破壊力抜群のApple製自動車、人気急上昇中のSnapchat – 米国発Web業界ニュース2月下旬号

2015年も3月に突入、時間の流れは速いですね。。。忘れる前に2月の振り返りを、ということで、米国最新ウェブ業界ニュースの2月後半編。 — SEO Japan


Apple will be looking for customers with deeper pockets than Lowly Worm for its car

今週のウェブマーケニュースでは、・デビッド・カーを偲ぶ ・Microsoftがモバイルで復活 ・進化を遂げるNY Timesのデジタル戦略 ・Facebookが動画を高く評価 ・ツイートのA/Bテスト ・Fashion Weekに愛されるSnapchat ・自動運転車は様々な業界を破壊する可能性あり ・セールス命の人物が雑誌の表紙を牛耳る ・B2Bコンテンツマーケティングならではの特徴 ・マーケティング主任テクノロジストの価値とは ・デビッド・カーの考えるジャーナリズムの未来等の話題を伝える。

それでは、デジタルマーケティング業界に影響を与える重要なリンクをまとめて紹介していく。

毎週、リーダーの方々が、最新の変化、レポートする価値のあるアイテム、そして、仕事で役に立つ可能性があるコンテンツを把握することが出来るように、テクノロジー、ソーシャルメディア、モバイル、デジタルコミュニケーション、そして、マーケティング業界の現在のイベントとトレンドに関するリンクを集めて、ニュースレターを提供している。ニュースレターを購読することも可能だ。

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インダストリー

  • Appleのファン、そして、テクノロジー業界の関係者は、Apple カーに関する話題で盛り上がっている。Apple製の自動車は、早ければ2020年に発売されるようだ(Bloomberg)
  • この噂が正しいと仮定すると、秘密を守る点に関しては、Apple始まって以来の大きなミスを犯したと言わざるを得ない。また、一部の専門家は、複雑さ、利鞘の少なさ、そして、ムーアの法則の欠如により、自動車市場は単純にAppleに向いていないと見ている(Monday Note)
  • GMの元CEO、ダン・エイカーソンは、Appleは、新しい業界に単体で参入するのではなく、自動車メーカーと提携を結ぶ方が無難だと考えている(Bloomberg)

[因みに、噂されるミニバンには、「タイタン」と言うコードネームが与えられているようだ。ただし、これは単なる社内向けの冗談の可能性がある。航海の歴史に興味がある方なら、北大西洋で氷山に激突した外洋船に関する1898年の短編小説、Futility, or the Wreck of the Titanをご存知のはずだ]

  • 「死のブルースクリーン」を笑いのネタにされることが多いMicrosoftが、ある意味、復帰を果たした。今度はモバイルだ。iOS向けのOutlookアプリを使えば、納得してもらえるだろう(New York Times)
  • Yahoo!は、さらにモバイルへの関与を深め、アプリ開発者のカンファレンスを主催する(CNET)
  • 消費財業界が、半ガロン(約1.8リットル)のアイスクリームとオレンジジュースを4オンス(約1.35リットル)に小型化した際、ちょっとした反動が起きたものの、現在、消費者はこの新しい基準に従っている。しかし、テレビネットワークが盛り込むCMの数を増やすことが出来るように番組を7.5%スピードアップさせたらどうなるだろうか?(その多くは15秒間のCMだが、30秒間のCMよりも放映料は高くなるはずだ)(CBS News)
  • New York Timesは、デジタルを戦略の中心に据える試みを継続している。編集長のディーン・バケットは、メモの中で、「編集者は、印刷版ではなく、デジタル版のスペースを巡って争うことになる」と綴り、モバイルのトラフィックが、サイトのトラフィックの過半数を占めており、デジタルが優っている点を示唆した(Politico)
  • インターネットの原罪 — 今思えば、インターネットに初めて広告が掲載されてから、坂道を転がり続けている気がする(The Atlantic)

プラットフォーム

  • ソーシャルメディア戦略に関して、データに基づいた決定を下し、また、2014年に台頭した新たなイノベーション等、ソーシャルメディアの変化を理解したいなら、SHIFTのState of Social 2014(eブック)に目を通しておこう(SHIFT Communications)
  • Facebook 
  • Facebookでのエンゲージメント(参加を介した交流)を活性化したいなら、写真の投稿を控えるべきだ。かつては、読者を魅了する手段としてもてはやされたものの、動画の投稿にすっかりお株を奪われてしまった(Business Insider)
  • この点を考慮すると、動画がFacebookの複数のチャンネルネットワークで主力になりつつある傾向がある(MCN)ことは納得がいく。事実、Facebookはメディア企業やメディアブランドとの交渉を始めている(Medium – BRaVe Ventures)
Facebook video is dominating
  • Twitter
  • Snapchat
  • The New York TimesはInstagramでの存在を拡大し、ファッション、動画、スポーツ、マーケティング、旅行等、複数の領域に対応するためアカウントを開設している。同社は、視覚的なストーリーテリングを用いて、アウェアネスとロイヤリティを構築する取り組みに力を入れている(Digiday)
  • コラボレーティブエコノミー

    コンテンツ

    • Forbesでは、「収益担当」と「製品担当」はどうやら編集者よりも発言権が強いようだ。ネイティブ広告が密かに表紙を侵略しているものの、何も問題視されていない(Consumerist)
    • Twitterは、正しい使い方を心得ているなら、ストーリーテリングのメディアとして役に立つ可能性がある。コメディアンのノーム・マクドナルドは、SNLの40周年記念番組の舞台裏を1時間に渡り、複数のツイートで紹介していた。しかも、素晴らしい出来であった(Gothamist)
    • 進化を理解する上で役に立つレポートをもう1点紹介する — the State of Content Marketing 2015(Contently)
    • Regalixが実施した調査では、B2B コンテンツマーケティングの重要な要素として、オーディエンスの関連性、説得力のあるストーリーテリング、そして、動画が挙げられていた。また、興味深いことに、セールスの増加は主な目的と見なされていないことが判明した。「顧客候補との関係を育む」 & 「購入に影響を与える」を重視するマーケッターが最も多く、次いで、「リードを生成する」 & 「認知度を高める」の人気が高かった(Marketing Charts)
    Most important elements in B2B content marketing are audience relevance and compelling storytelling

    オーディオ

    • 先日他界したデビッド・カーの最後の仕事は、The New Schoolでポッドキャストに関する議論の司会であった。パネリストは、良質なストーリーの条件、収益面で維持することが可能になるオーディエンスの人数(5万人)、アイラ・グラスがポッドキャスト界を裏で牛耳っている理由について話し合い、また、ベテランのポッドキャスターによる8つの見解が挙げられていた(Techly)

    指標/計測/ビッグデータ

    • Twitterは、 開発者向けのAnswersプラットフォームを公開し、モバイル分析を強化する計画を立てている(Twitter)
    • 好きなテクノロジーを選び、クラウドで実施し、クレジットカード、もしくは、コストセンターから料金を計上する権利をCMOが持っていたとしても、実際にそうるべきだとは限らない。ここで役に立つのがチーフ・マーケティング・テクノロジストだ(CMO.com)

    プライバシー/セキュリティ/法律

    その他の重要な記事、動画 & オーディオ

    • デトロイトのことを勘違いしている人達は多い。元祖「モバイル」技術が誕生したデトロイトは、自動車と荒廃した建物だけの街ではない。実は、連載記事「Detroit vs. Everybody」で報告されているように、デジタル、テクノロジー、そして、イノベーションの復興が起きつつある(re/code)
    • デビッド・カーは、デジタルメディアの推進派 & 賢明なアドバイザーとして人々の記憶に残るはずだ(Mashable & Medium)
    • ボストン大学は、コミュニケーション学科でアンドリュー L. ラックプロフェッサー(同名の著名なジャーナリストによって設立された名誉職)として講義を行ったデビッド・カーを、ジャーナリズムのあるべき姿を理解した革新者として、追悼した。デビッド・カーが、Bloombergのアンディー・ラック会長とボストン大学のコミュニケーション学部長のトム・フィドラーとジャーナリズムの未来について議論している模様を映した動画を用意した。




    この記事は、Scott Montyに掲載された「This Week in Digital February 20th 2015」を翻訳した内容です。

    AppleにUberの話題が出ましたが、Googleも参戦しているこの分野、今後は「自動車」業界が熱そうですね。50年後100年後の自動車業界は今とは全く違う姿になっているのかもしれません。Snapchatは快進撃中のようですが、意外と日本ではブレイクしていませんね。若者層に受けなくもないのかな、とは思うのですが、何かのきっかけがあればもしかして。 — SEO Japan

    InstagramがTwitterよりも強い理由

    昨年末、Instagramの月間アクティブユーザー数が3億人とTwitterを超えたことが大きな話題となりました。日本でも若い女性を中心に利用者が急増しているようですが、今回はMashableによるTwitterにないInstagramに強さを分析した記事を。Instagramを活用したマーケティングを考えている方も増えだしていると思いますが、何かヒントがあるかも? — SEO Japan

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    画像: Flickr Jose Moutinho

    現在、私のInstagramのフィードには、公共の交通機関でクリスマスツリーの隣に何気なく座っている男性を撮影した友達の写真が掲載されている。

    この写真には「Low carbon Xmas shopping」(低炭素なクリスマスの買い物)と言うキャプションが与えられている。また、手作りの御馳走のバッグを持つ可愛い犬の写真、さらに、ファインディング・ニモ調のドラッグレース仕様のMiataの写真もアップされている。

    さらにスワイプしていくと、香港の抗議活動、雪が舞い散るニューヨーク、サン・バルテルミー島の青い海、そして、ウィーンの美術館に飾られた素晴らしい絵画作品を見ることが出来る。

    水曜日に行われたInstagramの大きな発表 — 月間アクティブユーザーが3億名を超え、Twitterが報告した2億8400万名(最新のデータ)を上回った — について考える際は、このコンテンツの多様性を忘れてはならない。

    Twitterのスタッツは少し前のものであり、次の四半期の発表では、Twitterも3億越えを宣言する可能性がある。それにしても、Instagramのアクティブユーザーの増加ペースは目を見張るものがある — 今年の3月に2億名に達したばかりであった — 一方のTwitterのユーザーの増加は横ばいの状態が続いている。勝者がどちらなのかは誰でも分かる。

    奇妙にも、InstagramよりもTwitterの方がメディアに取り上げられる回数は圧倒的に多い。ニュースや雑誌は視聴者(読者)にツイートの投稿をしきりに呼び掛けているが、Instagramを投稿しろとは滅多に言わない。ただし、日常的な会話においては異なる現象が起きている可能性はある。それでも、妥当な主張であれ、反対意見であれ、ツイートの投稿を要請する際は、拡散に値する張りつめた会話を交わしていると推測する。一方、Instagramへの投稿に関しては、どうでもいい自分撮り写真や食べ物の写真を思い起こさせる。

    それでは、なぜTwitterはハイペースでユーザーを増やすことが出来ないのだろうか?Instagramは、Facebookに買収されたことで、Facebookが抱える13億5000万名のユーザーに接触することが出来る点が理由に挙げられるかもしれない。しかし、それが正しかったとしても — ただし、FacebookはInstagramの利用を薦めていない — 毎月毎月アクティブに利用するユーザーが増えている理由にはならない。

    再び私はInstagramのフィードを確認した。すると、そこに答えがハッキリと出ていた。InstagramはTwitterの良い点 — 即時性、国際的な面、ユーモア、個人的なつながり、誰でもフォローすることが出来る環境 — を全て兼ね備えた唯一のサービスである(この点に関してはFacebookも敵わない)。そして、悪い点はほとんど吸収していない。

    私がこき使っているTwitterのフィードには、おきまりの問題が存在する — 雑音ばかりで、大事な情報が少ない。と言っても、どうでもいいユーザーをフォローしているわけでもなければ、フォローするユーザーの意見に無関心なわけでもない。反対に、私は関心を持ち過ぎているくらいであり、辛辣なコメント、大量のリンク、急を要する議論に吸い込まれている。何時間もTwitterに時間を費やし、ふと気づくと、笑い、楽しみ、学び、そして、国家に関する議論に参加している。しかし、犠牲も払っている。

    Twitterのタイムラインをスクロールすると、少し不愉快な気分になることがよくある — Twitter大好き人間としては、認めたくない感情だ。ニュース記事を読んでいて鬱な気分になる時のような気分を味わうこともある。そして、注意力の欠陥が高まり、最後まで考えなくなっているのでは、あるいは、読むのが早すぎる、もしくは、大声を出すのが早すぎるのではないかと感じることもある。Twitterのユーザー達は、RT可能な皮肉なストーリーを求めて、深い真実には目を瞑る知ったかぶりに成り下がってしまっている。

    何気ない不当な行為に遭遇し、Twitterのセッションを怒って終わらせることがある。そもそも、この行為を拡大することを、Twitterは得意にしている気がする。私のTwitterのフィードで水曜日に何度も現れたストーリーが良い例だ– どうやら、ハーバード大学の准教授が、4ドル多く請求されたと思い、地元の中国料理店に常軌を逸したEメールを送ったようだ。

    この准教授に対する批判が後を絶たなかった。バカバカしいストーリーを見つけ、何度もシェアされていることに気づくと、追い打ちを掛ける心理が働く。的を射ている意見であったとしても、集団で袋ただきにするようなものであり、不快な気分になる。

