Microsoftの検索エンジンBingが質問の文脈を記憶して会話のような検索が可能に

Microsoftが今日(米国時間8/13)から、そのデスクトップ用検索エンジンBingに、パーソナルアシスタントCortanaの知能を持ち込んで、ユーザのこれまでのクェリを参考にしながら今のクェリへの情報を与える。文脈に即した情報を与えるので、検索が会話的になり、ちょうど、友だちとチャットしているときに、前の質問の関連質問をするような感じになる。

たとえばGuardians of the GalaxyでStar-Lordを演じた俳優の名前を検索すると、BingはChris Prattという名前を教えてくれるだけでなく、”Who is his wife?”(彼の妻は誰か?)とか”How old is he?”(彼は何歳か?)などの関連質問にも正しく答えてくれる。この場合の‘彼’は、Bing/Cortanaにとって、ユーザの前の質問の答えであるChris Prattなのだ。

この機能はまだ多国語化されていないので、合衆国のユーザなどが便利に利用できるだけだが、人に関する質問を続けていくと、その‘人’は前の質問やその答えの中の人である、と前提されるから、クェリのセッションが相当長い会話になることもありえる。

Bingに文脈知を持ち込もうとするMicrosoftの取り組みは、賞賛に値する。それによってコンピュータとの対話が、現実世界の対話に近いものになるだろう。一つの主題に関して一連の複数のクェリを投ずる、という検索が楽にできるようになり、短い単純な質問で単純な答が得られる。こんな対話システムがこれからますます成熟していけば、検索エンジンやそのほかのソフトウェアが、エンドユーザとさらに複雑な会話をできるようになるだろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


検索がアプリで行われる傾向が増、Googleなどのシェアは低下傾向に

eMarketerの調査報告書によると、今ではスマートフォンやタブレットのアプリからいろんなものを検索する人が増えているという。そのことは、GoogleやBingやYahooなどの大手検索エンジンにとって、売上シェアの深刻な減少を意味している。

この報告書によると、Googleのモバイル広告の売上シェアは2012年から2014年までで17%も減少した。2年前にこの検索巨人は22億4000万ドルの検索市場の82.8%を保有していた。今年の合衆国のモバイル広告市場は177億3000万ドルという巨額で、そのうちのモバイル検索広告はその約半分の90億2000万ドルだったが、Googleのマーケットシェアは65.7%に落ちた(上図下表)。

ものごとを探すときに、これまでのようにデスクトップで検索エンジンを使う、という形から、スマートフォンで探す形に変わりつつあるのだ。同時にまた、検索のやり方も多様化している。Googleは何でも探せる汎用検索エンジンだが、どこが良いレストランか、今欲しいものをいくらぐらいで売ってるか、などは教えてくれない。だから旅行の情報を探すならKayakなどのアプリを使った方がよい。家を探すならTrulia、地元のお店や企業を探すならYelp、等々となる。そこで、検索エンジンからアプリへ、という移行が起きつつあるのだ。

今年初めのNielsenの消費者調査も、モバイルにおけるこの変化を確認している。今や消費者がインターネットを利用する時間はモバイル上で月平均34時間、これに対しデスクトップは27時間だ。

eMarketerの報告書によると、ローカル検索の伸びが著しい。広告収入の成長率では、Yelpが群を抜いている(上図上表)。Yelp上の地域のお店や企業にに対する検索は今年の成長率が136%、モバイル広告の売上が1億1900万ドルという予想だ。GoogleやYahoo、Bingなどの広告売上に比べると微々たる額だが、消費者の行動が明らかに変わりつつあるサインだ。2016年では、Yelpの広告売上シェアが2012年の3倍強という予想に対して、Googleの売上シェアは64.2%に落ちる(上図下表)。

この報告書では、”Other”(その他)が何なのかよくわからないが、シェアは2012年から2016年にかけて5.4%→29.7%という、たいへんな伸びだ(上図下表)。なお、Googleも、シェアは落ちても売上が減少するわけではない。過去2年間でモバイル広告は70億ドル近く増加したが、その中でGoogleのモバイル広告の売上は60億ドル近いのだ。

結論としては、さまざまなニッチアプリが、徐々に検索に取って代わりつつある、ということ。この傾向は、ものごとを調べるのにデスクトップよりもモバイル上で調べるのが多くなっている、という一般傾向に後押しされている。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


MicrosoftがBing Mapsの3D画像に15の都市を新たに加える

12月の本誌記事の時点では、Microsoftが、前から約束していたように、いくつかの都市のリッチな3D画像をWindows 8.1+Bing Maps Previewアプリケーション対応で出すことになった。そして今日(米国時間2/21)は、このサービスに新たに15の都市が加わる

15の都市の3Dマップ画像の撮影から編集加工をすべて完成させるには、それだけの時間を要する、ということだろう。アプリケーションはここで手に入るが、使うためにはWindows 8.1が必要だ。

新たに加わった都市は、以下のとおり: Duisburg(ドイツ)、Dresden(ドイツ)、Marbella(スペイン)、Murcia(スペイン)、 Montgomery(AL)、Bakersfield(CA)、Sacramento(CA)、San Francisco(CA)、Gainesville(FL)、Tallahassee(FL)、Columbus(GA)、Baton Rouge(LA)、Shreveport(LA)、Gulport(MS)、Seattle(WA)。〔*: AL、CA等々はアメリカの州の略号。〕

このことが何を表しているのか? MicrosoftはWindows 8.1用のBingアプリケーションへの投資を継続しているだけでなく、Bingチームにも高価なプロジェクトを遂行できるだけの予算を与えている。MicrosoftがこれだけBingとその地図に力を入れているということは、そのうちスマートフォンアプリも出る、ということだろうね。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


検索エンジンの世界国別市場 2014年最新版

検索エンジンといえばGoogleのみが注目される国内市場ですが、海外に目を向けると、意外とGoogle以外の検索エンジンが頑張っている国がまだまだあるのも事実。肝心の米国市場でさえ、Bingが頑張っている結果、Googleのシェアは日本より低いです。今回はそんな世界各国の検索エンジンのシェア率をまとめた記事を。米国、ヨーロッパ、中国、韓国、ロシア、他諸々、、グローバル市場の俯瞰に最適。 — SEO Japan

検索は、世界中のインターネットユーザーを結びつける。このつながりを作るきっかけを与えるのが、検索エンジンである。世界的なブランドにとっては、各種の検索エンジンおよび文化に対して、最適化を行うことで、認知度、ビジビリティ、トラフィック、そして、コンバージョンを高める効果が見込める。グローバルなSEO、そして、コンテンツマーケティングは、今まで以上に重要な存在となりつつある。

2013年、検索エンジン業界の強者と弱者が、世界のマーケットシェアを巡って、戦闘を繰り広げた。米国では、今年もグーグルが国内の検索マーケットの大半を獲得していた。その一方で、ヤフー!がシェアを失い、ビングが着実に勢力を伸ばした。

