米規制当局、指定13か国からのフライトで携帯電話より大きい電子機器を禁止

米国規制当局は中東およびアフリカの航空会社各社に対して、近々乗客は携帯電話より大きい電子機器はチェックインしなくてはならなくなると通告した。数多くメディアが報じた。つまり、遠からず対象の航空会社の乗客はノートパソコン、タブレット、Kindle、ポータブルゲーム機などはチェックイン荷物に入れなくてはならなくなる。

この禁止令についてはいまだに情報が錯綜している。例えば、どの国のどの航空会社が対象なのかもはっきりしていない。CNNのJon Ostrowerは、この新たな措置の影響を受ける航空会社は10社以上に上ると報じているが、具体的な会社名は不明だ。

これまでにロイヤル・ヨルダン航空だけがこの件についてツイートしている(しかし後に削除した)。エミレーツ航空などの主要中東航空会社はどこもこのノートパソコン禁止令についてコメントしていない。本誌は対象となりうる航空会社数社に連絡を取っているがまだ返信はない。例えばカタール航空の予約係と話したところ、まったくこの電子機器規制については知らなかった。

アップデートサウディア航空もこの大型電子機器禁止についてツイートした。

運輸保安局(TSA)にも問い合わせたところ、国土安全保障省(DHS)を紹介された。DHSから受け取った声明は以下の通り。「本省は安全保障予防措置の可能性についてはコメントしないが、時期が来れば情報を提供する」。

ロイヤル・ヨルダン航空のツイート(後に削除された)

この禁止令がいつまで有効なのかもわかっていない。初期の報道では禁止期間が96時間かと思われたが、どうやら航空会社が指示に従うまでの猶予期間が96時間らしい。

TSAが発令したとGuardianが報じているこの命令の理由もはっきりしていない。しかし、テロリストの脅威が迫っているとの情報に対する行動である可能性はある。

ほとんどの航空会社が、リチウムイオン電池を電源とするあらゆる機器のチェックインを禁止していることを踏まえると、今回の決定は実に紛らわしい。これらの航空会社を利用する乗客は、対象デバイスをチェックインできるのか、一切持ってはいけないのか、いずれかを意味することになる。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Google、360度映像を駆使して国立公園をバーチャル体験できる機能を公開

世界中のあちこちを旅して回るのは、お金がかかることであるには違いない。ただ、そうした制約をテクノロジーが取り去りつつあるのもまた事実だ。VRや360度ビデオが一般的となり、仮想空間がますます現実的に感じられるようになりつつある。実際にその場に行かずとも、そこにいるかのような感覚を得ることができるようになってきているのだ。GoogleもVRやVRの世界でさまざまな仕掛けを行なってきている。そしてこの度、新たにアメリカの国立公園を居ながらにして楽しめる仕組みをリリースした。

GoogleのArts & Cultureに、The Hidden Worlds of the National Parksが加わったのだ。ちょうどアメリカ合衆国国立公園局(National Park Service)の100周年を迎えたタイミングでもある。

このThe Hidden Worlds of the National Parksでは、アメリカ国内でも外れのほうにある国立公園について、360度画像ツアーを楽しむことができるようにしたものだ。有名なヨセミテやグランドキャニオンなどは、あえて対象から外した格好だ。ほとんどの人があまり訪れた経験を持たない(すなわちほとんどの人が見たことのない)国立公園をフィーチャーしたものなのだ。

具体的にはアラスカ州にあるキーナイ・フィヨルド国立公園(Kenai Fjords)、ハワイ火山国立公園(Hawaiian Volcanoes)、ニューメキシコ州のカールズバッド洞窟群国立公園(Carlsbad Caverns)、ユタ州のブライスキャニオン国立公園(Bryce Canyon)、およびフロリダ州のドライ・トートゥガス国立公園(Dry Tortugas)などを取り上げている。ちなみにドライ・トートゥガス国立公園はNew York Timesでも取り上げられていた。あまり知られていない国立公園の代表としてとりあげたものだった。

今回紹介しているThe Hidden Worlds of the National Parksでは、それぞれの地区の森林警備隊員が案内してくれる体裁をとっている。ハワイにある活火山の上を飛んでみたり、ドライ・トートゥガス国立公園ではサンゴ礁の海をシュノーケリングすることができる。あるいはアラスカのフィヨルドの中でカヤックを楽しむメニューも用意されている。

このバーチャルツアーは、iOS版およびAndroid版のGoogle Arts & Cultureアプリケーション、そしてGoogle Expeditionsアプリケーションにて体験することができる。

Google ExpeditionsはAndroid版が提供されており、教師がガイド役を務めるバーチャル社会見学を実現するためのツールだ。世界中の200以上の場所を訪問し、360度画像および3D画像によって、さまざまなものごとを体感することができるようになっており、Google Cardboardを使ってVRを楽しむこともできるようになっている。

