PlayStation 4のアップデートでゲームの中断/再開ができるようになった、外部ハードディスクへのバックアップも

Sony PlayStation 4の最新アップデート”Yukimura”には、プレイヤー待望のSuspend/Resume(中断/再開)機能がある。一時停止するとPS4はRest Mode(休憩モード)に入り、再開すると、さっきやめたところから始まる。

このSuspend/Resume機能を使うと、いちいちセーブしてからアクションを止めなくてもよい。またRestModeで低電力消費の静止状態に入っても、何ごともなかったかのように蘇生する。これまでは、こういう一時的なポーズをするためには、メニューを開いて何かをチェックするふりをする必要があった。メニューが開いている間(かん)、ゲームはフリーズする。

YukimuraすなわちPS4のソフトウェアのバージョン2.50には、本体のHDDの内容を外部のUSBドライブ(ハードディスクやSSD)に/からセーブ/リストアするバックアップ機能が加わった。設定も、保存したデータも、ゲームのスクリーンショットも、パッチもダウンロードも、…システムのすべてをバックアップできる。

保存したデータのバックアップは前にもできたが、それはUSBのフラッシュドライブだけで、しかも新たなセットアップ(あるいはリセット)が必要ならシステムデータをPlaystationのサーバからダウンロードする必要があった。経験者として言えば、それはかったるいプロセスであり、システム全体をモバイルのSSDから単純にロードできるようになったのは、ほんとに良いことだ。

PSNの上の友だちを、Facebookのアカウントから探せる機能も加わった。また進行中のゲームに加わったり、招いたりするのも、前より簡単にできるようになった。自分のTrophy情報をFacebookやTwitterなどでシェアできる。Dualshock 4のボタンのレイアウトをカスタマイズできる。さらに、障害者のためのテキスト読み上げやグラフィカルな表示機能などもある。

ほかに、次のようなものも新たに加わった: (Sonyのサイトより)

  • リモートプレイとシェアプレイ**: 60fpsをサポートしているゲームでは、リモートプレイやシェアプレイのゲームを60fpsのデバイスにストリームできる。

  • システムソフトウェアのアップデートを自動インストール: 将来のシステムソフトウェアのアップデートは自動的にインストールされる。

  • サブアカウントのアップグレード: 18歳以上のユーザはPS4上のサブアカウントから直接、マスターアカウントをアップグレードでき、チャットの制限を取り除いたり、ウォレットにファンドを加えたり、コンテンツを買ったり、いろいろできる。

  • 公認アカウント: デベロッパやプロデユーサーやゲームデザイナーやコミュニティのマネージャなど、ゲーム業界のプロフェッショナルとして公認されているアカウントはバッジをつけて表示される。

  • Dailymotion.com: SHAREボタンでビデオクリップをDailymotionに直接アップロードできる。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa


Sony若手チームが「物のメッシュネットワーク」でクラウドファンディング…”事前知名度”をねらう

昨年、シンプルなeペーパースマートウォッチをクラウドファンディングしたSonyが、またIndiegogoにプロジェクトを出している。どうもSonyにとってクラウドファンディングは、新しいアイデアの有効性を、宣伝しながらテストする試験紙なのかもしれない。

その最新のプロジェクトMeshは、すでに目標額の半分近い22000ドルを集めている。それはセンサを使うDIYのためのプラットホームで、複数のデバイス上のセンサはBluetoothで互いに通信し、またiPadのアプリとワイヤレスで対話する。それら物のネットワークの機能を、アプリのドラッグ&ドロップインタフェイスで構成する。その用途例は、Indiegogoのページの最初の方に書かれている。

MeshのセンサコンポーネントはTagと呼ばれ(上図)、LEDと動き検出センサとワイヤレスのボタンとデジ/アナ入出力用のGPIOなどが用意されている。システムはそこから、対象デバイス(照明器具、モーターなど)のセンサと対話することになる。

またソフトウェアのTagもあり、たとえば天気予報のサービスからアラートを送ったり、カメラやマイクなどタブレット上のハードウェアを使ったりする。

複数のMesh Tagが接続され、iPadアプリで構成される。アプリのインタフェイスがシンプルなので、複数のTagが接続されたプロジェクトを技術者でない人でも作れる。またMeshのSDKがあるので、デベロッパは独自のソフトウェアTagを作って、より高度なカスタムプロジェクトを作れる。

いわば複数の多機能なTag群をメッシュネットワークで接続して一つのプロジェクトを仕上げるのだが、具体的にはどんなプロジェクトだろうか? Sonyが例として挙げているのは、たとえば、ドアが急に開いたらその瞬間に、びっくり顔の自己像を撮る写真撮影システムとか、何かが持って行かれそうになったら通知をするシステムなどだ。あるいはゲーマーの動きをTagが感知して、それにふさわしい効果音を発する、とか。要するにいろんなTagを組み合わせた作った一つのメッシュネットワークが、特定の、ユーザやデベロッパが狙った機能を発揮するのだ。アイデアやニーズは、無限にありえる。

クラウドファンディングの目標額が得られれば、Meshのキットは5月にまず、合衆国と日本で発売される。Indiegogoの支援者なら、ベーシックなキットが105ドル、GPIO Tagはやや高くて、別途55ドルだ。