世界全体を見ると、グーグルが覇権を掌握したものの、ロシア、中国、そして、韓国等の国産の検索エンジンは、ホームでは王座の地位を譲らなかった。

世界の検索およびインターネットの利用は、右肩上がりに増加している。毎年、インターネットを利用する地域は増え続けており、デスクトップおよびモバイルでの、売買、そして、ソーシャルメディアでの交流が盛んに行われている。そのため、グローバルなSEOおよびデジタルマーケティングを担当するマーケッターは、日に日に拡大し、ビジネスを行う場所と言う意味において、世界の縮図ともいえるグローバルな市場で、事業を展開するには、迅速に動く必要がある。

グーグル、ヤフー! & ビングの2013年の成果

グーグルは、米国のマーケットの67%を獲得した状態で、2013年に突入した — このレベルのシェアを初めて獲得したのは、2012年11月であった。comScoreが発表した最新のデータ(2013年11月)によると、グーグルは1月から若干シェアを落とした状態、66.7%で2013年を締めくくろうとしている。

 comScore Explicit Core Search Share Report* November 2013 vs. October 2013

comScoreの明確なコア検索シェアレポート

2013年10月と11月の比較

米国全土 — 家および職場

ソース: comScore qSearch

コア検索エンティティ 明確なコア検索シェア(%) 2013年10月 2013年11月 ポイントの変化

明確なコア検索の合計 グーグルのサイト マイクロソフトのサイト ヤフー!のサイト Askのネットワーク AOL,Inc.

**明確なコア検索では、検索結果を利用するユーザーの具体的な意図を反映しないコンテキスト主導の検索は除いている**

ビングは、16.5%のシェアを確立した状態で2013年に臨み、ゆっくりとしたペースではあるものの、毎月着実にシェアを増やし、2013年11月には18.1%までシェアを伸ばした。

一方、ヤフー!にとっての2013年は、シェアを維持することもままならない1年間であり、12.1%が最も高い状態であった。10月になると、シェアは11.1%に落ち、11月のcomScoreの最新のデータでは、11.2%に留まっていることが判明している。

今年のcomScoreのデータから、ビングとヤフー!による、検索のマーケットシェアを巡る戦いが浮き彫りになっている。このレポートを参考にする限り、6月にビングが獲得したシェアと同じ%のシェアをヤフーが失っていた。

ヤフー!のマリッサ・メイヤーCEOは、この問題に関して、マイクロソフトとヤフー!の検索における提携が、期待された効果を上げなかったと指摘している: 「提携を行う目的の一つは、お互いからシェアを奪うのではなく、共にシェアを増やすことであった。」

2013年の始め、comScoreが非公式にリリースした(結局、注目を浴びることになった)調査は、グーグルの世界での人気を取り上げていた。この調査結果を参考にする限り、2012年の12月までに、グーグルの検索回数は1147億回に達し、同社のシェアは約65%に届いていたことから、世界の検索マーケットを牛耳っていたと言える。

Google Still World’s Most Popular Search Engine By Far, But Share Of Unique Searchers Dips Slightly

しかし、この調査があぶり出したのは、現在のグローバルマーケットにおけるグーグルの地位だけではなかった。

アジア太平洋地域 — インターネットの利用と検索エンジンの人気

アジア太平洋圏のインターネットマーケットは、急速な成長を遂げている。事実、10月にはcomScoreが、アジア太平洋地域は、北米に続き、世界2位の広告市場の地位を獲得しており、2014年の年末までに、インターネット広告への出費が、新聞広告への出費を抜くと指摘している。 comScore曰く、2015年には、インターネット広告は、すべての広告の支出の21.9%を占めるようになるようだ。

また、中国等の台頭する国々では、検索に関して、興味深い展開が起きている。

中国 — 百度、最新の動向

中国は、世界で最も人口が多く、インターネットは一般家庭に普及している。comScoreによると、中国のインターネット人口は、アジア太平洋地域 & 世界で一番多い。

Asia Pacific Audiences

アジア太平洋地域のインターネットユーザー人口

成熟した台湾と香港の成長率は同じ

(吹き出し)中国のインターネット人口は、昨年比で4%増加。一方、台湾と香港はともに2012年3月から2%増加

(左から)中国 348,177(000) インド 73,872(000) 日本 73,640(000) ベトナム 16,055(000) オーストラリア 14,371(000) インドネシア 13,628(000) 台湾 11,861(000) マレーシア 11,800(000) タイ 9,485(000) フィリピン 7,432(000) 香港 4,595(000) シンガポール 3,397(000) ニュージーランド 2,895(000)

さらにcomScoreの調査結果を提供する:

  • 中国のインターネット人口は、3億4700万人を超え、その他の地域のユーザーを加えると、4億6000万人に達する。
  • 中国のインターネットユーザーは、平均で150分間/月オンラインショッピングサイトを利用する。
  • 不動産、自動車、美容/ファッションスタイル等の分野で人気の高いウェブサイトは、数百万人のアクティブユーザーを抱えている。

中国のソーシャルメディアの範囲は、平均を超えているものの、利用は平均以下である:

China Social Networking

中国と台湾でのソーシャルネットワークの浸透度は平均を超えるものの、利用は平均以下。成長するポテンシャルは大。

(左)ソーシャルネットワークの浸透のカテゴリ

世界 82% 米国 79% 英国 77% 日本 53% 中国 86% 香港 79 % 台湾 86%

(右)ソーシャルネットワークを利用する平均の時間(分)

世界 324分 米国 363分 英国 448分 日本 88分 中国 69分 香港 251分 台湾 398分

2013年8月の時点で、comScoreは、中国で人気の高い5つのソーシャルネットワークを報告している:

  1. QQ.com Qzone
  2. QQ.com microblogging
  3. SINA microblogging
  4. Pengyou.com
  5. Renren.com

中国には、厳格な検閲の規定が存在するため、国産の検索エンジンを活用する点は理に叶っている。iResearch Globalの第三四半期のデータ からは、中国の検索エンジンの収益が増加していることが分かり、前年と比較すると成長率は41%近く増加している:

Revenue of China Search Engine Market

中国の検索エンジン市場の収益 2012年の第一四半期 – 2013年の第三四半期

収益(元) % 前四半期比の成長率 % 前年比の成長率

注記: 検索エンジン企業の収益とは、検索エンジンチャンネルの代理店の収益を除く、検索エンジンを運営する会社の収益の合計を指す。

ソース: このデータは、企業側が発表した決算、専門家とのインタビュー、そして、iResearchのスタッツモデルを基に算出し、推測している。

2013年第一四半期、iResearchは、過去3年における中国の検索マーケットの収益のシェアを公表した。百度は、約81%にシェアを伸ばし、明らかに市場を制している。一方、グーグル中国は、シェアを約14%まで減らしていた。