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(翻訳:Maeda, H

地図上のピンやメモ情報などを(旅行目的などのために)完全にカスタマイズできる便利アプリRelay

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今の地図アプリケーションは、どこかへ行くためのナビ役とか、目当ての企業やお店を探すためなど、実用目的で使うことが多くて、“おもしろい”とか“楽しい”という要素はあまりない。そこで、このたび登場したRelayは、それを変えようとする。この単純だけどうまくできてるアプリは、ユーザーに今度の旅行のためのカスタムマップを作らせてくれるので、一枚の地図の上に行きたい場所や行くべき場所をすべて載せて、それらを視覚化できる。

たとえば、行ってみたいレストランや、美術館や劇場のような観光スポット、買い物をしたいお店、ホテルやAirbnbの宿などをピンできる(下図)。一枚の地図の上にすべてのピンが表示されるので、どこに何があってどれぐらい遠いか、なんてことを一瞬で把握できる。

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Relayのデザインはユーザーの便宜をよく考えているので、とてもシンプルだ。ごてごてしていない。

カスタムマップは同時に何枚でも作れる。どれにもピンを置ける。また、それぞれの目的地にメモを付けられるから、忘れてはいけないことなどを、書いておける。また企業の電話番号やWebサイトのURLなどの便利情報は、アプリ自身が提供してくれる。

それぞれのピンは、名前を変えたり、“すでに行った”とマークしたり、行き方を教えてもらったりできる。つまりRelayは、ふつうの地図+個人的ナビ情報、というアプリだ。

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このアプリは新しいスタートアップの製品ではなくて、カナダのデジタルプロダクトデザイナーOliver Brooksの個人的作品だ。ふだんはヴィクトリア(ブリティッシュコロンビア州)のデザイン企業MetalLabのデザイン部長で、同社はSlack, Coinbase, TED, Brit + Co.などの顧客を抱えている。

彼自身がモバイルアプリを作るのはこれが初めてだが、前にフリーで仕事をしたことはある。彼がRelayをデザインし、友だちの友だちのデベロッパーCraig Merchantがコードを書いた。

Brooksによると、このアプリの発想は彼自身の旅行経験から得ている。そのとき体験した問題を、解決しようと思ったのだ。

“Google MapsもApple Mapsも、ピンとかメモの記入など、カスタム化がいっさいできないのは、腹立たしいよ。じゃあ、自分でやろう、と思ったんだ。便利で使いやすいアプリを、作りたかっただけさ”、と彼は言う。

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夜とか週末などの余暇時間を利用したので、完成までに2年かかった(!!!)。でも、できあがったときには満足感があった。

実際にはこういう余暇プロジェクトは、途中で放棄されることが多い。

今はピンの色をApple Mapsの流儀(業種別、など)に従っているが、数週間後のアップデートではユーザーが選べるようにしたい。今、共有の形式はメールの添付ファイルだけだが、次のバージョンではアプリ内にカスタムマップのディープリンクを置けるようにしたい。まだRelayをインストールしていない人のために、App Storeのページを指してもよい。

RelayはiTunes App Storeで1ドル99セントだ。

私は近くTechCrunch Disruptのためにニューヨークへ行くので、このアプリをiPhoneの第二画面の目立つところへ置いている。

それと、Brooksはビデオを作ることも好きだそうだ:

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

旅行ブログを自動で作成してくれるPolarsteps

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旅をすることはとても楽しく、そしてわくわくする体験だ。未開のアマゾンを探検するなどは、考えてみるだけでも興奮してしまう。家族など身の回りの人も、旅するあなたのことを羨ましくてしょうがなく感じるはずだ。そして旅行時に自動的に旅行ブログを綴ってくれるPolarstepsなどを使えば、さらにまわりの人の羨望の気持ちは大きくなるのかもしれない。そうした発想に同意する投資家もいるようで、Polarstepsはシード資金を獲得することとなった。

As you travel, your travel log takes shape.

旅を続けるだけで、旅行ブログが自動的に記録される。

アムステルダムの開発者たちが獲得した資金は、50万ユーロ(56万3000ドル)ほどだ。出資したのはSilver Point VenturesおよびTMGだ。獲得した資金はiOS版アプリケーション(現在ベータ版として公開されている)およびAndroid版アプリケーション(開発予定)の開発資金として活用する予定であるとのこと。

アプリケーションのコンセプトもシンプルなものだ。ブログ更新のスケジュールを決めればあとは勝手に記録を残してくれる。現在の位置を取得して、その情報をブログ記事として公開してくれるのだ。家族や友人も、あなたがどこを旅行しているのかを直ちに知ることができる。写真や文章を追加すれば、とうぜんにそれらのコンテンツも追加されることとなる。どのようなブログが出来上がるのかのデモのために、アムステルダムからケープタウンまでをオートバイで旅した際の旅行ブログが残されている。アプリケーション自体に興味のない人も、この旅行記録は一見の価値があると思う。つい自分の旅心がおさえられなくなる人もいるはずだ。