過去に類似製品として、ワイヤレスのセンサキットSAMや、デベロッパ向けにはrelayrのWunderBar、健康とフィットネス専門のBITalinoなどがあった。しかし何よりも興味深いのは、今回のように消費者電子製品の大企業が、クラウドファンディングに頼るスタートアップのような形で、社内の創造性を育てようとしていることだ。

MeshのチームはIndiegogoのページ上で、“Sonyの社内起業育成事業から生まれた熱心な技術者たちの小さなチーム”、と言っている。Bloombergの記事によると、Sonyは昨年から、既存の組織分けになじまないような新しいプロジェクトを見つけて、スピーディーにそれらを育てるための、新しい部署を作った。いわばSonyの社内の起業家的社員たちが、Sonyという名の社内VCにアイデアを売り込んで、必要な資金とともにゴーサインをもらう、という形だ。最初のアイデア売り込み大会は、昨年6月に行われたそうだ。

このMeshも、その最初のピッチ大会から生まれて、その後のプロトタイピング等により実現のめどが立ったので、今年の前半までに製品化できる、という確信を持ったのだろう。クラウドファンディングの目標額は5万ドルで、期限まであと53日ある。

でも、Sonyほどの有名大企業が、なぜクラウドファンディングを頼るのか。それは、このところ企業イメージがひたすらダウンしている旧タイプの古参企業が、スタートアップ全盛のこの時代に、そういう新しい世界の一員になって、AppleやSamsungに負けないフレッシュな企業イメージを確立したいからだ。言い換えるとクラウドファンディングを利用することによって、Sony自身からも体にたまった垢が落ち、自分自身も、若い熱心な技術者チームが引っ張る若い企業になれる。少なくともイメージ的には。

しかもクラウドファンディングには、資金が得られるだけでなく、コミュニティが形成されるメリットがある。そこでは彼らは、エリート企業のエリート社員ではなく、ふつうの若者として、コミュニティの一員になれるのだ。しかも、忌憚のないフィードバックが、無料で得られる。

“Meshをさらに良くしていくための、どんなアイデアでも歓迎します。あなたならどんなものを作るか、それを知りたいのです”、とチームはIndiegogのページのオーディエンスに語りかけている。

Sonyという老朽企業が、滝に打たれて若返るための、謙虚な修行の場。それが、彼らにとってのクラウドファンディングと、スタートアップ界隈のコミュニティだ。それは、世の中に対して教える企業から、世の中から教わる企業への、180度の変身だ。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


では一体誰がやったのか?

Sony Picturesのハックに、何らかの戦意があったとは認めがたい。CloudFlareとDEF CONのMarc Rogersが言ってるように、このハックは、かなりぶさいくなやり方ではあっても、犯人の特定は難しい。ハッカーの心得のある者なら誰もが、プロキシを使い、ソフトなターゲット(非軍事的な標的)をねらう。しかし攻撃に成功してデータを盗んでしまったら、犯人の所在を突き止めることはほとんど不可能だ。それが平壌からか、アトランタからか、誰にもわからない。Rogersは次のように書いている:

デジタル犯罪の鑑識はテレビドラマではない。CSIなどでは、捜査官がキーボードをわずかに叩けば、まるでマジックのように、コンピュータがアンロックされ、証拠情報がスクリーンにどどっと流れだす。さらにキーを叩くと、“追跡”と呼ばれるグラフィカルなアプリケーションが犯人の家に侵入し、彼のWebカメラや寝室のドアを操作する。しかし現実は、そんなかっこよさとは程遠い。

[ツイート訳: ついにやったか。くそがきどもが、DPRKのふりをしてるぜ。]

つまり、FBIですら、犯人の特定はできない。

ぼくが想定するシナリオでは、LulzSecみたいなハッカーたちがSony Picturesに入り込む方法を見つけたのだ。長時間かけて大量のデータを盗んだ彼らは、Sony Picturesを困らせてやろうと思った。敵意も利益動機もなく、ただ自分を誇示したいために。盗んだデータをSnowdenみたいに調べてみたら、すごいデータであることが分かった。ニュースメディアは、本誌も含めて、このゴミに食いついた。そして盛大に騒ぎ立てた。Angelina Jolieのメールもある! お粗末なCandy Land映画のリメイクもある! ハリウッドがモーレツに腹を立てている! テレビのバラエティ番組が、映画のプロデューサーたちの単純なメールをネタに、これだけ視聴率を稼いだ月は、過去になかっただろう。

Snowden的なリークではあっても、これらのドキュメントそのものは、あまり重要ではない。むしろ、Sonyの社員の話によれば、Sonyは近く、侵入試験をするつもりだった。同社のインフラはあまりにも古くて、ITの連中が昼食のために外出している間にメールをすべて盗むことも可能なぐらいだった。FBIが今回の事件を外部の悪者のせいにしていることは、Sony Picturesの上級スタッフにとって、最高のクリスマスギフトだ。

リークが世の中に広まったあと突然、おまけが出現した。911スタイルのテロ予告、それに続くパニック状態、犯人特定の要求が嫌が上にも高まった。そのlulzのようなハッカーは北朝鮮である、とされた。しかしそのときからすでにセキュリティの専門家たちの多くは、北朝鮮説の虚偽を指摘していた。要するにこれは、“おい、みんな、Sonyをハックしてみようぜ”が、あまりにもうまく行き過ぎた例だ。ハッカーたちが望んだもののすべて…お楽しみ、自分たちに集まる注目、わくわくするような意地惡行為…が実現した。放火マニアが、落ち葉の山に火をつけただけで、一つの町内が全焼したように。愉快犯の愉快も、被害者の被害も、ともに、おそろしいほど完璧だ。