Revenue of China Search Engine Market

中国の検索エンジンマーケットの収益 2010年第一四半期 – 2013年第一四半期

注記: 検索エンジン企業の収益とは、検索エンジンチャンネルの代理店の収益を除く、検索エンジンを運営する会社の収益の合計を指す。

ソース: このデータは、企業側が発表した決算、専門家とのインタビュー、そして、iResearchのスタッツモデルを基に算出し、推測している。

検索のシェアに関しては、6月のレポートを参考にすると、百度は約66%のシェアを獲得し、グーグルは3%に急激にシェアを落としていた。

今年(2013年)、中国の検索エンジンは、覇権を巡り、戦略的なバトルを繰り広げた。シェアを獲得するための一つの手段として、合併を用いる動きが見られた。7月、2番目の規模を誇る検索エンジンのQihooが、3番目に大きい検索エンジンのSogouを買収すると示唆する報道があった。しかし、9月には、Sogouが4番目に位置する検索エンジンのSosaを買収すると報じられていた

また、その一方で、密かに中国最大のEコマースサイトのアリババが、Aliyun Searchを立ち上げていた。Aliyunが中国の市場でどこまでインパクトを残せるのかは、今後の展開次第だが、comScoreが10月にリリースした「China Digital Future in Focus 2013」レポートは、アリババのユーザーが、平均で137分間を同サイトで過ごしていると指摘している。これは、2位のサイトの利用時間の約4倍に匹敵する。

韓国 — モバイルとNaver

Webcertainが公開した調査結果によると、韓国の携帯電話の利用は、その他のアジア太平洋地域の国々、さらには、世界の国々に勝っており、世界の平均の3倍に相当する。2013年の第一四半期、インターネットへのアクセスの60%近くがスマートフォンを介して行われたと、Webcertainのグローバルモバイルレポート 2013は指摘している。

Screen Shot 2013-12-24 at 11.53.08 AM

(上)スマートフォンの契約者 3800万人

携帯電話契約のスマートフォンの契約が占める% 67%

スマートフォン契約者数 前年比で18%の増加

インターネットのトラフィックのうちモバイルが占める% 31.3%

(左下)携帯電話 & タブレットの利用

携帯電話およびタブレットを使ってインターネットにアクセスしたインターネットユーザーの%

2011年6月 携帯電話 32.5% タブレット 6%

2012年第二四半期 携帯電話 50.3% タブレット 6.7%

2013年第一四半期 携帯電話 59.6% タブレット 9.7%

(右下)モバイルOSマーケットのシェア

モバイル経由のインターネットトラフィックを占める%

2012年5月 (上から)その他、iOS、アンドロイド

2013年5月 (上から)その他、iOS、アンドロイド

韓国の検索マーケットシェアを最も獲得しているのはNaverだ。インターネット上で韓国語を使ってサイトを成功に導くためには、Naverにリストアップしてもらう必要がある。comScoreによると、Naverのシェアは2011年から減り、一方、グーグルは多少シェアを増やしているものの、まだまだNaverには遠く及ばない。

South Korea Search Market Share

2014年のNaverでのマーケティング

Naverは独自のビジネスモデルを持っている。基本的には、ヤフー!のサイトと同じように、その他のNaverのサイトに導くポータルサイトだが、エンジンでもあり、多面的な検索結果を用意している(グーグルのユニバーサル検索結果に似ているが、より凝ったフォーマットを採用している)。グローバルなブランドは、出来るだけ多くの場所に出没することで、ブランドへのビジビリティを集めることが出来る。

naver-serp-explained - brightedge

NAVER

SERPの説明

(上から)有料リスティング

製品のリスティング

登録したブログ

登録したウェブサイト

登録したサイトでインデックスした画像

自然な結果

エンサイクロペディアのディレクトリ

ソーシャルの結果

ユーザーが作ったコンテンツ

製品のリスティング

雑誌のコンテンツ

ニュースセクション

Naverで成功を収めるには、検索エンジンに登録し、参加を認証してもらう必要がある。Naverでマーケティングを始める上でのヒントを5つ紹介する:

  1. 韓国語を使うことが鉄則。
  2. NaverのKnowledge iNでユーザー生成コンテンツに参加する。
  3. ブログを運営し、積極的に活動する。
  4. Naverの「Cafe」プラットフォームでソーシャル活動を行う。
  5. すべての取り組みで基本的なオンページSEOを実装する。

日本 — ヤフー!、ソーシャルメディア & モバイル

日本は、世界で四番目インターネットユーザーが多い国である。日本では、ヤフー!のサイトの人気が最も高く、モバイルの利用が浸透している。また、ツイッターとフェイスブックがソーシャルネットワークシーンを牛耳り、大勢のインターネットユーザーが、特にエンターテイメント系のサイトで時間を過ごしている。

5月にリリースされたcomScoreのデータによると、ヤフー!は、6万5000人近くのユニークビジターを擁し、利用者が最も多いものの、約6万4000人が利用するグーグルが肉薄している:

Top Web Properties Japan

利用に関して目立つヤフー!とグーグル

ブログサイトも健闘

上位のウェブサイト – 日本

ユニークビジター ビジター当たりの滞在時間(分)

(上から)ヤフー!サイト グーグルサイト FC2 Inc. NHN Corporation アマゾンサイト マイクロソフトサイト サイバーエージェント 楽天 ウィキペディア NTTグループ

日本のインターネットユーザーは、その他のアジア太平洋地域のユーザーや世界のユーザーと比べて、エンターテイメント系のサイトでより多くの時間を過ごしている。2013年5月のデータでは、エンターテイメント系のサイトの滞在時間が、世界では平均3.5-5時間のところ、日本では約5時間と記録されている。

Japan Websites

日本のウェブユーザーは、同地域および世界のユーザーと比べて、エンターテイメント系のサイトで時間を費やす傾向がある

エンターテイメント系のサイト

訪問するウェブユーザーの% サイトで過ごす平均時間(時)

世界 アジア太平洋地域 日本

5月12日 5月13日

また、comScoreは、日本には1億200万人を超えるモバイルユーザーが存在し、34%以上のペースでスマートフォンの浸透が進んでいると報告している。

Japan Smartphone Users

日本でのスマートフォンの浸透は34.8%に到達

昨年比で40%以上の増加

スマートフォンユーザーのシェア – 日本(%)

ヨーロッパ — デジタル情勢

多数の国々で構成されるヨーロッパでは、国によってインターネットの利用に差があるものの、インターネットユーザーの人口は増え続けており、より大きな機会をマーケッターに提示している。2013年の3月にcomScoreがリリースしたデータによると、世界のインターネットユーザーのうち、ヨーロッパは27%を占めている

Worldwide Internet Audience

世界のインターネットユーザーの分布

オンラインユニバースの中心は米国ではない

1996年 米国外 34% 米国 66%

2012年 米国外 87% 米国 13%

アジア太平洋地域 42 % ヨーロッパ 27% 北米 14% 中東・アフリカ 9% ラテンアメリカ 8%

ヨーロッパのデジタル情勢をかいつまんで説明していく(comScore 2013年3月):