    しかし、Instagramを使うと気分が晴れる。友達の作品や見知らぬ才能あふれる人達の作品が飾られた、ミニチュアアートの美術館を訪れたような気分を味わえる。このアプリには — ウェブ版ではいまだに写真を投稿することが出来ないため、基本的にアプリ以外の何ものでもない — 適切に作品を見て、考えをまとめる時間がある。投稿する側もある程度時間を割いて各作品を投稿しており、同程度の意図が存在する。Instagramには、Twitterのような大混乱は起きない。対応可能な量であり、1日に2、3回チェックすれば、フィード内の写真を全て見ることが可能だ。

    アクティブユーザーの人数を考慮すれば、このレースの勝者を予想するのは簡単だ。Twitterがここ2、3年で写真サービスとして立て直す努力をしていた点を考慮すると、同社は、この日がやって来るのは昔から分かっていたはずだ。

    Twitterは埋め込み写真を強制し(いまだにサイトでオプトアウトすることが認められていない)、大量の写真フィルターを押し付け、アプリではテキストよりも写真を優先するようになった(「投稿」をタップすると最初に写真のストリームが表示されるようになったのは随分と昔のことだ)。

    Twitterは写真の投稿に関しては、Instagramよりも有利であったはずだ。正方形のボックスの制限はなく、どんな縦横比でも写真を投稿することが出来る。、また、両社の間に2年前に生じた対立がいまだに解決されていないため、Instagramの写真はTwitterでは適切に表示されない。

    この制限によってInstagramの成長は遅くなっただろうか?全く遅くなっていない。ユーザーは、正方形のボックスによる作品の縮小をあまり重視せず、それよりも有利になるように利用する方法を見出しているように思える。このボックスによりユーザーは構図を考える必要があるだけでなく、写真のストリームが統一される効果もある。条件が全く同じ状態であり、Instagramに投稿される写真のピクセル数は全て同じである。

    一方、Twitterは、反時系列に表示される煩わしい問題を抱えている。ただし、あらゆるアップデートからTwitter自身がこの方針を後悔していることが感じられる。好きなだけ調整することが出来ても、ツイートの大半が写真を伴うレベルに達する日は永遠にやって来ないだろう。Twitterは基本的にワードベースのメディア、つまり、ニュースサイトなのだ。

    ただし、悲観する必要はない。Twitterはリアルタイムのニュースと会話(胸を張ってもよい領域)については、他のサービスを圧倒している。Twitterは八方美人にはなれない。ソーシャルネットワークはInstagramの台頭を警鐘として受け取り、ユーザーの人数ではなく、ユーザーの利用にもっと力を入れるべきである。Pinterestのようなサービスの取り組みを見習ってもらいたい。

    Instagramは9ヶ月間でユーザーベースを50%増加させ、破竹の勢いで成長しており、Facebookが7億6800万ドルを投じた判断は正しかったことを証明している。Instagramは誰もが夢中になる美術館のようなアプリだと言えるのではないだろうか。

    このストーリーに何か付け加えることがあるなら、コメント欄で発表してもらいたい。

    この記事は、Mashableに掲載された「Instagram’s nice factor is key to its victory over Twitter」を翻訳した内容です。

    Mashableということで期待してしまいましたが、書かれている内容は、個人的な印象にすぎませんし、フォロワーの選び方の問題の気もしますが、確かにInstagramのフィードに出てくる綺麗な写真を見て何となく気持ちが明るくなる気持ちはわからなくはないです。後は写真ベースで会話できることで、Twitter以上に簡単に国際交流できる面は確かにあるように思います。What’s Upといい、Instagramといい、Facebookの買収したサービスは順調に成長を続けているようですが、将来的にどのように統合していくのか気になるところです。当面、サービスとしては個別運営していきそうな流れでもありますが、裏側で何か関連させていくのでしょうかね?Twitterの逆襲も含めて、今後の進化が見逃せません。 — SEO Japan

    投資家のプレッシャーに晒されるTwitterの2015年の展望

    GoogleやFacebookに比べ、何かと機能拡充や成長のスピードが遅いと揶揄されるTwitter、最近はInstagramにユーザー数を追い抜かれたなんて話もありました。さて、そんな崖っぷち?のTwitterが、2015年に勝負をかけるべき分野について有名メディアMashableがまとめてくれた記事を今回は。日本でも大人気のTwitterですが確かに一時に比べ落ち着いた感もある今日この頃、さて来年はどうなる? — SEO Japan


    Future-of-twitter-thumb

    画像: ルーク・レオナルド/Mashable

    昨年のこの時期、株式公開後Twitter、そして、同社の社風がどの程度変化するのかについて、活発に議論が行われていた。そして、皆さんもご存知のように、どちらも大きく変化した。

    株式を公開してから3ヶ月間、Twitterの株価は70ドル/株まで高騰し、順調なスタートを切った。しかし、2月に初めての業績報告を行うと、Twitterは突然失速を始めた。収益と利益に関しては金融街の専門家の予想を上回る数値を上げていたものの、ユーザーの増加ペースは予想を下回っていることが判明した。その結果、株価は一夜にして20%以上も下落した。

    その後の業績報告でも、この傾向が鮮明に明らかになり、Twitterの経営陣は何よりもユーザーの増加を優先し、Facebookのようにメジャーなサービスに成長したことを投資家に証明しなければならなくなった。CEOが重役を兼任したり、経営陣のテコ入れを図ったりしたものの、結果はついてこなかった。その一方で、経営陣は製品のアイデアを重視するようになった。

    先日の記事でも取り上げたが、Twitterの元社員はMashableに対して、同社は常に成長を優先していたことを打ち明けている。しかし、とりわけIPOの後、会議室で激しい議論が交わされるようになったようだ。

    このような努力の結果は、来年を通じて徐々に現れてくるだろう。

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    画像: Twitter

    新しいTwitter

    今月、Twitterが初めて開催したAnalyst Dayイベントで、Twitterの経営陣は製品開発をスピードアップし、様々な新しい機能をリリースするための計画を発表して、投資家の信頼を取り戻そうと試みていた。

    Twitterは、新たに登録したユーザー — そして、フォローしたくなるような会話を見つけることが出来ない既存のユーザー — に対して、キュレートしたタイムライン(フォローするユーザーを予め用意したタイムライン)を導入し、フォローするユーザーを探す手間を省く。こうすることで、ユーザーに説明するプロセス、および、ユーザーの維持を改善したいとTwitterは望んでいる。

    また、Twitterは利用していない間にユーザーが見逃した可能性があるツイートをハイライト表示する機能、ネイティブ動画編集機能およびシェア機能、最新ニュースのアラート等の導入を始めている。その結果、ユーザーエンゲージメントが上向く可能性がある。少なくとも、動画に関しては、さらに強力な広告の選択肢をもたらすはずである。

    一部のTwitterの関係者は、メッセージ送受信アプリの台頭により、TwitterのDMが圧倒されている現状に頭を抱えている。分析イベントで、Twitterは「プライベートなメッセージにおいて重大な機能」を導入すると予告していた。

    これは全て「Twitterらしさ」の基盤を弱めることなく、出来るだけサービスの拡大を試みる戦略の一環である。

    Twitterが最近雇用したCFOのアンソニー・ノトは、先日の業績報告会で「当然、Twitterは今後もリアルタイムのネットワークであり続ける。ユーザー体験について考える際、我々はこの点を最も重視する。しかし、ユーザーにとって非常に大事な出来事が、アプリを開く数時間前に起きることもある。我々はこのような特有の機会を見つけ、たとえつい最近起きたことではなくても、非常に大事なコンテンツとして提供する」と話していた。

    独立型アプリ

    Facebookはより機敏で、個別の利用により適切に対応するため、独立型アプリのリリースを強化している。Twitterもこの流れに乗るようだ。

    Twitterのディック・コストロCEOは、今月のイベントで、独立型アプリをリリースするとアナリストに向けて発表していた。コストロCEOはアプリの詳細には触れなかったものの、同社のスタッフはTwitterのコンテンツを別の方法で用いる可能性があることを示唆していた。あくまでも憶測に過ぎないが、メッセージ送受信アプリやニュースに焦点を絞ったアプリが候補として挙げられる。

    「Twitterを世界で一番デイリーユーザーが多いサービスへと導く上で有効で、Vineのように、Twitterとは別のアプリとして提供することが可能な、Twitterを補完するアプリが存在すると我々は信じている」とコストロCEOは語っていた。

    現時点で、Twitterは独立型アプリにおいて、ある程度の成功を収めている。Vineは大勢のユーザーを獲得しているが、反対にTwitter Musicは今年の前半で閉鎖に追い込まれていた。

    Twitter COO Ali Rowghani (R) stepped down on Thursday. Rowghani is seen here in 2010 with Twitter cofounder Ev Williams.

    Twitter COO Ali Rowghani (R) stepped down on Thursday. Rowghani is seen here in 2010 with Twitter cofounder Ev Williams.

    画像: Flickr Joi Ito

    経営陣の入れ替えの可能性

    Twitterは1年も経たないうちに製品部門の統括者を2度変えている(現在3人目)。また、COO、CFO、メディアの責任者等の入れ替えも行ってきた。

    IPO後の数ヶ月間は、従業員が株を売却するため、多少の入れ替えはやむを得ない。しかし、Twitterの重役の入れ替えは、あまりにも激しい。この原因としては、駆け引きだけでなく、ユーザーの増加を重視する投資家からのプレッシャーも挙げられている。

    「チームに対する全ての変更は、正しい理由で、正しいタイミングで、正しい決定の下に行われている。」とイベントでコストロCEOは述べていたが、CEO本人も「際立っている」点を認めている。

    Twitterは意欲的な製品戦略を掲げており、新たにCFOに就任したアンソニー・ノトは、この戦略、および、Twitterの強みを投資家に伝える面で前任者よりも優れているのだろう。順調にユーザーが増加している点を証明することが出来るまで、経営陣は冷や冷やしながら仕事に取り組まなければならない。もちろん、コストロCEOも例外ではない。

    FacebookやGoogleのCEOとは異なり、コストロCEOは設立者でもなければ、大量の株を保有しているわけでもない。要するに、ウォールストリートの意思に左右される運命にある。コストロCEOと仕事をしたことがある数名の従業員が、同CEOが投資家に追い出されるのは時間の問題ではないかと述べていた。その答えは2015年になれば分かるはずだ。

    買収

    予想通り、IPOの後、Twitterは大きな買収を数回実施した。ソーシャルTV分析サービスコマーススタートアップ、そして、Androidのロック画面アプリ等だ。この取り組みは2015年も継続される可能性がある。

    今年の9月、Twitterは転換社債と言う形で新たに18億ドルの資金調達を行った。これは1年前弱にIPOで得た資金とほぼ同じ額である。今回の資金調達により、今後の買収に用いる軍資金が集まったことになるが、FacebookやGoogle等のライバルと比べると利用可能なキャッシュは遥かに少ない。

    事実、コストロCEOは買収に関して様子見の状態だとあるメディアに打ち明けている。


    この記事は、Mashableに掲載された「Twitter: What to expect in 2015」を翻訳した内容です。Copyright reference no. 110250.

    特別なことが書いてあるわけではありませんでしたが、というか、粛々とかつ大胆にやるべきことを素早くやっていくしかないということなのですかね。独立型アプリは最近のトレンドと思いますが、Twitter自体が元々独立型アプリのような存在だったわけですし、Vineのプチ成功等もありますが、今後どんなアプリを出していくのか気になります。映像以上に画像・写真が最も親和性高い気がしますが、Instagramがありますしね。当然、InstagramがTwitter化してくる可能性もありますし、来年は Instagram vs Twitter の戦いもさらにヒートアップしそうです。しかし今となってはFacebookがInstagramに支払った1000億円、当時は高すぎる等の非難もありましたが実は安かったのかもしれません?! — SEO Japan

    iPhone99台でプロポーズした男の結末、Pinterestのタレント事務所 – 米国発Web業界ニュース11月後半号

    コンバージョン祭(おかげさまで大盛況でした)の余韻で?SEO Japan更新がおろそかになってしまいました m(__)m これから年末にかけてノンストップで記事発信していきたいと思います。最初の数本は、11月後半~12月前半の米国ウェブ関連の最新ニュースを。私も情報収集を怠っていたので、さらっと流し読みでキャッチアップ。 — SEO Japan

    Philae - a spic and span landing on a comet今週のウェブマーケニュースでは、・ロケットが彗星に着陸 ・中国の独身はカネがかかる? ・ネットの中立性に関する議論が過熱 ・Facebookがプライバシーポリシーを改善 ・Twitterがネイティブ動画の導入を予告 ・Yahoo!が動画広告プラットフォームを買収 ・進化するInstagram ・CMOの在職期間が長くなる ・Lyftの成功を妨害しつつ、自分は着々と資金を調達するUber ・ポッドキャストブームが到来 – 新しいポッドキャストが150万ドルの資金を調達 & マーケッター向けのポッドキャストのデータベースが誕生 ・AmazonとHachette、ようやく合意に至る等の話題を伝える。

