あらゆるロボットプロジェクトのコア(脳部)になるRoboCore…プロトタイピングを簡単迅速化

ポーランドのクラクフに生まれ、Kickstarterに今日(米国時間2/11)登場したRoboCoreは、わずか5万ドルの資金で人びとの優れたロボット作りを支援する。

ユーザが何かのロボットプロジェクトに取り組むとき、そのロボットの脳の部分として使えるのがRoboCoreのデバイスだ。それはLEGO MindStormsと互換性があり、複数のサーボやセンサを制御できる。オーディオやビデオをストリーミングする能力もある。こいつをプログラミングするためのIDEもあり、ワイヤレスで命令を送ることもできる。

初期支援者はこのキットを89ドルで入手できる。ミニキットは59ドルだ。

基本的にはArduinoなどのマイコンボードに似ているが、機能はロボットプロジェクト用に特化している。たとえばロボットのモーターをこのデバイスのモーターポートにつないで、12Vや9Vのモーターをコントロールできる。センサはどんなものでも使えて、しかもそれらを液晶画面の裏やケースの中に収められる。こういった機能はすでに個々の部品としては売られているが、このデバイスを使えばボードやシールドやリレーなどなどを買い集めて組み立てる苦労がない。すぐに、ロボット本体のプロトタイピングを始められる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


このスチームパンクなブレスレットで、テトリスをプレイしよう


Keven Batesは、Arduboyというプログラマブル名刺を作った男だが、次のプロジェクトは、最高にクールなブレスレットの中に詰め込まれている。この銅でできた回路基板むき出しの(当然水濡れ禁止)ウェアラブルは、小さな液晶画面でテトリスをプレイできる。ブレスレットの左右をタップして移動したブロックが、複数に分割された画面を上から下へ落ちてくる。スコアも残る。

このブレスレットは現在プロトタイプだが、Batesはこれに3Dプリント部品を加え、本物のウェアラブルらしくして、見た人がショックを受けないようにする予定だ。ブレスレットには小さなコンピュータが塔載されていて、完全にプログラマブルだ。誰か腕Angry Birdsを作らないかな?

via Giz

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


ステッピングモーターが音楽をかなでるRasPi/Arduino製の珍作

この、ArduinoとRaspberry-Piで作ったミュージックボックスは、シンプルなステッピングモーターを使って楽しいメロディーを奏(かな)で、二つのサーボがパーカッションを担当する。

Jeremy Weatherfordが作ったこのボックスは、とてもシンプルだ。Raspberry Piが音楽を収めていて、正しいタイミングでステッピングモーターを動かす。モーターの振動の周波数と持続時間が変わることによって、音楽になる。かなりくだらなくて、やりすぎなところが、楽しい。Weatherfordは、こう書いている:

“全体を木の箱に入れて、部品をパネルにマウントするときが、楽しかった。電源スイッチは電源に接続するとLEDが点灯する。LiPoバッテリーは使ってない。play/stopボタンがあり、後ろには壁からの電源用のジャックがある。だからLiPoバッテリーの爆発事故はありえない。”。

このボックスは絶対的にキュートなハックだが、さらにいかしてるのは、演奏する曲が“Sweet Child Of Mine”であることだ。ぼくはこのボックスを、愛してしまった。

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これが世界一大きなジョイスティック(本誌調べ)だ!



Udoo Raspberry Piボードを作ったイタリアのクリエーター、Michelangelo Guariseが、先週末ニューヨークで行われたMaker Faireに、特別なお楽しみを持って現れた。世界最大と思われるジョイスティックだ。Udooチームが作った巨大なスティックと2つのフリスビーボタンを使えば、あらゆる年齢の子供がGuarise作の液晶画面でエミュレートされたゲームをプレイできる。

以前本誌でも紹介したように、UdooはRaspberry Piクローンの一つで、いくつものデジタルおよびアナログI/Oを備えたArduinoシステムだ。つまり、これを使えば簡単なインターフェースで数多くの電子ガジェットを制御できる。この巨大ジョイスティックを作るために、Udooが必要なわけではないが、ボードにリレーを直接つなげられることで、実装はかなり容易になった。

これは、Udooが米国内で初めて行った展示であり、今後同社はボードとソフトウェアをアップデートして、いくつか興味深い機能を追加するようだ。要するに、何かを作って使うことはハードウェアハッカーの願いであり大いなる楽しみだ。Udooのブースに列を作って嬉しそうにプレイする子供たちが何よりの証拠だ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


知育電子ブロック工作のlittleBitsに、プログラマブルAuduinoモジュールが登場

知育的要素も併せ持つ玩具であるlittleBitsが、自分の子供の頃にもあればよかったのにと想像する大人たちも多いことだろう。このlittleBitsが、さらに「ウラヤマシイ」ものへと成長した。Arduinoと連動するようになったのだ。

littleBitsについては何度も記事で取り上げている。ひとことでいえばLEGO風のDIYエレクトロニクスキットだ。それぞれのブロックが、スピーカーや光センサー、あるいは点滅するLEDライトなど、独立した電子的コンポーネントとなっている。それらのブロックを繋ぐことにより、プログラミング無用でさまざまな電子デバイスを製作することができる。