  • イタリアのインターネットユーザーは、昨年と比べて17%増え、ヨーロッパで最も増加するペースが早い。
  • トルコは若年層のウェブユーザーが多く、一方、ドイツは熟年層にも浸透している。
  • 2012年12月の段階で、EU5ヶ国(イタリア、フランス、ドイツ、スペイン、英国)のモバイルデバイスの75%をスマートフォンが占め、スマートフォンユーザーは2300万人を超えている。
  • ヨーロッパのインターネットユーザーは、ソーシャルネットワーク、または、ブログで平均6.7時間/月を過ごしている。
  • ヨーロッパのウェブユーザーのうち10人に8人が、ニュースサイトや情報サイトにアクセスしている。
  • スマートフォンユーザーの約14%が、デバイスを介して製品やサービスを購入し、スマートフォン経由の買い物客の37%は、服やアクセサリを買っている。

ヨーロッパでは、グーグルが検索市場を独占しており、シェアの86%を獲得している(米国よりも遥かに高い)。そして、Yandexが2位につけている。

インターネットの利用に関しては、comScoreのデータを見ると、トルコが最も検索回数が多いものの、インターネットを利用する時間は英国が最も多い。

Engagement across EU audiences

ヨーロッパでのインターネットの利用

ヨーロッパでは、平均で27時間弱インターネットが利用されている

(上から)英国 37.3

トルコ 31.0

オランダ 30.6

ポーランド 29.3

フィンランド 27.8

フランス 27.7

ヨーロッパ平均 26.9

ロシア 26.1

ノルウェイ 24.9

ドイツ 24.6

スペイン 23.8

ベルギー 22.4

スウェーデン 22.0

ポルトガル 20.8

デンマーク 20.6

アイルランド 19.5

イタリア 18.5

スイス 16.6

オーストリア 14.4

(吹き出し)ベルギーは、利用時間/ビジターにおいて、ヨーロッパで最も伸びが大きかった。1年前と比べ、インターネットを利用する時間が2時間増している。

また、ヨーロッパのインターネットユーザーは、eBay、フェイスブック、そして、アマゾン等のサイトでも、検索を行っている。

European Websites

ヨーロッパのインターネットユーザーは、グーグルとYandexだけでなく、フェイスブック、eBay、アマゾンでも検索を行う

(右上)検索エンジンのユーザー当たりの検索回数

ロシア — インターネットの利用とYandex

アジアとヨーロッパ諸国の間にあるロシアは、comScoreのデータによると、ヨーロッパのインターネットユーザーの大半を抱えている。そのため、同国の国産の検索エンジン、Yandexが世界で4番目にユーザーが多いことも納得できる。

Europe Countries Online

ヨーロッパ諸国のインターネットユーザーの人数

4億800万人を抱えるヨーロッパのインターネットユーザーの15%をロシアが占める

(左)前年比の成長

(左中央)ユニークビジターの合計

(吹き出し)イタリアとロシアは、特に増加ペースが速い — それぞれ、17%と15%。

Yandexにとって、2013年は浮き沈みの多い1年間であった。Islands(次世代のリッチスニペットテクノロジー)をリリースする一方で、創業者の一人、イリヤ・セガロビッチ氏が帰らぬ人となった

今年(2013年)の始めには、2012年の11月 & 12月の段階で、月間検索クエリの数で、Yandexがビングを上回ったと言う報告が上がってきた。2012年12月、Yandexは、48億4000万件のクエリを処理し、マイクロソフトは、44億8000万件のクエリを処理していたようだ。世界のシェアに換算すると、Yandexが2.8%、一方、ビングは2.5%であった。

Bloombergがリリースしたさらに新しいレポートでは、Yandexの検索のシェアはロシアで62%、グーグルは26%、そして、国産の別の主要な検索エンジンのMail.ruが約9%を獲得していることが判明した。

Yandexは、ウクライナやトルコ等の海外への拡大に向けた取り組みを強化しており、ロシア語以外の言語にも対応している。事実、CNNの報道によると、Yandexは、参入するマーケットで、グーグルに続くNo.2の検索エンジンになることを戦略に掲げているようだ。

また、収益のデータを見る限り、Yandexは順調に成長しており、2013年の第三四半期の収益は、2012年の同時期よりも40%多く、約3億2000万ドルを記録している。

2014年版 世界を見据えた最適化の5つのヒント

国際的なブランドにとって、グローバルな最適化は欠かすことの出来ない取り組みである。検索エンジン、そして、地域の文化には差があるものの、グローバルなSEOを行う上で有効なアドバイスを幾つか提供していく:

1. 地域のユーザーを理解する

グローバルSEOとローカリゼーションを取り上げた9月のコラムでは、各地域と言語において、答えを用意する必要のある重要な問いを提示した。この記事の一部を以下に掲載する:

  • キーワードリサーチ: 自分のビジネスのオーディエンスにとって、どのトピックが重要なのか?フレーズ/キーワードの形で、どのように関心を表現すればいいのか?検索の要求にどのように転換すればいいのか?ヘッドとテールの用語(& グループ)にクローズアップすることは可能か?
  • 競合者分析: 言語、地理、そして、検索エンジンの組み合わせにおいて、競合するサイトはどこか?競合者はどのキーワードに力を入れているのか?そのキーワードは、自分のビジネスおよびオーディエンスにとって重要か(重要なら、ターゲットのキーワードに加えよう)?競合者はどのサイトからリンクを獲得しているのか?そのサイトは、自分のビジネスと関連しているか?そのサイトのユーザーにとって、自分のサイトのコンテンツに向かうリンクは適切か?
  • コンテンツ計画: 再利用するつもりの既存のコンテンツにターゲットのキーワードを盛り込むことは可能か?ただし、無理やり組み込んではならない。可能ではないなら、新しいコンテンツの作成を検討しよう。それぞれの組み合わせのオーディエンスは、どのように情報を取得しているのか?好むフォーマットは何か(例: テキストとビジュアル)?このフォーマットに一致するコンテンツを作る計画を立てているのか?

2. 地域に的を絞ったコンテンツを作る

営業を行う地域のオーディエンスに接触するつもりなら、その地域の文化に見合ったコンテンツを作るべきである。様々な文化圏で、マーケティングを行う際に注意するポイントを幾つか挙げていく:

  • その文化にとって、重要な価値は何か?タブーとされているのは何か?
  • 自国独自のコンテンツの作成に取り掛かっている場合、当該のコンテンツの感情は、別の言語でも、十分に伝わるのか?
  • その他の検索エンジンの言語の要件に従う必要がある — 例えば、Naverで成功を収めるためには、ネイティブの言語を利用する必要がある。
  • それぞれの検索エンジンで、贔屓してもらえるコンテンツのタイプを把握する — 世界共通ではないので注意しよう。

3. SERPのレイアウトを理解する

世界中のマーケッターの大半が、グーグルの検索エンジンを活用しているが、米国のSERPで2013年にもたらされた変更点、そして、この変化が2014年のSEOに与える影響を理解することは重要である。

また、次の取り組みにも力を入れる必要がある:

  • 地域の検索結果のカルーセルを意識して最適化を行う。
  • Naver、Yandex、百度等、その他の検索エンジンのSERPの構成も把握する。
  • ユニバーサル検索の結果とモバイルの検索結果に対して最適化を行う方法を極める。

4. 地域の規制を考慮する

ロシアや中国等の国々は、特別なインターネットの規則を定めている。海外でビジネスを実践するなら、その国で受け入れられる慣習とコンテンツを理解し、ルールに従う必要がある。

以下に、熟知しておきたいトピックを幾つか挙げていく:

5. 適切な人材とテクノロジーを投入する

世界の各地域でマーケティングを行うには、接触を望む地域に人材を配置する必要がある。現在の取り組みをそのまま別のマーケットにコピーしてしまうと、ブランドとオーディエンスが分断されてしまう可能性がある。国際的なブランドなら、言語、条件、コンテンツ、イメージ戦略、スタッツの策定、そして、成果を記録するために用いるテクノロジー選択に至るまで、ありとあらゆる取り組みに貢献する国際的なスタッフの存在が欠かせない。また、地域での検索のパフォーマンス、検索エンジン、デバイス、そして、SERPのタイプを管理する上で有効なテクノロジーを選ぶことも肝要だ。

2014年の全体像を理解する

グローバルなSEOを行う上で、今回紹介した提案は役に立つものの、2014年に向けたより広範なSEO戦略 & コンテンツマーケティング戦略と併せて、実施する必要がある。この全体的な戦略を策定する上で、参考になりそうな情報を挙げる:

  1. 2013年に劇的に変化したSEO & 2014年を勝ち抜くための条件
  2. 安全な検索を千載一遇のチャンスに変える安全な検索の五箇条

2014年、皆さんのSEOとコンテンツマーケティングが成功することを心から願っている。

この記事の中で述べられている意見はゲストライターの意見であり、必ずしもサーチ・エンジン・ランドを代表しているわけではない。


この記事は、Search Engine Landに掲載された「The Global SEO & Content Marketing Landscape」を翻訳した内容です。

筆者が日本のYahoo!のエンジンはGoogleであることを認識しているかは不明ですが、、、グローバル展開したいと思っているあなたには情報満載の記事でした。しかし検索エンジンのシェア以上にインパクトがあったのは、1996年にはインターネットユーザーの66%が米国だったのが、2012年にはたったの13%になっているという事実。それだけアジア、ヨーロッパでネットが普及してきたということでしょうし、今後アフリカや途上国の人口増加も含めても米国市場のシェアは下がる一方でしょうね。セカイで勝負したいと思っている方も米国以外の国に今から目を向けていけば意外な商機&勝機があるかも? — SEO Japan [G+]

Bingの売却を検討するマイクロソフトの次期CEO候補

マイクロソフトCEOであるスティーブ・バルマーが引退が引退をこの夏発表してから、その後継者争いが米国では大きな話題となっていました。最近になって、ようやく何人かの最終候補に絞り込まれ、その結果次第でBingの将来にも影響があるかもしれない?ということで、米国の検索シェアを追っている人には特に気になるマイクロソフトの後継者レースに関する微妙に気になる記事を。ダニー・サリバンのコメント付き。 — SEO Japan

Bing logoマイクロソフトの次期CEOを巡る争いが激化している。今週の始めにお伝えしたように、現在、フォードでCEOを務めるアラン・ムラーリー氏、そして、元ノキアのCEO、スティーブン・エロップ氏(デバイス部門の責任者として、マイクロソフトに復帰)を含む数名が、最終選考に駒を進めている。その中で、エロップ氏は、次期CEOレース争いを有利に進める可能性を秘めた大胆なアイデアを持っているようだ。しかし、反対派によって、不適格と見なされる危うさも持ち合わせている。

ビジネスウィーク誌によると、マイクロソフトのCEOとして「エロップ氏は、恐らく、「オフィス製品」を使って、PCおよびモバイルデバイスにおいて、同社を代表する製品であるウィンドウズ OSの需要を高める戦略から距離を置こうとしている」ようだ。それよりも、エロップ氏は、ノキアの地図プラットフォーム「Here」で試みたように、様々なデバイスやプラットフォーム間で「オフィス」の売り上げと利用者を最大限に増やす取り組みを行う可能性がある。

また、ビジネスウィークは、匿名の情報源の話として、エロップ氏が、ビジネスの焦点を絞るため、メジャーな事業を閉鎖、または、売却することを覚悟していると伝えている。その結果、「検索エンジンのビングを用いたグーグルとの覇権争いは、コストが高いため、打ち切り、また、Xbox等の好調なビジネスも売却する」ことになると見られている。

多くの金融のアナリストも、Xboxがマイクロソフトの他のビジネスから切り離されると推測している。また、一部の専門家は、検索の取り組みに関して、ビングが、グーグルからマーケットシェアを奪えないことは明白であり、投資を続けるのは、コストがかかり過ぎると考えている。

どうやら、マイクロソフトの創設者の一人、ポール・アレン氏もまたXboxとビングを断念するべきだと考えているようだ。広報を通じて、アレン氏は、より多くの利益が期待できるビジネスに焦点を絞る上で、ビングとXboxが邪魔になっていると示唆したことがある。

このような考えが、その他のCEO候補にどの程度浸透しているのかは不明である。しかし、金融アナリストや機関投資家からのプレッシャーを受け続ければ、エロップ氏がCEOに任命されるかどうかに関わらず、同じような決断が下される可能性はある。

エロップ氏が、次期CEOに選ばれ、ビングの売却を真剣に考えると仮定する。その場合、どこの会社に、幾らで売ろうと試みるだろうか?また、ヤフー!との契約は、どうなるのだろうか?売却により、ヤフー!との契約は自動的に破棄されるのだろうか?それとも、ヤフー!は、ビングの買い手と引き続き提携関係を維持するのだろうか?