    それでは、デジタルマーケティング業界に影響を与える重要なリンクをまとめて紹介していく。

    毎週、経営者の方々が、最新の変化、レポートする価値のあるアイテム、そして、仕事で役に立つ可能性があるコンテンツを把握することが出来るように、テクノロジー、ソーシャルメディア、モバイル、デジタルコミュニケーション、そして、マーケティング業界の現在のイベントとトレンドに関するリンクを集めて、ニュースレターを提供している。

    他にも、役に立ちそうなリンク、ソース、または、アイデアを持っているなら、コメント欄で加えてもらいたい。また、Flipboardを利用しているなら、「This Week in Digital Magazine」を購読すると、リンクを入手することが出来るようになる。


    インダストリー

    • 今週、欧州宇宙機関(ESA)は、10年前に打ち上げたフィラエが彗星への着陸を成功させた。ライブストリーム、写真、ツイート、報道、そして、無人探査機マニアがこの歴史的イベントを見守った(Rosetta)
    • 中国では、11/11は独身の日と呼ばれる(1が4つ並ぶことが理由らしい) – 中国版のバレンタインデーとも言える。セールスに関しては、ブラックフライデーを上回る(eMarketer)
    • 事実、昨年、Alibabaはこの日だけで57億5000万ドルのセールスを記録した。今年は昨年を上回る93億ドルに達した(Yahoo!)
    • いくら寂しくても、99台のiPhone 6Sを購入し、ショッピングモールにハートの形に並べてプロポーズした結果 – ノーと言われるよりはマシなはずだ。悲しい出来事だが、明るい面を見てみよう。iPhone 6Sをタダでもらえるかもしれない(TheNanFang)
    Chinese mobile shopping spikes on Singles Day
    • AOLの「デジタル預言者」ことShinghyのワイルドで、奇妙な世界を覗いてみよう。失敗続きのこの会社が、こんな人物を雇う余裕があることの方が意外だ(The New Yorker)
    • Forresterは、CMOの平均在職期間は2015年が終わる頃には60ヶ月にまで伸びると指摘している。Spencer Stuartが今年の始めに45ヶ月と報告していた点を考慮すると、大きく進歩したと言えるだろう。デジタル、および、データに対する注目が高まるにつれ、この重要な分野で進化を遂げるために、より長い時間が必要になったのだろう(WSJ CMO Today)
    • 伝説の競馬場、チャーチルダウンズ競馬場(ケンタッキーダービーの開催場所)がゲームメーカーのBig Fishを8億5000万ドルで買収した(re/code)
    • オバマ大統領が挑戦状を叩きつけ、今週、ネットの中立性が再び議論を巻き起こした(USA Today)
    • 思った通り、反対派は声を荒げていたが(Twitter)、全体像を見極め、ユーモアを交えた主張を行う人もいた(The Oatmeal)
    • この問題がよく分からないなら、トークショーで司会を務めるジョン・オリバーの解説を参考にしよう。簡単な言葉で説明している。通信会社は、規制、FCCの規約、そして、その他の難解な政策ばかりを強調してきた。「悪いことをしたいなら、退屈な情報で包む」と、うまく事が運ぶためだ。


    プラットフォーム

    • Facebook
    • Facebookが利用を強制したMessengerアプリのマンスリーユーザーが5億人を突破した。それでも、Facebook自体のユーザーの半分以下に過ぎないが、強制的に実装させるアプローチが、どのような成果を上げるのか明らかになった(The Verge)
    • Facebookは、ニュースフィードの上部でエボラ出血熱の根絶に対する支援を呼び掛け始めた。ユーザーが、実際にFacebookは何をしているのか尋ねると、マーク・ザッカーバーグ代表が冷静に反論した(AdWeek)
  • Twitter
    • 製品に関する大きなニュースが舞い込んできた。2015年から、ユーザーはTwitterで動画を録画し、アップロードすることが可能になる。このサービスにより、TwitterはYouTubeのライバルになると見られている(Variety)
    • さらに、Twitterは、自分自身でタイムラインを作ることを面倒に感じる新しいユーザーに向けて、即座にパーソナライズされたタイムラインを作成する機能、そして、会話を非公開にする機能(カスタマーサービスにおいて活躍する場面が出てくる)の開発に取り組んでいる(Twitter)
    • 製品部門、エンジニアリング部門、メディア部門、ニュース部門の上級副社長、クリエイティブディレクター等の重役が続々とTwitterを去り、退職する幹部が続出する理由に注目が集まっている(Slate)
    • コメディアンのビル・コスビーは、Twitterのオーディエンスに対して、コスビーの画像を用いて、ミームを作って欲しいと要請した。すると、過去の犯罪の疑惑に結び付けられてしまった。(NY Post)
  • Instagram
  • Yahoo!は動画分野への進出を強化しており、動画広告プラットフォームのBrightrollを6億4000万ドルで買収した。これで、GoogleとFacebookに差をつけられてしまった広告収益を改善することが出来るかもしれない。Yahoo!のデジタル広告収益のシェアは、今年、5.8%まで下がってしまった(The Guardian)
  • ピンフルエンサー – つまり、ピンタレストのインフルエンサー – を対象としたタレント事務所が誕生した(re/code)
    • ちなみに、ブックマーキングがスキルとして認められることが分かっていたなら、私はDeliciousのフィードの代理を探していたはずだ。現時点では、Flipboardのブローカーに落ち着いている

    コラボレーティブエコノミー

    • フレッド・ウィルソンの考えは的を射ているようだ: Lyftの乗車および収益は2014年で5倍に増加している(Fast Company)
    • タクシーとGPSに関する詳細は、この投稿の最後に紹介する記事で確認してもらいたい
    Uber's vision for the taxi industry
    タクシー業界に宣戦布告したUber

    計測/基準/ビッグデータ

    • 「相関関係と因果関係は異なる」と言う表現を一度は耳にしたことがあるはずだ。関係している可能性は高くても、必ずしも行動 – リアクションの順番で起きるとは限らない。この順番をひっくり返したところ、相関関係がない状態で因果関係が存在する事実に気づかされることもある。難解なコンセプトであるため、リンクを張った記事に目を通すと良いだろう。要するに、「偏執狂的だからと言って、誰もが傷つけようとするわけではない」と言うことだ(Awaken Your Superhero)
    • 事務職ではない従業員に連絡を取るのは難しい。また、連絡を取ることが出来たとしても、計測するのは至難の技だ。Red E Appはこの問題の解決策を考案した(Cite World)

    法律/人事

    • Facebookのプライバシーポリシーは長く、分かりにくい(先程紹介したジョン・オリバーの指摘を参照)。しかし、Facebookは、この難解なプライバシーポリシーの簡潔で、分かりやすいバージョンを作成した(The Verge)

    コンテンツ

    Quality trumps quantity content on new metrics from Chartbeat

    重要な記事、動画 & オーディオ

  • McKinsey Strategy Practiceの創設者、ロンドンビジネススクールの教授、そして、大企業の元ストラテジストが戦略の未来について興味深い見解を提供している(McKinsey)
  • Amazonは、出版業界と長年良い関係を築いてきた。Hachetteと長い間揉めていたが、ついに電子書籍の価格において合意に至った(NPR)
    • AmazonがHachetteと大勢の著者と対立した経緯を知りたい方は、この記事に目を通しておこう(Vanity Fair)
  • ロンドンのタクシドライバー向けのテストとして有名なThe KnowledgeにGPSが戦いを挑んだ – The Knowledgeとは迷路のようなロンドンの街を隅から隅まで記憶しなければならない超難関のテスト – さて、その結果はいかに?(New York Times Magazine)

  • この記事は、Scott Montyに掲載された「This Week in Digital November 14 2014」を翻訳した内容です。

    日本でもYoutuberの事務所が出てきていますが、米国ではPinterestですか。そのうち、Instagramもあるかも?しかし中国のiPhoneプロポーズは、、、ロマンティックというか何というか、、需要もあり転売容易な国ですが、集めた努力は認めてあげたい。 — SEO Japan

    軒並み好調な大手ソーシャルメディア、コラボレーティブ・エコノミー – 米国発Web業界ニュース11月初旬号

    また少し日が空いてしまいましたが、今回の記事は10月最後~11月最初の米国ウェブ関連の最新記事から。ソーシャルメディア大手各社の業績は順調なようです。 — SEO Japan

    今週のウェブマーケニュースでは、・大手ドラッグストアの買い物客はApple Payを使えない ・代わりの支払いシステムでデータ漏えいが発生 ・実はリアルではないリアルタイム ・Twitter、重役陣の入れ替えを行う ・Flipboardが大幅な変更を断行 ・シェアエコノミーの破壊的/経済的な影響 ・今週の分析レッスン ・ブランドパブリッシャーを認めよ ・楽観主義と無知 ・話を聞いてもらうコツ等の話題を伝える。

    それでは、デジタルマーケティング業界に影響を与える重要なリンクをまとめて紹介していく。

    毎週、経営者の方々が、最新の変化、レポートする価値のあるアイテム、そして、仕事で役に立つ可能性があるコンテンツを把握することが出来るように、テクノロジー、ソーシャルメディア、モバイル、デジタルコミュニケーション、そして、マーケティング業界の現在のイベントとトレンドに関するリンクを集めて、ニュースレターを提供している。

    他にも、役に立ちそうなリンク、ソース、または、アイデアを持っているなら、コメント欄で加えてもらいたい。また、Flipboardを利用しているなら、「This Week in Digital Magazine」を購読すると、リンクを入手することが出来るようになる。

    インダストリー

    • 両社を含む一部の小売店は、Merchant Customer Echange(MCX)、および、CurrentCと呼ばれるQRコードベースのシステムとの長期契約を結んでいるため、Apple Payの承認を禁じられていたことが原因であったようだ(Fast Company)[QRコードの何が問題なのだろうか?]
    • ちなみに、そのCurrentCはハッキングの被害に遭い、メンバーのEメールアドレスが第三者のハッカーに奪われてしまった(Business Insider)
  • Taco Bellは、今週、新しいモバイルアプリを宣伝するため、ソーシャルメディアで沈黙した。この取り組みは大成功し、火曜日、ダウンロードの回数において、トップ 25入りを果たした(Marketing Land)
  • オーディオ人気は留まるところを知らない。DeezerがStitcherを買収し、35,000のラジオトークショーとポッドキャストが同ネットワークに加わった(TechCrunch)
  • Harvard Business Reviewは、ソーシャルネットワークで健闘を続けており、大きなライバルに勝つことも多い。ターゲットの絞られたパブリッシング事業において、ソーシャルが有効に働く何よりの証拠だ(Digiday)
  • ブランドは、リアルタイムマーケティングに力を入れているものの(Googleがリアルタイムを考え直すコツを幾つか提供している)、交流する機会を見失っている。JetBlueはTwitterを介して乗客が失くした本を探す手伝いをしており、他の企業にも見習ってもらいたい(Ann Handley)。 ソーシャルネットワークでのブランドへのメッセージは、77%増加しているものの、6本のメッセージのうち5本はスルーされている(AllTwitter)
    • 多くのブランドがリアルタイムを重視している。もう皮肉としか言いようがない

    プラットフォーム

    • Facebook
    • Twitter

    コラボレーティブエコノミー


    計測/基準/ビッグデータ

    法律/人事

    コンテンツ

    重要な記事、動画 & オーディオ

    • トム・ウェブスターとティム・ハイデンが、Apple Payのリリースとほぼ同じタイミングでThe Mobile Commerce Revolution(Amazon)をリリースした。この作品は、マーケティングにおける行動、そして、社会の変化を鋭く分析している(Brand Savant)
    • 確かなデータを求めているなら、モバイルの世界のスタッツを確認しよう。以下に画像を掲載しているが、とりわけデバイスごとの滞在時間は興味深い(re/code)[画像]
    • マーク・アンドリーセンが、楽観主義の力について語っている(New York Magazine)
    • ただし、楽観主義と無知は同じではない。心理学者によると、無知の問題は、専門家のような気分を味わってしまうことのようだ(Pacific & Standard)
    • TEDで5回プレゼンを実施した実績を持つジュリアン・トレジャーは、話し方、そして、音に精通している。下の10分間のプレゼンの中で、耳を傾けたくなるような話し方を伝授している(TED)





    Photo credit: Scott Swigart(Flickr)

    この記事は、Scott Montyに掲載された「This Week in Digital – October 31, 2014」を翻訳した内容です。

    今回は比較的、地味(とはいえそれなりに大きいのですが)ながら、着実に前進しているウェブ業界であることは感じられるニュースが中心でした。 — SEO Japan

    曲がるiPhone6、注目のSNS「Ello」 – 米国発Web業界ニュース9月下旬号

    米国の最新ウェブ業界関連ニュース、今回も様々な話題が登場します。 — SEO Japan

    今週の3分で読めるウェブマーケニュースでは、・魔法の曲がるiPhone ・iOS 8を最大限に活用するには(ちゃんと動いてるとき) ・Facebookの滞在時間 vs 広告に投じる資金 ・勢いを増すEllo ・増え続けるTVの視聴と下降を続ける視聴率 ・実は単純な計測作業 ・ソーシャルメディアベースの交流における法律問題 ・YouTube時代のスポーツネットワーク ・B2Bマーケティングの未来を予想 ・ソーシャルメディアで友達をドッキリさせる方法等の話題を伝える。

    それでは、デジタルマーケティング業界に影響を与える重要なリンクをまとめて紹介していく。

    毎週、経営者の方々が、最新の変化、レポートする価値のあるアイテム、そして、仕事で役に立つ可能性があるコンテンツを把握することが出来るように、テクノロジー、ソーシャルメディア、モバイル、デジタルコミュニケーション、そして、マーケティング業界の現在のイベントとトレンドに関するリンクを集めて、ニュースレターを提供している。

    他にも、役に立ちそうなリンク、ソース、または、アイデアを持っているなら、コメント欄で加えてもらいたい。また、Flipboardを利用しているなら、「This Week in Digital Magazine」を購読すると、リンクを入手することが出来るようになる。

    インダストリー

    • AppleのiPhone 6はとても薄いデバイスである。と言うよりも、薄すぎたようだ。あまりにも薄かったため、ポケットの中で曲がる問題が発生している。ファッションに関するアドバイス: スーツを着ることが多いなら、わざわざ携帯電話をズボンの前ポケットに入れる必要はないはずだ #小学生でも分かりそうなことだが(Macrumors)
    • 非難に対して、Appleは、あの有名なGenius Barが何でも問題を解決すると述べた(The Verge)
    • この問題を受けて、Kit Katが見事なリアルタイムのマーケティングを行った(@KitKat)


    プラットフォーム

    Ello

    • 「美しさ、シンプル、透明性」をモットーに掲げた最新のソーシャルネットワークのElloが、今週、注目を集めている
    • アンチFacebookネットワークと位置づけられたElloは、広告ゼロ、そして、データの完全非公開(つまり、ユーザーを製品と見なしていない)を謳っている(Fast Company)
    • 当然ながら、大勢の懐疑派が批評を行っている。懐疑的な意見は、Ello自体にも掲載されている(Wired、Ello)

    ちなみに、Elloで私をフォローしたい方は、ello.co/scottmontyをクリック。

    Facebook

    • 来週、Facebookは、マーケッターが、ウェブ上で購入する広告を狙い、計測するメカニズムを改善することを目的とした広告プラットフォーム、Atlasのリニューアル版を公開する(Inside Facebook)
    • 一部の企業はFacebookのデータの共有に懸念を持ち、サイトへのアクセスを拒否する方針を固めている(WSJ)
    • Facebookは、著名人とメディア企業がFacebookをどのように利用しているのかを明らかにするため(そして、表向きは、より多くのユーザーに同じ取り組みを行ってもらえるように)Facebook Mediaを公開した(Facebook)

    Twitter

    • Twitterのオーディエンス管理ツールが、さらにパワーアップし、電話番号とアプリのIDでターゲットを絞ることが出来るようになった(Marketing Land)
    • 以前、TwitPicは、知的財産の問題により、閉鎖されると発表したが、最新の情報によると、買収されたようだ(Engadget)

    計測/基準/ビッグデータ

    • TVの視聴者は増えているものの、視聴率は下がっている。何が起きているのだろうか?どうやらテレビ業界は、テレビ、オンライン、そして、モバイルの視聴を別々に計測したいようだ(WSJ – 有料版)
    • まずは、モバイルの計測方法に関するアビナッシュ・コーシックの説明を参考にすると良い(Occam’s Razor)
    • 連載記事「CMOとクラウド」の最新版は、マーケッター達による分析データの利用が、危機的に少ない現実を指摘している(Olivier Blanchard)
    • 計測作業が、救いようもないほど、複雑な取り組みになってるなら、このアドバイスを参考にしよう(Media Bistro)
    • これほどピッタリはまる計測作業の例えは、他には見当たらない(SHIFT Communications)

    法律/人事

    • TwitterパーティーやTwitterチャットを運営するなら、法律問題のリスクを知っておくべきだ(Social Media Explorer)
    • アイスバケツチャレンジのブームが盛り上がりを見せていた時、ブランド、メディア、そして、芸能人が参加していた。#icebucketchallengeで明らかになった法律に関する教訓をこの記事で確認しよう(Maximize Social Business)

    コンテンツ

    • ストーリーテリング — 不愉快ではあるものの、適切な代案が見当たらない点に関して、「ビッグデータ」と争っている。それでは、ブランドストーリーテリングとは何を意味し、なぜ必要なのだろうか?(Econsultancy)
    • The WhistleはYouTubeの時代を考慮してスポーツネットワークの構築に取り掛かっている。どのようなネットワークになるのだろうか?どうやら、特別のスタジオを用意し、また、メジャーなスポーツリーグ、および、チームと提携し、また、個人のコンテンツクリエイターと協定を結ぶようだ(Contently)

    重要な記事、動画 & オーディオ

    • ソーシャルメディアがニュースを形成する仕組みに関するこのレポートは、じっくりと読む価値がある。特に、ソーシャルプラットフォームからアクセスしたビジターよりも、直接サイトを訪問するビジターの方が、サイトに滞在する時間が長い点は興味深い(Pew)


    この記事は、Scott Montyに掲載された「This Week in Digital – September 26 2014」を翻訳した内容です。

    しかしFacebookやTwitterの進化は止まることがないですね。その一方、Elloのような新しいSNSもまた登場と。。。先週お休みいただいていましたが少し休んだだけで、新しい話題が盛りだくさんの米国ウェブ業界でした。 — SEO Japan

    グリー田中氏、ゲーム”だけ”の会社から抜け出るために「次の10年を考える」

    東京・渋谷で9月3〜4日にかけて開催されたイベント「Startup Asia Tokyo 2014」。9月4日には、グリー代表取締役社長の田中良和氏が登壇。「グリーの挑戦と未来について」というタイトルで、Tech in AsiaレポーターのDavid Corbin氏とのセッションに臨んだ。

    –Corbin氏(以下省略):田中氏はCEOを務めているが、元々エンジニアリングが好きだったと知っている。どういう風にして好きになったのか。

    田中氏(以下省略):最近は「社長」の仕事ばかりだが、もともと15年くらい前にインターネット業界に入って、最初はプログラミングもできなかったが、そこで覚えたのが最初。

    自分で企画しても作れないとアイデアを具現化できないと思っていたので、本当の意味でもの作りができるようになったと思う。

    –今ならどのような(開発環境や)言語を学びたいか。

    ネイティブアプリだ(笑)

    –最初に入った楽天はベンチャー企業。なぜそこを退職したのか。

    起業したいと思ったことは今でもないと思っている。起業って大変なのになぜやるんだろうか、(聞かれたら)おすすめしないのにと思っていた。ただ、楽天で働きながら(SNS)GREEを趣味で作っていたら、個人では作れない規模になったのがきっかけ。

    でもはじめはコミュニティサイトでは儲からないだろう、製作会社でもやりつつボランティアで運営しようと考えてたので、真剣に考えて起業したわけでない。

    –後悔はしていないのか。

    結果的には(笑)。やっぱりいろいろ大変なこともあったので、人に勧められるような簡単なことではない。

    –パズドラ(ガンホーのパズル&ドラゴンズ)が出たあとで、GREEのゲームシェアは下がっていると思う。どのように回復させていくのか。

    3年前くらいから振り返ると、いろんな事業の変化に直面していたと思う。3年前はフィーチャーフォンのゲームビジネスが中心だったが、ハードウェアとしてなくなっていく(スマートフォンに置き換わる)ところに直面した。ネット業界で産業ごと消滅することはあまりないが、我々はそこに直面した。なので、まずは本命のブラウザゲームをガラケーからスマホに移さないといけなかった。それを対応させながらネイティブゲームをやり、海外戦略もやり、ということを同時にチャレンジすることになった。

    そこでまずスマホ(ブラウザゲーム)、2番目にグローバル、3つめに国内ネイティブゲームという優先順位をつけ直した。米国進出までは順調に来たので、今はネイティブに注力している。

    –どのような条件でゲーム業界をサヨナラしたいのか。

    そんなことは考えていない(笑)ゲームとインターネットが交差した世界はいいと思っている。ゲーム産業は日本で作って世界に向けて売っていくときに競争力がある産業分野。収益として重要だ。

    また、日本で始めてすぐにグローバルに進出できる。でも我々はゲームだけの会社ではない、最近はいろいろと始めている。

    –「スマートシッター」「介護のほんね」「Tonight」「SmartNews(への投資)」など新しい事業にチャレンジしている。新しい事業にはつながりはあるか。なぜこういった新事業をはじめたのか。

    事業を考える上で、まずはマーケットが大きくなり続けるかの仮説を大切にしている。楽天で言うとECは右肩に上がっていくに違いないと考えているということだ。

    例えばコミュニケーションやコミュニティビジネスは10年後に大きくなっているに違いない。モバイルビジネス、ゲームビジネスもそう。マーケット自体が成長するビジネスをやる。ただし、さっきの楽天の例で言うと、ECといってもオークションなのか、モールなのか、直販なのかというところに関しては、提供しながらアジャストしていく。

    モバイルやコミュニケーション、ゲームという事業はそういう仮説でやってきた。でもそれはある程度やっているのでほかの事業に挑戦していく。

    これから来るトレンドは何かと考えている。好調なのはUberとかAirbnbなど、広い意味でのEコマース。それが次の10年のサービスだと思う。

    –チャイルドケアもトレンドになるということか。

    ビジネスの手法の話だ。例えばUberも、すべての人がスマホを持つ今だからできるようになったサービスだ。同じようにスマートシッターもスマホが普及しているからこそ、資格があれば誰でもベビーシッターになれるというのはいけると思う。

    –スマートシッターについて、サービス開始後の様子、ユーザー数はどうなっているのか。

    サービス規模は伸びているが、スマートシッターで言うと、ベビーシッタービジネスだけを考えなくていいと思っている。例えばブラウザゲームのビジネスは、ただ1つの「釣りゲーム」が出発。これが将来(売上高)何十億、何百億円というプラットフォームになるとは思ってなかった。

    スマートシッターもうまくいけば、家にいるお母さん向けのビジネスができるのではないか、別の働き方もできるのではないかということになる。Amazonも最初は本しか売ってなかった。切り口を作ればもっとビジネスはできる。

    –その他どんな分野に挑戦するつもりか。

    スマホが普及しないと成立しなかったサービスだ。例えばTonightは、5回くらいクリック(タップ)するだけでホテルの予約ができてしまう。こういったものあればスマホ特化でブレークスルーする。また、UberやAirbnbのようにシェアリングエコノミー的な概念のモノ。

    –(投資先の)スマートニュースはいつから米国バージョンを公開するのか。

    僕は戦略を細かく分からないし、言えない(笑)。ただあれはまさにスマホ時代のニュースをどうするのかというもの。昔から見ていたがすごいと思う。グリーに向いているビジネスは自分たちでやるが、「いいな」と思うサービスには投資させていただく。

    –スマートニュースは36億円を調達した。日本では「○億円調達」というニュースはあるが、バリュエーションは発表されない。スマートニュースのバリュエーションはいくらだったのか。

    またこれもコメントしづらい(笑)。ただ我々としてはバリューはフェアだと思って投資しているので成功して欲しい。

    –海外展開で成功に必要なのは何か。

    これまで3、4年ほど苦労している。ネイティブゲームは海外でも売上がかなりあり、海外比率の高いネットベンチャーになってきていると思う。

    一番重要なのはやはり、「それ(プロダクトやその場所で事業をすること)自体が強みになっている」というものでないといけない。サンフランシスコでやったほうがいいことをわざわざ日本でやっても、それ自体が強みにならないといけない。

    そういう意味ではゲームは数少ない日本でやって不利にならないビジネス。グローバルで成功しているゲームスタジオには北欧や英国のものもある。大企業大資本だけが生きるわけではない。

    –新しい国(市場)に入るにはどんな準備が必要か。

    まずはGoogleやFacebookみたいなサービス。圧倒的製品力で突き抜けるかどうか。でもそれは実現が難しい。

    それでなければ、ローカルのマネジメントに完全に任せて成功するサービス。現地に日本人だけ派遣しても成功しないし、(現地の)優秀な人はついてこない。

    逆に言うと、日本にある外資系の会社で、日本語を話せない外国人がやっていても成功しているものもある。そういう意味では製品力で突き抜ければ問題ない。

    –今海外に出るなら何をすべきか。

    海外のゲームビジネスが伸びつつあるが、日本ではネイティブゲームがまだ成功せずにチャレンジする中で、海外でスタジオを作ってさらにネイティブゲームを当てるのは、知らない場所で知らないモノをやると難しいことをやっている。

    やはりどちらか押さえる。成功していることを違う場所をやるか、日本で違うことをやるか、どちらかにするべきだと思っている。そうはいってもネイティブは強くなっているので、まずはそこに特化していく。

    –SNSからゲームの会社になり、また新しい事業も展開するが、社員は自分の会社についてどう思っているのか。

    青臭いが、コーポレートスローガンには「インターネットで何かを変えていく」というものがある。なのでゲームのみをやる会社じゃないということは多くの人は分かっていると思う。

    ただゲームは(売上の)大きな分野であり、引き続き大きな柱になるという前提だ。だがあくまで1つの柱にしながら新しいことをやる時代になってきた。

    –安倍政権がテクノロジー企業を応援しようとしているが、その動きをどう思うか。

    本当にありがたいことだと思う。これから日本自体の経済を成長させる意気込みを感じる。インターネット業界が新しい産業となり、日本経済の大きな柱にならないといけない。

    –政府を巻き込むためにどういうことをやっているのか。

    ロビイングというほどではないが、世界というより日本で大きな役割を果たすのであれば自分たちのやっていること、やりたいことをいろんなチャネルで発信しないといけない。事業を成功するだけでなく、どう世の中に価値を還元すると考えているか伝えることも大事。

    –若い起業家へのアドバイスを聞かせて欲しい。

    言うと自分で自分の首を絞めることになるが(笑い)。高い目標を持ち続けて頑張って欲しい。会社をやっているといろんな大変なことがある。どうやったら高い目標を持ち続けられるか考えて欲しい。


    ゲームではなくコミュニケーションの会社に–ミクシィ新社長の森田氏

    劇的とも言える復活を果たしたミクシィ。2014年3月期の通期決算は、売上高121億5500万円(前年同期比3.8%減)、営業利益4億800万円(同81.3%減)、経営利益2億6300万円(同90%減)、純利益2億2700万円の赤字(前年同期は16億5400万円の黒字)、四半期ベースで見れば以下のグラフの通り。大幅な増収増益を実現した。そこには、前社長である朝倉祐介氏による事業再建施策と、スマホ向けゲーム「モンスターストライク(モンスト)」の好調ぶりが大きく貢献している。

    そして事業再建のフェーズが終了したとして朝倉氏は6月に代表を退任。6月24日に開催された定時株主総会で、執行役員でゲーム事業の本部長を務めていた森田仁基氏が代表となった。

    森田氏は2000年にfonfunに入社。フィーチャーフォン向けコンテンツの企画運営やケータイアプリのプロデューサーを経験したのち、2008年にミクシィに入社した。

    当時のミクシィは、プラットフォームのオープン化を掲げていた時期。森田氏は「mixi アプリ」の立ち上げを担当して、当時人気だった「サンシャイン牧場」のRekoo、「まちつく」のウノウ(その後ジンガジャパンとなり、現在は閉鎖)などSAP(Social Game Provider:ゲーム開発会社のこと)開拓に務めたという。その後2011年にサイバーエージェントとの合弁会社であるグレンジの取締役副社長となり、さらにはミクシィのゲームプラットフォーム「mixi ゲーム」にも注力することとなる。

    2013年1月からはミクシィ執行役員、5月にはゲーム事業本部長に就任。モンストの企画を立ち上げたのは2013年2月のこと。現在はモンストスタジオ エグゼクティブプロデューサーも兼任しているそうだ。モンストでは、全体戦略や組織作りなどを担当。制作面はプロデューサーの木村弘毅氏が中心になって活動しているそうだ。これまでのキャリアやモンストへの関わりもあって「ゲーム」の印象が強い森田氏だが、ミクシィをどのように導くのか。今後の展開を聞いた。

    ミクシィ代表取締役の森田仁基氏

    –社長交代の経緯について教えて下さい。

    森田氏(以下敬称略):これまでミクシィは、どうしてもSNS「mixi」がほとんどを占めていました。それで調子がいいときもあれば、GREEやMobageのゲームにシェアを取られるようにもなりました。またFacebookやTwitterも出てきて、みんながmixiを使えばいいという時期でもなくなったのは、数字としても出てきました。

    前代表の朝倉は事業再生のプロフェッショナル。そのタイミングで陣頭指揮を取るという考えが笠原としてはあったと思います。一方で僕は点を取るために新規事業を伸ばす、ということをやっていました。それでモンストが当たるようになってきて、事業再生も一段落し、再成長するというタイミングでの社長交代になります。

    –森田さんが代表になったということで、ゲームを主軸に置いた会社になるという見方もできます。

    森田:自身では特にそういうことは考えていません。ゲームはコミュニケーションの1つの手段なんです。それは木村とも、モンストのプロジェクトでもぶらさないようにしようと話していました。ツールがたまたまゲームというツールだったというイメージです。そこには「Face to Face」のコミュニケーションがあります。

    もちろん新しいものは作り続けますが、必ずしもそれがゲームではないでしょう。ゲームの売上がかなり大きくなってしまったのでそう見えるかと思いますが、通期見通しでも、400億円のうち100億円はゲーム以外で作っていきます。

    –「ミクシィは何の会社になるのか?」とは聞かれませんか。

    森田:そう言われたのは初めてです。僕らを見て感じて頂ければいいと思うのですが、1つ言うならコミュニケーションを活性化させる、人と人のつながりを作れる会社だということです。繰り返しになりますが、モンストもmixiも人と人が繋がるサービスになります。

    –モンストは6月に900万ダウンロード、7月には1000万ダウンロードを達成しました。成功の要因をどうお考えですか。

    森田:先ほどから申し上げているとおり、コミュニケーションから設計に入っていることです。そうなると簡単に楽しめないといけません。難しそう、つまらない、となるとコミュニケーションは発生しません。

    そこで、引っ張って離すというアクション(モンストは、キャラクターをタッチし、引っ張って離して飛ばすことで敵にぶつけ、敵を倒していくゲーム)は気持ちいいし、ミスした時にもツッコミを入れられるというコミュニケーションが起こります。アクションの気持ちよさについては岡本さん(ゲームリパブリック代表取締役社長でゲームプロデューサーの岡本吉起氏)に協力いただいています。

    市場環境もラッキーでした。まずパズドラ(ガンホーの「パズル&ドラゴンズ」)がスマートフォンのゲームユーザーを切り開いてくれて、LINEがライトなユーザーを取っていった。ゲームを出したときに市場で上が狙えるような状況ができあがってきました。また、引っ張って離すという動作は(Rovioの)「AngryBird」にもありますが、それより気持ちいい。さらにスマホゲームなのに「(リアルで)集まってやる」というところがうまくはまったと思います。

    –ゲーム以外の事業について教えて下さい。ライフイベント事業も好調のようです。

    森田:特に(マッチングサービスの)YYCが好調です。売上はすごく大きいし、まだ伸びています。

    –YYCは御社による買収の前から月商1億円近いという話も聞いたことがあります。ところでコンプライアンス上は大丈夫なのでしょうか。たとえば、2ちゃんねるのまとめを模して、(女性のヌードなども含まれる)過激な表現の広告なども見かけます。

    森田:サービスは法律を遵守して運営しています。それをやっている限り心配はありません。

    (前述の広告については)アフィリエイターのことなので、細かいところまで(コントロールすること)は難しいですが、そこは特にどうこうとは考えていません。もちろん法律に抵触するのであれば、対応していきます。(ここで広報コメント「ルールに反するものについては順次対応はしていますが、量が多く対応が終わっていないところもあります」)

    –以前、「追い出し部屋」を作って、リストラをしたとも聞きました。あらためて「組織の再構築」という意味でリストラはなかったという認識ですか。

    森田:そこは「リストラはなかった」と言うしかないです。

    –現在の人事面での施策について教えて下さい。

    森田:新しい事業が生まれているので、逐一必要な必要な人員は増えています。もちろん、人事異動もやっています。モンストがあれだけのユーザーを抱えてサービスを継続できるのは、これまでSNS「mixi」の強靱なシステムを作っていたスタッフが運用しているというところもあります。そういう意味では機動的な人員配置を行っています。

    あと、人員配置の上で大事なのは「君こっちね」と言って指示しないようにすることです。こうしてしまうと、やらされている感が生まれます。そこで「キャリアチャレンジ」という制度を作り、できるだけ本人の意思をくむような人事異動ができるようにしました。

    –決算資料などを見る限り、SNS「mixi」の人員は減らしているようです。mixiのサービスはどうしていくのでしょうか。

    森田:FacebookやLINEなどが出てくる中で勝負するのはなかなかしんどいと思っています。ですがmixiには「コミュニティ」という大きな財産があります。これを軸に今後しっかり伸ばしていこうとしています。メインユーザーの属性は、30歳以上が比較的多い状況です。UUなどは公表していませんが、アクセス数自体は下げ止まっているという状況です。

    –「イノベーションセンター」とうたって新規事業を募集していたかと思います。

    森田:新規事業への取り組みは引き続き大事だと思っています。直近でも新規事業のブレストもやっていますが、基本的には「何でもあり」で社内から募集しています。ここはC(コンシューマ向け)、B(法人向け)問わずにやっていきます。

    –新規事業としてやるかやらないかは別として、森田さんの興味のあるのはどういう分野でしょうか。

    森田:興味がある分野はいっぱいありますね。新しいデバイスが出てくるタイミングは大きなビジネスチャンス。例えばウェアラブルなどもうまくやれば成長するのではないでしょうか。

    また「nohana」のように、ネットだけで終わらないサービスは面白いと思います。すでにいくつかアイデアはあります。

    −−ベンチャー投資についてはどうお考えでしょうか。

    森田:(子会社の)アイ・マーキュリーキャピタルでは引き続きシードの純投資をやっていきます。一方でM&Aは(成長の)方法としてあります。当然既存の事業領域を伸ばすことはやっていく必要があり、それを自分たちでやることも、M&Aで時間を買うこともあります。

    —創業者の笠原健治氏が新規事業を手がけていると聞いてすでに1年ほどが経過しました。

    森田:笠原は今新しいサービスの仕込みをやっているところです。時期は明言できませんが、楽しみにして待っていて頂きたいと思っています。笠原はアンテナ感度が高いし、ラッキーパンチではなくしっかり狙ってヒットを出せます。市場の状況やニーズ、ビジネスモデルを熟考した上でモノを作っています。

    ヒットを出すためにはそれなりの時間がかかります。モンストも2月から開発して9月に出したところです。もう少しだけ楽しみにして待って頂ければ。

    —ご自身の課題と目標について教えて下さい。

    森田:ぼくの英語力じゃないですか(笑)。アジアを含めてグローバルを目指す中で、英語を話せないといけないと思います。

    個人的な目標についてですが、言っても社長1年目です。まずは社員からの信頼をしっかり得られるように誠実にやっていきたいと思います。僕はどちらかというと「時価総額1兆円」とか掲げるのは苦手で、都度自分自身の能力を伸ばしていくタイプだと思っています。

    –モンストの次のゲームはもう準備されているのでしょうか。

    森田:うーん、どうですかね(笑)。

    今は正直なところモンストに注力しています。もちろん次のゲームを作るというのは、売上の地盤を作るためだと思います。しかし、日本と中国、台湾のように1カ国1カ国にモンストを出すのと、ゼロから新規のゲームを作って出すことは(市場を作るという意味で)同じだと思っています。


    Facebookのエンゲージメントを成功に導く12点の要素

    日本でも普及が進んできたFacebookを活用したマーケティング、私の会社でも各事業で活用していますが、時にSEO以上に効果的?と思われるケースもあり、ソーシャルメディアマーケティングは奥が深いなぁ、と思う最近です。今回は、米国のデータ解析会社が企業が運営するFacebookページを分析し、エンゲージメント率アップに効果があると思われる投稿内容の要素を12紹介してくれた記事を。 — SEO Japan


    弊社、Rival IQは、2万社近い会社のFacebookのページのデータをほぼリアルタイムで計測している。そこで、私はこの一連のデータを使って、Facebookのエンゲージメント(参加を介した交流)におけるベストプラクティスを幾つか特定してみた。

    これはランダムにページを抽出したわけではない。ページの多くは、Rival IQのユーザーからリクエストに応じて、チェックを行っているが、メジャーなブランドは、ほぼ全て網羅されている。

    Facebookで「Good」は何を意味するのか?

    それでは、この2万近いページの中から、特に優秀なページを特定する方法を説明していこう。実は、割と一般的なメソッドも利用している。まず、この実験では、ファンが5000名以下のページは除外している。さらに、2014年4月15日から5月14日の期間において、平均エンゲージメント率/日(エンゲージメントの総計/ファンの人数/日数)が高かった上位100社のページに絞り込んでいる。エンゲージメント率を計測すると、ファンが定期的にコンテンツを利用する確率に基づいて、1万人のファンを持つページと100万人のファンを持つページを比較することが可能になる。

    下に掲載しているスプレッドシート(Google ドキュメントで閲覧)は、全てのデータ(未編集状態)を表示している。その後、英語以外のサイト、一部の重複するサイトを削除し、分類を行った。念の為に言っておくが、パフォーマンスが良くないために英語以外のページを削除したのではなく、Google 翻訳に長時間をつぎ込まなければ投稿を評価することが出来ないためだ。その結果、15のカテゴリーに散らばる60社のFacebookのページがリストアップされた(Google ドキュメントで閲覧する):

     12 Facebook Success Factors Based on Real Data

    発見 #1: 上位にランク付けされたページの中では、ニュースサイトが最も多く、小売、野外娯楽/スポーツ、ファッションが続いている。

    発見 #2: この方法でトップ 100にランクインしたペーージのほぼ全てが、B2Cサイトであった。企業をターゲットにしているページはごく僅かであった(Boom Social — キム・ガーストVolunteer Spot)。

    発見 #3: 大手のブランドが、必ずしも上位を独占しているわけではない。事実、上位には、有名な会社の名前は一つも見当たらなかった。誰にでも分かるブランドは、Billboard.com、USPS(宣伝投稿の可能性が高い — 後ほど紹介する)、そして、Huffington PostやHello! Magazine等の複数のニュースメディアのみであった。

    Facebookでは何が有効に働くのか?

    総合1位を獲得したのは、ICICI Prudential Life Insuranceであった。聞いたことがない方も多いのではないだろうか?どうやら、Convince and Convertで以前指摘した通り、コンテストは、エンゲージメントを促す効果があるようだ。ICICI Prudential Life Insuranceが典型的な例である。

    発見 #4: コンテストは、Facebookでのエンゲージメントを大きく促す。

    2位 – 10位のFacebookページと教訓

    会社名

    カテゴリー

    平均エンゲージメント率/日

    ファンの人数

    エンゲージメントの種類

    Ziglar

    自己改善

    220.75

    1,488,009

    気分を良くする & 刺激を与える名言

    DealDash

    小売

    197.06

    1,325,005

    懐かしい、刺激を与える名言

    9GAG

    ユーモア/ゴシップ

    190.78

    11,755,071

    ユーモア

    blinkbox

    娯楽

    183.33

    93,595

    ユーモア — 投稿の宣伝?

    My Fox Orlando

    ニュース

    173.28

    169,897

    心が洗われるストーリー

    SoleCollector

    ファッション

    163.22

    571,270

    靴の写真

    KING5.com

    ニュース

    148.85

    237,991

    写真 & 心が洗われるストーリー

    Inked Magazine

    趣味

    132.02

    6,640,983

    タトゥーの写真 & 頻繁な投稿

    Petflow

    小売

    114.82

    1,890,357

    可愛いペットの写真 & 頻繁にシェアやいいね!を要請

     12 Facebook Success Factors Based on Real Data

     12 Facebook Success Factors Based on Real Data

     12 Facebook Success Factors Based on Real Data

     12 Facebook Success Factors Based on Real Data

     12 Facebook Success Factors Based on Real Data

     12 Facebook Success Factors Based on Real Data

    2位 – 10位のページで判明した事実と得られる教訓:

    • Facebookのユーザーは、前向きな名言、人情に訴えるストーリーに反応する。

    • 画像は効果が高い — エンゲージメント率が特に高い50点の投稿のうち、画像が含まれていなかったものは8%のみであった。その他の投稿は、画像をふんだんに利用している。

    • 時折、シェア/いいね!を要請しよう。リツイートやいいね!を要請すると、実際に行動に移してもらえる確率が高くなる。これはお決まりのアドバイスだ。やり過ぎてしまいがちだが、PetFlowは、それでも効果があることを証明している — あるいは、少なくとも、可愛いペットの写真と組み合わせると効果はある。

    • Facebookは、投稿の宣伝を明らかにしないものの、いいね!:ファンの人数の比率が不釣り合いであり、例えば、大量にシェアされている等、バイラル化した兆候が見られない時は、投稿の宣伝が用いられている可能性がある。

    • 平均エンゲージメント率/日の弱点は、大量の投稿を行った場合、それぞれのエンゲージメント自体は少なくても、積み重なると大きくなってしまう点である。Inked MagazineやPetflow、そして、その他のニュースメディアは、1日に40回以上の投稿を行う一方、Ziglarsは4.5回に投稿回数を抑えている。これは私自身への戒めだが、投稿あたりのエンゲージメントと1日あたりのエンゲージメントでエンゲージメントを分類して評価するべきであった。

    発見 #10: 投稿の宣伝は有効だ。

    弊社、Rival IQでは、FacebookやTwitterでの(競合者の)投稿が、宣伝機能を用いているかどうかを特定してもらいたいと要請を受けることがよくある。自分のページに関しては、インサイトを介して、自然と宣伝のアクティビティを確認することが出来るものの、FacebookもTwitterもプロモーションかどうかを明らかにしていない。しかし、全体的なページのいいね!の数に対して、当該の投稿のいいね!が多い等、宣伝されているかどうかの手掛かりは、公開されているデータから得られる。

     12 Facebook Success Factors Based on Real Data

    この投稿が上位にランクインしていたのは意外であった。少し調べてみると、Principal Financial Groupが、最近、定年後の生活と貯蓄に関する一連の動画を展開していることが判明した。従って、この投稿は、宣伝機能を利用している可能性が高い。

    同様の怪しい投稿をもう一点紹介する…このUSPSの投稿は、宣伝だろうか?Principal Financial Groupの投稿ほど明白ではないが、恐らく、宣伝だと思われる。

     12 Facebook Success Factors Based on Real Data

    USPSによる上位の投稿、そして、獲得したエンゲージメントを調べていくと、組織的なキャンペーンが行われているように感じられる。

    発見 #11: 単純に素晴らしい作品を投稿する。

    単純に素晴らしい作品を投稿したためにバイラル化したケースは多い。New Zealand Heraldの画像/投稿が良い例だ: 12 Facebook Success Factors Based on Real Data

    発見 #12: 現在、名言は有効に働く。

    キム・ガースト氏のBoom! Social等の複数のB2BのFacebookページは、刺激的な名言をとても効果的に活用している。

     12 Facebook Success Factors Based on Real Data

    Facebookを成功に導く要素

    まだまだ発見した点を挙げていくことも出来るが、そろそろ切り上げさせてもらう。上位の会社をご自分で調べたいなら、今ならRival IQのこのページから無料でコピーすることが可能だ。新たな発見をコメント欄でシェアしてもらえると嬉しい。

    以下に、私が得た情報をまとめていく:

    • エンゲージメント率/日でランク付けを行うと、ニュース系サイトが上位を占める。小売、屋外娯楽・スポーツ、そして、ファッションも健闘している。

    • ほぼ全ての上位にランクインしたページは、消費者をターゲットにしている(B2C)。

    • 上位にランクインした大手企業は少なかった。

    • コンテストは、Facebookでエンゲージメントを大幅に活性化するポテンシャルを持つ。

    • ユーザーは、ポジティブな名言、懐かしいストーリー、そして、人情に訴えるストーリーに反応する。キム・ガースト氏が、Boom! Socialで実施しているように、B2Bの環境でも、この傾向を活用することが出来る。

    • 画像は効果が高い — 上位50点の投稿のうち、画像を含む投稿は92%を占めている。

    • 時折、シェア/いいね!を求めると良い。ただし、やりすぎは良くない。それでも、要請する行為自体に害はない。

    • たとえ明記されていなくても、宣伝投稿を特定することは可能である。


    この記事は、Convince & Convertに掲載された「12 Facebook Success Factors Based on Real Data」を翻訳した内容です。

    各要素だけ見るとどれも当たり前というか特に驚きもなく納得できるものが多かったですね。取り上げられている各事例を参考にしつつティップスを参考に、地道に丁寧に運用していくことが結局は成功の近道ということでしょうか。 — SEO Japan

    メッセージ中心のビジネスSNS「UNITE」は組織に縛られない人脈構築を支援する

    自分の人生のストーリーをブログライクに投稿できる「STORYS.JP」。このサービスを提供しているレジュプレスが、6月4日に新サービス「UNITE(ユナイト)」ベータ版を公開した。5月からクローズドテストを開始していたが、すでに3400人以上がサービスに登録しているという。

    UNITEでは、「サラリーマンでも企業や組織に縛られることなく信頼できる 社外人脈を積極的に構築する」と言うことを目的としたメッセージが中心となるビジネスSNSだ。サービスの利用にはFacebookアカウント、もしくは実名やメールアドレスの登録が必要となる。また、友人関係にないユーザーにメッセージを送るためには、自身の職歴などを登録しないといけない。

    ユーザー全員がビジネスのつながりを目的に登録しているため、アライアンスや仕事の相談などを積極的にもちかけることができる。人名のほか、会社名や役職でユーザーを検索できるため、特定の業界や職種のユーザーに限定して連絡を取るといったことができる。

    米国では、LinkedInがビジネス向けのSNSとしての地位を確固たるものとしているが、日本ではまだそこまでのシェアを取っていないようだし、僕の周囲のIT業界関係者などは基本的にFacebookでメッセージをやりとりすることが多い。ただ、あくまでFacebookは知人友人とのコミュニケーションが主目的なので、ビジネスのための出会いの場としては、大化けする可能性も秘めているんじゃないだろうか。

    サービスは現在無料で提供している。レジュプレスによると、将来的には特定の関係性(面識のないユーザーなど)へのメッセージ送付などでの課金なども検討しているという。モバイル対応も早急に予定しているとのことだ。


    メッセンジャーサービス大戦争 – Vine対Instagram対Facebook対Twitter対Snapchat

    VineやSnapchatなど米国発の新興メッセンジャーサービスの人気が世界的にじわじわと広がっています。もちろん、InstagramやFacebook、Twitterも負けてはいないということで、Mashableが各サービスが提供するメッセンジャーサービスの機能や特徴を比較した記事をここに。 — SEO Japan

    Messager-comparison
    Vineが木曜日にプライベートメッセンジャー機能をリリース。次々に登場するメッセンジャーサービスを振り返っていこう。

    ここ数ヵ月のプライベートメッセンジャー業界の飛躍的な成功は、耳を塞いでも聞こえてくるほどのレベルに達している。

    まず、2月には、Facebookがなんと160億ドルもの大金を投じて、独立型のメッセンジャーサービス、WhatsAppを買収した。同時期、今度は、楽天が、チャットアプリのVibeを9億ドルで買収した。続いて、3月には、スタートアップのメッセンジャーサービス、Tangoが、2億8000万ドルの資金を調達していた。この会社の価値は、Forbesによると、10億ドル以上と見積もられていたようだ。

    メッセージ送受信を補足的な機能と見ているソーシャルメディアプラットフォームが、この流れに必死でついていこうとするのは、当然と言えば当然である。

    木曜日、VineがVine Messagesをリリースし、プライベートメッセンジャーの分野への進出を果たした。Vineが、Facebook(MessengerアプリとInstagramアプリはともにメッセンジャー機能を提供している)とSnapchatを意識していることは明白である。

    しかし、このようなサービスにはどんな違いがあるのだろうか?どんな長所、短所があるのだろうか?これから簡単に説明していこう。

    Vine Messages

    提供開始年月: 2014年4月にデビュー

    長所:

    • Vineの動画製作機能を含む(ストップモーション、グリッド線)。

    • テキスト、動画メッセージを送信することが出来る。

    • Vineを利用中ではないユーザーにもメッセージを送信することが可能。

    短所:

    • グループメッセージを作成することが出来ない。

    • 静止画像を送信することが出来ない。あくまでも動画のみ。

    • カメラロールから動画を送信することが出来ない。

    最適な利用法: 工夫を加えた動画を送信する。

    概要: Vineのプライベートメッセンジャー機能は最も新しく、他を寄せ付けない動画機能(ストップモーションやグリッド線)により、動画メッセージにおいて人気を集めるだろう。しかし、カメラロールから動画を送信することが出来ず、また、グループメッセージ機能も提供されていないため、メッセンジャーサービスとしては、有効とは言い難い。

    Vine Message Collage

    Vineがプライベートメッセンジャー機能を木曜日に発表。しかし、この新しいサービスとその他の競合するサービスとの相性は未知数。

    画像: カート・ワグナー/Mashable

    Instagram Direct

    提供開始年月: 2013年12月にデビュー

    長所:

    • 写真や動画にフィルターを加えることが可能。

    • テキスト/動画メッセージを送信することが出来る。

    • グループメッセージを送信することが可能。

    • カメラロールから既存の写真と動画を送信することが出来る。

    短所:

    • Instagram上のユーザーとしかメッセージをやり取りすることが出来ない。

    • Vineのようなストップモーション動画を利用することが不可能。

    • 写真を正方形に切り取らなければいけない。

    • グループメッセージは最大15名に制限されている。

    最適な利用法: フィルターを用いた芸術的な写真や動画をフィルターを送信する。

    概要: Instagramは、昨年の12月に大々的な宣伝と共にこのメッセンジャー機能をデビューさせるものの、あまり話題に取り上げてもらえていない(昨日取り上げられていたものの、あまりポジティブなニュースではなかった。俳優のジェームズ・フランコがInstagram Directを使って、17歳のファンをナンパしていたようだ)。

    この機能は、Instagramにダメージを与えることはないが、メジャーなプレイヤーになれるほどの価値を与えいるわけでもない。

    Instagram Collage

    Instagramが12月にプライベートメッセンジャー機能をリリース。

    画像: カート・ワグナー/Mashable

    Facebook Messenger

    提供開始年月: 2011年8月にデビュー

    長所:

    • 個人またはグループのメッセージを送信することが出来る。

    • 気に入った、または、頻繁に利用するグループを今後のために保存することが出来る。

    • Wi-Fiを使ってFacebookの友達に無料で電話をかけることが可能。

    • カメラロールから写真を送信することが出来る。

    短所:

    • 動画メッセージを送信することが出来ない。

    • アプリを介して写真を撮ることが出来ない。

    • 写真のフィルターが用意されていない。

    • Facebookを利用中のユーザーにしかメッセージを送信することが出来ない。

    最適な利用法: 電話番号を失くしたFacebookの友達と連絡を取る。

    概要: このアプリは最も安定している。Messengerは2014年に大活躍するのではないだろうか — 昨年の10月、Facebookは、このアプリのデザインを変更し、スピードアップを実現した(テキスト送信に近い)。また、マーク・ザッカーバーグCEOは、同社の第一四半期の業績報告で、Messengerに何度か触れていた。

    しかし、その後、Facebookは、160億ドルで独立型メッセンジャーアプリのWhatsAppを買収したが、Messengerは、どこにフィットするのだろうか?Messengerは、Wi-Fiでの無料通話に対応しており、ザッカーバーグCEOによる世界をインターネットでつなげる取り組みがまた一つ増えたことになる。

    FB Messenger Collage

    Facebookが2月に160億ドルでWhatsAppを買収したことで、いくらかMessengerの影が薄くなった。

    画像: カート・ワグナー/Mashable

    Twitterのダイレクトメッセージ

    提供開始年月: 2006年11月にデビュー

    長所:

    • テキスト/写真のメッセージを送信することが可能。

    • アプリを介して写真を撮る、もしくは、カメラロールから写真を送信することが出来る。

    • フィルターおよび写真編集ツールが用意されている。

    短所:

    • グループメッセージを作ることが出来ない。

    • 動画を送信することが出来ない。

    • フォローしているユーザーにしかメッセージを送信することが出来ない。

    • フォローしているユーザーからしかメッセージを受信することが出来ない。

    • メッセージが140文字に制限される。

    最適な利用法: プライベートでツイートのやり取りを継続する。

    概要: TwitterのDMは、Twitterの立ち上げ当初から提供されている。意外にも、この機能は、8年間以上の間進化していない。12月の時点で写真メッセージを送信することが可能になったが、動画を送信することも、グループメッセージを作ることも出来ず、また、メッセージは140文字に制限されている。そのため、簡素な機能と呼ぶべきだろう。

    メッセージを送信することが可能な人物に関するルールは有難い — フォローしていないユーザーにスパムされる心配がないためだ — ただし、メッセンジャー機能を制限するデメリットも持っている。進化する余地は十分に残されており、Twitterならやってくれそうな気がする。

    Twitter DM Collage

    Twitterは12月に写真メッセージ機能を加えるものの、競合するサービスと比べると、必要最低限の機能に見えてしまう。

    画像: カート・ワグナー/Mashable

    Snapchat

    提供開始年月: 2011年7月にデビュー

    長所:

    • メッセージが消える — なんでも好きなものを送ることが出来る。

    • 写真 / 動画のメッセージを送信することが可能。

    • 写真に絵を書き込んだり、落書きをしたりすることが出来る、あるいは、タイプしたメッセージを含めることも出来る。

    • お望みなら24時間保存することも可能。

    短所:

    • メッセージが消える – 取っておく必要があるメッセージは送ることが出来ない。

    • 画像をキャプチャされる可能性がある(きっとキャプチャされる)。

    • テキストの文字数が制限されている。78文字以上はフィットしない。通常はもっと少ない。

    • テキストのみのメッセージを送信することが不可能。

    • 継続して送信するグループメッセージを作ることが出来ない。

    最適の利用法: 間抜けな、または不適切な写真や動画を送信する。

    概要: Snapchatは気楽に利用することが出来る — これも長所の一つに挙げられる。しかし、真剣にメッセージをやり取りするなら、役に立たない。また、グループメッセージ機能も欠けている。楽しいアイテム、間抜けなアイテム、不適切なアイテムで、受け取る側が短期間しか見ることが出来ないものを送信したいなら、うってつけである。

    当然ながら、受け手に画像をキャプチャされる危険はある。そのため、ある程度羽目を外しても構わないが、外し過ぎるべきではない — もしくは、もっと信頼のおける友達を作ろう。

    Snapchat Collage

    Snapchatは間抜けな写真や動画を送信する上で最適だが、テキストオンリーのメッセージやグループメッセージ等、その他の包括的なメッセンジャーサービスが持つ多くの機能に欠けている。

    画像: カート・ワグナー/Mashable

    何か付け加えたい点があるなら、コメント欄で発表してもらいたい。


    この記事は、Mashableに掲載された「Messaging Wars: Vine vs. Instagram, Facebook, Twitter, Snapchat」を翻訳した内容です。copyright permission no.: 110250, via wrightsmedia.com.

    メッセンジャーサービスといえばLINEを始め、アジア圏の企業も頑張っていますが、SNSの生みの親、米国も負けじと各社頑張っているようですね。世界を舞台にした戦いは、まだまだ続きそうです。– SEO Japan [G+]

    真っ先にミュートしたくなる14種類のTwitterユーザー

    Mashableといえば、米国を代表する超人気メディアサイトの1つですが、縁あってMashableのソーシャルメディア関連の記事を一部翻訳できることになりました。今後、定期的に気になった記事を配信していきたいと思います。まず第一弾は、最近Twitterに導入されたミュート機能(特定のユーザーのツイートをブロックすることなくタイムライン上に表示させなくなる機能)を発動させたくなるツイートをまとめた面白記事を。英語圏対象とはいえ、日本でもかなり納得? — SEO Japan

    今年、Twitterは、静かな夏を迎えそうだ。

    Twitterは、5月12日、ミュート機能の告知を行った。この機能を利用すると、ブロックやフォローを解除することなく、フォロワーを沈黙させることが出来る。

    併せて、「Facebookでひんしゅくを買うカップルの10の兆候」を読んでもらいたい。

    直感には反するかもしれない — しかし、Twitterでフォローを解除する際の気まずい雰囲気を味わったことがあるなら…役に立つかもしれない。いずれにせよ、ついに、Game of Thronesのまだ見ていないエピソード、そして、どうでもいいスポーツチームの試合に関する、異常に腹が立つツイートで埋め尽くされたタイムラインをスクロールしなくても済むようになる。

    この機能は、今後数週間にかけて導入されていくようだが、定期的にチェックしていくことを薦める。なぜなら、次のようなタイプのユーザーは、真っ先にミュートの対象になるからだ。

    1. とりあえず最新のニュースと言っておくジャーナリストタイプ


    最新ニュース: これは大事なニュースなので、何か動きがあったら逐一報告します。

    2. セレブのリツイートマニア


    @lindsaylohan 君って最高だね!

    3. ハッシュタグマニア


    #ワクワクするよ。今日は#天気がとっても#いいね。#ニューヨーク、心から#愛してる!#twitter #スゴイ #これはかなり迷惑良い子の皆は真似しちゃダメだぞ

    4. 謙虚な自惚れ屋


    ときどき知らない人から褒められることがあるんだ。僕って魅力的なのかな?

    5. 家族LOVE


    君と#従兄弟で良かった!#お気に入り #大好き #親友 #家族 #愛

    わかったよ、ジョン。

    6. フォロー返し


    RTしたら24人フォロワーを無料で提供してあげるよ。

    出来るだけ多く試してみるよ。

    または、ジャスティン・ビーバー

    7. スポーツ絶叫野郎


    ゲーム7だぜ!よっしゃーーーーーー!

    #スポーツバカ一代

    まぐれだけど、良かったね。

    8. TV番組の後に一言


    今週のGame of Thronesは良い出来だった。衝撃的…

    9. どうでもいい情報


    ゲップをしたら、昼に食べたタコスの味がした。

    10. 芸人批評家


    ルイス C.K(有名コメディアン)のネタに愕然。#ムカついた

    11. 歌詞投稿マニア


    今夜空を飛んでいるあの飛行機を流れ星と思っていいかな?今すぐに、今すぐにしたい願い事があるんだ。(ブルーノ・マーズのAirplanes)

    12. 名言を誤る人


    シュートを打てば、100%得点は入らないんだ — ウェイン・グレツキー

    本来ならば、「シュートを打たなければ、100%得点は生まれないんだ」

    13. バッジコレクター


    @untappdで「アメリカンクラフトビールウィーク(2014)」バッジを獲得しました!#acbw #クラフトビール

    14. クリス・ブラウン

    #TeamBreezyのサポートに感謝!ビルボード100で13位にランクインしたよ。


    この記事は、Mashableに掲載された「The 14 Types of Twitter Users You’ll Mute First」を翻訳した内容です。copyright permission no.: 110250, via wrightsmedia.com.

    思わず「あるある」と笑ってしまったり、自分もやったことあるかも、と苦笑いもしてしまう流石Mashable?!な記事でした。日本でもほぼ同じリストで通じる気もしますが、人間心理は万国共通?! — SEO Japan [G+]

    子どもを軸にした家族の交流を実現するクローズドSNS「Famm」–「Pairy」のTimersが提供

    カップル向けのクローズドSNS「Pairy」を提供するTimers。同社は5月14日、子どもがいる家族向けのクローズドSNS「Famm」を公開した。まずはiOSアプリのみ提供し、6月にもAndroidアプリを提供する予定だという。App Storeにて無料でダウンロードできる。日本語のほか、英語や中国語、韓国語、スペイン語の5カ国語に対応しており、全世界でサービスを提供する。

    Fammは夫婦間でのメッセージ、子どもの写真の共有を中心とした家族向けのクローズドSNSだ。あらかじめ夫婦と子どもの情報を登録しておけば、写真をアップロードしておけば、日付や月ごとに自動で整理してアルバムで閲覧できる。また、毎月の写真を自動的に編集して「コラージュ」と呼ぶ成長記録が作成される。メッセージ機能には無料のスタンプなども用意する。また、メールアドレスを登録した親戚などへの写真共有機能なども備えるほか、誕生日や記念日などのリマインド機能も備える。写真のアップロードは50枚まで同時に可能だ。ほかに家族向けのクローズドなSNSと言えば、国内では「wellnote」、海外では「23Snaps」がある。

    Pairyのリリース時より、家族向けサービスの提供を予定していると公言してきたTimers。代表取締役社長の高橋才将氏は、サービスの開発にあたって子どもを持つ家庭にヒアリングを続け、家族間コミュニケーションの実情を知ったのだという。「どこの家庭も、子どもが生まれると子ども中心のコミュニケーションになる。またどれだけ忙しくても写真撮影は欠かさない。しかし一方で、撮影した写真は整理することも加工することもほとんどなくただ保存するだけ。そうであれば、僕らは子どもの写真を撮影してアップロードするだけで、自動でアルバムになったり、整理される機能を提供すればいいのではないか」(高橋氏)

    アプリは、Pairyの開発経験を生かしながらも、自動化、シンプル化にこだわった。「例えば写真にタグをつけるということも考えたが、そういった機能も最終的にすべて外している」(高橋氏)

    今後はスタンプの追加や動画投稿への対応、ストレージの追加、フォトブックの提供といったプレミアム機能でのマネタイズを検討しているが、時期については年末から2015年をめどにしている。「マネタイズ面では、投資家などからもカップル向けより家族向けのほうがいいのではないかと言われていた。ただPairyを開発し始めた2年前では、まだスマートフォンの普及を考えても家族向けは早かった。このタイミングだからこそ」(高橋氏)

    今回のリリースは、ピボットではないと高橋氏は語る。「将来的には(ピボットの)可能性がないわけではないが、PairyのユーザーとFammのユーザーはコミュニケーションの形が違うので、同時に使うサービスではない。より広い層を狙っている」(高橋氏)とのこと。同社は2013年1月にインキュベイトファンドや伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、East Venturesから総額約1億円の資金調達を実施しているが、その資本をもとに人材を確保し、Pairyについても開発を続けているという。

    Pairyのダウンロード数は現在数十万件。国内で100万ダウンロード間近のBetweenを追う形となっているが、「リリース期間の10カ月の差、そしてグローバル展開で競合にアドバンテージがあるが、これからひっくり返していきたい。我々が目指すのは、ユーザーが課金しても使いたくなるサービス」(高橋氏)と語ってくれた。最近ではグロースハックにも注力しており、直近数カ月のダウンロード数も好調にのびているという。


    Whisperライクな匿名画像共有アプリ「Pictory」が月間200万PVに–自撮りで炎上しない世界の実現を目指す

    月間アクティブユーザー12億人を越えるFacebook。そこでの開かれたコミュニケーションと逆行する形で、10代の若者を中心に、クローズド、匿名といった特徴を持ったサービスが登場し、注目を集めている。

    送信したメッセージや画像が数秒で消えるメッセンジャーアプリの「Snapchat」、匿名で画像とつぶやきを投稿できる「Whisper」、FoursquareやInstagramのチェックイン情報をもとに、知り合いと出会わないようアラートを出す「Cloak」など、そのアプローチもさまざまだ。

    日本でも同様の傾向があるのか、Whisperライクなサービス「Pictory(ピクトリー)」が賑わいを見せはじめているという。PictoryはAndroidアプリとPCで利用できるサービスで、カクテルが1月に公開した。ユーザーが持つ画像を加工してアップロードし、テキストを入れた作品として匿名で投稿、共有できる。投稿した作品にはお気に入りに入れたり、匿名でコメントをつけたりできる。ノンプロモーションながら月間の投稿数は1万4000件、月間200万ページビュー(PV)まで成長しているという。

    特徴的なのはアクティブユーザー1人あたりの投稿数だ。アクティブユーザーの実数は答えてもらえなかったが、3月のアクティブユーザ1人あたりの平均作品投稿数は1日0.45件と、2人に1人が1日1回投稿をしているという状況だという。メインユーザーは10代の学生。そのため、下校時間となる夕方から深夜にかけてトラフィックが集中する傾向があるという。

    「自撮り」でも炎上しない仕組み作り

    僕が投稿された画像を見て気づいたのは、「Selfie」、いわゆる「自撮り」画像の多さだ。多くのユーザーが自分の写真や友人、カップルでの写真にテキストをつけてアップしているのだ。そしてそこには独り言やポエムから、自分のメイクが可愛いか、ファッションがおしゃれかといった質問など、さまざまなメッセージが添えられている。

    自撮りが多いと気になるのは、それらに対する罵詈雑言のコメントだ。Pictoryでは——悪質なユーザーに対策がなされる可能性もあるとして詳細な方法は聞けなかったが——クラウドソーシングを使った人力での監視やテクノロジーを組み合わせることで、「自撮り画像をアップしても『危険』と言われない、居心地のいい場所を作っており、変な方向に荒れたりしないようにしている」(カクテル取締役CTOの天野仁史氏)とのことだ。公序良俗に反する画像、コメントも削除しているそうだ。

    インキュベイトファンドのほか、メルカリ山田氏やモイ赤松氏が出資

    カクテルは2012年の設立。インキュベイトファンドのほか、メルカリ代表取締役の山田進太郎氏やモイ代表取締役の赤松洋介氏が出資をしている。

    同社ではこれまでTwitterやFacebookとは異なるソーシャルグラフの構築を目指してサービスを開発してきたという。それは実名制でもなく、決まったタイムラインがあるわけでもない、かといって「出会い系」にもならないもの——現在代表取締役を務める水波桂氏はこう語る。

    今後はダイレクトメッセージ機能をはじめとしたコミュニケーション機能を強化する。「『匿名かつ居心地のいいところ』ができないかを考えている。友達やつながりを持てて、でもその関係をリセットできたりというもの」(天野氏)

    そのほか、画像の検索機能やiPhoneアプリの提供などを予定する。ただしiPhoneアプリに関しては、「開発サイクルの早いAndroidアプリで機能が一通りそろった時点で提供していきたい」(天野氏)


    “シックスポケット”を握る家族向けSNS「wellnote」、動画共有機能を提供開始


    NTTドコモ・ベンチャーズが主催するインキュベーションプログラムの卒業生でもあるTIMERSの「Pairy」や韓国スタートアップVCNCの「Between」、さらには米国の「Pair」のようなカップル向けSNS、ミクシィやディー・エヌ・エーが出資する京都のREVENTIVEによる9人限定SNS「Close」など、「Path」なんかよりもっとクローズドなSNSは、数多く登場している。

    ウェルスタイルの「wellnote」は、家族に特化したクローズドSNSだ。家族特化のSNSとしては、ヤフーの「kazoc」やCompath Meの「KiDDY」のように、子どもの写真を共有したり、成長記録をつけるといったものが多いが、wellnoteは「家族の交流の場である茶の間をネットで再現する」というコンセプトなのだそうだ。ちなみにTIMERSも、家族向けSNS「Family」を開発中だと語っていた。

    wellnoteの会員数は非公開だが、直近半年で2倍、週間アクセスユーザーは2.5倍になっているという。子どもの成長記録を残せる母子手帳機能や、テキストに加えて、写真やスタンプを送れるメッセージ機能共有なども備えるが、前述の「茶の間」でテレビや雑誌を見るように、育児関連のニュースなどを閲覧、共有できる「ニュース機能」があるのが特徴的だ。

    実はこのニュース機能、提携する各種メディアのニュースに加えて、企業の商品・サービス紹介をはじめとしたマーケティング向けコンテンツも配信しているのだそうだ。すでに赤ちゃん本舗や学研が参画している。

    ウェルスタイル代表取締役の谷生芳彦氏は、「あくまで仮説だが、家族コミュニケーションほど自然に広告に接しているものはない。テレビでも、チラシでも、家族で見れば『今度ここに行こうか』『これを買おうか』となる。その理由は『互いの財布の距離が近い』ということ」と語る。シックスポケット(両親、その祖父母4人の計6人の財布のこと)とも言われる財布の近さ、そしてカップルとは異なり、10年経っても変わらない関係性であるということから、マーケティング目的でコンテンツを配信したがる企業も少なくないのだそうだ。

    そんなwellnoteだが、4月11日には動画共有機能の提供も開始している。「Vineのようなソーシャルな動画共有サービス、Snapchatのようなクローズドで消える動画、画像共有サービスもあるが、クローズドで残るという価値を提供したい。ストレージとコミュニケーションの間の存在を目指す」(谷生氏)


    ブログをリニューアルしたので、デザイン感などをお話してみたいと思います。

    Room402ReDisign201402

    ご覧の通り、ブログのデザインを大幅に変更致しました。 それに伴って裏側もかなりメンテナンスして設計しなおしています。 今日は、このブログで利用している技術や私の考える「デザインについて」などを簡単にお話出来ればと思ってい…

    ミニマルでユーザビリティ溢れる WordPress レスポンシブテーマ 『DW Minion』

    WordPress のデベロッパー・チーム 『DesignWall』にて公開されているフリー WordPress テーマ『DW Minion』のご紹介です。 ミニマルながらもリッチなコンテンツ 『DW Minion』はブ...

    ミニマルでユーザビリティ溢れる WordPress レスポンシブテーマ 『DW Minion』 is a post from: Room 402

    ブログを 『遺産』 として相続する時代が来るかもしれない?

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    ブログのアクセスアップの為に SNS を活用する方法 ~ 初級編

    今や、Web サイトのアクセスアップに関して言えば SNS の存在は無視出来なくなりました。 検索エンジンの重要性は依然変わりありません。 しかし、SNS での施策というのも非常に重要になっています。 SNS で行うアク...

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    3秒で消える写真、6秒動画、140文字が世界を征服している理由

    写真が数秒で消滅することで米国で大人気の写真共有サービス「Snapchat」がFacebookから3000億円の買収オファーを受けて断ったニュースに衝撃を受けて、以前訳して寝かせていたこの記事を紹介したくなりました。インターネットの今を理解し、そしてウェブサービスの成功の秘訣を考えるにはヒントになる記事かもしれません。 — SEO Japan

    制約メディア。それは、ユーザーにプラットフォーム上でコンテンツを作成することを勧めるが、意図的な制約が付いている革新的な製品カテゴリだ―恐らく、Twitterの140文字が最も有名な例だろう。

    今ではこういったアプリは非常にたくさんあり、中でも成功しているのが以下のようなものだ:

    • 140文字以下で書く(Twitter)
    • 6秒の動画を作る(Vine)
    • 最大400X300のサムネイルをアップロードする(Dribbble)
    • 3秒後に消えてしまう前に写真を見る(Snapchat)

    なぜコンテンツ制作に制約を強いることによって、製品をより成功させるのだろうか?多い方が良いのでは?これらの製品はどれも制約をなくしたらもっと良くならないだろうか?さらには、全ての制約が機能するのか、それともそれは全て気まぐれなのだろうか?

    私は、制約とは製品を機能させるのに欠かせないものであると主張するつもりだ。制約メディア製品における高いエンゲージメントは、コンテンツ制作にとっての1%の障壁を打ち破る能力に基づいている。この1%ルールは、WikipediaやYouTubeのようなユーザー生成コンテンツサービスの有名な経験則で、ユーザーの1%がコンテンツを作成し、9%が編集とキュレートをし、90%がただ座って見るだけだと言われている。

    もちろん、ユーザーのたった1%だけに積極的にコンテンツを作らせることは最悪だ。そこで、それを解決する方法について話そう。

    摩擦のないコンテンツ作成
    明白なのは、制約メディアアプリがコンテンツの作成を簡単にするということだ。誰でも140文字で入力することができるし、写真を撮ることができるし、ボタンを押して6秒ループ動画を作ることができる。これを、従来のブログのような大きな空欄のテキストエリアやPhotoshopのような高度なフォトツールと比較してみるのだ。それらを使用するためには、もっとクリエイティブなエネルギーが要求される。

    もっと興味深いことは、これらの制約が製品UIのシンプルさにどのような影響を与えるかだ。これらの制約は、製品をよりおもちゃのように使い易くして、より少ない数の使用事例をサポートできることを意味する。時には、SnapchatやVineのように、あなたは1つのボタンで全てのやり取りを実行することができる。ただボタンを押すだけでコンテンツを作成し、リミットに達したなら、全て終了だ―コンテンツを編集したり再アレンジする心配はない。

    コンテンツと製品UIの両方のシンプルさが、全ての体験をより方向性を持ったより高いコンバージョンにするのだ。

    配信することよりもコミュニケーション
    簡単なコンテンツ作成を構築したなら、次のステップは、コンテクストを配信することではなくコミュニケーションにシフトすることだ。それが高いレベルの参加を促す。1%ルールは、紙面上は聞こえが良いが、コミュニケーション製品のコンテクストの中でそれについて考えてみるのだ。Eメール、IM、Skype、携帯メールのコンテンツ作成のパーセンテージはどうだろうか?それは1%より高いのは確かだし、もしかすると100%に近いかもしれない。コミュニケーションのポイントは、全関係者が他の人に向けられたコンテンツを作成し、全ての人が参加するということだ。

    Twitterには@メンションがあり、Dribbbleにはリバウンドがあり、Snapchatはコミュニケーションが全てだ。メディアは他の人に対して向けることができ、お互いに話をするための本質的なコンテクストがあるため、これが人々に参加を促す。これが、健全なユーザー同士のエンゲージメントに基づいたメール通知をもたらす。そして、これが、頻繁な参加、バイラリティー、その他様々な良いことを活発にする。

    返信は作成より簡単
    ゼロからコンテンツを作るのは難しい。同様に、コミュニケーションの発端になることも難しいことがある―見知らぬ人に自己紹介をしたことのある人ならその気持ちを知っているだろう。しかしながら、返信をするのは簡単だ。もし誰かがSnapchat上で変顔をした写真を撮れば、自然な反応は変顔をやり返すことだ。さらには、もしあなたがその写真が自分に対して特別に送られたものだと知っていれば、あなたは返信する義務があるように感じる。

    どちらかといえば、これが制約を増大させる―あなたには、自分が誰に返信すべきかを知っているという制約、およびあなたに送られるコンテンツの種類という制約がある。そして、驚いたことに、これらの制約が送り返すものを思い付くのをより簡単にするのだ。

    分散を減らすことによってカジュアルなコンテンツをOKとする
    見せびらかしを好きな人などいない。実際、あまりに見せびらかしの多すぎるプラットフォームは、人々が参加しない傾向があるというおかしな社会規範を導く。人は、よりスキルのあるもしくはより時間のある人たちと競いたくないからだ。

    一方、制約されたコンテンツ制作は、スキルの低いユーザーとスキルの高いユーザーの入力における分散を減らし、それによって全ての人が楽しむことができるようにする。これの最も良い例えは、キックボールとプロ野球の違いのようなものかもしれない。前者は、勝つことではなく、スポーツのレベルを下げることによって全ての人を参加させることが全てだ。Dribbbleは、自分が今取り組んでいる作品を400×300の“ショット”で投稿することが規範の一部になっているデザイナーのコミュニティだ―つまり、より頻繁でエンゲージメントが多いことを意味する。これを最大でも年に一度しか更新しないポートフォリオサイトと比較するのだ。

    コンテンツの発見可能性も重要な因子だ。もしあなたが、より努力を要するコンテンツもしくはスキルの高いコンテンツを見つけるのを簡単にしすぎると、コンテンツ消費体験は向上するかもしれないが、コンテンツ制作を妨げるスコアボードのようなものを作り出す。それは、両立しないのだ。Snapchatのプライベートで一時的なコンテンツは、くだらない自分撮り写真を投稿しても安全な唯一の場所であることを意味する。

    さらなるエンゲージメントを使って何をするのか?
    上の全てのことは、より頻繁で誰でも受け入れるコンテンツ制作へとつながる。これがトラクションの原動力となる。より頻繁な使用は、リテンションの原動力となる自然なユーザー間の通知を後押しすると同時に、ユーザーにバイラルループを体験させるより多くの機会を意味する。例えば、Snapchatの場合、あなたが返信した後に写真の受取人を追加で何人か含めることをユーザーに要求するのは簡単になる。もしくは、あなたが6秒動画を作った後に、それを異なるソーシャルネットワークで共有することをユーザーに要求するのは簡単だ。

    だから、今度あなたが新しいソーシャル製品をデザインする時には、制約を追加することを検討しよう。それは独裁的な制約ではない。コンテンツ制作を簡単でよりコミュニケーション指向にし、あなたの求める社会規範を生み出す制約にするのだ。それが、1%を打ち破る一番の方法だ。


    この記事は、@andrewchenに掲載された「Constrained media: How disappearing photos, 6 second videos, and 140 characters are conquering the world」を翻訳した内容です。

    かつては、より豊富な機能、高度な機能が良しとされ、それを追い求めた結果、崩壊してしまったウェブサービスは多数ありますよね。日本の携帯電話や家電が世界市場で敗因した理由に限りなく近いものもありそうですが、あえて制約をつけ単純化することにより、より多くのユーザーの参加を促し、そこからさらに多くのコミュニケーションを発生させ、短期間に爆発的な人気サービスに育て上げる。まさにソーシャルメディア時代の流れですね。その中には一時のファッド的流行で廃れてしまうものもありそうですが、Twitterのように一大プラットフォームとして成長したものもありますし、PinterestやSnapchat、Instagramが今後どこまで成長し、それを持続できるのかは気になるところではあります。そしてこれからサービスの立上げを考えている起業家にもこの「制約」の考え方はサービスを軌道に乗せる上でヒントが多く隠されている気がします。 — SEO Japan [G+]