Polarstepsは、「旅行」に対するいろいろな「配慮」も行なっている。たとえば現地通信回線の契約やローミングの準備がなくても、GPSさえ動作していればきちんと記録を残してくれる。ホテルなどに到着して、通信回線ないしWi-Fiが利用できる環境となったときに記録をアップロードしてくれるのだ。高額な通信サービスを利用していなくてもきちんと記録を残すことができるわけだ。

「アプリケーションは現在公開ベータとなっており、誰でも使って見ることができるようになっています」と共同ファウンダーのKoen Drosteは言っている。ベータとしているのは、まだ開発中の機能があって予定しているすべての機能を実装しているわけではないことを示すためなのだそうだ。

The Polarsteps platform includes an iPhone / Apple Watch app and a web-app. An Android version is coming this summer, the company says.

PolarstepsはiPhone用が公開されている。Apple Watchやウェブ版も用意したい考えで、またAndroid版も夏にはリリースする予定となっているそうだ。

旅行用ツールとして、なかなかのできであると評価できるように思う。ただしこのPolarstepsは、全く新しいアイデアから生まれたものというわけではない。むしろさまざまな企業がいろいろなアイデアを試している分野なのだ。たとえばesplorioなどは、とてもよく似た機能を持っている。

ファウンダーのひとりであるNiek BokkersがPolarstepsの開発を思い立ったのは、2013年にヨットによる長期航海に出たときのことなのだそうだ。家族に自分の無事と現在地を伝えておきたいと考えたそうだ。それで家族に自動的に場所情報を伝えるアプリケーションを作ったのだとのこと。家族や、他にも使ってもらった友人たちの評判は上々で、こうした仕組みにはさらに大きな広がりが考えられるのではないかと考え始めたそうだ。

Polarstepsが検知する情報は位置や撮影した写真だけではない。他にも移動距離や現在通過中の国名などの情報を扱うことができるようになっている。

「資金も調達できたことで、Android版の開発にもしっかりと取り組むことができるようになりました。夏にはリリースしたいと考えています」とDrosteは言っている。

iOS版はこちらからダウンロードできる。

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(翻訳:Maeda, H

トラベル情報のSkyscanner、Yahoo Japan他からの1.92億ドルでアジア進出を加速

2016-01-13-skyscanner

今日(米国時間1/12)、イギリスのエジンバラに本拠を置くトラベル検索エンジンのSkyscannerは1億2800ポンド(約1億9200万ドル)のベンチャー資金を調達したことを発表した。 同社は評価額を明らかにしていないが、Financial Timesは評価額は16億ドルと推定され、めでたくユニコーン〔評価額10億ドル以上のスタートアップ〕の仲間入りをしたと報じている

Skyscannerの創立は2003年で、今回の新規資金は同社が国際市場を開拓し、そのために必要な企買収を実施するために利用されるという。今回はアジアから新しく投資家とが参加した。そのうちの2社はマレーシア政府の戦略的投資のためのファンド、Khazanah Nasional Berhadで、もう1社はすでにSkyascannerのベンチャー・パートナーである日本のYahoo! Japanだ。

ファンドマネージャーのArtemis、独立の投資マネージャー。Baillie Gifford、非公開証券会社のVitruvian Partnersもこのラウンドに加わった。SAPとSequoiaはこれ以前からのパートナーだ。

同社は公式ブログ記事で、今回のラウンドは一次投資、二次投資の2部に分かれ、それぞれ新しい投資額に応じて株式の持ち分(率は非公開)を得たとしている。

共同ファウンダー、CEOのGareth WilliamsはFinancial Timesとのインタビューで、「新しい資本はわれわれの株式の換金性を高めるので、一部の株主は株式をすべて手放すことなく、一部を売却することができるようになるだろう」と述べている。

この3年、Skyscannerはアジア市場への参入の努力を重ねてきた。中国最大の検索エンジン、百度やYahoo! Japanと提携し、日本、中国、シンガポールにオフィスを開設した。また中国のトラベル検索のスタートアップ、Youbibiを買収している。

Skyscannerサイトは毎月5000万人が利用している。しかしこの分野にはライバルがきわめて多い。Kayak、Expediaに加えて中国からもQunarやCtripのようなサビスが現れている。またGoogleのフライト情報、Google Flightsも手強いライバルだ。Googleはフライト情報処理ソフトのスタートアップ、ITA Softwareを2010年に買収したのを機としてFlightsのサービスを提供開始している。

画像:: Ditty_about_summer/Shutterstock

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Georamaは世界旅行をVRで提供、しかもそれはガイドが自分のツアー企画を売り込むマーケットプレースでもある