マイクロソフトは、実際にフェイスブックにビングを売却しようと試みたものの、フェイスブックが断ったと言われている。しかし、これは、グラフ検索が導入される前の話である。フェイスブックは、現在、ビングの売却として、最も可能性が高く、オファーがあれば、もっと真剣に検討するだろう。また、フェイスブックが、数十億ドル規模になると見込まれる買収を行う上で、必要な資金を持っている点も注目に値する。

マリッサ・メイヤー率いるヤフー!は、買い手の資格を持っているだろうか?非常に高い買い物になるが — マイクロソフトから検索を買い戻すことが出来れば、大きな勝利だと言えるだろう。ヤフー!が持つアリババの株は、200億ドル以上の価値を持つ。この株を換金すれば、ヤフー!がビングを買うことは不可能ではなくなる。

その他にも買い手はいるだろうか?ヨーロッパの企業、アジアの企業はどうだろうか? ビングにとって、最高の会社、そして、最高に合う場所はどこだろうか?コメント欄で、是非、意見を聞かせてもらいたい。

ダニー・サリバンのコメント: マイクロソフトが、あっさりとビングを放棄することが出来ると考えているなら、現実を見てもらいたい。マイクロソフトにとって、検索は欠かすことの出来ないサービスである。検索は、ウィンドウズフォン、ウィンドウズ OSのプラットフォームに深く統合されている。つまり、マイクロソフトのあらゆる製品に検索が用いられており、その検索を動かしているのは、ビングなのだ。

マイクロソフトが降参し、タオルをリングに投げ入れるとしたら、どのような選択肢がマイクロソフトには与えられるのだろうか?グーグルと手を結ぶことは出来ない。 マイクロソフトが、(アップルのように)敵を受け入れたと仮定しても、連邦取引委員会(FTC)が、ヤフー!とグーグルの提携に待ったをかけた点を考慮すると、同じような規制の問題が、マイクロソフトがグーグルにビングを譲渡する際にも発生するだろう。

マイクロソフトは、グーグル + ヤフー!の提携を遅らせるためにFTCに協力した。しかし、今度は、グーグルとの提携を推し進めるマイクロソフトに対して、FTCが牙をむく構図が生まれる。

グーグルがダメなら、ビングの買い手が現れ、新たなオーナーと提携を組み、ライセンス契約を結ぶしか選択肢はなくなる。この方が可能性は高い。私もグレッグと同じように、フェイスブックが候補に挙がると思う。しかし、ヤフー!の方が魅力は上である。マイクロソフトと同じように検索の名残があり、検索を熟知するマリッサ・メイヤーCEOが率いているためだ。

格安の価格なら、メイヤーCEOは、マイクロソフトからビングを買う可能性はある。もう一つの可能性としては、アップルが、グーグルとの完全な決別を望み、マイクロソフトが運営するビングよりも、ヤフー!が運営するビングに魅力を感じるケースである。

マイクロソフトが、この検索エンジンに用いたコストの内訳を明らかにしていない点を考慮すると(その多くは、過剰なマーケティングに費やされている可能性がある)、ビングの売却が経済的な面で難航すると言わざるを得ない。しかし、ここで思い出してもらいたい点が一つある。ヤフー!の投資家は、「検索をアウトソースして、節約」する取り組みを既に行ったものの、収益が増えるわけではなく、ただ検索のシェアを失っただけであった。

ビングを放棄するだけで、突然、収益が増えるとは考えにくい。しかも、マイクロソフトが抱える、最も革新的な製品の一つを諦めることになる。しかし、ソフトウェアの販売への投資を増やし、ハードウェアの販売に対する新しい方針が、マイクロソフトに明るい未来をもたらすと考えているなら、ビングを手放す決断は、理に叶っているのかもしれない。

グレッグ・スターリングによるコメント: マイクロソフトは、「ビングを放棄」することは出来ないと私も思う。また、ダニー・サリバンが説明してくれたように、検索を必要としているはずである。売却の反対派は、マイクロソフトが、戦略として、検索を製品へ統合している点を挙げるだろう。

しかし、売却先から、マイクロソフトに有利な条件でライセンス契約を結び、ビングを戻すことも不可能ではない。また、ダニー・サリバンも指摘していたように、売却相手として、最もフィットするのはヤフー!だと思う(役割が逆転する)。また、アップルも魅力的な候補であるが、最終的に、検索エンジンを自分で管理するよりも、提携を結ぶ方針をマイクロソフトは望むだろう。

ビングが売りに出される場合、バイドゥやアリババ等のアジアの企業も候補になる可能性がある。また、可能性はゼロに近いものの、ロシアの検索エンジン、ヤンデックスも控えている。


この記事は、Search Engine Landに掲載された「Potential Microsoft CEO Elop Would Consider Selling Bing」を翻訳した内容です。

後継者レースに関してはまだまだ様々な可能性があるようですが、サリバンのコメント読むに誰がなっても簡単には売られないだろう、という話でした。デバイスの多様化、OSの多様化、コンピュータの利用シーンの多様化、、、検索サービスの重要性はユーザーにとってもプラットフォーマーにとっても増していると思いますし、私自身も簡単には巨額の投資を続けてここまでどうにか育て上げた検索サービスを簡単には手放さない気もするのですが。そんなことを考えてしまうのは常人の思考レベルであって、次期マイクロソフトCEOの頭にはもっと壮大で先見性のある考えがあるのかもしれませんが。Bingがマイクロソフトに残るにしろ他社に売却されるにしろ、Googleの圧倒的シェアは脅かすような存在に育ってくれるとそれはそれで検索マニアの傍観者としても、検索マーケティングに関わる実務者としてもよりエキサイティングな話ではありますし、良い形で継続・進化していってくれることを願うばかりです。 — SEO Japan [G+]

Bingが多様な環境への適応を目指しデザインを一新, 普遍的なデベロッパプラットホーム化を志向

最近は検索エンジンをデベロッパプラットホームとしても位置づけたいと志向しているMicrosoftが、そのBingのロゴとユーザインタフェイスを一新した。

Bingの新しいロゴと検索ページの新デザインは、Microsoftが全社的に徐々に行っているヴィジュアルのリフォームの一環だ。Bingのロゴのリフォームは、“シンプルでリアルでダイレクト”を志向し、Microsoft社のロゴと同じSegoeフォント(の別バージョン)を使っている。前のロゴではドットだけオレンジ色だったが、今度は全体がオレンジだ。Microsoftの、4色の旗の形をしたロゴの右下の配色が、これと同じオレンジ色だ。

検索結果ページのレイアウトも一新された。下図でお分かりのように、これまでのような単純なリンクのリストはなく、対話的な要素がいろいろ増えている。

しかも結果は単なるページのリンクではなく、ページ内の、クェリとの関連性の強い部分を見せる。だから逆に言うと、より詳しいクェリが可能だ。Autosuggestツールのビジュアルバージョン的でもある。検索結果ページのPole Positionと呼ばれる部分には地元の天気予報が表示され、1年前に発表されたSnapshotと呼ばれる場所には、何かのトピックや関連リンクに関する概要情報がある。Facebookなどのソーシャルネットワークからコンテンツを取り出すBingのソーシャル検索は、一つのサイドバーへと統一される。

Bingはこれらの新機能により、XboxのコンソールやWindows Phonesなど多様なプロダクトとの統合が容易になり、またユーザの将来の検索クェリも予測できるようになる。そしてさらに重要なのは、全社的取り組みによりBingは単なる検索エンジンからプラットホームにもなることだ。6月にMicrosoftは、Bingをデベロッパプラットホームとして公開し、Bingの普遍的な機能(ユーザインタフェイス、OCR、地図、データの視覚化など)を使ってWindows 8~8.1やXbox Oneも含む多様な環境向けのアプリケーション開発を可能にする、と発表した。当時、本誌のFrederic Lardinoisが書いたように、Bingを多様なアプリケーション開発が可能な普遍的なAPI集合としてデベロッパ向けに公開することは、今後MicrosoftのGoogleとの競合がよりやりやすくなることを意味する。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