Sony Picturesの映画では、ハック行為が、実際にはありえないかっこよさで描かれている。実際にはワークステーションが何台もずらーっと並んではいないし、美女に尺八をしてもらいながら暗号を解読することもない。実際のハッカーはその多くが、平凡で地味で無名で目立たなくて人畜無害な姿をしている。彼らは裏世界に身を潜めて、実験や盗みを楽しんでいる。そんな物静かなハッカーたちが急にメディアの寵児になるなんて、ふつうはありえない。われわれの騙されやすさに本気でつけ込めば彼らは今ごろ、銀行に巨額を蓄えているだろう。しかしもしも、腐敗した映画プロデューサーたちが交わしたメールの重要性を理解できるほど北朝鮮のハッカーたちの文化性が本当に高いのなら、われわれは彼ら見くびっていたことになる。それは、ありえないだろう。

[ツイート訳: Kim Jong Unは今度作るロックオペラのネタが欲しかったんだろ?]

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


‘The Interview’は合衆国のみの封切りなのに世界中がダウンロード

昨日(きのう)(米国時間12/24)はSonyが、Google PlayとYouTube MoviesとXbox Videoで“The Interview”をオンライン公開した。しかし封切りは合衆国だけなので、そのほかの国の人たちは、薪を燃やす暖炉のない人はオンライン暖炉(オンラインyule log)でクリスマスを祝うか、それともtorrentのサイトに逃げこむしかなかった。〔訳注: この記事は映画の劇場公開(12/25)の前に書かれたもの。〕

当然ながら、多くの人が映画の不法ダウンロードを選んだ。Torrent Freakによると、“The Interview”は20時間で推定75万回ダウンロードされた。

なぜSonyが“The Interview”のオンライン封切りを合衆国に限定したのか、不可解だ。世界的な関心を喚(よ)んでいる映画なのに。

しかもSonyは、FBI説によると北朝鮮にハックされるという未曾有の災難に直面しているし(セキュリティの専門家たちの中には、Sonyの内部犯行説を主張する人が多いのだけど)、“The Interview”を上映した映画館に対するテロ予告までいただいている。

今本誌はSonyに、“The Interview”の国際封切りのスケジュールを問い合わせている。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


PlayStation NetworkとXbox Liveのネットワークをクリスマスにダウンさせたハッカーたちが名乗り出た

クリスマスにゲーム機をもらったけど、ネットワークに接続できないので友だちとプレイできない、という人が多かっただろう。我が国最大の二つのゲーム機ネットワークがどちらもダウンして、犯人たちは自分たちがやったと名乗りを上げている。一年でいちばん、ゲームをする人が多いと思われる日に妨害行為をやらかしたLizard Squadと名乗るハッカーグループが、Xbox LiveとPlayStation Networkのネットワークをダウンさせたのは自分たちだ、と主張している。

トラブルの報告は今日(米国時間12/25)の早朝からあちこちに投稿され始め、Xbox LiveとPlayStation Network(PSN)の両方が、一部のコアサービス問題があると認めた。いずれの場合もネットワークへのログインが困難になり、いつものようにオンラインで友だちとゲームをプレイすることができなくなった。

[PSNからの報告]

[PSNに関して問題が報告されたことは承知している。今調査しているので、しばらくお待ちいただきたい。]

犯行を認めているハッカーグループLizard Squadは、数週間前からネットワークを遮断すると脅迫していた。声明によると彼らは、8月にPlayStation NetworkとBlizzardを攻撃してLeague of LegendsやPath of Exileなどのゲームをプレイできなくしたグループと同一のグループだ。

https://twitter.com/FUCKCRUCIFIX/status/548168352666247168

クリスマスにぴかぴか新品のPS4やXBOneを手にした人は、本当に不運だった。ネットワークに接続できないと、ゲームプレイどころか、どちらも、アカウントの最初のセットアップすらできないのだから。

ゲームができなくなったその人たちは、何をしてクリスマスを過ごしたかな。健全に、善良に、家族と過ごしたのだろうか?

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


ソニー、The Interviewをオンラインで公開―Google、Microsoftも協力

今日(米国時間12/24)、ソニーは‘The Interview’をオンラインで公開した。TheInterview.comから6ドルでレンタル、15ドルで購入ができる(アメリカのみ)。 ソニーは自社サイトの他、Google PlayYouTube MoviesMicrosoftのXbox VideoでもHD画質で公開している。

ソニー・ピクチャーズのCEO、Michael Lyntonはプレスリリースで「当初の公開プランが不可能になったため、われわれは12月17日からGoogle、Microsoftを始めとするパートナーと協議を開始した。パートナーの協力により広範囲は公開が可能になったので報告する」と説明している。

今朝、ソニーは明日の一部劇場での限定公開に加えて、今日オンライン・ストリーミングによる公開を計画しているという情報が今朝リークされたが、その時点ではMicrosoftのXbox Videoは含まれていなかった。劇場公開については、全米で 約300館の独立系映画館で上映されるという。.