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4~5世紀の哲学者アウグスティヌスは、“世界は一冊の本であり、旅をしない者はその1ページしか読んでいない”、と言った。お金や体の理由で旅ができない者には、酷な言葉だ。Georamaは旅行をVR化することによって、そんな人たちを助けようとする。そのVRは、HDのビデオで構成され、企業向けのサービスはすでに提供しているが、今日はDisruptのStartup Alley(展示会場)で消費者向けのサイトを披露した。

旅行代理店がネット化することによって旅行産業に革命が起きたが、Georamaは仮想旅行の最人気サイトになることによって、ツアーそのものをオンライン化するつもりだ。

Georama tours

Georama

同社が2012年に創業されたとき、本誌TechCrunchも取り上げた。当時は地図を使用する旅行検索サイトだったが、ファウンダのNihal Advaniによると、オンラインの旅行プランニングという業態はすでに競争が激しくて、食い込むのは難しかった。そこでGeoramaは、遠距離の旅行ができないけど旅行願望は強い、という人びとのためのサービスへと、方向転換をした。

最初はB2Bでスタートし、たとえば大学のキャンパスツアーを世界中に提供したい学校法人や、子どもの患者に仮想旅行で動物園や博物館/美術館やそのほかの楽しい場所を見せたいと願う病院などを顧客にした。

Georama app

しかしGeoramaの消費者向けサイトはガイドのマーケットプレースとして機能し、彼/彼女が自分で企画したツアーに基づいて、GeoramaのAndroidアプリ(目下非公開ベータ中)やGoProのようなウェアラブルカメラ、ときには360度カメラで撮ったHDビデオを、ストリーミングで提供する。その仮想ツアーを見るのは無料だが、ガイドに特別の質問やリクエスト(ナニナニを見たい、とか)をするのは有料だ。

高品質なオンラインツアーは、Arounderなどが提供している。MeerkatPeriscopeのようなリアルタイムのビデオストリーミングサービスも、今後コンペティタになるかもしれない。それらの中でAdvaniが主張するGeoramaの差別化要因は、ネットワークの品質が良くないところでもHDでビデオを見られる同社のソフトウェアと、またできるだけ多くのVRヘッドセットとの互換性があることだ。

Georamaの消費者向けサイトには今、サンフランシスコ、ニューヨーク、シカゴ、イスタンブール、ソウル、ミラノ、コペンハーゲンなどの都市を案内する30名のガイドがいる。詳しくは、彼らのツアースケジュールをチェックしよう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

GitHubに特化したプロジェクト管理サービスZenHubがGitHub Enterpriseにも対応…GitHubとの“直接統合”が売り

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ZenHubはチームがGitHub上のプロジェクトを、Trello的なドラッグ&ドロップのタスクボードで管理するサービスで、GitHubのアカウントを持っていれば誰もが利用できる。しかし今日(米国時間8/8)からは、GitHub Enterpriseをオンプレミスで使っているユーザも、ZenHubを利用できるようになった。

ZenHubのこのエンタプライズバージョンは、GitHub Enterpriseと直接に統合するコラボレーションとプロジェクト管理のサービスで、すでにImgurやICON Health & Fitness、日本の旅行企業Ikyuなどの協力でベータテストを終えている。今ではNBC、Facebook、Sony、Microsoftなどもこのサービスのユーザだ。

ZenHubのファウンダAxiom Zenによると、今回の新サービスは“大企業がGitHubの利用を一箇所で集中管理できるためのもので、あちこちでプロジェクトごとにいろんなサードパーティツールを使っている状態を一掃する”、という。ZenHubはGitHubに特化され、GitHubのいろいろな機能を便利に使えるようになるので、チームの一日の労働時間が従来に比べて1時間半は減るそうだ。

GitHub、そしてGitは、今、企業による採用が急速に進んでいる。そのため企業向けのサービスも続々登場しており、たとえばwaffle.ioはGitHub Enterpriseにも対応し、MicrosoftやAtlassianにもGitのためのプロジェクト管理ツールがある。それらの中でZenHubが際立つのは、GitHub Enterpriseと直接に統合しているため、プロジェクト管理のためにまた別のツールを動かす必要がないことだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

海外旅行で現地在住の日本人が旅先案内をしてくれる「TABITICKET」がローンチ

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2009年に初めて使って以来、ぼくはAirbnbが大好きで仕事の出張ですらAirbnbを使うようにしている。最大の理由は地元の人たちと話すのが楽しいし、お出かけ情報についてもガイドブックなんかよりも圧倒的に良いからだ。

ただ、Airbnbは多くの場合英語が共通言語となるので、ちょっとハードルが高く感じる人がいるかもしれない。2015年1月に創業したスタートアップ企業のカラフルシーが昨日ローンチしたばかりの「TABITICKET」なら日本語でオッケーだ。TABITICKETは日本人旅行者(ゲスト)と旅先を案内してくれる現地在住の日本人(ホスト)をつなぐ旅行体験のマッチングサービスだ。