たとえば誰かが部屋に入った時に鳴るブザーを作りたいととしよう。まず電源ブロックと、モーション検知ブロックを繋ぐ。そしてモーション検知ブロックとブザーブロックを繋ぐ。これで完成だ。ブザーの代わりにLEDで通知するようにしたい場合はどうするか。単純にブザーブロックをLEDブロックと入れ替えるだけで良い。

「プログラミング無用」が、littleBitsの手軽さを支え、人気を集める原因ともなってきていた。「誰でも」、littleBitsをいろいろと組み合わせるだけで、電子工作を体験することができたわけだ。

しかし、「プログラミング無用」は、実のところ「プログラミング不能」という意味でもあった。littleBitsのブロックがもつ以上の機能を実現したいような場合(たとえば何かの動きを検知した場合、それが木曜日である場合のみブザーを鳴らす、等)、littleBitsでは実現することができなかったのだ。

そんなわけで、littleBitsとArduinoを組み合わせることはできないだろうかと考えた人も多いようだ。littleBitsは確かに素晴らしいできなのだが、使い込んでいくうちに限界を感じるようにもなり、次のステップに進みたくなったりもするのだ(Arduinoボードを使って、ハンダ付けなども必要な本格的電子工作に進む人も多い)。

そうした利用者の声もうけて、lilttleBitsはArduinoモジュールの提供を開始した。littleBitsの手軽さも活かし、ハンダ付けなどは必要のない仕組みとなっている。ハンダ付けなしに手軽に利用できるが、しかしこのモジュールはプログラマブルなのだ。さまざまな周辺知識を身につけておく必要はなく、簡単にプログラミングの楽しみを持ち込むことができる。モジュールに搭載されているmicroUSBポートを経由して一般的なArduino IDEと繋いで作成したプログラムをアップロードする。

既にlittleBitsキットを持っているのなら、このArduino-At-Heartモジュールだけを用意さればよく、価格は36ドルだ。またlittleBitsを持っていない人のためには、Arduinoモジュールと、他8種類のブロック(バッテリー、スイッチ、サーボ、コントロールダイアル)などが同梱されたArduino活用スターターキットが89ドルで提供されている。

ちなみにlittleBitsはこれまでに1560万ドルを調達している。直近では昨年11月のシリーズBにて1100万ドルを調達した。

以下に、Arduinoサイトの紹介ビデオを掲載しておこう。

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(翻訳:Maeda, H


Arduinoプロジェクトにタッチ/ジェスチャーコントロールを加えられるHover

Arduinoハッカーたちよ、喜べ: これからはきみのちっちゃな電子工学プロジェクトにタッチやジェスチャーによるコントロールを加えられるのだ。過去のプロジェクトでも急に、魅力的で抗しがたいユーザ体験を提供できるようになるだろう。そのHoverと呼ばれる製品は要するにお値段39ドルのPCB製品で、その上に容量性(コンデンサ方式)のタッチコントローラが乗っている。

しかも、使われているセンサはジェスチャーにも反応するので、手を上にかざすことによっても機能する。つまり、Kinect的なモーションコントロールや対話的操作ができてしまうのだ。Arduinoにくっつけて使うから、対話を扱うためにそれ自身が強力な処理能力を持つ必要がない。だから小型化できて、どんなプロジェクトにも容易に埋め込める。

Emran MahbubとJonathan Liが作ったこの製品は数週間後に発売され、何もしなくてもすぐ使える状態で提供されるようだ。現時点でユーザを特定するのは困難だが、たとえばジェスチャーを使う音楽玩具とか、タッチで制御するロボットなどが思い浮かぶ。とてもしっかりした、クールな技術製品だ。

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Arduinoを小さなOLEDモジュールに縮小したMicroview–画期的でとても多用途

Arduinoをうんと小型化して、それにとても小さなOLEDディスプレイをつけて使いたいと思ったことのある人、手を上げて。おや、ほどんど全員だね。ここでご紹介するMicroviewは、今Kickstarterに出ている“チップサイズの”Arduinoで、お値段は45ドル。何ができるのか? ありとあらゆることができるよね。

マイクロコントローラと、多種類の入力がある。そしてその出力、すなわちディスプレイをあなたのソフトウェアがドライブする。入力側にいろんなセンサをつければ、どんなに珍妙なプロジェクトでも作れるだろう。

〔ここにスライドが表示されない場合は、原文を見てください。〕

Microviewのプログラミングはいろんな方法でできるが、作者のGeek Ammoはシリアル→USB変換用のプログラマーを10ドルで提供している。小さいからウェアラブルに最適だし、ロボットの脳やセンサシステムにもなる。車やコンピュータやそのほかのツールの、環境データ表示用にもよいだろう。

作者は2012年のNinja Blocksプロジェクトと同じ人たちなので、とっても適任だ。

こういうちっちゃいArduinoは、ぼくも大ファンだ。日頃、大きな基板状のプロダクトばかり見ているから、こんなに小さくてフルサイズのモジュールと変わらない能力があるなんて、ほんとに感動的だ。Kickstarterの目標額はとっくに超えているようだから、8月発売も間違いないだろう。

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Arduinoで商用電源製品を制御できる応用ボードControllino, Kickstarterで資金募集中

Arduinoはお値段的にも気軽に使えるマイコンボードだが、しかし電池で動く小型モーターの制御やLEDのon/offといった低電圧回路でなく、用水路のポンプや家庭の家電製品など高電圧ラインの制御は難しい。それを助けてくれるのが、ここでご紹介するControllinoだ。

エンジニアのMarco Riedesserが作ったこのボードには、CE規格のリレーやそのほかの高電圧用の制御部品・回路が載っていて、しかもArduinoの標準のシールドに接続できる。つまり、ミニロボットのような小さなプロジェクトではなく、大型モーターや照明器具などをコントロールするプロジェクトにArduinoを使えるのだ。

Riedesserは語る: “妻の兄弟からコーヒーマシンの修理を頼まれたとき、Arduinoでやれば簡単だと思ったんだけど、でも高電圧で大電流のラインを制御できるボードは売られてなかった。だから、自分で作ろうと思った”。

ボードの予価は129ドルで、Kickstarterで10万ドルの資金を集めようとしている。特殊な用途の製品だから、目標到達は難しいかもしれないが、でもDIYで家庭などの高電圧を扱うアイデアは、これからも、けっこうあるのではないか。リレーの出力は250V/5A、デジタル出力は2A、そして通常のArduinoのデジタル/アナログI/Oがある。複数の入力を扱えるMAXIバージョンとMegaバージョンは、それぞれ169ドルと269ドルだ。

合衆国のULとヨーロッパのCE、この二つの規格に合格しているから、商用製品にも十分使える。コーヒーメーカーは言うまでもなく、無人機なども、これまでよりずっと安上がりに作れるだろう。このボードなら、壁のソケットに差し込んでも、燃えたりしないのだ。

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週末電子工作講座:キッチンスケールをArduinoに繋いでカクテル作成マシンを作ろう

カクテルを作るテック系ツールといえばMonsieurを思い出す人も多いだろう。今回紹介するものは、それほど手の込んだものではない。Arduinoを使って、おいしいカクテルをいれるための道具をDIYで作ってみようとするものだ。利用するのはキッチンスケールと計装アンプ、そしてArduino Unoだ(ワイヤレス版を作りたいということならば、Bluetoothチップを搭載しても良いだろう)。キッチンスケールの上にシェイカーを乗せて作業を開始すると、接続したAndroidデバイスにカクテル作成のための指示が表示される。また注ぐリキュールの分量はリアルタイムに計測されて画面にわかりやすく表示される。ひと通りの作業を完了すれば、あとはシェイクして出来栄えを愉しめば良い。

このデバイスの作り方につてはAdafruitのサイトに詳しく掲載されている。製作費用は60ドル程度だ。もちろんケースや、便利なアプリケーションというのは用意されていない。しかしギムレットをいれるとき、ジンとライムジュースの割合に悩む必要はなくなる。オリジナルを製作したTony DiColaは、キッチンスケールをハックしてAndroidアプリケーションと連携させるプロジェクトのサンプルとしてやってみたものだと述べている。USBないしBluetooth経由でAndroidとArduinoを連携させるサンプルとしても勉強になるだろう。

飲み過ぎにはくれぐれもご注意を。

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(翻訳:Maeda, H


スマートフォンをArduino用の多目的シールドに変身させる1SheeldがKickstarterに登場, その日のうちに目標額を達成

ArduinoはDIYのハードウェアマニアにとって、天の恵みのようなものだが、でも単体ではほとんど何もできない。そこで、何をやりたいかに応じていろんなアドオンボード、いわゆる“シールド”を付けることになるが、それにはけっこうお金がかかる。音を出したいなら20ドル、インターネットに接続したいなら50ドル、GPSが欲しければそれも50ドル、…というぐあいに。

10月のDisrupt Europeで、エジプトから来た8名のチームが、みんなをびっくりさせた製品で会場賞に選ばれた。その製品1Sheeld(ワンシールド)は、スマートフォンからコントロールする多目的シールドで、だいたいArduinoにやらせたいことは何でもできる(上の画像のスマートフォンの画面のメニューに機能のリストの一部が映っている)。本日(米国時間11/21)、そのプロジェクトがKickstarterに登場したが、その日のうちにたちまち、目標額を達成してしまった。

そのアイデアは、うそみたいにシンプルだ。Arduinoで何かを作るためには、いろんんなセンサや、入力(スイッチ、スライダーなど)、出力(画面、スピーカなど)が要る。センサは、いろいろ探さなくてもスマートフォンの中にたくさんある。入力も、スマートフォンの画面のタッチインタフェイスで十分だろう。スイッチやスライダーやキーパッドなど、なんでも演じられる。出力は、画像音声ともに、完璧だ。だからスマートフォンをシールドにしたらいいじゃないか。というわけで1Sheeldが誕生した。

1Sheeldは、Arduinoをスマートフォンに接続する(今はAndroidのみ)。そしてスマートフォンのディスプレイや加速度計や磁気センサやWiFiや電話、GPS、ジャイロスコープなどなどの機能を利用する。またそのアプリにより、スマートフォンのディスプレイ上でスイッチやスライダーやキーパッドをエミュレートし、出力としてはスマートフォンにLCDディスプレイを演じさせる。スマートフォン上のアプリは、Bluetoothで1Sheeldとデータのやりとりをするし、ユーザのやりたいこと/やらせたいことのインタフェイスでもある。

今の1Sheeldのアプリにできないことは、近くそのAPI/SDKが公開される予定だから自分で機能を実装できる。あなたのカスタムアプリ(1Sheeldにやらせる新機能)をアプリストアにアップロードして売ってもよい。

ただし、あなたのArduinoプロジェクトが実用段階に入るときには、そいつにスマートフォンを取られっぱなしでは困る。スマホに代わって恒久的なソリューションを作るためのソフトウェアライブラリも、すでに用意されている。その作業を容易にするために、できるかぎりシンプルなライブラリ作りを心がけたそうだ。

今朝Kickstarterに登場したこのプロジェクトは、目標額1万ドルを掲げていたが、宣伝も何もしないのに、その目標は6時間足らずで達成された。ぼくがこの記事を書いている時点では、集まった額は2万ドルを超えている。お値段はDisruptのときの発表価格よりやや高いが、でもわずか50ドルだ(初期の出資者向けのサービス価格もあったがそのぶんは売り切れ)。生産のためのパートナーはすでに中国で見つけたから、正規の発売は来年の5月を予定している。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


いつもポケットにArduino。硬貨サイズを積み重ねて使うMicroduinoプロジェクト発進

Arduinoをさらにコンパクトにして、適用可能領域を広げ、安い機能追加モジュールを用意することで、プロトタイプ製作などでもっと便利に使えるようにしたい。Microduino Studioは、25セント硬貨大のArduino互換ボードを組み合わせて、各種機能を実現するためのMicroduinoシリーズを提供する。マイクロ・ロボティクス(micro-robotics)などのコンパクトなハードウェア開発場面での活用を考えたものだ。

プロダクトは先週、目標額を2万ドルに指定してKickstarterに登録された。結局、わずか3日で目標額を集めることができた。但し募集期間は10月19日までとなっており、これからでも参加することができる。金額は20ドルからで、Arduino Uno互換ボードを含んだ基本キットを手に入れることができる。

サイズがかくまでコンパクトになったのは、コントローラーやコミュニケーションパーツなどを分離して、積み重ねる形で利用するようにしているからだ。いずれのモジュールにもU字型の積み重ね用ピンがついていて、簡単に組み合わせることができるようになっている。

CEOであるTiki Wangは、モジュール化することにより、プロトタイプないしプロダクト生産の費用を抑えることができると言っている。各モジュールは特定の機能を持つ回路のみを搭載しており、これによりサイズおよび費用を抑えることができている。拡張モジュールの種類も豊富で、現在のところはEthernet接続、2.4GHzワイヤレス通信、マイクロSDカード、Bluetoothシールド、10 DOFセンサー、リチウムイオンバッテリ管理、OLEDディスプレイモジュールなどがある。以上の他にもBeijing Makerspaceや、その他のMicroduino利用者によってテスト中のものがいくつもある。

Beijing MakerspaceにおけるMicroduinoの活用事例やプロダクトなどについては、MicroduinoのKickstarterページやFacebookページなどでも紹介されている。サイズおよび重量のメリットから、ロボットやヘリコプターで利用する例が多くなっているのだそうだ。あるいは自転車用の小型GPSロガーもある。ガーデニング用に地面の湿り具合や風の様子、または温度などをインターネット経由で確認できるようにする「スマートガーデン」用のデバイスもある。Microduinoの全モジュールの外見およびファームウェアはMicroduino Wikiに掲載されている。

Beijing Makerspaceから、Kickstarterを利用するのは今回のMicroduinoが初めてのことだ。中国からも、今後はオープンソースハードウェアのプロジェクトが、数多く登録されることになるだろうと、Wangは言っている。

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(翻訳:Maeda, H)


ブラウザ上でコンパイル, テスト, エラー報告もやってくれるArduino用IDE CodeBender.CC

Arduinoは今や至る所で見かける、とってもクールなマイコンボードだが、その公式IDEでコードを書いてアップロードするのは一(ひと)苦労だ。その、ネットワーク接続のないスタンドアロンのアプリケーションは、ルックスも良くない。でも、ブラウザ上にArduinoのIDEがあって、コードを共有できたり、プログラムをアップロードできたら便利ではないかな? それをまさに、CodeBender.ccがやってくれるのだ。