Googleは公式ブログで、「われわれはハッカー集団の脅迫によって表現の自由が脅かされているのを傍観して見過ごすわけにはいかない」とソニーに協力する理由を述べている。VarietyによればNetflixもThe Interviewの配信に協力するという。ただし、公開時期は明日以降になるもようだ。

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+


右往左往の挙句、ソニーはThe Interviewをクリスマスに一部劇場で公開する

映画館チェーン、Alamo Drafthouseの共同ファウンダー、Tim Leagueによれば、ソニー・ピクチャーズは北朝鮮の最高指導者、金正恩第一書記の暗殺をテーマにした映画、The Interviewをクリスマスに一部劇場で公開することに踏み切ったという。Leagueは、ソニーが公開制限を撤回したのでThe Interviewをクリスマスに公開するとツイートした。

今回決定された上映は、以前にキャンセルされた上映とは別個の新規契約となる。すでに前売り券を購入した観客は払い戻しを受けた上で新規に切符を買う必要がある。ソニーはアトランタのPlaza Theatreでもクリスマス公開を行う。ソニーの この映画の公式Twitterページも復活した。

これに先立って、ソニーのサーバーとコンピュータ・システムがハッカー集団に侵入され、漠然とした表現ながら映画の公開を止めるよう脅迫された。FBIはこのハッカーを北朝鮮政府に関連していると断定した(ただし北朝鮮は関与を強く否定)。そのため有力映画館チェーンはThe Interviewの上映を取りやめた。次いでソニー・ピクチャーズ自身もリリースをキャンセルした。.

ソニーは ストリーミング・ビデオ・サービスを通じた公開も検討しているという。ただしその詳細はまだ明らかになっていない。

〔日本版〕ローカルニュースサイトによれば、Alamoは12月25日の午後1時からThe Interviewを上映する予定。

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+


BitTorrent、The Interview公開にこのP2Pネットワークを使うようソニーに提案

ソニーに対して「The Interviewをオンラインで公開せよ」と求める声が強い。しかしソニー・ピクチャーズのCEO、Michael Lyntonは「この映画を公開してくれる有力なオンデマンド・ビデオサービスがない」と述べた

Guardians of Peaceと自称するハッカー・グループの大規模な攻撃の後、多くの大手劇場チェーンがクリスマスの上映日程からこの映画を外した。ソニー・ピクチャーズは劇場の態度のせいで公開をキャンセルせざるを得なくなったと説明した。 「われわれは劇場を所有していない。われわれは劇場で何が公開されるかを強制できない」とLyntonは弁解している。

ソニーは「別の公開方法を検討する」としている。Netflixで公開せよという声もある。Sonyの法律顧問、David Boiesは、Sonyは実際その方法も検討しているとして、「公開が完全にキャンセルされたわけではなく、遅れが出ているだけだ。いずれ公開される」とMeet the Pressで強調した。

ピア・ツー・ピアファイル共有ネットワークのBitTorrentは、この北朝鮮の指導者金正恩の暗殺をテーマにしたコメディー映画について「われわれのネットワーク上で公開すればよい」とソニーに提案した。BitTorrentはこのネットワークがこのような場合の公開プラットフォームとして最適だと信じている。

BitTorrent BundlesはPirate Bayのような違法海賊サイトとは異なり、ファイルを合法的に共有、ダウンロードできる仕組みだ。共有は無料でもよいし、著作権者のコントロールによって有料にもできる。Thom Yorkeは新アルバムをBitTorrentと契約して、この方式で9月にリリースした。

BitTorrentは「ソニー・ピクチャーズにこの申し出をしているが、まだソニーの幹部からの回答がない」と述べた。TecCrunchもソニーに問い合わせたが回答がない。なんらかの進展があればフォローする。

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+


ソニーへのサイバーアタックにつき、FBIの名指しをうけた北朝鮮は一切の関与を否定

TechCrunchでも「ザ・インタビュー」絡みの話題をいろいろと取り上げている。FBIは犯行の背後には北朝鮮がいると主張しているが、北朝鮮側は一切の関与を否定しているようだ。BBCの記事によれば北朝鮮外務省は、FBIの決めつけは「重大な結末」を招く可能性があるとし、共同調査を提案してもいるようだ。

当初は、実際のところは他国からの攻撃であり、北朝鮮からのものに見せかけたものなのではないかという疑いももたれていた。しかし現在ではセキュリティ専門家の多くが、ソニーに対するサイバーアタックやその後の情報流出の背後には北朝鮮がいたものだと考えている。セキュリティの専門家であるBrian Krebsは、「Guardians of Peace」を名乗る集団からの攻撃の多くは北朝鮮からのものであり、また在日施設からのものも見られると述べている。

ソニーに対するサイバーアタック(最新技術を用いたというわけでもないらしい)は当初、いち映画会社の問題であったわけだが、それがいまや国家間の騒動へと発展したわけだ。北朝鮮は自らの関与を全く否定している。現時点ではわからないことも多く、事実が明らかになるのは(明らかにされない場合もあり得るだろう)しばらく後のこととなるだろう。アメリカと北朝鮮の関係を考えれば、北朝鮮の提案している共同調査などというのはあり得ない話だろう。もちろんデニス・ロッドマンが動き始めれば、話はまた別なのかもしれない。

原文へ

(翻訳:Maeda, H


ソニー、「The Interview」の上映中止を決定


Sonyの大規模サーバー侵入と情報リーク事件を起こしたハッカー集団による脅迫を受け、Sony Picturesは映画 “The Interview” の上映中止を正式に決定した。同作品はクリスマス当日に公開予定だった。

