Lyft、Uberを押しのけて日本人ファウンダーの福利厚生サービス、AnyPerkと独占契約

LyftとUberの間での運転手のリクルート競争が一段と激しさを増す中、両社はともにAnyPerkと福利厚生契約を結ぼうと試みた。AnyPerkが提供する数々の割引特典が運転手の募集に大きな効果があるからだ。この競争にはLyftが勝った。Lyftの運転手になればAT&T料金の15%割引を始め、ジムの会員料金、レストランの割引などさまざまな特典を享受できる。

事情に詳しい情報源によれば、Uberも同様の特典提供を求めていたが、LyftがAnyPerkと運輸ビジネス部門での独占契約を結んでしまったために果たせなかったという。AnyPerkはLyftの運転手にホテル、映画、スパ・リゾート、さては獣医までさまざまな割引を提供する。

AnyPerkとの独占契約を発表する前の週にもLyftはUberと競争するために攻撃的な手を打っている。LyftはUberのサンフランシスコ支社の前に「ただの数字になることはない」と書かれた巨大な看板“を載せたトラックを駐車して運転手にUberではなくLyftへの参加を呼びかけるキャンペーンを行った。

Lyftには攻勢に出なければならない事情がある。Uber Xは、少なくとも私の住むサンフランシスコでは、Lyftとほぼ同料金だがLyftよりずっと早く来る。運転手リクルートのために自動車ローンの一部負担、サインアップ・ボーナスなどのさまざまな手を打ったのが功を奏して、UberはこLyftより多くの運転手を確保してきた。車が入り用なら、即刻入り用なのだ。Uberは待ち時間短縮競争で勝利しつつある。しかしLyftの反撃で競争はさらに激しくなりそうだ。

[画像:TheAgencySD]

〔日本版:福山太郎氏がファウンダー、CEOを務めるAnyPerkの背景についてはこちらの記事を参照

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


Uberもすごいがオンデマンド・カーシェアリングのLyftはそれ以上に急成長中

数週間前にGawkerがスクープしたところによると、Uberの売上は毎週2000万ドルにもなるらしい。

それでもピア・ツー・ピア交通サービスの分野でUberが決定的な勝者になったわけではない。この市場全体が急成長中であるし、Lyftのような有力ライバルも現れているからだ。Uberが革新的なリムジン・サービスとして始まったのに対し、Lyftはオンデマンド・カーシェアリング・サービスとしてスタートした会社だ。Lyftの共同ファウンダー、John ZimmerがTechCrunchの取材に対して明かした統計によると同社は毎週6%という驚異的な率で成長を続けている。

この週間成長成長率はUberの2.8%の2倍以上になる。この1年でLyftは20倍以上に成長した。

“Zimmerは「リムジン・サービスなど高価格帯のサービスの勝者はUberになるかもしれないが、より手頃な価格のピア・ツー・ピア交通サービスの部門はまた別だ」と語った。“Lyftはすでにこの分野のリーダーであり、オンデマンド交通サービス全体えも圧倒的な成長率を誇っている。

Lyftの売上がもともと小さいから成長率が高く見えるのは当然だと思われるところだが、Lyftによると、週間売上はUberの全サービスの売上合計の3分の1に達しているという(Uberが35億ドルの評価額最新の資金調達をした際の数字)。

Zimmerが明かした売上ダッシュボードの数字によれば、Lyftの売上は通年換算で1億ドルに届く。

われわれの推計ではUberの年間売上総額は10億ドル程度で、Lyftの10倍になる。またファウンダー、CEOのTravis KalanickによればUberは展開中の多くの都市ですでに1億ドルの売上を達成しているという。

Uberはリムジン、タクシー、ピア・ツー・ピアのカーシェアリング、SUVなど幅広いサービスを提供している。またUberは国際展開も進めており、24カ国の66都市でサービスを提供している。Lyftはアメリカ国内でサービス提供は20地域だ。

この他にもスマートフォンから呼び出せるオンデマンド交通のスタートアップとしてはSidecar、Hailo、Gett、それに中国の Didi Dacheなどがある。しかしこうしたスタートアップはLyftとUberに比べれば桁違いに小さい。

しかし両社の競争は次第に激しさを増している。LyftのドライバーがUberに鞍替えすると50ドル分のガソリン・クーポンが渡されるなど、UberはLyftからドライバーを奪うための攻撃的キャンペーンを展開中だ。

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


Saber Blastは、小さな会社がマーケティング同盟を組んでソーシャルメディアを活用するサービス

スモールビジネスや新しいブランドは、ソーシャルメディアの海の中ではイワシにすぎない。しかし、一匹では弱い小魚も群れをなせばはるかに強くなる。それが新しい連合マーケティングツール、Saber Blastがベータを終えて開業した理由だ。

このサービスに登録した会社は、他の会社やブランドと力を合わせ、ソーシャルメディアのコンテンツをRTしたりシェアしたりする。これは、Airbnbのような宿泊シェアサービスが、LyftやGetAroundなど移動に重点を置いたピアツーピアサービスと組めばうまくいく、というアイディアに基づいている。これらのサービスは、旅行者は宿泊と移動の両方を必要とし、顧客はピアツーピアサービスを使うことに慣れつつある、という意味で共通点を持っているが、会社同志は直接競合していない。

Saber Blastでは、LyftとAirbnb、あるいは誰でもが同盟を組み、互いのコンテンツをそれぞれのメディアチャネルを通じてRT、シェアし合う。何をシェアして何をシェアしないかに関しては利用者が全面的に決められるが、仲間のコンテンツをシェアすればするほど、自分のコンテンツを相手が流してくれる可能性が高くなる。

Saber Blasterのウェブには、連合を形成したり、連合がプロモーションを依頼したり、シエア、分析などを行うためのダッシュボードがあり、操作はすべてここで行う。

Screen Shot 2013-02-20 at 1.42.20 PM

Saber Blastは、有料購読モデルによって収益化しており、20社、2000メールアドレスまで月額20ドルから最上位パッケージの月額100ドルまで段階に分かれている。

FounderのMatt Ackersonは、これが4社目の設立となり、Saber Blastはスモールビジネスやスタートアップを対象としているが、大小のブランドも恩恵を受けられると言っている。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)