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サイト上には世界各国に住むホストが、グルメ、スポーツ、音楽など、その人ならではの職業や趣味を活かしたオリジナルツアーをチケットとして販売している。ツアーを提供するのは、日本人の現地移住者、ワーキングホリデーや留学で海外に住んでいる人、駐在員の奥さん(あるいはダンナ)など、現地の情報をよく知る一般人となる。

サイトを見てみると、シェフやサーファー、カメラマンなど、海外で人生を謳歌していそうなプロフェッショナルも目につく。リストされているツアーは以下の様な感じ:

・現役ランナーがホノルルマラソンの攻略法伝授♪下見をしながら一緒に走ろう!(ホノルル/8000 円)
・パリの料理研究家とマルシェで買物&フランス家庭料理レッスン♪(パリ/1万4000円)
・旅と自然を愛する元CAと香港でハイキング(香港/3000円)
・プロカメランがハワイを最高に綺麗に撮る秘伝のコツ伝授!(ホノルル/1万8750円)
・現地に嫁いだ日本人妻とカジャンで庶民の暮らし体験(カジャン/4250円)
・ニューヨーカーが行くオシャレなレストラン・カフェ巡り(ニューヨーク/5000円)
・公認ガイドが案内する北欧建築デザイン視察ツアー(コペンハーゲン/5万5000円)
・観光だけじゃもったいない!9日間のオリジナルホームステイ(サンディエゴ/21万5000円)
・イスタンブールでアパート滞在^アジアサイドでディナー(イスタンブール/1万6000円)
・レトロ着物と古民家の女子旅 ◆旬の鰹料理◆(千葉勝浦/1万円)

現在はハワイやオーストラリア、フランスなど世界17都市、77ツアー(体験)が登録されていて、今後1年間で50都市、777ツアーまでの拡大を目指すそう。

旅行関連スタートアップとしては、類似のサービスを提供する「Meetrip」があったが2013年に売却済み。サービスはスケールしなかったと聞いている。観光庁のデータによれば日本人海外旅行者数は過去20年ほど横ばい。オリンピックへ向けたインバウンド観光客の増加が予想されているのに比べて、アウトバウンドは分が悪い。少子化や円安も向かい風だ。実は以前TechCrunch Japanで開催したシェアリングエコノミー関連のイベントに来場してくれたこともあるカラフルシーの坂巻渚CEOは、TechCrunch Japanに対して以下のようにメールで回答してくれた。

「数ある類似スタートアップや大手との差別化を考えた上でも、私たちは特に、プロフェッショナルな職業や熱い思いを持った、特別感のあるホスト(体験)を積極的に集めることと、日本人にとって使いやすい(日本人に特化した)シェアリングサービスにしていくことを軸すると決めました。また今後、日本国内の体験も揃えていくことで、世界情勢にも影響を受けやすいアウトバウンド事業のリスクを緩和したいと考えています」

「今後、魅力的なホストを集めるためにも、実際に私たちが現地に足を運べたらと思っています。今回のオープンに際しても先月ハワイに行き、写真家やヨガインストラクター、人気ブロガーの方など魅力的な日本人の方々にお会いし、体験を提供してもらっています」

高級ホテル予約のrelux、海外の旅行代理店に予約を開放——訪日客の取り込みを加速

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僕たちのオフィスは東京・秋葉原のほど近くにあるのだけれど、秋葉原でここ半年ほどものすごい勢いで増えているモノがある。それは中国人を中心とした海外からの旅行者だ。2014年に1300万人を超えた訪日外国人数は、2015年には1500万人を超えるとも言われている。中国の富裕層を中心に、日本で家電やブランド品を大量に購入する「爆買い」ツアーが開催されるということも少なくないそうだ。

宿泊予約サイト「relux(リラックス)」を手がけるLoco Partnersが、そんな訪日旅行者をターゲットにしたサービスを強化する。同社は6月16日、中国および台湾の旅行代理店向けに訪日旅行予約のBtoBサービス「relux グローバルプラットフォーム」の提供を開始した。

reluxではこれまで、提携する日本国内の高級ホテルや高級旅館の情報を収集。最低価格保証やオリジナルサービスを付与して、サイト上で旅行者に対して直接販売してきた。

今回開始したrelux グローバルプラットフォームは、その情報を海外の旅行代理店などにリアルタイムに提供するというもの。アカウントを発行された旅行代理店は、専用のウェブサイトを経由して、reluxの持つホテル・旅館情報をリアルタイムで閲覧し、事前決済での予約ができる。

サービスの利用は無料。旅行代理店は決済額の4.0〜5.0%の手数料を取得できる。代理店は、中国語圏で数多く利用されているQQやWeChatといったコミュニケーションツールでreluxのスタッフに相談することも可能だという。

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reluxで予約できるのは通常高級ホテル・旅館が中心で、価格帯も1泊5万円以上というものも少なくない。だが今後増加するであろう訪日旅行者を見越して、1万円台から宿泊できるホテルなども提供できるよう準備中とのこと。

アカウントの発行対象になるのは、国外の旅行代理店。対応言語は中国語(繁体字・簡体字)、英語。今回の発表にあわせて、13の旅行代理店がパートナーとして参加する。Loco Partners今後もアジア圏を中心に代理店を拡大していく見込み。

レジャー予約サイト運営のアソビューがJTBと資本業務提携、6億円の資金調達

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遊び・体験の予約サイト「asoview!」を運営するアソビューは4月22日、JTB、YJキャピタル、グロービス・キャピタル・パートナーズ、ジャフコを引受先とする総額約6億円の第三者割当増資を実施した。JTBとは出資とあわせて業務提携も締結している。

asoview!は2012年にスタートしたアクティビティ予約サイト(当初はサービス名が「あそびゅー!」、社名はカタリズムだった)。2013年10月にYahoo!トラベルと連携。2014年3月にはグロービス・キャピタル・パートナーズとジャフコを割当先とした約2億円の資金調達を実施している。ちなみに創業期には現在YJキャピタル取締役を務める小澤隆生氏がエンジェルとして投資をしている。

同社によると、この1年間でasoview!の提携店舗数は3倍以上の約2700社に増加、申込数は非公開ながら、約5倍に拡大しているのだそう。今回の資金調達をもとに、サービスの改善と予約管理システムの機能拡充を図るほか、サポート体制の強化をすすめる。さらにインバウンド(訪日外国人観光客)向けコンテンツを整備。さらに地域行政・観光協会向けのソリューション提案人員を拡充するとしている。

またJTBとの業務提携では、以下の5分野を中心に、着地型商品(アウトドアアクティビティや文化体験など、旅行目的地側が企画・運営する観光商品のこと)の企画・販売などを進める。

Web販売:JTB」及び「るるぶトラベル」とasoview!の相互商品提供及び連携等

・エリアプロモーション:地方自治体及び観光協会向けの着地型コンテンツを利用したプロモーションサービス及び販売等

・インバウンド:訪日旅行オンライン予約サイト「JAPANiCAN.com(ジャパニカン)」におけるasoview!コンテンツの販売等

・法人ソリューション:着地型商品を活用した企業向けの体験型研修事業の企画・販売、企業向けプロモーション事業での企画・販売等

・福利厚生サービス:会員制福利厚生サービス「えらべる倶楽部」サイトにおけるasoview!コンテンツの提供等

旅行者に海外商品の輸入代行を依頼するBackpack

欲しい薬が国内で手に入らず、個人で輸入するには非常に高くついてしまうようなケースがある。そうしたとき、その商品を扱っている国に渡航する人に頼んで買ってきてもらったりすることはよくあることだ。話は薬に限らず珍しいハムや、あるいは場所によってはiPhoneなどが対象となることもあるだろう。こうした仕組みをシステマティックに行おうとするのがBackpackというサービスだ。商品を手に入れたい人と、商品を安く運んでくることができる旅行者を結びつけようとするサービスだ。

このBackpackは、Y Combinatorが支援するスタートアップで、購入者は海外製品を安く手に入れることができるようになる。購入者は商品を持ってきてくれる旅行者に手間賃を含めた代金を支払う。

商品のオーダーはBackpackのサイトからAmazonやEbayを検索して指定するか、あるいは商品リンクを示すことで行う。旅行者に支払われる手間賃は商品のサイズなどによって変化する。共同ファウンダー兼CEOのFahim Azizによると、複数の商品を取り扱うことで、旅行者側の取り分は250ドルにもなるケースがあるとのことだ。

サイトにアクセスすると、まずTravel(旅行者)かShop(購入者)かを選ぶようになっている。Shopの方を選ぶと商品を探して購入依頼を出すことになる。尚、商品を指定する際には条件や、販売国を指定することもできるようになっている。欲しい商品の指定が終われば、条件にかなう商品を提供できるTravel側の利用者が名乗りをあげることになる。こうして売買が成り立つわけだが、支払いはBackpackのエスクローの仕組みを利用して行う。

支払方法としてはPaypal、小切手、銀行振込などに対応している。

ちなみにサイトでTravelを選ぶと、旅行をする日と場所が共有されることになる。Shopを選んだ人の商品購入地指定が合致する場合、旅行者に希望商品がある旨の通知が送られることとなる。旅行者側は、自分のステータスに合致する商品があった場合、そのリクエスト商品を受け付けるかどうかにつき、6時間以内に返答することとなっている。Azizによれば、現在のところは3分の2程度の商品リクエストが受け付けられているそうだ。利用者が増えればより多くの商品リクエストが受け入れられるようになるだろうと見込んでいる。

このBackpackがスタートしたのは2月のことだ。主な利用者はバングラディッシュで、徐々に中国にも広まりつつあるところであるとのこと。サービスを開始して1週間のうちに、86ヵ国から7万の閲覧があったとのことだ。そして毎週15%ずつの伸びを示してもいるそうだ。

尚、本サービスについては元GoogleのNash Islamからのアドバイスも受けて、買い手がいる国を訪問する旅行者がいる場合にのみサービスを提供する方針をとっている。しかしそうした制限にもかかわらず、中国や南米、あるいはヨーロッパにもサービスの提供地域を拡大しつつあるのだそうだ。

ちなみに何か問題が生じたい場合、Backpack側にて問題に対処するというのが基本方針であるようだ。しかしいまのところは、保証方針などはサイト上に明示されてはいない。

「商品デリバリーのサービスの亜種であると考えている人もいるようです。しかし私達のサービスはさらなる可能性を含むものだと思うのです」とAzizは言う。「単なる購買サービスではなく、より多くの可能性を含むものだと考えています」とのことだ。

世界中に利用者が増えるような事態になれば、サービスの有用性は増すこととなる。サービス事態はシンプルなものであるが、可能性を含むものであるということもできるのかもしれない。

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(翻訳:Maeda, H


Facebookは、あなたがどこへ「旅行中」かをシェアさせたがっている

旅先での意外な出会いは人を幸せにするものだが、Facebookはその喜びのポータルになりたがっている。そのために今週、行き先をシェアする「旅行中」["traveling to"] 機能を静かに公開した。今日(米国時間4/16)Facebookのページでこの機能が言及[*] されていたので、同社に問い合わせたところ、テストの結果 「旅行中」 は現在全ユーザーが利用可能になったと回答があった。これはわれわれにとって何が重要かという、価値あるデータをFacebookのもたらす大きな可能性を秘めている。
[* 訳注:現在日本のユーザーからは見ることができないようだ]

「旅行中」オプションは、ウェブ、モバイル共に、Facebookのステータス編集ボックスの「今していることを追加」ボタンの中にある。これを選ぶと、目的地を選ぶことができるが、出や帰着の日時は指定できない。すると「ボストンに向かっています」という文字が小さな飛行機アイコンと共に挿入される。目的地によっては独自の絵文字を持っているところもあり、ニューヨークなら自由の女神、ロサンゼルスならハリウッドという具合だ。

(注意:私は、安全のためにこの種の投稿を全体公開しないことをお薦めする。留守であることを告知することになるからだ。Facebookがそのことを警告すれば良いと思う)

「旅行中」オプションがなければ、殆どの人は「ニューヨークに行くので、誰か会えないかな?」などと書くことになるだろう。しかし、経験上そういう書き込みで人とつながることはまずない。実はユーザーが空港にチェックインすると、Facebookは行先を尋ねそれを投稿に表示することを薦めるのだが、この機能を知っている人は少ないので、空港にチェックインすることを大げさで恥かしく感じてしまう。TripItなどのサードパーティーアプリを使って、旅程をシェアする人もいる。

「旅行中」機能によって、これらのオプションはあまり使われなくなるだろう。そう、Pathはユーザーが新しい都市に着くと、自動投稿機能によってこれを自動的にやっていた。しかしFacebookは、誰が最初にやったかなど気にしないことを何度となく証明してきた。大規模にやりたいだけだ。

この機能で奇異に感じるのは、どこへ「旅行中」であるかをシェアすることによって、Facebookの動作が何も変わらないことをFacebookが認めていることだ。変わるべきだ。

違う町へ行った時は、Facebookも変わるべきだ。住んでいる場所ではなく、現地の友達や近くの店に関する話題がタイムラインに多く表示されれば、知り合いとも会いやすくなる。今は、一切そういうことが行われていない。

しかし、近いうちにやったとしても驚かない。ユーサーやビジネスモデルに対するFacebookの価値はすべて関連性に拠って立つ ― あなたが何を見たいかを知ることだ。旅行先を明示的に宣言することは、あなたにとって目的地発あるいは目的地に関するコンテンツがより重要であることを示す強力な信号だ。

まず、「旅行中」の投稿は、今いる町の親しい友達が見て自分がいなくなることを知り、目的地の近くに住む比較的仲の良い友達にあなたが行くことを知らせる必要がある。さらに、以前そこへ行ったことのある人が見て、見所を教えてもらうことも重要だ。そして、滞在先に住む友達からの記事か多く表示されるようになれば、楽しいことに参加できるチャンスが増えるだろう。

そして私にとって、どうせ見なくてはならないなら、旅行先の地元店の広告が増えた方がいい。殆どの人は何であれ広告を嫌うだろうが、私はむしろ、ニューヨークのベーグルショップの広告を現地にいる間に見て、食べてみられる方が、サンフランシスコの店の広告よりもいい(ついでに言えば、サンフランシスコのベーグルはジョークだ。誰かマンハッタンのを真空パックして送ってくれ、至急!)

Facebookに対するよくある不満は、実はわれわれを孤立させているということ。家でニュースフィードを読んでばかりで、友達に電話するでも会いに行くでもない。「旅行中」オプションは、われわれを〈つなぐ〉というFacebookのミッションを果たすのに役立つだろう。つまるところ人生は、ホテルの部屋に一人でいる時以外の方がずっと楽しい。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook


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Google Glassを究極の観光ガイドに変えるプロジェクト、Tourism RadioがKickstarterに登場

Google Glassのもっとも本質的な能力は外出先でいちいちポケットからスマートフォンを取り出さずにユーザーが置かれたコンテクストに応じた適切な情報を提供できるところにある。南アメリカの旅行ソフトウェア開発のスタートアップ、Tourism Radioが、Glassのこの特長を生かしたプロダクトをKickstarterプロジェクトに登録している。これは観光のポケットガイドをポケットから取り出してGlassに移植しようというもので、大いに理にかなっている。

Tourism RadioはすでにiOSとAndroidデバイス向けにいくつもの観光案内アプリをリリースしている。対象は南アフリカを中心とする世界の20都市で、多数の言語がサポートされている。このスタートアップはルノーとランドローバーと提携し、音声で観光案内をする車載のデバイスも提供している。つまりTourism Radioは位置情報と連動した観光案内作成については十分な経験を積んでおり、コンテンツの蓄積もあるわけだ。そのコンテンツをGoogle Glassに適したアプリケーションにするのが技術的な課題だ。

Tourism Radioのプロジェクト・リーダーのChris Goldswainはイギリスで15年のIT系プロジェクト・マネジメントの経験を積んでいる。 ファウンダー、CEO Mark Allewellは元ジャーナリストだ。2人ともGlassには旅行、観光業への応用に大きな可能性があると信じている。

現在、Kickstarterで3万5000ドルの資金調達を試みており、支援者は20都市の案内アプリを得られる。リリース時期は2014年4月を予定しているが、これはもちろんGlassそのものの発売開始時期によって変わる可能性がある。

私自身はGoogle Glassがマス市場を捉えられるかまだいささか懐疑的だが、少なくとも観光情報の提供というシチュエーションでは独自の価値があることは認めないわけにいかない。

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


東京の旅行サイトVoyaginはアジア各国の‘常軌を逸した旅’をご提供する

海外旅行をする人たちの多くは、言葉の問題さえなければもっと意外性のある旅をしたいなぁ、なんて思う。しかし、旅先でのちょっと変わった行動メニューを取りそろえている旅行サイトVoyaginは、アジアの5つの国、日本、インド、インドネシア、タイ、ベトナムを、もっと親密感を伴って見てもらおうという企画を温めている。東京で去年の12月に立ち上がったばかりのスタートアップだが、今年はこの企画の対象になる国をもっと増やすつもりでいる。

以前はFindJPNという名前だった同社は、これまで45万ドルの資金を調達している。日本のインキュベータOpen Network Labで育ち、Digital Garageなどからシード資金を獲得した。

このWebサイトは、25歳から50歳までの旅行者で、バックパッカー派あるいはぜいたく旅行派を対象とし、中でもとくに、パッケージツアーはつまらない、という人たちをねらっている。

“そういう方たちは、食べ物と文化と、ふつうの観光旅行とは違うメニューを求めておられます”、同社のマーケティングとコミュニティ担当Tushar Khandelwalはそう言う。

各日の行動メニューのことを同社は‘体験’と呼んでいるが、それらはツアーガイドではなく地元の住民たちが仕切る。たとえば東京では、派手なコスプレ衣裳の女性に耳掃除をしてもらう、という不可思議な体験をする。チェンマイでは銀細工によるアクセサリの作り方という美術工芸技術を学ぶ。その国の庶民の生活を体験する企画としては、日本の都市の横町ナイトライフとか、ムンバイで洗濯男と弁当運び屋男に会うといった企画がある(弁当運び屋)。

地元住民が自分の企画をVoyaginに持ち込むこともできる。登録は無料で、Voyaginが自慢して語るところによると、これらのホストたちの90%には実際に面接をしている。今およそ400の企画が載っており、利用客が現れたら同社が15%のマージンと3ドルのサービス料を取る。

それぞれの体験企画の詳細が、英語で提供されている(所要時間と料金も)。 Khandelwalによると、同社の目標は、こういう風変わりな提供メニューをもっともっと増やすことだ。現在の月間ユニークビジター数は約8000で、一日に数件の予約がある。今月は客数が倍増したそうだ。好調である。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))