事前に用意された声明文(以下に引用)で同社は「作品の配給を抑圧しようとするこの恥知らずな行為を深く悲しんでいる・・・この結果に深く落胆している」と語った。

本日(米国時間12/17)北米5大劇場チェーン(Regal、AMC、Cinemark、Carmike Cinemas、Cineplex Entertainment)は、同作品を上映しないことを発表した。Guardians Of Peaceと名乗るハッカー集団が、The Interview上映会場付近の人々は、「テロに娯楽を求める者に、いかに厳しい不運が見舞うかを」見ることになるだろうと語り、9/11に言及したのを受けてのことだ。

脅迫の重大さと主要映画館の上映中止を踏まえ、Sonyは作品の公開を中止する声明文を発表した。

声明の全文を以下にに引用した。

弊社の主要上映館が映画 “The Interview” の上映中止を決定したことを鑑み、12月25日に予定されていた同作品の劇場公開を取り止めることを決定した。弊社パートナーの決定は尊重かつ理解できるものであり、従業員と映画ファンの安全を最優先する方針は、もちろん弊社も共有している。

Sony Picturesは、弊社従業員、顧客、および事業に対する前例のない犯罪行為の被害に遭っている。弊社を襲った犯人は、われわれの知的財産、プライベートメール、重要機密資料等を盗み、われわれの精神と士気を損った ― すべて彼らの気に入らない映画の公開を阻止する目的で。われわれは作品の配給を抑圧し、その過程で弊社、弊社従業員および全米市民に損害を与えたこの恥知らずな行為を深く悲しんでいる。われわれは弊社の映画制作者およびその表現の自由の権利を支持するものであり、この結果に深く落胆している」

The Interviewは、企業のデータ、メール、今後のプロジェクト、その他繊細な情報を暴露した、この大規模ハッキングの中心的存在だった。ハッカー集団は、セス・ローガンおよびジェームズ・フランコ主演の、北朝鮮のリーダー、キム・ジョンウンの暗殺計画を描いたこの映画の上映を、断固阻止しようとしている。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook


ソニー情報流出事件で最悪なのは、従業員データの漏洩だ

Sonyハック事件はわれわれに多くのことを教えてくれた。企業メールは誰でも読めると思うべきこと。ハリウッドの人たちは他のあらゆる業界と同じくらい卑劣である(かつ人種差別的者かもしれない)こと。そして、チャニング・テイタムは興行収入で “TED” を越えることに極めて熱心であること。

そして最も耐えがたい教訓のひとつは、たとえあなたがネット上で自分を守るためにあらゆる手段を講じていたとしても、あなたの雇い主は、あらゆる面で自由放任にしているかもしれないことだ。これは、6500人以上の現役(および多くの元)Sony社員が現在置かれている状況だ。

GizmodoのBrian Barnettがこう書いている

「Sonyのキャッシュに残っていた中で特に痛々しいのが、リタリン(中枢神経刺激薬)を探す医者。妊娠しようとすることに関するメールもあった。同僚の陰口、さらにはクレジットカードのログイン情報等々。文字通り何千人もの社会保障番号も平文のまま置かれていた。毎日のメールに書かれた無邪気でありふれた内容でさえ、公開されれば醜悪に感じるものもある。サイバー焦土攻撃が、[ホラー映画の]『Babadook』を現実にした。

そしてその中の従業員2名が訴訟した ― 集団訴訟というべきだろう。Christina MathisとMichael Coronaは、連邦裁判所に対して、映画会社が従業員およびその家族のデータを安全に保つために十分な予防措置をとっていなかったとして、連邦裁判所に提訴した

訴状は、Sonyがネットワークのセキュリティー不備を承知でリスクを犯したと指摘するITブログ記事を参照している。そして、Sonyはリークした映画を守るために自らDDOS攻撃を使用したが、従業員データは守らなかったことも非難している。元従業員に対する情報提供の不適切さも複数挙げており、Sonyが12月2日の攻撃の後、無料でクレジットカードの監視を提供したが不十分だったことを指摘している。

Kashmir Hillが報じているよに、ハッキングが起きた時点で、Sonyの情報セキュリティーチームにはわずか11名しかいなかった

「本質的問題は、情報セキュリティーに関して、本当の意味での投資も理解もされていないことだ」と元従業員は言った。今回のリークで明らかになった問題の一つは、Sony Picturesのネットワークに置かれた重要なファイルが、暗号化もパスワード保護もされていなかったことだ。

ハッカーらが見つけた、Sonyのユーザー名とパスワードが入ったファイルは、”Usernames&Passwords”というファイル名だった。

Sonyの情報セキュリティー責任者、Jason Spaltroにいたっては、2007年のインタビューで、Sonyのセキュリティーの抜け穴を享受するかのような発言さえしていた:セキュリティー侵害の「リスクを受け入れることも正当なビジネス判断である。私は100万ドルの損害を防ぐために1000万ドル投資するつもりはない」と当時彼は語った。

今回のハッキングは、結局Sonyに1億ドルの損害を与えると推定される。最近同社が被った損害は、1.71億ドルだった。

原告団は陪審員による裁判を希望している。おそらく厄介で高額になるであろう公開裁判によって、他の鈍感な企業は情報セキュリティーは注意を払うようになるのだろうか。

アップデート:そしてまた第2の訴訟が起こされた。

Sony Pictures Entertainment Suit

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook


PlayStation誕生20周年を記念して限定バージョンのPS4を発売

 