BingがプラットホームになるとMicrosoftはGoogleと互角にデベロッパの取り合いができるかも

Microsoftはプラットホームの作り方を知っているから、同社が新しいのを発表したときには、見てみる価値がある。先週までMicrosoftは、BingはGoogleと競合する検索エンジンだ、と人びとに思わせてきたが、しかし今年のデベロッパカンファレンスBuildでは、Bingは今やデベロッパプラットホームでもある、という驚きの発表を行った。そしてMicrosoftは今、BingのEntity API、音声認識、OCR、翻訳、などなどの機能やツールをサードパーティアプリケーションのデベロッパに公開している。既存のMaps APIも、それらの一環として含まれるようになる。

Microsoftはこれらのサービスを説明するとき、“インテリジェントなファブリック(fabric, 構造物)”である、という言い方をする。それを使って構築したプロダクトは、“人びとが世界の知識や彼らを取り巻く環境と、より人間的なやり方で対話することを助ける”、のだそうだ。これらの能力の一部はすでにMicrosoftが内部で利用してきたものだが、これからは外部にも公開されるのだ。

Entity APIが、Bingのサービスのハイライトだ。Microsoftがうまくやれば、このAPIの存在によってBingは、自分のアプリケーションが現実世界に関する情報に容易にアクセスできるようにしたい、と考えているデベロッパが、必ず利用するプラットホームになる。Bingの先進的なSatori Entityエンジン…GoogleのKnowledge Graph(知識グラフ)に相当…のすべてがEntity APIから利用できるわけではないが(Entity APIのローンチの日程も未発表)、同社によればこのAPIによってデベロッパは(自分のアプリケーションを通じ)、“世界の発見や世界との対話をこれまでよりも高速かつ容易にできるようにユーザの能力を高める”、というのだ。

Microsoftの検索担当部長Stefan Weitzによると、これらのデベロッパツールの一般公開については内部で議論があった。でも一般公開派がその議論に勝ったことは、たいへん良い兆候である、と。

ただし、今のところの制約は、Bingの各サービスが特定のクライアント環境に依存していることだ…それは、Windows 8,と8.1とXbox Oneである。短期的にはこれは、Windows 8向けの良いアプリケーション(Metroなアプリケーション)を増やす、という効果があるかもしれない。でも本格的に広くデベロッパコミュニティに使ってもらいたいのなら、なるべく早く特定クライアント環境依存から卒業すべきだ。

Microsoft自身も、デベロッパプラットホームではGoogleなどとの競争が厳しいことを、よく知っている。Googleはなにしろ、デベロッパ向けのサービスがすごく豊富だ。MicrosoftにはAzure、Visual Studio、Team Foundationなどとそれらのまわりのエコシステムがあるが、でも地図や音声認識や検索ツールなどのAPIサービスを求めるデベロッパのほとんどが、今のところMicrosoftへは歩を向けない。

でも、Bingのプラットホームとしての育成にMicrosoftが今後ますます本気を見せてきたら、それがデベロッパの心の中で他と互角な選択肢の一つとして位置付く機会が、そのうち訪れるかもしれない。

〔関連記事。〕

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Bingの検索APIだけでなく汎用アプリケーションフレームワーク的APIもデベロッパに公開

【抄訳】

今日(米国時間6/26)行われたMicrosoftのデベロッパカンファレンスBuildで、 同社は、Bingの先進的な機能のかなりの部分をデベロッパに公開する、と発表した。Microsoftの企業担当VP Gurdeep Singh Pallによると、もちろんデベロッパたちはすでにBingのAPIを使っているが、しかしこれからは、Bingのエンティティ(データ本体)、知識、ナチュラルなユーザインタフェイス、光学文字認識3D化地図と俯瞰的視覚化、などの高度な(そして検索に限定されない一般的な)機能も利用できる。

Singh Pallによると、これらの高度機能はもちろん前からすでにBing内部では使われている。しかし、“うちだけでもこれだけのことができるのだから、これらをサードパーティの手に渡したらすごいものが生まれるだろう”、ということだ。

彼によると、Bingは優れた検索エンジンであるだけでなく、そこに込められた個々の能力がすばらしい。今のBingはユーザの意図や、Web上の無構造なコンテンツ、デベロッパがその処理をゼロから実装するのは困難なクェリやデータタイプなども理解できる。

彼らはかねてから、Bingの高度機能を使えば、検索以外の多様なアプリケーションにおいても、価値ある仕事ができる、と信じていた。これらの機能を使えばすばらしい体験を作り出せる、と彼らは長年感じていたのだ。

たとえばBingが持つWebインデクス(インデクシングの結果)や、レレバンスエンジン(relevance engine, 関係性・適切性判断エンジン)、知識ベース、エンティティの理解能力、などなどにデベロッパはアクセスできる。また、音声認識をはじめとする、ナチュラルなユーザインタフェイスという概念および技術にもBingのチームは取り組んできた。このインタフェイスも、これからはデベロッパが自分のアプリケーションに利用できるのだ。

以下は、これからデベロッパが利用できる機能の完全なリストだ:

【後略(ドキュメンテーション丸写しなので)】

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Microsoft、Bing For Schoolsをアナウンス。より安全かつ効果的な検索環境提供を目指す

Bingは、学校生徒世代に対するアピール力を高めようとしているようだ。発表されたのは、K-12を対象とするオプトインプログラムで、名前をBing For Schoolsという。年内にもスタートさせる予定となっている。Bingを学校向けに特化したもので、検索結果に広告は一切表示されず、プライバシー面での強化がなされており、そしてアダルトコンテンツのフィルタリングをより厳格にしたSafeSearchを提供する。

繰り返しになるが、Bing For Schoolsは学校側からの申込みによってオプトインにより適用される。つまり都合に応じて標準の、学校用に調整されていないBingを利用することもできるわけだ。オプトインに申し込むことにより、当該学校のネットワークを利用してBing.comにアクセスすると、生徒たちの利用に適した形に調整されたBingにアクセスするようになる。申し込むことにより、無料で利用することができる。

このBing For Schoolsプログラムで他にどのような内容が提供されるのかについて、まだ詳細は明らかになっていない(詳細は現在詰めているところであるようだ)。しかし学業目的でコンピューターを触っているときに、広告で気を逸らしてしまったり、あるいは情報を勝手に渡されてしまったりすることを防ぐことも主目的のひとつとしている。SafeSearch機能も厳格化し、利用に際して簡単に設定を変えたりできないようにもする。もちろん、既存サービスの「制限」を持ち込むことのみがプログラムの目的であるわけではない。クリティカルシンキングのための、デジタルリテラシーについての教材なども提供していこうと考えているそうだ。

プログラムは無料で提供され、何かしらの見返りを予定するものではない。ただ、このプログラムを利用してもらえれば、アメリカの教育機関におけるBingの利用率が高まることに繋がる可能性もあるわけだ。生徒たちをBingに親しませることにより、プログラムから離れてもBing等、マイクロソフトの提供する環境を使い続けるようになる可能性もある。つまり、このBing For Schoolsは、未来を担う子供たちへの投資となるという意味だけでなく、Bingを運営するMicrosoftにとっての投資となる意味もあるわけだ。

BingのライバルであるGoogleも、「Search Education」や「Google Scholar」など、さまざまな教育関連ツールを提供している。しかし今回発表されたMicrosoftの取り組みは、より早い段階からの学生取り込みに寄与することができるかもしれない。

原文へ

(翻訳:Maeda, H)


Bingのソーシャル検索機能がますます人間化–各分野の専門家チームが独自の結果リストを提示

Microsoftが今日(米国時間6/1)、検索エンジンBingの新しい実験を発表した。それは、いつもの、Bingがよくやる、ソーシャル検索やアルゴリズムのアップデートではなく、Bing Boards〔仮訳: Bing評議会(複数形)〕と呼ばれるその取り組みは、特定の検索に対して人が選別校閲した結果(curated results)を返すことがねらいだ。その結果リストは、Microsoftによれば、“画像やビデオやリンクのヴィジュアルな集まりであり、ひとつのユニークな視点からのストーリーを語る”。

今Microsoftは、食品とライフスタイル関連のブロガーやエキスパートや社会的な影響力のあるカリスマ的な人たちを少人数集めて、この評議会を構成している。実験がうまくいけば、ほかのトピックにも広げていく。しかし今のところMicrosoftは、その校閲者たちがどうやって結果のリストを作るのかに関しては沈黙している。

下の検索例では、右のサイドバーにBing Boardが出ている。


〔証明用写真を撮るときに使う背景、というクェリに対して、エキスパートのおばちゃんがアイデアを提供している。〕

ぼくは最初ソーシャル検索とは無関係と感じたが、でもBingのチームは、この実験はこれまでやってきたソーシャル検索の延長だ、と言っている。“これまでも友だちや有名なエキスパートからの知識を導入してきたが、今度のやり方では、その分野の熱心な人たちが高度に専門的なコンテンツを検索のために作ってくれる”、Bing Experiences Program Manager(Bing体験事業部長)のChen Fangが、こう書いている。

Fangによれば、専門家たちが作る検索結果はBingの通常のWeb検索の結果に対する、あくまでも補完であり、今後はBingの中央カラムに表示される。

Microsoftは今後も、Bingに対し、いろいろなソーシャル的コミュニティ的実験をやっていくという。Googleはソーシャル検索を軽視しているようだが、Bingは今なお、検索のソーシャルな側面に力を入れている。競合サービスとは完全に異なる特性を確立するための努力の一環として、今やますます、この方面に大きな賭け金を積んでいるようだ。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Microsoft、Windows 8/RT向けにカメラを利用できる拡張現実翻訳アプリを発表―日本語など40ヶ国語をサポート

今日(米国時間6/6)、MicrosoftはBing Translator app for Windowsリリースした(Windows 8/RT)。MicrosoftがWindows Phone向け翻訳アプリをカメラ入力まで含めて完全にデスクトップに移植したのは称賛されるべきだろう。Bing TranslatorはWindowsのモダンUI/Metroモードのみ対応している。対象言語は40ヶ国語で、オフラインで使えるよう個別の言語パックをダウンロードすることが可能だ。

ただし能力としては現在の翻訳アプリとしては標準的レベルだろう。GoogleのTranslate for Androidアプリはこうしたツールをすべて備え70言語をサポートしている。

言語の内訳は以下のとおり。

  • カメラ入力言語は、中国語(簡体字)、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語の7言語。
  • 翻訳やブルガリア語アラビア語、カタロニア語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、チェコ語、デンマーク語、オランダ語、英語、エストニア語、フィンランド語、フランス語、ドイツ語、ギリシャ語ハイチクレオール語、ヘブライ語、ヒンディー語、モン族アウン、ハンガリー語、インドネシア語、日本語イタリア語、クリンゴン語、韓国語、ラトビア語、リトアニア語、ノルウェー語、ペルシャ語、ベトナム語、ウクライナ語、トルコ語、タイ語、スウェーデン語、スペイン語、スロベニア語、ポーランド語、ポルトガル語、ルーマニア語、ロシア語、スロバキア語。

カメラベースの拡張現実翻訳機能はMicrosoftの実装がGoogleをやや上回っているかもしれない。掲示などを写真に撮るとその上に翻訳がスーパーインポーズされ、タップすると保存も可能だ。GoogleTranslateは画像中の翻訳させたい文をタップする必要がある。それが特に難しい操作だというわけではないが、Microsoftの方式はWord Lensと同じなのでiPhoneユーザーには馴染みがある。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


Microsoft CFO曰く、Bingは戦略的に重要な資産、「当社の全サービスを良くする」

今日(米国時間2/13)午前、Morgan Stanley Media & TelecomカンファレンスでMicrosoftのCEO、Peter Kleinは、同社にとってのBingの重要性について質問された。Kleinによると、Microsoftが独自の検索エンジンを立ち上げたのは「膨大なビジネスチャンス」があると考えたからであり、それは単独の検索エンジンとしてだけでなく同社の他部門の改善にも役立つからだ。

Bingは、「われわれの全サービスをより良くする機械学習エンジン」だと彼は言う。検索エンジンとしてBingは、当然同時に膨大なデータを収集しそれをMicrosoftは別のところで活用する。しかしKleinは、具体的な利用形態については詳しく語らなかった。

Kleinは、Bingを運用することによってMicrosoftはクラウドの規模拡大や、商用クラウドサービスの構築が可能になったことも指摘した。AzureやMicrosoftの他のクラウドベースツールについての具体的な話はなかったが、Bingを運用することによって、同社が近代的なクラウドベース運用について多くを学んだと考えるのは妥当だろう。

彼はまた、Bingが扱う大量のデータによって、同社がビッグデータサービスを市場に提供する際、有利な立場を得たと信じている。

Kleinから見て、今もBingは「実に有望なビジネスチャンス」でもある。MicrosoftはBingの運用におけるコスト管理を著しく向上させ、財務実績は前年より改善されたと、彼はMorgan Stanleyのカンファレンスに参加した聴衆の投資家たちに言った。

時間と共にBingは「[Microsoftの] あらゆるデバイスやプラットフォームにとって不可欠な要素になる」とKleinは考えている。MicrosoftはBingを売却したい、あるいはスピンオフさせたがっているという噂が時折出てくるが(実際Microsoftは過去にそれを考えたことがある)、Kleinの今日のコメントを踏まえると、近い将来にそれが起きることはなさそうだ。

Kleinが、Microsoftエコシステム全般にわたるさらに密接な統合を考えているのは、同社が2011年に買収したSkypeだ。彼はSkypeの統合には特別な関心がある様子だった。

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(翻訳:Nob Takahashi)