

Vineがリリースした「Vine Kids」はもう使ってみただろうか。安全なコンテンツのみを表示する、キッズフレンドリーなVineアプリケーションだ。

コンテンツは、Vineに登録される数多くの投稿からキッズフレンドリーなものを選んで表示されるようになっている。インタフェースも子供が喜びそうな具合に変更されていて、左右にスワイプするたびに新しいコンテンツが表示されるようになっていて、スクリーンをタップした際には子供の気をひきそうなサウンドが鳴るようにもなっている。

オフィシャルブログから引いておこう。

1月に入って間もない頃、オフィス内でのちょっとした会話から生まれてきたプロダクトです。同僚の1人が、2歳になる自分の娘がVineのことをとても気に入っているのだと話していたのです。その同僚が、子供向けコンテンツが表示されるようなアプリケーションがあればよいと思うと言ったのでした。その言葉をうけて、直ちに社内ハッキング大会が始まりました。日常業務を片付けたら、嬉々としてプロダクトの形を考えたりしていたのです。そのような中、一緒に開発していた2名が、このVine Kidsを生み出しました。

もちろんご存知のことと思うが、Vineとは、Twitter社の所有するビデオサービスだ。アプリケーションを使って短いループビデオを作成して投稿したり、あるいは他の人の投稿をシェアしたりすることができる。

面白そうなコンテンツを発見しやすさを考えて、Vineはこれまでもコンテンツをさまざまなチャネルに分類して整理してきてはいる。しかし、子供にふさわしくないコンテンツなどが多く投稿されていることもまた事実だ。Vineをそのまま子供に使わせていれば、どうしてもそのような不適切なコンテンツも目に入ることになる。

そのようなことを避けようと登場してきたのがVine Kidsだ。このアプリケーションを開いて子供に渡せば、子供が次々にコンテンツを表示させても安心していられるというわけだ。

Vine Kidsについては、冒頭でもリンクしたブログ記事に詳細が記されている。

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(翻訳:Maeda, H


VineのiOS 8アプリは好きなチャネルを簡単に見られるようになった、外部ビデオの投稿も楽に

おもしろいVineを作るのは難しいけど、でもこの6秒ビデオアプリのまわりには、すばらしいクリエイターたちのコミュニティが育っている。今日(米国時間10/21)のiOS版のアップデートでVineはさらにその輝きを増し、Comedy(コメディ)やMusic(音楽)などのチャネルから編集者が選んだ傑作のすべてを、見られるようになる。アップデート後のアプリはiPhone 6/6+向けに最適化され、iOS 8で新たに導入された共有拡張機能を使って、Vineの外で撮ったビデオでも、簡単に共有できるようになった。

それまでは、いちいちVineを開いてビデオをアップロードしてからでないと、共有できなかった。今度のアップデートでは、ビデオを記録したら小さなSend Toボタンを押し、共有先としてVineを指定すれば、自動的にVineのTrim and Crop(トリミング)画面にビデオがロードされる。

もっと重要なのは、チャネルをフォローするボタンの導入だ。以前は、特定のクリエイターをフォローしたり、Discoverセクションでチャネルを見るしかなかった。ぼく(Josh Constine)はとくにComedyチャネルが、インターネット上のすべてのコンテンツの中でも最高に好きで、くだらないのも、そのくだらなさが楽しい。インターネット上のいろんな話題の、震源地の一つだ。この記事には、Comedyチャネルのぼくのお気に入りをいくつか埋め込んだ。 [情報開示: Vineの“アフィリエイト化”をやっているNicheのDarren LachtmanはJosh Constineの従兄弟だ。]

ちょっと面倒なのは、目的のチャネルに到達するまでのクリック数の多さだ。また各チャネルには上位200のVineが載っているが、それを選ぶアルゴリズムが良くないので、ときどき駄作が混入している。

でも今度からは、チャネルフォローボタンを押すだけでComedyチャネルへ行けるし、上位作品は人間編集者が選んでいる。またその中には、友だちや、自分がフォローしているクリエイターの作品も必ず入っている。というわけで、Vineがとても見やすくなり、通(つう)でないユーザでも楽しめ、しかも上位作品がフォロワー数数百万という大スターのクリエイターの作品に集中せず、無名の人の作品でも、おもしろければ選ばれるようになった。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


6秒ビデオ投稿サービスのVine、「ループ」導入で再生回数がわかるようになった

自分の投稿したコンテンツが何度閲覧されたのか。多くの人が気になるところだろうと思う。そうした人に向け、Vineは「ループ」(Loop Counts)を導入した。投稿したビデオが、何度再生されたかを示すものだ。

ちなみに、ほとんどの人がご存知とは思うが、Vineとは6秒間のビデオをInstagram風フィードにて流すサービスだ。みた人はそのビデオを「re-vine」したり、コメントを書いたり、あるいはお気に入りとして登録しておくことができる。

今回のアップデートはウェブ版でも同様に行われている。どこかに埋め込まれて再生された回数も、そしてもちろんVine.coで再生された回数もカウントされる。対応しているプラットフォーム全体での再生回数がカウントされるわけだ。

また今回のリニューアルにともなって、フィードに表示されるビデオのサイズを大きくして、端から端までいっぱいに表示されるようにした。またお気に入りへの登録状況やre-vine数などを表示するアクティビティフィードも新しくなり、未読と既読がわかりやすくなった。また投稿したビデオの人気が出た際には(お気に入り投稿回数が25回や100回といった基準値に達した場合等)、これも通知されるようになった。

アプリケーション版についてはiOS版およびAndroid版の双方ともに新機能を盛り込んだものがリリースされている。こちらからチェックできる。

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(翻訳:Maeda, H


Vine風ビデオをプライベートチャットに活用するConvies登場

Vineがプライベートなビデオメッセージを送ることができるようにしたその直後ではあるが、新たなビデオチャット用アプリケーションのConviesがリリースされた。友人(ないし複数の友人)にビデオメッセージを送ることを主目的にするものだ。プライベートなビデオチャットが第一義のサービスだが、FacebookやTwitterで共有することもできるようになっている。

ConviesはLerer VenturesのSoho Tech Labsのインキュベーションを受けて誕生したものだ。友人の間で利用するためのVine風アプリケーションを生み出そうとしてきたのだが、サービスのリリース直前に、Vineがプライベートメッセージ機能を実装して発表してしまった。

しかしファウンダーのMichel Loenngrenは、Convies独自の魅力があり、マーケットでも受け入れられるはずだと考えているのだそうだ。さらに、VineやInstagramなどはそもそもパブリックな写真/ビデオ共有ツールであり、一定の認知が行われたあとにダイレクトメッセージング機能などを追加してもあまりうまくいかないのが一般的だと感じてもいるとのこと。

「Vineはそもそもソーシャルアプリケーションで、そこにダイレクトメッセージの機能を追加しようとしています」とLoenngrenは述べる。「ConviesはWhatsAppやLineのように、まずチャットを指向したアプリケーションなのです。プライベートなチャットツールの中でのビデオの扱いについて、深く考えた設計となっています」。

Loenngrenは、このConvies以前にTimeFreezeというモバイル向けビデオアプリケーションを作った経験を持つ。日本の投資銀行で働く傍ら、サイドプロジェクトとして生み出したアプリケーションだ。Loenngren曰く、これがモバイルメッセージング分野の人材を探していたLerer Venturesの目に止まったのだそうだ。

Lerer Venturesとの交渉の末、Loenngrenは日本での職を辞し、ニューヨークに居を移した。そこでConviesのアイデアを生み出されることとなった。

Loenngrenはエンジニアリングおよび物理関係のバックグラウンドをもっており、それもあってTimeFreezeではビデオの再生速度をいろいろといじる仕組みを実装していた。ConviesでもTimeFreezeにて実装した機能をいろいろと再利用しているようだ。たとえばメッセージの送信前に、アプリケーションでスライダーバーを操作することによりビデオメッセージの再生速度をスローにしたり、あるいは逆に高速化することができる。

ともかくビデオありきのメッセージングアプリケーションということも、汎用的なメッセージングアプリケーションとは異なる魅力を備える要因となっている。ビデオのやり取りが自在の行えるように設計され、また複数ビデオの連続再生機能なども備えている。

ビデオの撮影はVineと同様の方法で行い、収録時間は6秒となっている。やり取りされるビデオメッセージは外部サイトで共有することもできるが、「locked」指定をすることで、あくまでもプライベートなものとしておくこともできる。尚、Vineのビデオフィードのような形で、特定の人に向けてではなく、公開ビデオとすることもできるようになっている。Conviesの中で公開しておくこともできるし、またFacebook、Twitter、WhatsApp上で公開したり、あるいはリンクをシェアすることもできるようになっている。

Lerer Venturesは40%の持ち分と引き替えにかなりの額を出資していて、またオフィスおよび各種リソースの提供も行っている。Conviesの運営に携わるメンバーは現在のところ4名で、Vineに似たところも多いアプリケーションを通じて、独自の使用感などもアピールしつつ、利用者を開拓しつつあるところだ。

VineというのはTwitterを使う場合と同様に、パブリックな意味合いを強くもつものだと言える。そしてVineについてはそれが魅力となり、いろいろな人が面白いビデオを作ろうとしている。Conviesの方はメッセージングに注力することで、よりパーソナルな魅力をアピールしようとするものだ。

モバイルメッセージング全般と同様、ビデオメッセージングの分野も非常に多くのサービスが競合しているエリアだ。ビデオ共有アプリケーションはもちろん、SMSツールとして親しまれてきたものも、ビデオなどのマルチメディアに対応するようになっている。そのような中、Cinviesがどのような動きを示していくのか興味深いところだ。

Conviesは現在iOS版が提供されており、Android版も開発中だとのことだ。

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(翻訳:Maeda, H


Vine、連続視聴に便利なTV Modeも搭載してウェブ版の提供を開始

Twitterの運営するVineがWeb版を新たにアナウンスした。また、投稿されているビデオをフルスクリーンモードで、連続して視聴するためのTV Modeも搭載された。

ストリームに流れてくるビデオを眺めたり、あるいは特定の人の過去の作品群を見てみたり、さらにはコメントを投稿したり、「いいね」したり、あるいはシェアすることもできるようになっている。

機能的な面でいえば、Instagramが提供しているようなものと同じ感じだ。ウェブ上で特定の投稿のみではなく、スマートフォン上で閲覧していくのと同様にいろいろな投稿を見て回ることができる。これまでもURLを指定すれば特定の投稿をウェブで見ることは出来たのだが、投稿者の他の作品を見てみるなどということはできなかった。ウェブ版でも特定作者の作品を続けて閲覧したりすることができるようになり、面白い作品を投稿した人の人気がさらに広まっていくことになるかもしれない。

Vineでは、昨年からウェブ版の用意を進めており、プロフィールページで用いるカスタムURLの受付を開始していた。取得したカスタムURLも、既に利用できるようになっている。

ちなみに今回リリースされたウェブ版は「フルバージョン」なものではない。たとえばwebcamを使ったビデオの投稿などは行えない。しかしこれまでに投稿したビデオをシェアしやすくなるのは間違いない。

また新たに加えられたTV Modeはかなり便利だ。ただ、ビデオを次々に再生するので、ループを使った面白さを味わえないのが少々残念ではある。ループをひとつの魅力として活用しているビデオはVine上に何本も登録されている。ループさせるかどうかをオプションで指定できるようにしれくれればと思う。但し「進む」と「戻る」のボタンがあるし、キーボードの矢印キーでも操作できる。繰り返しみたい場合、今のところはこれを使って対応することになる。

ウェブ版Vineは生まれたばかりではあるが、TV Modeはよく研究されたものだと言えるのではないかと思っている。多くの人がYouTubeなどのビデオサイト上でVineのコンピレーションを作成/閲覧して楽しんでいる。いくつものVineビデオを続けて閲覧したいと考える人は多く、それがこのTV Modeで実現したわけだ。「re-Vine」機能を使って、いろんな分野の「ベスト」を集めるコンピレーション専用のアカウントなども登場してくるに違いないだろう。

また、将来的にはタイムラインとは別の、Twitterでいう「リスト」のようなものができれば手軽にコンピレーションないしTV-Modeが楽しめるようになる。順序を変更する機能や、テーマ毎に複数のものが用意できればさらに楽しそうだ。

他にも面白い使い方があるかもしれない。ぜひウェブ版を試してみて、面白そうな使い方があれば教えて頂きたい。

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(翻訳:Maeda, H


Vine、グローバル展開を目指して一気に対応言語を19種類追加

Twitterの6秒ビデオ共有アプリケーションのVineが、いくつもの新しい言語をサポートしている。一気に増えたので数えるのも大変だが、しっかり数えてみると19言語だった。

サポートされた新たな言語はデンマーク語、オランダ語、フィンランド語、フランス語、ドイツ語、インドネシア語、イタリア語、日本語、韓国語、マレー語、ノルウェー語、ポルトガル語(ブラジル)、ロシア語、スペイン語、スウェーデン語、簡体字中国語、繁体字中国語、タイ語、そしてトルコ語だ。これらはiOS版およびAndroid版の双方でサポートされることとなった。ちなみにAndroid版ではフィリピン語およびポーランド語にも対応した。

将来的には人気上昇中のものや、多くの人が良いと評価しているものを国ごとに管理したいと考えているそうだ。全体の中で人気のものだけでなく、自分の国の中で人気を集めているものもチェックできるようになるわけだ。

新版のリリースについてのVineからの説明を掲載しておこう。

いろいろな国の言語に対応したことで、世界中の人々にとって面白いもの、知らなかったこと、世界の動きを感じさせてくれるものなどなどの動画を投稿したり閲覧したりするのが一層簡単になりました。

Vineでは国ごとの人気ビデオを閲覧するための仕組みも作り始めています。極東の日本の人たちにも、そしてその日本のちょうど裏側にあたるブラジルの人々にとっても、今回のアップデートはきっと便利に感じてもらえるのではないかと思います。これまで以上に、いろいろなビデオを見て回り、あるいは投稿してほしいと考えています。それによって、世界中の人が一層親しい存在になっていくことができるでしょう。

ちなみにVineは、Instagram Videoにならって、いらないカットを削除したり、下書き保存を行ったりするような編集機能を追加している。

但しVineも決してFacebook傘下のライバルに負けてはいない。最近もWindows Phone版をリリースするなど、積極的な動きを見せている。

ところでVineは8月時点で4000万超の利用者を獲得しているとのことだった。6月にAndroid版をリリースしてからは、成長の速度を一層あげている感じだ。Android版リリース時点での利用者数は1300万となっていた。

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(翻訳:Maeda, H


ウェブとiOS、AndroidアプリのTwitterがストリーム内ビデオ再生、画像プレビューをサポート

今日(米国時間10/29)、TwitterはiOS、Android、ウェブの各アプリのアップデートを行い、ストリーム内でのビデオ再生と画像のプレビュー機能をサポートした。

従来は画像のリンクをタップしてTwiterかVineを呼び出す必要があった。今回、ストリーム内で直接表示されるようになった。記事末のアップデート参照

現時点でストリーム内プレビューが有効なのはTwitter自体にアップロードされた写真とVineのビデオだけだ。しかし将来は他のサイトのコンテンツにも拡大される可能性がある。誰もが歓迎する動きではないかもしれないが、私が昨年の記事で指摘したとおり、Twitterがしばらく前から向かっているのはこの方向だ。

今回のアップデートではこれ以外にも、お気に入り、リツイート、返信などをタイムライン中から直接実行できるようになった。もしすでにこれらが有効になっているなら、そのユーザーはTwitterからテストグループのメンバーとして選ばれている。Twtterは数週間前から限定公開でテストを行ってきた

タイムライン中にビデオと画像が表示され、見た目が派手になった一方で、タイムラインのテキストの情報密度が低下するという副作用をもたらしている。もっとも「百聞は一見にしかず」という点では必ずしも情報密度が減ったともいえないのだろうが。Twitterのユーザー数の増加ペースは鈍化傾向にある。株式上場を控えて自己の有用性を改めてアピールする必要に迫られているようだ。最近の@eventparrotという実験もその一環だろう。

今回のアップデートは噂されていたテレビ番組との連動などを含む大掛かりなものではなかった。なおインラインでのプレビュー機能は設定でオフにできる(ウェブ版ではオフにできない)。

なお各アプリは、AndroidアプリiOSアプリ、Twitter.comで入手できる。

アップデート: Twitterの広告主への影響について、Van Slembrouckは「Twitterは実質的にディスプレイ広告をスタートさせた」とツイートしている。

今回のストリーム内ビデオと画像のサポートについて読者の感想は?

Image Credit: Alexandre Dulaunoy/Flickr CC

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


たくさんありすぎるビデオアプリ, 新参のCameoが先頭に立つための秘策とは?

今日(米国時間10/9)は、新しいビデオ共有アプリがベータから一般公開になる。知ってた人、いるかな?

それはCameoという名前で、これまでのビデオ共有アプリの多くが、モバイル=シンプルという哲学に則ってエディティング機能を大幅に削っているのに対し、完全な一揃いのエディティングツールをモバイルに詰め込むことに成功している。そして、それでもまだ不満という人たちのために、一定の場所やイベントで複数のユーザが共同撮影する機能もある。

協同ファウンダのMatthew Rosenbergの考え方は、モバイルビデオの主権を、クリエイティブでありたいと願っているユーザの手に取り戻すことだ。

このアプリにはたとえば、6秒のビデオクリップを撮る、というオプションもある。それをエディットしたり、ライブラリから拾ったエフェクトをつける。Rosenbergは、デスクトップのビデオエディティングソフトウェアAfterEffectなんかと変わらない、と自慢している。複数のクリップを好きな順序でつなげられる。アーチ状のテーマも選べるし、テキストでもクレジットでも何でも挿入できる。

Cameoは、編集の終わったビデオを720pのmp4フォーマットでスマホ上に上映する。ソーシャルメディアで共有もできる。YouTube、Instagram、Vimeoなどのファンにもお見せできる。

Cameoが、良質なモバイルエディティングツールか、と聞くのは野暮だ。なぜならこれは、これまで私が見た中ではベストのツールだからだ。むしろ疑問は、ソーシャルメディア中毒の人たちが、どうやれば、消費者からクリエイターになってくれるか、だ。

写真なら、Instagramみたいなシンプルなアプリでよろしい。でもビデオは、消費から創造への道が険しい。ViddyやSocialCamは、その道の舗装に努力したが、あまり一般受けしなかった。やがて、TwitterやFacebookが、VineやInstagram Videoで道路工事に参加してきた。

この二つのサービスは、アプリとしてのクォリティはともかく、先輩のSocialCamなどよりもいろんな意味で大きいが、ビデオエディティングはスナック菓子をかじる程度の、超簡単な作業になっている。どちらも人気はあるが、どちらもビデオアプリとして完全ではない。

そこで昨年は、完全を目指すモバイルのビデオアプリが何十本も登場して、写真共有アプリ並の全世界的な普及を目指し、上記の二大アプリの座を奪うためのさまざまな努力をした。

音楽のサウンドトラックをつけられるのがあった。簡単にビデオを削除できるのもあった。ほかの人のビデオをリミックスできるのもあった。正確に数えると、数百種類はあるだろう。そして、それらのアプリの問題点は、アプリ本体にはない。問題は、ビデオは写真のように瞬間的ではなくて、持続時間~上映時間があることだ。

ビデオは、少なくとも数秒以上、ユーザの注意力を惹きつける力が必要だ。言い換えるとビデオは、写真のように点でも面でもなく、弧(アーク)だ。思わず引き込まれるような、魅力が必要。すなわち、才能が必要。

だからCameoは、シンプルさと、ソーシャルと、美、この三者が交差するスイートスポットを、あなたのために見つけてくれるだろうか? あなたのご感想は?

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


LineにVineのような短篇ビデオ機能が加わる, 添付だけでなくビデオによる起呼も可能

世界最大のモバイルメッセージングアプリが、独自のやり方でソーシャル化を着々と進めている。今日現れたその新たな証拠は、NHN Japan CorporationLine、この、最新データでは登録ユーザ数約2億にもなるアプリの、iPhoneバージョンの最新アップデートv3.9.0に、また新たなソーシャル機能が加わったことだ。Android用のアプリにもそれは今後加わる。

Snap Movieと呼ばれるその新機能は、Vine的な短篇ビデオの共有を可能にする。これでLineのユーザは、このソーシャルで楽しい遊び場を去ることなく、そこに居たままで、お互いに新しい方法でコミュニケーションできる。

つまり、Lineの説明によると:

LINEのユーザは、自分のオリジナルなビデオクリップにBGMを付けて共有するという、世界的なトレンドに参加できる。

TwitterのVineと同じく、Snap MovieもLineのiPhoneユーザが画面上で指を下にスワイプするだけでビデオを録画できる。Vineの6秒という制限に対し、LineのSnap Movieは4秒から10秒までのビデオを共有できる。

Lineのビデオでは、BGMも付けられる。音楽でなく、ビデオと共に録音した音声でもよい。ビデオのポストは、Lineのチャットルームで個人またはグループ宛に行う。Lineの自分のホームにポストしたり、一度Lineにポストしたビデオを自分の携帯に保存することもできる。

下のは、私がこの機能で試し撮りしたビデオで、BGM(‘Where is my cookie’)を付けてコミカルな効果を演出している。

Line iPhoneアプリのv3.9.0アップデートは、ビデオによる起呼も可能だ。ライバルのWeChatやViberにはすでにあるし、しかもApple自身の FaceTime iMessageも今回オーディオをサポートした。


 
Line iPhoneアプリの新機能としてほかに、写真のアルバムをグループのコラボレーションで作る機能がある。またLine Homeのポストにはプライバシーのレベルを設定できる。そして、ブロックリストや隠しリストからユーザを削除できる。iOS 7のサポートも加わった。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


AWSのサーバー問題で、Instagram、Vine、Airbnb、IFTTTらがダウン

休日の残った時間、みんなが何をしていたのかをInstagramやVineで見て過ごそうとしてた人たちは、おそらく苦労したことだろう。どちらのサービスも1時間以上停止していた。おそらく、Amazon Web Servicesの問題のために。

はじめにこの問題をTwitterで公式に認めたのはInstagramで、Vineが約30分後に続いた

サービスの不具合に対するツイートの波は、東海岸時刻午後4時頃から始まり、料理の写真や念入りに仕上げたビデオをシェアできなくなったことをユーザーが知るにつれ、苦情は増えるばかりだった。さらにTwitterを探ると、Amazon Web Servicesに依存している他のサービス — NetflixIFTTT Heroku、およびAirbnb等 — も同じ問題を経験しているようだ。現時点で、InstagramとVineは、徐々に復旧しつつあり、Netflixのダウンを嘆くツイートもおさまったきたが、IFTTTのウェブサイトは未だに普通状態だ。

Amazon Web Servicesのダッシュボードをざっと見たところ、同社のノースバージニア・データセンターに何らかの問題があり、それがすべての根源のようだ(Airbnbが、今日午後のツイートで状況を確認した)。Amazonは、EC2、リレーショナルデータベース、およびロードバランサーの問題について過去2時間律儀に報告を続けているが、最新情報によると、彼らは根本的問題を突き止め、現在残る混乱の解決につとめているようだ。Amazonは、EC2で起きたことを最初に解明した認識した。

西海岸時刻午後2:21、われわれは性能問題の根本原因を突き止め、これを修復した。EBS下のインスタンスは現在正常に稼働している。影響のあったボリュームの大部分は通常通り運行しており、現在、未だに性能低下の見られるインスタンスやボリュームの改善につとめている。

次に、ロードバランサーの問題に触れた。

西海岸時刻午後2:45、われわれは1カ所のAvailability Zoneのロードバランサーに影響を与えていた接続性問題の根本原因を突き止め、これを修復した。複数のAvailability Zoneにおけるバックエンドインスタンスのロードバランサーに関する接続性問題が緩和された。引き続き問題のあるロードバランサーの改善につとめている。

ともあれ、最悪の状態は回避されたようだが、今後も本誌は最新状態のチェックを続ける。みなさんにおかれては、これらのサービスに費やせなかった時間を賢く過ごした(=Twitterで不平をこぼすだけでなく)ことと期待している。

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 (翻訳:Nob Takahashi)


今年(これまで)のVinesビデオ笑撃のケッサク集

8月の金曜日といえば、本誌の準連載となっている「競争の激しいビデオ共有分野においてVineの存続を正当化するためにVineユーザによる超おかしい短篇ビデオを紹介する」の掲載日として、きわめて妥当だ。今日(米国時間8/9)ご紹介するのは、誰かが選んだ、今年の今日までの最高におかしなビデオだ。

ところで、今日がその準連載の第一回である

一部に、残酷なのやアホなのもあるが(友だちをプールに蹴落とすとか)、そのほかはとってもおかしい。NSFW(職場不適)のビデオはあまりないが、少しある。会社のトイレで仕事をサボりながら見るのにも、適しているかもしれない。

これらのビデオは、Vineの最大の魅力を示している。ユーモアによって過激なコミュニティができること。6秒という制約は、創造力を濃縮し、喜劇を強調し、ソーシャルメディアのつまみ食いに最高に適している。

時間がたっぷりない人でもVineへ行けば、ほんの一口のユーモアを味わうことができるから、Vineはやみつきになる。Instagram Videoのように機能豊富ではないが、コミュニティの魅力はこっちが上だ。

では、次回をお楽しみに!

ごめんなさい。サムネイルもある。ぼくの仕業(しわざ)ではないよ。


コメントの一部はJosh Constineによる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


編集済みビデオの投稿ができるようになったInstagram。素人ビデオ投稿者はどこへ行く?

Instagramを使って、上手に写真を撮れる人はかなりいるようだ。ただ、面白い動画を撮るとなると、また別の話になる。しかしこれまでは、誰もがInstagramを使って動画撮影をする必要があった。そのおかげで動画はみなお遊びレベルのものであるという前提もあったわけだ。ところが先日公開されたInstagram 4.1からは、ビデオのアップロードができるようになった。つまり、プロフェッショナルが高性能カメラで撮影して、高価格な機材を用いて編集し、それを投稿するということもできるようになったわけだ。「お遊び」で許される時代は終りを迎えることになる。

リリースされたのはiOS版およびAndroid版で、Android 4.0 Ice Cream Sandwichに対応したり、ビデオの傾きを修正したりする機能が追加された。しかし多くの人の興味をひいたのは、やはりビデオアップロード機能だろう。競合サービスを展開しているVineでは一部ブランドなどに編集ビデオのアップロードを許可してはいるようだが、一般利用者はVineを使ってビデオを作成する必要がある。

アップロード機能の提供により、Instagram Videoには面白みだけではなく、完成度が求められるようになるかもしれない。これまではInstagramでもVineでも、さまざまな編集技法を駆使した思い通りの作品をアップロードするということはできなかった。しかしこれからは、秒数さえ15秒以下であるならば、思う存分に編集作業を加えたものを投稿できるようになる。過去の作品から良いところを抜き出すというのもありだろうし、またプロモーションビデオのようなものを作ることもできるだろうし、またYouTubeビデオのリミックスなども作成できる。

また、編集作品をアップロードできるようになったことで、ブランドの参入も増加していくだろう。多くの場合、手をあまりかけていないチープな感じのするビデオで、ブランド紹介をすることは忌避される傾向にあるからだ。これからはInstagram用のブランドビデオでも大手エージェンシーに作成を依頼するようなこともできる。15秒という時間は、短いテレビコマーシャルと同じ時間であり、双方で流用するような動きも生まれるかもしれない。つまりInstagramやFacebookの広告プログラムを利用せずとも、Instagram上でテレビCMを流したりもできるわけだ。

広告はともかく、Instagram上で美しいビデオ作品を見ることができるようになるのだろうか。それは間違いなかろう。それは良いことかもしれないが、そうした「高品質」ビデオが増える中で、アマチュアは従来のような「素人ビデオ」の投稿を続けるだろうか。投稿をやめてしまう人も出てくるかもしれない。

Instagramはもともと「簡単さ」(simplicity)を強調してサービスの提供を行なってきた。しかし決して「シンプル」ではない各種編集作業を受け入れることにより、築き上げてきたコミュニティを2つに割ってしまうことになり、そして素人衆をVine世界に追いやってしまうという危険性もあるかもしれない。

[Image Credit: AP Photo/Marcio Jose Sanchez]

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(翻訳:Maeda, H)


独立記念日は、InstagramおよびVineにとっても史上最良の日(歴史はほんの短いものなれど)

7月4日は、InstagramとVineにとっては「新記録樹立の日」であった。この日にはオンラインコンテンツが多くシェアされる日であり、今年はInstagramおよびVineを使った動画も多く投稿されたせいだ。

独立記念日となるこの日、多くアメリカ人はバーベキューをしながらホリデーを楽しんだ。しかし楽しむだけではなく、「自由か死か」とイギリスに独立のための戦いを挑んだパトリック・ヘンリーのような選択を強いられることにもなった。強いられたその選択とは6秒か、それとも15秒かというものだ。

記念日に打ち上がられた花火をフィルター加工して公開したいと考えた人もいたし、ループ形式のビデオが面白いだろうと考えた人もいた。

こうした記念日を経たあとでは、コンシューマー向けサービスを提供している企業は、「成果」を発表しなければならないと決まっているのかもしれない。たとえばVineは「re-vine」回数が過去最高になったとアナウンスした。「re-vine」が可能になって2日目の数値であることは、積極的にはアナウンスされていないが、記憶しておくべきだろう。Instagramの方は、ビデオの投稿数が過去最高であったとアナウンスしている。但しビデオ機能がアナウンスされたのが、2週間前であることは、やはり記憶しておいて良いと思う。

これまでの感謝祭NBAファイナルを見てもわかるように、面白そうなイベントがあれば、数多くの写真やビデオが投稿される。

モバイルデバイスの普及により、写真やビデオの共有件数は飛躍的に増大してきている。友達の多くがオンラインに生息するようになってきている。両者の主張する「新記録」も、こうした時代の流れの一環ではあるわけだ。

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(翻訳:Maeda, H)


Vine、過去最大規模のアップデートで自らの魅力を顕示

Twitterが提供する6秒間ループビデオ共有ツールのVineが新しいバージョンを投入してきた。カメラ機能を新たにし、さまざまなジャンルのカテゴリが用意された。また他の人のVine投稿を「revine」する機能も搭載された。

今回のアップデートは利用者からの要求に応えるアップデートであり、またフォロワー獲得にも便利になり、注目を浴びやすくなったと言えよう。

変更点の中で、まずカメラの変更が大きなものだと言えるだろう。とくに静止映像を連続させてアニメーションを作るの(Vineの中でも人気の手法だ)が便利になり、プロフェッショナルからも歓迎の声が聞こえる。カメラ画面中にグリッドやフォーカスツール、また直前の画像を薄く表示させるGhostツールというものも導入された。但し、Instagram Videoにあるような編集機能は導入されなかった

閲覧時にも便利だし、また、自分のビデオをより多くの人にみてもらうため、15個のチャンネルが用意された。これによりビデオに撮った対象に興味がある人に見てもらいやすくもなったわけだ。現段階では音楽、自然、コメディなどのカテゴリが用意されている。それぞれのテーマや人気フィードを見ることができるようになっている。こうした仕掛けにより、面白いビデオを作成すれば、より多くの人に見てもらえるようになったと言えるだろう。

ところで、Vine使いのプロであるMeagan Cignoliと少し前に話をした。彼女はさまざまなブランド向けに静止画合成ビデオを作成して収入を得ている。その彼女は、ともかく「カテゴリ」の導入を強く訴えかけていた。それによりVineコミュニティが活性化すると考えているわけだ。彼女は現在、Vine上では200,000のフォロワーを獲得している(Instagramでのフォロワーは10,000人だ)。Instagramでも、注目を浴びるための仕組みが不足していると彼女は主張していた。

尚、カテゴリ毎にわけるだけでは、せっかく多くの人に訴えかけるものであっても、十分な注目を浴びることができないかもしれない。しかしそのようなときのために「On the Rise」(人気上昇中)というカテゴリもある。これによっても注目を浴びるチャンスを与えられているわけだ。

また、拡大を続けるVineコミュニティでは、「Re-vine」機能の実現を求める声も大きかった。Vineを運営するTwitterに「Re-tweet」(リツイート)機能があるのだから、これは当然のリクエストであったと言って良いだろう。今回のリニューアルを経て、気に入ったVineビデオをボタンクリックによりシェアできるようになった。

さらに、Vineはビデオの共有範囲について細かく設定するための機能も追加した。Vineのデビュー当初からは、プライバシー関連の設定メニューは用意されていなかった。ビデオを投稿すると、それは全体に公開されるという仕組みになっていたのだ。Profile > Settingsのページから、フォロワーのみの公開するオプションを設定することができるようになった。

InstagramがInstagram Videoをスタートして、Vine危うしという声もある。しかしVineはこの6ヶ月で見ても、コミュニティを大いに拡大してきていて、現在の利用者は1300万以上となっている。最大6秒までといった制限や、編集不可といった制約も、むしろ「味わい」として受けいられている様子でもある。これにより製作者側からも、閲覧者側からも人気を集めている理由のひとつとすらなっているようだ。

Instagram VideoがVineの成長を阻害するのかどうか、それはもう少し見てみないとわからない。しかしどうやら双方ともに生き残っていくマーケット規模があるのかもしれない。少なくともVineが今回のように利用者の声に迅速に対応する限り、人気を失うことはないのではないかと思われる。

Vineは単純な機能をもってデビューしたが、利用者の求めに応じてフロントカメラの利用を可能とし、そしてAndroidアプリケーションもリリースしてきた。そうした反応のよさは、やはりVineの魅力といって良いだろう。

今回のアップデートはTwitterないしVineが自信を持って送り出したもののようだ。iOS利用者の方は、ぜひともアップデートしてみてはいかがだろうか。

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(翻訳:Maeda, H)


プロのVine使い、Instagramビデオを使う

Vine vs Instagramビデオの議論に関して、私はもう言いたいことを言ったが、果たして他のユーザーはどう考えているのだろうか?