SonyがPlayStation 4のニューバージョンを近く発売する。それは全世界で12300台のみという限定版で、最初のPlaystationと同じグレーの色をしている。Playstationの発売20周年を記念するこの限定バージョンは500ドルと高いが、縦置き用のスタンドと専用カメラがつく。これらは別売価格がそろぞれ36ドル、60ドルだから、実際にはそれほど高くはない。色とケースのデザインは、本来のPS4よりも相当違う。

〔ここにスライドが表示されない場合は、原文を見てください。〕

もっと正確に言うと、色は単なるグレーではなくて、本体もコントローラも表面にボタンの形と数字の2(20周年を表す)による細かい模様の刻印がある(下図)。この模様と、かなり豪華な黒と白のパッケジングにより、この限定バージョンに“特別感”を与えている。

売り方は12月6日(土曜日)に始まる予約販売のみ。また、その日の午前10時(太平洋時間)には記念イベントPlayStation Experienceのキーノートがライブで放送される。このイベントは今週末にラスベガスで行われ、本機だけでなく、すでにリークされたSuper Street Fighter Vなどの新ゲームの発表も行われる。このCapcomのゲームはPCとPS4用のみで、スケジュールに先駆けて今朝(米国時間12/5)、予告編が公開される。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Sonyの社内起業第一弾”eペーパーウォッチ”は社名を隠してクラウドファンディングに成功

 

今やハードウェアメーカーのほとんどすべてがスマートウォッチのレースに参加しているが、Sonyは、そのために特別に立ち上げたプロジェクトにより、これまで時計と呼ばれてきた計時器具そのものを、ゼロから再発明しようとしている。それは、Sonyという日本の大手電子製品企業のプロジェクトとしては、今日(米国時間11/28)発表されたばかりだが、実は数か月前からクラウドファンディングのサイトに登場していた。FES Watchと呼ばれるその製品は盤面とバンドがeペーパーによる一体成型で、最初は消費者の率直な反応を見るためにその超有名なブランドをあえて隠して登場した。

そのときは、FES WatchはFashion Entertainmentsという企業の製品とされていたが、実際にはそれは、eペーパーを使ったファッショングッズを研究開発していたSonyのチームだった。WSJによるとそのチームは、eペーパーがほかの布地等と同じくファッションの素材として認められる方向性を、模索していた。腕時計だけでなく、ネクタイや、帽子の飾りなど、身につけるさまざまな物にeペーパーが使われることを、同社は期待していた。Fashion EntertainmentsのチームのトップHiroki Totoki(十時裕樹)は、Sonyのスマートフォン部門の新たなトップでもあり、またSonyのCEO Kazuo Hirai(平井一夫)の構想による社内起業振興事業にも関わっている。

FES Watchはクラウドファンディングサイトですでに17000ドルあまりを集めており、目標額は突破したので実際に生産されるはずだ。Sonyの関与を隠したことによって、Fashion Entertainmentsチームは純粋にアイデアそのものへの評価を得ることができ、評価にSonyの名前は、良かれ悪しかれ影響していないと考えられる。このようにクラウドファンディングのサイトはときどき、新製品のテストマーケティングや、今後のVC資金の呼び水として利用されることがある。Sonyのような巨大企業がそんな利用の仕方をしたのは、これまで例がなかったと思うが。

eペーパーをファッションの素材として見ると、従来の単なる文字表示機能にとらわれない多様な使い方の可能性が生まれる。たとえばカラーeインクを使ったユニークな彩色なども可能だ。消費電力がきわめて少ないので長時間の使用ができ、またモーションセンサと併用すると手や体の動きでさまざまに変化するアクセサリなども作れる。スマートフォンへの通知やコミュニケーションもできると思うが、ただし今回の製品は、eペーパーをテクノロジ製品というよりむしろ、ファブリック(〜布地)の一種としてシンプルに売り込もうとしているようだ。

クラウドファンディングに協力した顧客は、製品を5月以降に受け取るが、FES Watchの一般発売については何も発表がない。でも、かなりの評判になりそうな製品だから、一般消費者向けの発売を、急いでほしい。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


SonyがインターネットTVサービスPlayStation Vueを来年早々に立ち上げ

SonyはこのほどPlayStation Vueと呼ばれる企画を発表して、コンテンツストリーミングのレースに参加する最新の選手になった。このクラウドサービスは75のチャネルから番組を送出し、それをPlayStation 3や4で楽しめる。

Sonyによると、このインターネットTVサービスは今月ニューヨークで、招待制のベータで立ち上がる。番組にはCBSやFox、NBCUniversalなどのものが含まれる。コマーシャルの挿入は2015年の第一四半期から始まるそうだが、視聴料はまだ不明だ。

今聞いている説明では、それは月払いの会員制で提供され、お値段は“公正かつ他社と十分競争できる額”である、と。合衆国以外でのサービス開始についても、現段階では不明だ。

画像提供: USA Today

PlayStation Vueは最新ホヤホヤの番組やムービーをオンデマンドで提供する。各チャネルの過去3日のコンテンツは録画しなくても見られるが、ユーザは放送前の番組の予約録画ができ、それを28日間視聴できる。

Sonyはこのサービスについて、“テレビの見方が完全に変わる”、と勝ち誇ったように宣言しており、たしかに提供コンテンツの編成に相当力を入れていることは分かるが、来年合衆国のストリーミング市場に参入してくる大企業はほかにもいる。