ブラウザ上のIDE CodeBenderを使えば、どんなArduinoボードでもアップロードできる。サンプルコードのコピー、ほかのユーザがアップロードしたコードの閲覧、それに非公開のコード片を保存することもできる。それは基本的にはコラボレーションの場なので、だれかのコードを自分のプロジェクトに利用したり、またコード片のリストから目的のコードを見つけることもできる。

Vasilis GeorgitzikisとAlexandros Baltasが創ったこのサイトは、ヨーロッパのシードファンドLAUNCHubから生まれた。Georgitzikisは曰く、“ふだんは最新の先進的な開発ツールばかり使っていたから、そういうツールのないArduinoは使い辛かった。世界各地のハッカー集会でArduinoのインストラクターもしたが、わずか3時間のワークショップで2時間半をいろんなもののインストールに費やさなければならない”。

“このWeb IDEと並行して、ネットワークに接続しているArduinoをプログラミングしコントロールするツールも作った(Arduino Ethernetなど)。これもブラウザ上で使い、HTML5の技術(WebSocketなど)だけで作られている。それを使うと、IoT(Internet of Things, 物のインターネット)デバイスをリモートでプログラミングできる”、と彼は言った。

このシステムはコンパイルとエラー報告を行うので、最終的にはプロジェクトの完動コードをアップロードできる。Circuits.ioのようにプロジェクトをシミュレートするだけでなく、Arduinoを使ったハードウェア全体をブラウザから完全にコントロールできる。Arduinoになんとなく近寄り難(がた)かったぼくみたいな人間も、このIDEがあれば、いろんなことを積極的に試してみる気になるだろう。

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Webの画面上で電子回路を設計/試運転できる123D Circuits, あのAutoDeskが提供

ハードウェアハッキングには、初心者をびびらせる要素がいろいろある。そこで、123D Circuitsが真価を発揮する。仮想のArduinoボードとブレッドボードを使って電子回路を勉強するから、コンデンサが爆発することもなければ、作業台の上のはんだごてで火傷(やけど)することもない。

CADソフトの老舗AutoDeskが作った123D Circuitsは、同社の“sandbox”シリーズの一環で、ほかにも、シンプルな3Dシミュレータや3Dプリントアプリケーションなどのツールを初心者やベテランユーザに提供して、同社の、メーカー運動への参加と支援の姿勢を表明している。

ぼく自身は、ブレッドボードを使って回路を作った経験がほとんどないし、Arduinoもまだ身近な存在ではない(Raspberry Piには慣れたが)。でも、回路を作ったり電子回路の設計をコラボするための入門用システムとしては、これはかなりよくできているようだ。このアプリケーションで設計したPCBを実際にプリントすることもできるし、Arduinoをプログラミングするためのエディタまである。

このサービスは無料だが、月額12ドルや25ドルの上級プランもある。低料金のプランでは、PCBのお値段が5%引き、公開回路は無限、非公開回路は5つまでだ。25ドルのプランでは、非公開回路も無制限になる。

このアプリケーションはブラウザの中で動き、さまざまな部品や既製の設計やチップを使える。部品をライブラリからドラッグ&ドロップしてきて回路を構成し、それらを動かしたり、自分が設計した回路中の電気の流れを見ることもできる。簡単に言うとこれは、自分のラップトップの上にRadioShackがあるようなものだ。公開回路は、誰もがそれらを試してみることができる。

2012年にできたCircuits.ioも、類似サイトの一つだが、こういう仮想的なArduinoツールを使って電子工学に入門すると、感電のおそれもなくハードウェアハッキングに挑戦することができるから、とても便利だ。

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物のインターネットをJavaScriptで動かせるDIYボードEspruinoがKickstarterで資金募集中

Arduinoはすばらしいけど、初心者が手を出すには少々難しい。Espruinoは、“世界で初めてのプロアマ両用のJavaScriptマイコン”としてここ2年ほど一部のマニアたちに人気があったが、イギリスのケンブリッジに住む作者のGordon Williamsは、これをさらに磨き上げるためにこのたびKickstarterに登場させた。

Kickstarterで資金募集を開始したWilliamsの目的は、このオープンソースのハードウェアのためのソースコードを完成させて、正規のオープンソースコードとしてリリースすることだ。EspruinoプロジェクトのページでWilliamsは、Kickstarterに‘上場’したもう一つの目的は、Espruinoのソフトウェアをプレインストールしたボードを発売して、買った人がすぐにプログラミングを開始できるようにすること、と言っている。

このような、“物のためのJavaScript”というコンセプトは、デバイスが実際に目的どおりに動くようになるまでの過程を大幅に単純化するから、ハードウェアハッカーにとっては大歓迎だ。Williamsは、LEDを点滅させるだけ、という簡単な例で、EspruinoとArduinoを比較している。後者は、こんな簡単なものでもコードはかなり複雑になる。EspruinoのJavaScriptは、Web開発をちょっと経験した者には親しみやすいだけでなく、変更も拡張も容易にできる。Arduinoでは、同じことをやるために大量の作業が必要だ。

Williamsはソフトウェアデベロッパで、過去にAlteraやMicrosoft、Nokia Collbaoraなどで仕事をした経験がある。そして今は自分の会社で、音楽を3Dで視覚化するソフトMorphyreを作ってている。彼はケンブリッジ大学のコンピュータ科学出身だが、ハードウェアDIYのマニアでもある。彼がEspruinoを作ったのも、イベント駆動型のプログラミングにより、彼と同じ楽しみを分かち合える人びとを増やしたいからだ。

これを欲しい出資者は19ポンド以上を出す。発売予定は2014年の1月だ。Williamsは、ハードウェアの製作では経験豊富なので詳細な生産計画もすでに作ってある。出資額の多い人には、低電力消費の無線ラジオや多色LEDライトなども提供される。

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太陽光を自動的に追うロボットSunnyBot, 家庭のソーラーもより効果的に

これは、今Kickstarterで資金を募集している小粋なグリーンテク製品だ。SunnyBotと名付けられたその製品は、マイコンで制御されるロボットで、その名の通り鏡面がいつも自動的に太陽の方を向いている。目的は、室内灯用の電源確保や、太陽熱の利用、部屋の暖房、プールの温水化、鉢植え植物の保育、などなどだ。

SunnyBotを作っているイタリアのSolenicaによると、反射鏡(凹面鏡)で太陽のエネルギーを集めて発電効率を高めることもできる。光量に換算すると今の大きさで約7000ルーメン(500ワットのハロゲンランプに相当)だ。また反射鏡としての光の到達距離は最大200メートル、誤差は30メートルあたり0.1メートルだ。

もちろん、SunnyBotは空に太陽がないと使えない。12月のアイスランドでは無理だろう。でも太陽光の増幅効果もこの製品のアイデアの一つなので、作者は太陽光が乏しいところでも用益はある、と考えている。太陽光がふんだんにある国では、太陽光そのものの有効利用が、ずばりこの製品のメインの用益だが。

太陽を追って鏡面を回すこのロボットの中には、二軸光学帰還システムを備えたマイコンシステムがある。現在のデザインはあくまでもプロトタイプなので、製品化するとなったら本格的な工業デザインに取り組む。そのときは鏡を収める筐体も必要になり、また本体や部品は射出成形で品質を高めたい、と同社は言う。〔*: dual axis solar tracker, 方向軸+仰角軸の計2軸制御による太陽光追跡。〕

SolenicaはSunnyBotのオープンソースバージョンをSunnyDuinoという名前で出したいと考えている。低価格で、Arduino互換のコントローラ付き、そしてSDKも提供される。だから、独自の機能を持った自作システムを組むことも可能だ。

今Kickstarterでの目標額は£200,000($312,000)で、これは製品化するために必要な資金だ。一部の金額はマーケティングにも使いたい、という。とりわけ、世界中のメーカー企業にライセンスパートナーになってもらいたいのだ。最初の製品の完成は、今年のホリデーシーズンをめどにしている。

SunnyBotはイタリアで組み立てられるが、基板はイギリスのケンブリッジ、マイコンはアメリカ合衆国アリゾナ州、機械部品はイタリアのモデナなど、部品は世界各地から調達する。消費者価格は数百ドル程度、になる模様だ。ただしKickstarterでは£199($310)の投資を約束すると、一台もらえる。SolenicaのDiva Tommeiは曰く:“今後はこのロボットの原価と売価を下げていきたい。SunnyBotを、どの家庭にも一台ある日用品にしたいんだ”。

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Sony、精彩を欠くスマートウォッチをデベロッパーに解放

2012年の慌しい日々の中、まだPebbleがKickstarterで驚くべき金額を集める前、Sonyは静かに独自のAndroid互換スマートウォッチを発売した。大方の意見によると出来はよくなかったようだが、だからといってSonyはこれをゴミの山に捨てたわけではない。

Sonyはデベロッパー・コミュニティーの力を借りて、あの小さくて奇妙なガジェットに新しい命を吹き込もうとしている。同社はOpen SmartWatchプログラムを立ち上げ、デベロッパーがカスタムファームウェアを開発することをを期待している。

ウェアラブル・ガジェットの世界に注目していない読者のために言うと、Sonyは件のSmartWatchを昨年発売したが、評価はまちまちであった。コンセプトは実にわかりやすく、Android塔載スマートフォンと同期してメッセージや通知を表示すると共に、数多くのカスタムメイドSmartWatchアプリが走るというものだった。Androidという土台を持つこのSmartWatchは、その後湧いて出てきたPebbleその他の模倣製品の強力バージョンだといえる。

SmartWatchの問題の殆どはソフトウェアに起因していたと思われる(Sonyがパッチやアップデートを提供し続けていることは評価できる)。このSony製品はスマートウォッチの中でも美しく、そのスペックも深夜の熱狂的機械いじりに最適だ。Sony作成部分を取り除き、ハッカーたちはほぼ白紙状態で開発をスタートできる。Sonyは優れたファームウェアが出てくれば、取り上げて紹介する予定だ。

このプログラムを成功させるべく、SonyはArduinoコミュニティーにも声をかけ、スウェーデンのマルモでハッカソンを開催して、不安なデベロッパーたちにSmartWatchとその能力を浸透させようとしている。ただし、例によって落とし穴もある。殆どの人々が目を向けていないデバイスに新境地を開拓するということは、Google Playストアに出回っている200本近い互換アプリケーションの利用を断念することでもあるからだ。

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(翻訳:Nob Takahashi)


ArduinoとLinux/Androidの合体マイコンボードUDOO, Kickstarterで資金を募集

初心者のハードウェアハッカーの多くが、Arduinoは難しいがLinuxやAndroidはやさしい、と感じているだろう。Kickstarter上の資金募集が今夜(米国時間6/7)締め切られるUDOOは、両者をミックスすることによって、Arduinoを扱いやすいものにすることをねらっている。そのデバイス(左図)には、ARMのプロセッサ(デュアルまたはクァドコア)と、Arduinoが載っている。そして、ARM側にLinux(+オプションでAndroid)を埋め込みタイプでインストールし、そのコマンドラインからArduinoをプログラミングするのだ。〔ArduinoのプロセッサもARM。〕

UDOOの上には、ARMのcortex-A9プロセッサとArduino Dueマイコンボードがある。Dueの54本のI/Oピンのほか、オプションのSATA接続などそのほかのピンやコネクタがある。したがってArduino側とLinux側の両方にいろんなシールドやアクセサリ、周辺機器などを接続して、高度なシステムを組み立てられる。多彩なアップグレードが可能なRaspberry Pi、と考えるとよいかもしれない。

UDOOにはWi-Fiモジュール、USBポート、それに1GBのRAMがある。Linux/Androidを動かすプロセッサがデュアルコアなら$109ドル、クァドコアなら129ドルだ。目標額にはすでに25時間で到達している。

これは、ギークたちがかねてからよく知っているツール(Linux/Android)を使ってArduinoを利用する、といううまいやり方だ。UDOOの連中が言うには、二つの世界が合体して、豊かな相互運用性を持つより高度な世界を作り、二つのプラットホームのファンたちをどちらも満足させるのだ。



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スマートフォンでコントロールするロボットの”ベース”となるRK-1(これもArduino)

Londonのロボット技術者Evangelos Georgiouは、Arduinoを使うホビイストたちに、彼らが自分のプロジェクトをモバイル化するためのプラットホームをオープンソースで提供したい、と考えている。その取り組みの最初の成果が、リモコンロボットRK-1で、プログラマブルなマイクロコントローラArduinoとiPhoneまたはAndroidのアプリ、キャタピラで動く台車、DCモーター、WiFi接続、などから成る。それはホビイストたちに喜ばれるだけでなく、子どもたち(そして大人たち)に、ロボット工学に関心を持ってもらうための教材としても優れている。

RK-1用のアプリはApp StoreやGoogle Playストアから無料で(もうすぐ)ダウンロードでき、タッチ画面をスワイプして移動の方向をコントロールする。単純で分かりやすい方法だが、この方法は今後いろんな製品にも応用できるだろう。GeorgiouはAdafruitのやり方に倣って、ハードウェアホビイストのためのガジェットをオープンソースで提供するつもりなので、RK-1用の各種センサーアプリやArduinoコミュニティお気に入りのゲームボードなど、多様なアドオンが増えていく可能性がある。

Georgiouはロンドンのキングズカレッジの大学院生で、また同大学の正規の職員としてソフトウェア開発を担当している。彼は自分の専門分野を、“autonomous non-holonomic mobile robots implementing computer vision and advanced machine learning methods”という長い言葉で表現する(自律的でノンホロノミックな*モバイルロボットでコンピュータビジョンと高度な方法による機械学習を実装しているもの)。これは彼にとっては、彼のロボット作りの哲学なのだ。協同ファウンダのReetu Kansalは某社のカスタマサポートマネージャだが、RK-1のプロジェクトではデザインとオペレーション管理を担当している。〔*: 非ホロミック≒自由度がきわめて高いこと。〕

GeorgiouはKickstarterで£5,000 (US$7,800)の資金を募集しているが、すでに£15,000から£50,000の拡張目標を抱いている。彼はこのプロジェクトに関して楽観的なのだ。RK-1キットの予約価格は£150(US$234)である。意欲的なプロジェクトだが、ファウンダがソフトとハードの両方に強いから、ホビー素材としても教材としても、きっと良いものができるだろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


プログラマブルロボットmOwayduino(Arduinoを使用)はPython, Java, Scratchでプログラミングできる

80年代に子どもだった人は、Big Trakを思い出すかもしれない。子ども向けのトラック玩具だが、プログラマブルなロボットでもあり、いくつかのアクションを実行できた。指定した方向・距離を走る、偽のレーザー光線を発射する、物を目的地まで運んで下ろす(ダンプカーふうに)(親がそのためのアクセサリを買ってくれていた場合)、などなど。

Big Trakが失敗したのは、当時の技術よりもコンセプトが進みすぎていたからだ。キッチンの食卓からドアまでの距離を正しく測らないと、Big Trakは頻繁に壁に激突した。しかし、子どもたちはロボットに夢中になるはずだ、というメーカーの勘は当たっていた。時間を数十年早回しすると、目の前にはmOwayduinoがある。Arduinoを使ったプログラマブルなロボット玩具で、モバイルアプリと一緒に使う(たとえば携帯電話の加速度計を利用して無線で操縦できる)。アドオンのハードウェアもいくつか用意されているので、ハードウェアとソフトウェア両方の多様な構成要素で遊びながら学べる、リッチな遊び/学習環境だ。

今はまだ、ほとんどアイデア先行で、コンセプトとプロトタイプの段階だ。会社はスペインの企業で、Indiegogoで資金募集することを考えているようだ。それまでユーザ登録は、同社のWebサイトで受け付けている。アップデート: mOwayduinoのメーカー企業は、Indiegogoでの資金募集を2週間以内に開始する、と言っている。“3か月以内に目標額に達したら、市場に出せる。出資者には特別価格で提供する”、と同社は言っている。“製造に必要な額以上に資金が集まったら、タブレット用のグラフィカルな(mOwayduino用の)プログラミングツールを開発したい”。また、APIを公開してユーザが独自のmOwayduino用アプリケーションを作れるようにしたい、とも言っている。

mOwayduinoロボットの基本デザインは、自分の本来の仕事を忘れた卓上鉛筆削り機にやや似ている。三つの車輪が、走行と方向変えを支える。ライトやセンサーも多く(ライン(線)センサー、ライト(光)センサー、障害物センサー、マイク、スピーカなど)、USB端子から充電する電池は約2時間使える。

拡張スロットがあるので、そこにいろんなハードウェアを挿入して機能を拡張できる。たとえばカメラを挿入すると、その“目”が見た画像をリアルタイムでPCに送れる。弟がやってることを、スパイできたりして。またWiFi装置を付けると、モバイルデバイスからコントロールしたり、ロボットにメール(「職務完了!」など)を送らせたりできる。

機能豊富なロボット本体+各種の拡張ハードウェア+プログラミング(Ardunio IDE、Phyton、Java、子ども用のScratch言語)、という三大要素に加えて、複数のmOwayduinosが対話しながら互いにシンクできるから、昔のBig Trakよりはずっと上等だ。

mOwayduinoは、超小型コンピュータRaspberry Piのような、学習用ハードウェアの仲間入りをするのかもしれない。Piの成功要因の一つがその低価格だが、mOwayduinoの場合はどうか? 子ども(の親)が、気軽に買える値段であってほしいね。

〔余計な訳注: 一般消費者の常識としても、カメラ(目)とWiFiは標準装備であるべき。〕


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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


センサーハッキングを通じて、データリテラシーを指導するSensors for Studentsが発進

今年のGoogle I/Oでは、会場のあちらこちらにセンサーデバイスが配置されていた。会期の間、さまざまな環境データを収集していたようだ。I/Oに限らずとも、あらゆるところに「センサー」が配置されているのが現代であるとも言える。私たちの使っているスマートフォンも「センサー」のひとつであるし、また「スマート家電」などもやはり「センサー」の中に含めることができる。そんな中、ManyLabsから「小さなうちからセンサーに慣れ親しんで欲しい」と考えるKickstarterプロジェクトが登場してきた。

プロジェクトの名前はSensors for Students。オープンソースのArduino基盤と、加速度計、電磁場検知機、カラーセンサー、自動水やり機(Bitponicsの自動水耕ガーデンでも同様のものが利用されている)などのGrove拡張基盤からなるセットを提供しようというアイデアだ。

ManyLabsというのは、Peter SandとElliot Dicusが組織したもので、科学と数学のハンズオンをローコストで提供しようとする非営利団体となっている。SandはMITからコンピュータサイエンスのPh.Dを取得しており、コンピューターによる認知工学、ロボット工学、そして教育分野で活躍している。

SnadとDicusの目的は、子供たちに、小さなうちからハードウェアに親しんでもらい、また、データリテラシーを身につけてもらうことだ。目的面を見ると、以前紹介したAdafruitに似ているともいえよう。こちらの方はニューヨークを拠点として、子供のうちから電子工作やDIY文化に慣れ親しませようとするものだった。

ただし、ManyLabsの提供するのはハードウェアのみではない。購入者に対して1年間にわたって実験方法や指導方法などのコンテンツも提供することになっている。キットの配布を今年夏にも開始したい心づもりで、価格は40ドルからだ。キットを単体でオーダーする場合で、最も高額なものは75ドルとなっている。Arduinoを自前で用意する必要があるが、それでも魅力的な価格であると言えよう。

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(翻訳:Maeda, H)