InstagramとVineのユーザー、Meagan Cignoliが、同じストップアニメーション・ビデオをVineとInstagramに投稿し、どちらが良いかフォロワーに聞いた。彼女は両プラットフォームのパワーユーザーで、Instagramには1万人、Vineには20万人近いフォロワーがいる。

そして圧倒的な総意は? Vineだった。

何百ものコメント中。唯ひとりだけがInstagramを選んだ。

これがVine。

これがInstagramビデオへのリンク[Instagramは埋め込みができない]

見ての通り、Instagramビデオの方がややきめが粗く、Vineよりズームインしている。Cignoliの説明によると、この種のストップアニメーションでは、InstagramビデオのCinema機能を使う必要がある。Instagramでビデオを撮ると、アプリの手ぶれ補正機能が自動で働き、プレビューはややズームインして見える。

この機能はビデオ撮影後にオフにして、高画質ビデオを得ることが可能だが、そうするとフレーム外にあるもの、Cignoli言うところの「セットのリアリティー」を見せずにストップアニメーションを作ることが不可能になる。

この違いを除くと、2つのビデオは全く変わらない。Cignoliによると、彼女は両方のビデオで同じiPhone 5、全く同じ三脚を使い、録画ボタンを押した回数も全く同じだった。そしてその結果は、圧倒的多数がVineを支持した。

もちろん、これは科学でもなんでもない。Meagonのミニ選挙でこの謎が解けることはない。

彼女はプロのフォトグラファーで、現在Vineをフルタイムの仕事として、Loewsなどのブランド向けにビデオ広告を撮っている。

新しいクライアントを獲得するために、写真をFacebookとTwitterに掲載し始めたが、Instagramにはなかなか参加しなかった。「携帯電話では写真を撮りたくなかった。私はフォトグラファーだから!」と彼女は言った。

しかし結局降参した。「Instagramに入ったのは遅かったので、ポピュラー入りは難しく、全く牽引力を得られなかった」と彼女は言った。「Vineには早くからいたので、ポピュラーページにも早く入って多くのフォロワーを獲得できた」。

それ以来、Vineにフルタイムで集中し、12~15のブランドと仕事をしている。

InstagramでMeaganをフォロワーすることは、Vine使い集団よりもカルト的であり、投票結果を正確性は必ずしも信用できない。どちらのストップアニメーションが良いかは読者自身で決めていただきたい。

Meaganにとっては、あらゆる点でVineだ。だからといってInstagramを楽しんでいないわけではない。「InstagramのビデオはInstagramの写真みたいに見えるところが好き」と彼女は言う。「だから私はフィルターを使う、それがInstagramのウリだから。使うのはそのためでしょう。どちらのサービスも最高の形で人に見せたいと思っている」

警告:MeaganのVineストリームを見ていると時間を忘れる。夢中になる覚悟で。

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(翻訳:Nob Takahashi)


ビデオ投入でInstagram上でのエクスペリエンスは悪化。ぜひとも選択的ストリームの導入を!

先日の記事はご覧になっただろうか。Instagramには1億3000万もの利用者がいるのだそうだ。

Instagramは、その利用者を失おうとしているのではなかろうか。Instagram Videoの導入は、映画「プリティ・ウーマン」風に言って逃した魚は大きいという結末に繋がりそうな気もしている。

Instagramというのは、他のどのソーシャルネットワークと比較しても「消費」傾向の強いサービスだ。「写真を撮る」ためのサービスだと思っている人も多いだろうが、「撮る」人よりも、それを「見る」人の方がはるかに多い。

利用者がどの程度の割合で写真を撮り、そしてどのくらいの人が写真を見ているのかという、正確な統計データが公表されたことはない。先日リリースされたデータから、その割合を伺うことができる。これまでに登録された写真の数は60億枚だとのことだった。サービスを開始して3年少々に過ぎないことも考えれば、これは相当に大きな数字だということができる。

しかし、Instagramは既に1億3000万の月間アクティブユーザーを抱えるサービスでもある。これらの利用者の中には数百枚ないし数千枚の写真を公開した人もいるだろう。一方で数枚程度しか公開していない人もいて、個人ごとにばらつきがあるのは当然の話だ。それは理解しつつも強引に平均をとってみると、利用者毎の平均投稿写真数は46枚ということになる。

但し、Instagramのアナウンスによれば、写真に対して付される「いいね」の数は1日あたり10億件にものぼるそうだ。これを利用者当たりの数字になおすと、月間230回「いいね」を付けていることになる。

先にも書いたように、数千枚の写真を投稿する人もいれば、ごくわずかしか投稿しない人もいる。昔からInstagramを使っている人もいれば、つい最近になって使い始めたという人もいるだろう。目にする写真のすべてに「いいね」を付けている人もいれば、なかなか「いいね」しない人もいるだろう。しかしいずれにせよ、投稿する写真の枚数よりも、閲覧ないし「いいね」する枚数の方が遥かに多いことは間違いない。

そして、これこそInstagram利用方法の本道であると思うのだ。すなわち、いろいろと写真を見て回って、気に入れば「いいね」をクリックしてみるというスタイルだ。そういう楽しさこそ、多くの人がInstagramに求めているものだと思うのだ。日々の中で、ちょっとした時間に味わう幸せのひとときといった具合だ。新機能の導入は、多くの人の楽しみを奪い去ってしまうことになったと思う。

サービスを開始して3年、内部にはビデオをやりたいという声もあったようだが、写真に専念してやってきた。

そもそもInstagramは、モバイルフォンの低機能カメラで撮影した無様な写真をなるべく綺麗な見せかけでシェアしてみようというものだった。そして大ヒットとなった。以来、モバイルカメラの性能も向上し、そして撮影が一般的となって、撮影者の技術も向上していった。そこに見えてきたのが「ビデオ」という新しいフロンティアだ。

Instagramとしては、写真のケースと同様に、市場がホットなうちに参入を果たしたいという考えだ。ロークオリティなビデオにエフェクトや手ブレ防止を施して、簡単に共有できるようにしようというわけだ。大ヒット間違いなしと考える人もいる。

しかしここで改めて考えて欲しいのが、Instagramは作成ツールとして人気を集めているわけではないということだ。フィルタで加工したり、おしゃれなスタンプをつけて公開できる写真共有サービスはたくさんある。しかしそのいずれも1億3000万もの利用者を獲得してはいないのだ。大量の写真がストリームに流れてくることもない。Camera+やLineを使って写真の加工を行うことができる。しかしInstagramと同じような楽しさを感じることができるだろうか。できないと応える人が多いと思う。

Instagramには、写真を閲覧していくときにこそ感じる大いなる楽しみがあった。しかし今回のビデオ機能の追加により、自らの魅力を大いに減じてしまうことになるのではないかと思うのだ。

魅力を減じてしまうだろうと考える理由のうち、いくつかは対処可能なものだ。たとえば組み込まれてしまったバグなどはなくすこともできる。たとえば、ネットワークの状態がよくないときにInstagramにVideo(たとえばVinstagramなんて呼び方はどうだろう?)があると、読み込む前にスクロールしていくことになるだろう。しかしそのようなとき、ビデオの読み込みが完了すると、そのビデオが既に画面上に表示されていないにも関わらず、音声付きで再生されてしまうのだ。

そうした問題がないにしても、しかし動画がより大きなデータ量を必要とすることには違いない。確かに現在は、多くの人のAndroidないしiOSデバイスはLTE接続を利用していることだろう。しかしもっと遅い速度でネットワークに繋いでいる人もいる。また、どうにも速度の遅いWiFi環境を利用する場合もある。常に快適な通信環境を利用できる保証など、どこにもないのだ。

これまでのInstagramなら、表示するのが写真だけに限られていたために、ネットワーク環境が問題になることも少なかった。

公衆回線もWiFiも、ともに利用できない状況でもない限り、ストリームに流れる写真を眺めて楽しむことができた。ときにアップロード出来ないことはあったかもしれないが、それでも「いいね」をクリックするようなことまでできなくなるということはなかった。

しかしビデオ機能導入により、閲覧して楽しむのにも時間がかかるようになってしまった。個人的にはLTE環境でiPhone 5を使っているが、それでも時間がかかりすぎるようなことが何度もあった。そのような場合、場所を変えてネットワークの様子を見るとか、あるいはWiFiに切り替えるというようなことをしたりはしない。単純にInstagramを終了してしまう。

Instagramは写真の投稿も閲覧も簡単に行えることがウリのひとつだったはずだ。しかしVinstagramになって、少々ハードルが上がってしまったように思う。

問題はネットワーク接続絡みのもののみではない。コンテンツについても問題だ。言うまでもないことだが、Instagramに投稿される写真の全てが美しい、面白い、興味深いものであるわけはない。しかしトリミングやフィルタのおかげで、まずまず見られるものに仕上がっていることが多い。

また、写真というのは慣れてくればそこそこに撮れるようになることもある。根気強く狙えば、まさにベストと言える瞬間をカメラに収めることができたりもする。最初はうまく撮れなくても、何度か撮ってみるうちに、なかなかのものが撮れることがある。そんなときには、うまく撮れたものだけを公開すれば良いわけだ。

しかしビデオとなるとそうもいかない。最大で15秒もの間、魅力的なシーンを映しださなければならないのだ。確かにInstagramにはCinemaと呼ばれる仕組みが有り、手振れを補正してはくれる。また13種類のフィルタも搭載されている。しかしそれでも「どうしようもない」レベルのビデオになってしまいがちだ。

Instagramの投稿者たちが、人の注目しそうなものではなく、つまらないものばかり撮っているにしても平気だ。つまらない食事、コーヒー、ビール、ペット、飛行機の窓からの風景、ときには自分の足ばかり写している人もいる。そうした写真や、道端の鳩などの写真が表示されれば、どんどんスクロールしていけば良いのだ。ただ、隅の方にビデオであることを示すアイコンが表示されると、つい待ってみたくなるのが人情だと思う。何か面白いVinstagramが表示されるのではないかと期待してしまうのだ。

しかしその期待が満たされることはほとんどない。

人々は新しいInstavids(こんな呼び方も良いかもしれない)の魅力を引き出そうといろいろと試してみているところだ。それで今のところはつまらないものばかりが流れているということもできよう。かくいう自分自身もつまらない動画を流している。これまでに2本の動画を流したが、今は後悔している。申し訳なかった。

おそらくは練習を重ねて、上手なビデオを撮ることができる人も増えてくるのだろう。これまで同様に食べ物撮りを練習して、そこそこのクオリティのものが流れてくることになるのだろうと思う。

しかしもしそうなっても、個人的にはInstagramを起動するのに躊躇ってしまうようになると思うのだ。無駄な時間がかかってしまうことになるからだ。

Instagramはそもそも時間を消費するアプリケーションだ。開いてみるのはレストランでオーダーが届くのを待っている時間だったり、トイレでしゃがんでいるときだったり、あるいはちょっとした休憩時間であることが多い。ここに読み込みにも閲覧にも時間のかかるビデオがやってきたわけだ。15秒などさほど長い時間ではなかろうという人もいるだろう。しかし写真を見るのには0.5秒もかからない。いろいろな意味で長い時間を必要とするようになり、Instagramはもはや「隙間時間」に利用できるアプリケーションではなくなってしまった感じだ。

覚悟を持って時間をつぎ込むアプリケーションになってしまったと思うのだ。

Instagram Videoが全く下らないというつもりはない。TwitterのVineも非常な人気を集めている。Facebookは、ソーシャル部門で人後に落ちるつもりはないようで、今や「ソーシャル」にビデオも含まれる状況とはなっている。したがって、Vineの人気をみたからにせよ、あるいは以前から計画していたからにせよ、ビデオサービスを始めること自体は良いと思うのだ。

但し、Instagramには1億3000万もの利用者がいる。しかしうまくいっているものに手を加えるなという言葉もある。Instagramの提供するエクスペリエンスに手を入れてしまうのは非常にリスキーなことだと思う。ただ、対処のしようはある。

たとえば、勝手に名付けているだけだが「フィルターストリーム」を導入してはどうだろう。ストリームに流れてくるものを、写真だけ、Vinstagramだけ、あるいは両方というように設定できるようにするのだ。世の中にはDivvyのように写真関係のストリームをアグリゲートするアプリケーションがある。自分が見たいフィードを自分自身で選ぶことができるものだ。Instagram自身が、そうした仕組みを導入して悪いわけがない。

そうした仕組みが導入されるまで、少なくとも個人的にはInstagramの閲覧頻度を下げることになるだろう。これまでInstagram上で交流してきたみなさん。こちらからの「いいね」が減っても気を悪くしないようにお願いしたい。

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(翻訳:Maeda, H)


どこがどう違う?―InstagramビデオとTwitterのVineを詳細比較

Instagramは先ほどのプレスイベントで15秒のビデオ機能を発表した。 Instagramお得意のフィルターに加えてアプリにはイメージ・スタビライザーを内蔵しており、ある程度の編集も可能だ

これはTwitterのVineにどんな影響を与えるだろう? 両者の違いは? 2つのプラットフォームを詳しく比較してみよう。

撮影

まず長さが違う。

Vineのビデオは最長6.5秒だ。TwitterとVineの開発チームはこの長さに決定するまでに多大な調査研究を行ったという。ビデオの制作者はこの短いビデオで一つのストーリーを作るためにクリエーティブに考えることを要求される。いかにもTwitterらしいアプローチだ。これに対してInstagramビデオは15秒だ。Vineに比べて2倍以上長く、制作者にとってはだいぶ余裕がある。

Instagramは編集できる。

どちらのプラットフォームも個別のクリップを複数つないでいくことができる。しかしInstagramビデオの場合は、最後に撮影したクリップを削除することができる。ただし最後から2番目のクリップを削除したいと思ったら、まず最後のクリップを削除しなければならない。つまりユーザーはその時点で最後に最後に撮影したクリップだけを削除できる。

これに対してVineは全体を削除してやり直す以外、まったく編集できない。 しかしVine側では最近、複数の作品候補を作れるようになると予告しているので、Vineももう少し自由度が増すようだ。

VineもInstagramも既存のビデオのインポートはできない。あくまでアプリ内で撮影することが要求される。ただし両者とも撮影されたビデオはただちにカメラ・ロールに保存される、後日の利用が可能だ。どちらのプラットフォームも自由にフロント・カメラへ切り替えることができる。

Instagramはフィルターを内蔵している。ビデオと写真で共通に利用できる新しいフィルターが13種類追加された。Vineにはフィルターはなく、近い将来提供される可能性も低いだろう。

プレスイベントで会場から驚きの声が上がったのが Instagramビデオ・アプリの画像安定化機能だった。ソフトウェア方式の画像スタビライザーで、 画面の揺れを相殺する方向に画面をトリミングするため画質は多少犠牲になる。しかしInstagramが想定するカジュアルな利用法からすればほとんど問題にならないだろう。今のところVineにはこのような機能は知られていない。

共有

制作されたビデオの共有オプションではInstagramの方がVineよりやや範囲が広い。Vineの共有先はFacebookとTwitterのみだが、InstagramビデオはFacebook、Twitter、Tumblr、Flickr、foursquareに投稿でき、メールでも共有できる。〔Vineビデオにはサードパーティーサイトへのエンベッド機能があるが、Instagramビデオにはない。〕

どちらのプラットフォームでも制作者は位置情報を含めることができる。ただしInstagramには「フォトマップ」機能があり、ユーザーが地図からビデオを選ぶことができる。

再生

ビデオも写真と同様に正方形なのでInstagramのストリームの見た目は基本的に変わらない。どちらのプラットフォームもビデオは自動再生される。ただしInstagramの場合は再生開始までに2秒のバッファリング時間がある。Vineの方が再生開始は早い。

もう一つ大きな違いは、Vineのビデオは自動的にループするが、Instagramビデオは再生後停止する。Vineのビデオの見た目はGIFに近い。Instagramのビデオはもっと伝統的なビデオ・クリップに近いようだ。

さて?

この2つのプラットフォームの市場での競争の結果がどうなるか注目だ。いずれにせよ、Vineに加えて今度はInstagramのビデオがインターネットに大量に溢れることになる。大きなカップにポップコーンを用意して楽しもう。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


Instagram、13種類のフィルタを搭載した15秒間ビデオの共有サービスをアナウンス

しばらく前にFacebookにより10億ドルで買収された、人気写真共有サービスを提供しているInstagramが、サービスの範囲を写真以外にも拡げることとなった。

メンローパークにあるFacebookの本社で行われたプレスイベントにて、Instagramの共同ファウンダー兼CEOであるKevin Systromがビデオの共有機能を発表したのだ。名前はシンプルに「Video On Instagram」というものだそうだ。サービスを使って15秒間の動画を作成することができるようになっている。

プレスイベントはまだ行われている最中であり、詳細はまたこれからアナウンスされることになっている。

ともかく、今回リリースした動画共有機能が、多くの人に影響を与えることは間違いない。Instagramは現在、月間で1億3000万もの人にリーチしており、利用者はこれまでに160億枚の写真をシェアしてきている。アプリケーションのエンゲージメントは非常に高いレベルにある。たとえば日々、10億を超える「いいね」が投稿されつつある。

今回のアナウンスは、TechCrunchのスクープが結局正しかったことを意味する。「ビデオ版Instagram」の地位獲得に多くのスタートアップが名乗りをあげていたが、ついにその戦いにも決着がつくこととなるわけだ。

Instagramの共同ファウンダーであるKevin Systromは以前から、ビデオを取り込むことはあり得ると話をしていた。しかしビデオ機能を実現するにあたっては、写真の場合とはまた異なった難しさと対峙せねばならないとも語っていた。昨年秋に行われたVergeでのインタビューでは、写真と同じような仕組みでビデオサービスも始めれば良いのではないかと質問されていた。Systromは、ビデオサービスを導入するにあたっては、データ処理速度と閲覧にかかる時間をしっかりと考慮しておかねばならないと述べていた。面白いビデオを作ることも、またそれらを閲覧することも、写真の場合とは大いに異なるものであると認識していたわけだ。おそらくはFacebookのリソースが利用可能になったことで、Instagramも動画にチャレンジする準備が整ったということなのだろう。

今回の発表は、FacebookとTwitterの間の争いをより激化させる方向に働くのは間違いないだろう。既にご存知のことと思うが、Twitterの方は昨年、ビデオ共有サービスのVineを買収し、Twitter社としてのサービスを提供してるところだ。Twitterも、本日のアナウンスがInstagram上で動画サービスを提供するものであることを察したのか、Vineに新しい機能を追加してアナウンスしている。

本日のイベントについての招待状が送付されて以来、いったい何が発表されるのかについて、いろいろな憶測がなされていた。そんな中、TechCrunchのIngrid Lundenがビデオサービスのリリースをスクープしたのだった。今月末にGoogle Readerサービスが停止されることもあって、あるいはRSSリーダーがリリースされるのではないかという話もあった。しかし、少なくとも本日のところは、RSSリーダーについての話は出てきていないようだ。

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(翻訳:Maeda, H)


スクープ! Facebook、6/20のイベントでInstagramにVine風のショート・ビデオ共有機能を追加との情報

Facebookが今週予定しているプレスイベントの内容についてわれわれは取材を続けている。ニュースリーダー・アプリが発表されるという噂を聞いたが、どうやらこの情報は間違っていたようだ。情報源によれば「6月20日〔日本時間21日〕のイベントでFacebookは人気の写真共有サービス、Instagramに短いビデオを投稿できるようにする」という。Twitterの6秒のビデオ共有機能、Vineに触発されたものに違いない。

Facebookの20日のイベントについては、なぜかコーヒーカップの底のシミの模様を印刷した招待状が郵便で送られてきた。これもある種の煙幕だったのかもしれない。

もっとも、3週間ほど前に、Matthew Keysが「Instagramで5秒から10秒程度のビデオ共有機能が社内テストされている」という記事を書いていた。ただしその時点では一般公開のスケジュールについてはまったく不明だった。

TwitterのVineを始め、Viddy、Cinemagram、Socialcamなどソーシャル・ビデオ共有サービスが急速に人気を得ている点から、Facebookもビデオ機能をサポートするする必要があるのは明らかだった。

6秒のビデオを独自のサイトとTwitter、Facebookに投稿できるVineアプリはこの1月のリリース以来急速に普及している。当初はiOSアプリだけだったが、今月に入ってAndroid版が登場したのを機にVinのトラフィックは劇的に増加し、TwitterではInstagramの写真を抜くまでなっている(下のグラフ)。

もちろんこの点については、VineのビデオがTwitterのサイト内で表示されるのに対してInstagramの写真はインラインで表示されなくなったことも影響しているだろう。

一方で、Instagramにビデオ機能を取り入れるのはビデオが広告媒体としてきわめて魅力的だという理由もあるだろう。もちろんInstagramは現在広告を表示していない。実際Facebookは去る12月にサービス約款を改定した際、強い反発を受けて改定を取り下げて謝罪する破目になった。Facebookの最近の四半期決算の電話記者発表lで、CEOのマーク・ザッカーバーグは「大手広告主はInstagramでの広告に強い関心を示しているが、当面このサービスに広告を掲載する計画はない」と述べた(ただしInstagram自身はすでにブランドにとって重要なPRプラットフォームとなっている)。

また現在の1億人というInstagramのユーザー数は、Facebookが本格的な収益化を図るにはまだ規模が十分でないのだという考えも成り立つ。ビデオ機能の追加は将来の収益化を可能にするレベルに新規をユーザーを獲得するにも有効だろう。

われわれの取材に対しFacebookはコメントを控えた。

写真ripleyb、Instagram

取材協力: Josh Constine

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+