先月はHBOが、2015年に単独でオンラインの会員制サービスを開始し、 NetflixやHuluなどの既存勢力と戦う、と発表した。SonyのオーディエンスはPlayStationのオーナーに限定されるが、ゲームファンはブランドロイヤリティが高いし、Netflixからお客を奪うというよりも、Sonyのお客さんを新たなサービスでさらに囲い込むことが、ねらいだろう。もちろんそれは、合衆国のケーブル企業にとって嬉しくないニュースだ。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


スマホに接続するソニーのレンズカメラに新型登場―QX1はEマウントのレンズ交換タイプ

ソニーの「レンズスタイルカメラ」、QXシリーズはカメラとしてかなりの変わり者だ。 Sony Alpha Rumorsのスクープから察するに、ソニーはこのシリーズに依然として力を入れていくらしい。この記事には QX1とされる新モデルの写真が多数掲載されている。コンセプトは既存のQX10とQX100と同様、撮像素子と交換可能なレンズのセットで、これをスマートフォンに接続して使うというものだ。

QXシリーズは簡単にいえばコンパクトデジタルカメラからボディーを抜いたものだ。ボディーの役目をするのはユーザーの手持ちのスマートフォンで、専用のアプリを通じてカメラをコントロールする。ある意味でスマートフォン・アクセサリーだが、本格的なカメラでもある。

近く発表されるQX1は、QXのコンセプトを一歩押し進めて、撮像素子とレンズマウントを独立させ、レンズが交換できるようにしている。レンズマウントはソニーのEマウントだという。つまりソニーのNEXシリーズ用の交換レンズがすべて使えるわけだ。撮像素子は中級デジタル一眼で標準的に用いられているAPS-Cサイズだという。またフラッシュも内蔵する。

QX1はスマートフォンに取り付けた状態でも、スマートフォンをリモコンにした状態でも使える。撮像素子部にはネジ穴があるので、三脚に取り付けて離れた場所からスマートフォンで操作するといったことも可能なわけだ。液晶ディスプレイなどの高価な部品をスマートフォンに代用させているので普通のカメラよりコストパフォーマンスは良いはずだ。Sony Alpha Rumorsによれば、QX1は明日、ベルリンで開幕するエレクトロニクス・カンファレンス、IFA 2014で発表されるという。そこで価格や出荷時期も明かされるだろう。

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+


PS4絶好調の理由をSony自身も知らない

今月の初めにSonyは、昨年11月に発売したゲームコンソールPlayStation 4がすでに1000万台売れた、と発表した。それは、同社の長年のハードウェアビジネスにおける、新記録だ。昨日(米国時間8/19)Eurogamerに載ったインタビューで、Sony Computer Entertainment Worldwide Studiosの社長Shuhei Yoshida(吉田修平)は、今日のゲーム市場で同社のコンソールがなぜこれほどよく売れたのか分からない、と言っている。

それは、ぜいたくな問題、ではあるまいか。売上が好調なのは、何かがうまくいっているからだ。快調な航海をしている船を、揺する必要はない、か?本当に。

でも、Yoshidaは指摘している: なぜ人びとが同社のコンソールを買っているのか分からないということには、Sonyの今後の戦略にとっての重要な意味があるのかもしれない。いわゆる“コア”なゲーマー、 Call of DutyとかGrand Theft Autoなどの最新リリースを必ず買う人たちが、たまたま、好きな次世代コンソールを全員が一度に買ったのなら、これから先の売れ行きを予測するのは困難だ。

コアマーケットが充足したらSony(やMicrosoft)は、マーケティングの的(まと)をそれ以外の人たちに向けないといけない。一般的に言ってカジュアルなゲーマーたちは:

  • ハードコアのアーリーアダプターよりも価格を意識する
  • 大予算を投じた映画的な”AAA”ゲームにあまり時間を消費しない
  • 特定のブランドのコンソールに執着しないが、友だちと同じものを欲しがる

このタイプのオーディエンスは、Sonyにとって悪夢だが、ゲームコンソールも新製品を追わない。 Yoshidaはこう述べる:

大きな売上の数字を見るやいなや、われわれの本能は今後の売上を心配する。コアゲーマーたちは全員買ってしまたのではないか? これだけ売れてしまったら、これから買う消費者はもうほとんどいないのではないか? そんな、おそろしい予感に襲われるのだ。

もしそうなら、そこには今後の数年間Sonyが進むべき道を示唆するあらゆる含意が、含まれていることになる: 積極的な価格政策が必要; Sony独占のゲームを厳選確保する; Sony自身が制作提供するゲームの強力な企画; などなどだ。

PS4の大きな売上は、コアでないゲーマーも含む多くの消費者が、それを欲しいと思ったからかもしれない。Nitendoの初代Wiiも、最初の年にはそれと同じ売れ行きを示し、その1年間と同じ9000万台近くを、さらに次の7年間で売ったのだ。PS4は、これと同じパターンのヒット作になるのかもしれない。でもPS4にそんな自力で歩ける脚があるのか、まだ分からないから、それを前提とした戦略は立てられない。

ここでは、PS4の好調をXbox OneやWee Uと比較しているのではない。これらのコンソールに対してPS4には、相当大きなアドバンテージがある。Xbox Oneは発売価格が100ドル高かったし、あのちょっと気味の悪いKinectのカメラがあった。MicrosoftはXbox OneをE3 2013で発表したあと、ゲーマーに対するDRMの意思決定と説明で躓いた。Wii Uは非力で、PlayStationやXboxほどサードパーティのゲームを揃えられなかった。

これらのアドバンテージが、NintendoやMicrosoftから売上の一部を奪ったのかもしれない。もしそうだとしても、そのことは、Sonyの将来戦略のベースにはなりえない。発売直後のコンソールをいち早く買うのは、原則として、“コア”なゲーマーたちだ。そのために初年度の数字がどれだけ華々しくなっても、それは、その後の数年間を占う材料にはならない。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Sony、PS4を累計1000万台販売

Sonyはつい先ほどGamescom 2014で、同社がPlayStation 4を昨年の発売以来1000万台販売したと発表した。これは、1000万台のPS4が消費者の手に渡ったという意味であり、ハードウェアの売上台数で時折報じられる出荷数1000万台ではない、とSony Computer Entertainment Europe CEOのJim Ryanが、Gamescomの基調講演で語った。

これは、昨年11月に発売されたばかりの新デバイスとして、注目すべき数字だ。Sonyの平井一夫社長は、会計年度合計で1000万台のPS4を売る計画だと、去る5月に言っており、これは2014年4月から2015年4月の間にその数を売るという意味だ。4月以来すでに300万台以上を販売しており、ホリデー四半期を前にして順調なペースだ。

PS4は、発売わずか6ヵ月で、Sonyに利益を持たらした。PS3は同じ目標達成に3年を要した。Sonyはこの好調な販売によって、ソフトウェアやアクセサリーに頼らずとも利益を上昇させるに違いない。

これに対してMicrosoftが何台のXbox Oneを売ったかを推定するのは難しいが、PS4は、直近四半期には最新Xboxよりおよそ3対1の割合で多く売っており、楽観的に見積もってMicrosoftはSonyの半分程度を売ったと考えられる ― ただし、Kinectを別売りにして、ソフトウェアアップデートとゲーム機本体に集中すれば、Microsoftも一定の基盤を作れるかもしれない。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook


SonyのPlayStation TVがこの秋、合衆国とカナダで99ドルで発売

Sonyは同社のE3プレスカンファレンスで今日(米国時間6/9)、ゲーム機Playstation TVを発表した。海外ではPlayStation Vita TVと呼ばれ、この秋合衆国とカナダで発売される。

PlayStation TVは本体のみ(コントローラなし)で99ドル、DualShock Controllerと、ダウンロードしたゲームを保存するメモリカードと、ビデオゲームLego Movieがつくと139ドルだ。

このコンソール(console, ゲーム専用機)は、PlayStation Vita用のゲームの多くと互換性がある。それらは、PlayStationストアでダウンロードできる。

PlayStation TVのオーナーはPlayStation Nowにもアクセスできる。これは、ゲームがクラウドからのストリーミングで提供される、というサービスだ。このサービスからは、PS3用のゲームが約100本、PlayStation Now用の無料ゲームが20本以上、提供される予定だ。

PS4のゲーマーたちも、このPlayStation TV経由でゲームを複数のテレビへストリームできる。

発表の模様を、下のビデオで見られる。

 

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Sonyの防水タブレット、米国で販売開始

Sonyの最新Androidタブレットが米国で販売を開始する。Sony.comで予約を受付中で、Sonyストアでは5月4日に店頭に並ぶ。Xperia Z2は、沈下する同ブランドを立て直すべくSonyが放つ最新製品だ。そして、その中身は魅力的だ。

Z2は、2013年にヒットしたZ1を、より薄く、より速く、防水にした後継機だ。Darrell[Etherington]は先週しばらく使ってみて好印象を受けたようで、あまりに薄くて2つに折れそうだと言っていた。

Darrellが書いている通り、Z2の10.1インチディスプレイは実に魅力的だ。他に8メガピクセルのカメラ、前面スピーカー、RAM 3GBを備え、QualcommのSnapdragon 801 SoCが2.3GHzで走る。大変魅力的な仕様だが、16GBモデルで499ドルという値段はお買い得とは言えない。Sonyには、低価格化に走りブランドを再構築してKindle Fire HDと競合しようというつもりはない。この会社に必要なのは、SamsungやAppleと正面から戦えるZ2だ。






[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook


Sonyが米国内小売店舗の2/3を閉鎖

Sonyは今日(米国時間2/26)、米国内にある31の小売店のうち20店舗を閉鎖すると発表した

最近Sonyは激動の渦中にある。不採算部門を片っ端から放り出し、傾いた船を戻そうとしている。Sonyはつい先月にPCビジネスを売却した。同社は過去2年間で1万2000人以上を解雇した。今回の店鋪閉鎖でさらに5000人が職を失う。

残る11店舗は、主要都市近くに位置している。

同社が負債とサイズを減らす方法を探していることは明らかだ。Sonyは10年以上前に小売店展開を始めたが、2011年の再ブランド化にもかかわらず、未だ軌道に乗っていない。

Sonyストアは、従来Sony Styleストアと呼ばれていた。Sony製品一色の場所だ。店はライフスタイル・ストアとして、商品を売るより見せることに重点を置いている。Sonyが小売戦略を始めた2010年から2011年に、Appleストアはすでに飛び立っていた。後にSonyはAppleストアを真似て、店名から “Style” を外したが、効果はなかった。

小売は厳しい。Circuit CityやGatewayや町の小さなコンピューター・ショップに聞いてみて欲しい。成功するためには、スキルと同量の運が必要だ。Sonyが両方を欠いているのは明らかだ。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook