Google Mapsのストリートビューで国際宇宙ステーションの中を探検散策できる

Google Street View(ストリートビュー)でこれからは、国際宇宙ステーション(International Space Station, ISS)の中を探検できる。ストリートビューが宇宙に入り込むのはこれが初めてで、ISSを訪ねる機会などないわれわれ一般大衆に、その15のモジュールすべてを見せてくれるのだ。

最新の画像を見ながらさまざまなモジュールを歩き、というか漂(ただよ)い、あなたがその一時寄留の間(かん)に出会ういくつかの複雑な装置の説明を読むこともできる(下図)。なにしろISSは、複雑難解の塊(かたまり)である。ストリートビューにとっても初めてだから、今後何度も撮影して見せ場を増やしていただきたい。宇宙ステーションの中でも、ストリートビューならではの移動画像をそのまま見られるのが、なかなかすてきだ。

宇宙飛行士たちがこのプロジェクトのために画像を撮り集めてくれたとき、たまたまSpace XのDragonがISSに駐機していたので、ステーションへの貨物の配達の様子を見ることができる。

地上と違ってISSは無重力空間のラボだから、すべてを見るためには文字通り360度の撮影が必要だ。しかし残念ながら今のストリートビューの技術は宇宙空間向けに最適化されていないから、その点、まだ完全ではない。

でもユーザーインタフェイスはおなじみのストリートビューそのものだから、気楽にクリックしながらあちこちを見られる。ではでは、Google Mapsへ行ってこいつをトライしましょう。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Googleが不動産販売のMatterportとパートナーして屋内ストリートビューの360度3D画像を一挙に充実

知らない場所へ行くときには、事前にGoogleのストリートビューを見ると、だいたいの様子が分かる。しかしそれが屋内の場所なら、そのやり方が通用しない。

でも最近のストリートビューでは、一部の家やお店、企業などの建物の中に入って見れるようになった。それが今日(米国時間5/9)、GoogleがMatterportとパートナーしたおかげでさらに増えた。

Matterportは不動産会社で、顧客がその家を実際に見に行くか行かないかの判断材料として、3Dスキャンの画像を作って提供している。同社は最近、Qualcomm Ventures, Greylock Partners, そしてY Combinatorからの約6500万ドルの資金調達を公開した。

【3D画像】

〔ここに3D画像が表示されない場合は、原文のページを見てください。〕

ストリートビューの場合と同じように、クリックしたりドラッグしたりして建物内を3D/360度で見て回れる。画像中の二重丸のようなボタンをクリック(タップ)すると、特定のアイテムの前でとまる。

このような屋内見学は、すでにGoogleが360度写真家たちとのパートナーシップである程度実現しているが、Matterportとのパートナーシップでそれが一挙に50万箇所あまりに拡大した。それらはWebのほかに、VRのヘッドセットでも見ることができる。Matterportも個人の写真家と契約しているので、内容の充実は今後の彼らの活躍にかかっている。でも同社は、不動産販売のお客用以外の画像も今後大きく増やしていく、と言っている。

GoogleがストリートビューのAPIを公開しているのはMatterportだけではないが、360度スキャンに加えて3Dの画像も提供するのは同社だけだ。GoogleもVR(仮想現実)などの新しい技術に意欲的だから、そのための強力な画像や映像が今後さらに充実していくだろう。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Google MapsのStreet Viewの画像が大幅に改良、奇怪な画面がほぼなくなる

screen-shot-2016-08-18-at-10-11-49-am

Googleが、Google MapsのStreet Viewのレンダリングを改良する大量のアップデートについて、同社のデベロッパー・ブログで詳しく述べている。それらは主に、MapsのJavaScript APIの手直しだ。

改良の一例として、場所から場所への移動がよりスムーズになったことが挙げられる。それはフレーム数(コマ数)を増やし、アニメーションのロードを良くしたためだ。これまでは前の画像を繰り返すことが多くて、ぎくしゃくした遷移になっていた。今回はあえて画像の解像度を落としてコマ数を増やし、焦点を正確にし、輪郭がぼけることを防いでいる。

オブジェクトのモデリングのアップデートにより、あらゆるパースペクティブ(遠近法)に対応できるようになった。そのため、以前の(下図左の)世界の終わりのような画像が、右のように正常になった。

Screen Shot 2016-08-18 at 10.11.59 AM

新しいレンダリングシステムはWebGLを使用し、モバイル上で魚眼レンズ写真のようになっていた画像(記事冒頭図左)が、直線状になった(右)。またモバイル上ではユーザーの動きをセンスして、それに合わせてStreet Viewの景色画像を変えていく。またデスクトップでは、座標システムが別のカメラへの切り替えを正しく検知する。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Google、イディタロッドの犬ぞりレースをストリートビューで公開

img_0521

アラスカは世界で最も苛酷な耐久イベントのふるさと。Iditarod[イディタロッド]は米国最北の州を横断して荒野を1000マイル以上走り続ける犬ぞりレースだ。実際にレースを見る(あるいは参加する)ことのできる人は殆どいないが、今やレースの一部を体験することができる ― Googleストリートビューの力を借りて

昨年Googleは、ストリートビュー撮影用のトレッカーを、1984年のイディタロッド勝者、Dean Osmarが操るそりに乗せた。物事は、しかし計画通りには運ばない。Googleによると、そりは3回クラッシュしたそうだが、状況を察するに下の画像で手はまだ体にくっついている。

天気も理想的とは言えず、レース主催者は、第1区間をアンカレッジの伝統的スタート地点からフェアバンクスへと移動せざるを得なかった。2015年のレースには、アンカレッジを周回する11マイルのぬかるみコースがあった。

いくつかのわかりやすいプロジェクトへの取り組みを経て、最近Googleのストリートビューチームはゲームの難度を上げた。例えば数ヵ月前にGoogleは、世界最大の鉄道模型の画像を、さらにはモンブランや、ヨセミテ公園のエルキャピタンの画像を公開している。

  1. screen-shot-2016-03-02-at-10-50-09-am.png

  2. img_0634.jpg

  3. img_0590.jpg

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Googleのストリートビュー、新技を使ってアマゾン熱帯雨林の不思議を世界に紹介中

アマゾンのジャングルを自在に動きまわってみたいなどと考えたことはないだろうか。そんな人をGoogleが支援してくれることになったらしい。ただし、バーチャル世界での話ではある。

Googleが新たな世界を見せてくれるのはストリートビュー上での話だ。ストリートビューは以前からとても面白いサービスで、あちこち見て回ればつい時間のたつのを忘れてしまうサービスでもある。Googleは2012年以来、アマゾンの熱帯雨林をストリートビューの世界に登場させている。そのアマゾンの風景をさらに迫力あるものとするため、カメラをジップラインに載せて撮影したのだ。

撮影はAmazonas Sustainable Foundation (FAS)のサポートを受けて行ったものだ。BBCの記事によると、木の上から地面に向けて、時速100kmものスピードでカメラが移動することもあったのだそうだ。

できあがった360度の景観は、まさにインターネット時代の幸せを感じさせてくれるものに仕上がっている。

Googleの提供するバーチャルツアーを通じて、林床から林冠へとたどり、すばらしい風景を眺めることができる。なお、Rio AripuanãおよびRio Mariepauáの両河川については、川の上をずっと辿っていき、先住民部落の様子などを見ることもできる。

Googleによると、FASは「地域の人々や熱帯雨林、河川の様子を映し出すことにより、世界の人々の関心を高めて、環境保全への支援を取り付けたい」と考えているそうだ。

この新しいGoogle Tourはこちらから体験することができる。

原文へ

(翻訳:Maeda, H


Googleのストリートビュー・ラクダ、リワ砂漠を行く

Googleは、その地球を覆いつつあるストリートビュー画像を砂の上へと拡大した。改造したトレッカーカメラを本物のラクダのこぶに載せ、お伽話から抜け出てたようなアラブ首長国連合の汚れなき不思議の国、リワ砂漠で写真を取り込む。

トレッカーパックは、Googleが車の入れない道でストリートビューを撮影する時に使う ― ただし通常はヒトコブラクダではなく人間が着用する。これまでにGoogleは、グランドキャニオンカナダ北極地区他、様々な目的地のマップをトレッカーを使って撮影してきた。2013年のI/Oデベロッパーカンファレンスで、われわれはこのトレッカーキットを実際に背負ってみたが、ラクダにかかる負荷は問題なさそうだ。

これはストリートビューの拡張プログラム全般に言えることだが、このプロジェクトは、自分ではまず行くことが不可能な場所の驚くべき画像と見渡す限りの景色をいくつも紹介している。ハイテク撮影機器と時代を経た輸送手段の組み合わせが偉業に花を添える。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook


ワールドカップの12のスタジアムすべてをGoogleのストリートビューで見られる

ブラジルで行われる2014年サッカーフットボールワールドカップの最初のゲームは、1週間後にキックオフとなる。そして、それがまるで大きなスポーツイベントの伝統に徐々になりつつあるかのように、Googleは今日(米国時間6/4)、12のワールドカップスタジアムすべてのストリートビューを公開した

スタジアムだけでなくその周辺や、ブラジル国内のそのほかの場所も撮っている。たとえばイグアス国立公園や世界遺産St. Michael of the Missionsなどだ。

Googleによると、今回のアップデートでストリートビューには“ブラジルの数百もの名所の画像”が加わり、さらにペルー、チリ、コロンビア、メキシコなどそのほかの中南米諸国の新たな画像も加わった。

Googleはこれまで何年もかけてストリートビューに新しい画像を次々と加えており、その中にはスタジアムの画像も多い。

今回同社は、これらスタジアムと周辺街路の画像によって、“2014年の大会のデジタルの遺産を後世に遺したい”、とかっこいいことを言っている。でもこれからの数週間でGoogleが撮った数の何千倍もの写真やビデオが、これらの会場で撮られるのだから、Googleが遺産を名乗るのは僭称かもしれない。しかしテレビでしかゲームを見れない人にとっては、ストリートビューの画像がある程度の、でかい現場感を与えるだろう。そして2年後には今度はGoogleはブラジルのオリンピック会場に必ず戻ってきて画像を撮るだろうが、われわれはVRヘルメットをかぶってその“ストリート”を仮想体験できるだろう。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Google、「ストリートビュー」に「タイムトラベル」機能を追加

日々、Googleのストリートビュー撮影車が走り回り、定期的にさまざまな場所の写真を撮り続け、そしてGoogleマップに公開している。これまではストリートビュー対応エリアにおける最新の写真のみが公開されていた。しかしこの最新版に加えて、過去のイメージも見られるようになるようだ。

ストリートビュー表示モードにした際に、画面に小さな時計アイコンが表示される。その時計アイコンをクリックすれば下部にタイムラインが表示され、そこに過去写真のプレビューが表示される。そこから選んで古い写真を見ることができるのだ。

どうやら、ストリートビュー撮影車は、たいていの場所を年に2度の頻度で訪問しているようだ。もちろん都市部の方が、より古い写真が残っているケースも多い様子。但しほんの数年前から撮影が開始された地域も多く(ストリートビュー自体のスタートが2007年アメリカにおいてのことだった)、それほど昔の写真が見られるわけではない。

Googleによると、今回の機能追加は、実世界を正確にうつすデジタルミラーを作ろうとする試みの一環であるとのこと。

新機能は本日から公開され始めたところだ(訳注:訳者環境では、いまのところ確認できていません)。また対応しているのはデスクトップ環境のみとなっている。今後、さまざまなプラットフォームに対応していく予定なのかどうかについては教えてもらえなかった。

原文へ

(翻訳:Maeda, H


Google Mapsストリートビューの楽屋裏を見せるためのサイトができた…とにかくきれい

GoogleはそのTrekker(トレッカー)事業に相当な人と時間を投じて、地球上のはるか遠方の地域を地図とビューに収めてきた。そして今回は、その楽屋裏をユーザに見せ、それらの場所と制作過程の両方について、詳しく教えてくれる。そのためにGoogleが特製したサイトはBehind The Scenes site for the Treks Street View projectと名づけられ、そこにはビデオや素晴らしい画像、地図、オーディオヴィジュアルなツアーなどがある。

この楽屋裏サイトは暇つぶしに絶好だが、Googleはここで複数のプロダクトをユーザに一望させる。それらは、YouTube、Google Maps、Mapsのツアー、HTML5によるWeb技術、スライドショウ、などだ。またここは、ある意味ではChromeブラウザの潜在的な能力を見せるデモでもある。

現在、このミニサイトで見られるのは、Burj Khalifa(ブルジュハリファ, 上図)、Iqaluit(イカルイト)、Mt. Everest(エヴェレスト山)、Grand Canyon(グランドキャニオン)、Great Barrier Reef(グレートバリアリーフ)、Amazon Basin(アマゾン盆地)、Kennedy Space Center(ケネディ宇宙センター)である。Galapagos Islands(ガラパゴス島)やVenice(ヴェニス)のツアーも、もうすぐ加わるそうだ。

GoogleはTrekker事業に企業や団体の協力を求めているから、あなたが作ったビューが、このミニサイトの呼び物になる可能性もある。Googleの独創的というか独走的なプロジェクトにはときどき、何の役に立つの?と冷やかしたくなることもあるが、このミニサイトはなにしろ、ヴィジュアルがきれいである。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Googleストリート・ビューでエッフェル塔をじっくり観光―古い写真やエジソンが録音した設計者の声も

今日(米国時間7/16)、Googleはパリのエッフェル塔のすべての展望フロアの 360度ストリートビューを公開した。数週間前、Googleは世界最大のビル、ドバイのブルジュ・ハリファのストリートビューを紹介している。しかし今回のエッフェル塔の場合がユニークなのは、現在のパノラマ写真だけでなく、Google Cultural Instituteとエッフェル塔運営会社が協力して、ストリートビューに過去の文化遺産を組み込んで展示していることだ。

この展示には50点以上の古い写真や版画、設計図などが含まれている。Googleによれば「エッフェル塔の歴史と19世紀の社会への大きな影響を物語る」資料だという。この資料の目玉のひとつはトーマス・エジソンが録音した塔の設計者のギュスターヴ・エッフェルの声だ。

Googleがストリートビューの撮影トロリーを持ち込んだ日は曇っており、晴天だった場合ほどの迫力がないのはいささか残念だ。

この数ヶ月、Googleはグランドキャニオンのトレール、グレートバリアリーフの水中写真動物園運河廃墟になった日本の島〔長崎県の軍艦島〕、スキー場などストリートビューに次々と新しい世界を加えてきた。Googleは先月だけでもアジア、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、北アメリカで1000箇所近いストリートビューを加えている。〔ユネスコ世界文化遺産のストリートビューのコレクションでは白川郷の民家などが紹介されている〕

拡大マップ

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


Google、ガラパゴスでストリートビュー撮影、水中写真も。年内にはGoogleマップに登場


Googleは今日(米国時間5/23)、ストリートビュー・カーの小型バックパック版であるストリートビュー・トレッカー ― および水中ストリートビュー・カメラ ― をガラパゴス諸島に送り込んでおり、撮影した画像を今年中にGoogleマップに取り込む計画であることを発表した。同プロジェクトはチャールズ・ダーウィン財団ガラパゴス国立公園局、および水中調査についてはCatlin Seaview Surveyの協力を得て行われた。

Googleによると、ストリートビューチームはガラパゴスで10日間を過ごし、パートナーらが選んだ10箇所で撮影した。道中撮影チームは「ゾウガメ、アオアシカツオドリたちとすれ違い、急な山道や熔岩地帯を通って活火山シエラネグラの噴火口にたどり着いた」とGoogleマップのプロジェクト責任者、Raleigh Seamsterは語った。

もちろんGoogleは、すでに世界中にこのトレッカーを持ち込んでおり、直近ではグランド・キャニオンでパノラマ写真9500枚分の画像を取り込んだほか、地元ハイカーにトレッカーを委ねてカナダの北極地区の画像を撮影したりしている。

しかし、プロジェクトの水中部分はさらに期待できるかもしれない。先週のI/OカンファレンスでGoogleが明らかにしたように、Catlin Seaview Surveyには現在4台の水中ストリートビュー・カメラがあり、ダイバーは1回の潜水で約2kmをカバーできる。

今回のガラパゴス探険では、地上と水中両方の画像を初めて同時に撮影した、とSeamsterが今日の発表で語った。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)


Googleの水中ストリートビューはこうして作られる

Googleの水中ストリートビューは昨年9月にスタートしたが、実は同社のOceanプログラムは、6年前にKeyhole(後にGoogleに買収されてGoogle Earthになった)のファウンダーの一人が、海もマップにしようとひらめいた時に始まった。ここ数年、Googleは海の地図化を進めてきたが、ストリートビューを水中にもちこむことは依然として難題だ。

「われわれのゴールは、海のデータを増やすことによって地図データをより完全なものにすること。みんなを自分の家から海亀の家まで連れていきたい」とGoogleのJennifer Austin Foulkesは語った。これまでにGoogleは、オハフ島、マウイ島、グレートバリアリーフ周辺など6ヵ所でこれを実施している。

このプロジェクトには科学的要因が多く関わっているため、チームは画像を撮影するための厳格な手順を定めた。同プロジェクトでGoogleのパートナーを務めるCatlin Seaview Surveyのディレクター、Richard Veversは、彼のチームがこのプロジェクトで使用するカメラはGoogleが他のストリートビュー撮影者で使用するものとは全く異なると言う。まず、広角レンズを使う必要がある。Googleの水中ストリートビュー艇には、前面にカメラが3台あり、3秒毎に画像を撮影する。カメラの1台は下方に向けられており、これは従来から岩礁撮影で用いられている方法だからだ。水中スクーターの後部にはカメラを制御するためのタブレットが装着されている。

通常1回の潜水で約2kmをカバーし、カメラ1台当たり3000~4000枚の画像を撮影する。チームは1日に3回潜水し、それぞれ約1時間を要する。これまでに合計15万枚の画像が撮影されており、Veversはこの数字が今後数ヵ月で指数的に増えると予想している。長期的には、12時間以上潜水できる無人システムを作ることが目標だ。

通常のカメラに加え、同チームは3D画像を作るためのステレオカメラをテスト中で、最近では水中Hangoutを行ったり、Photo Sphereを使ってユーザーを魅せる実験をしている。

カメラシステムは1式約5万ドルで、現在4セット作られているが、うち2セットはまだ進水していない。

この水中データをストリートビューに取り込むために、VeversはGoogleの標準的ビジネス写真ツールを使用した。なお、画像の実際の位置は三角測量で求めた。これらの画像は科学者たちが無料で利用できることも特筆に値する。

チームは現在アメリカ大陸に焦点を絞っているが、今後3年間のうちに水中ストリートビューを世界中の海に持っていく計画だ(もちろん、全地域ではなくごく一部の場所だ)。もう一つの目標は、もっと多くのデベロッパーを巻き込むこと。データのクラウドソーシングおよび岩礁認識アルゴリズムの改善の両方が目的だ。既存のアルゴリズムは下方を向けたカメラの画像しか解釈できないが、同チームはカメラが捕えた全データを利用できるツールを作りたいと考えている。

海に対する脅威を踏まえれば、当然このプロジェクトには深刻な役割があるとVeversは指摘する。ストリートビューは、現在海が直面している脅威について大衆に知らせる重要なツールの一つだと彼は主張する。「人々は自分の目に見えないものを保護したいとは思わない」と彼は言う。殆どの人はダイビングをしないが、その人たちを仮想ダイビングに連れていけない理由はない。大衆や為政者の手に届かない限り、科学をやる意味はない。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)


Googleのストリートビューが今度はカナダの北極地区を徒歩で撮影

ご存じのようにGoogleのストリートビューのチームはこれまでその技術を、なるべく小さくそしてなるべくモバイルにしてきた。とくにそうしてきたのは、Google Mapsのために人が画像を撮る部分だ。今日(米国時間3/20)チームは、カナダの北極行政区にあるNunavut(ヌナヴート準州)での現場画像を共有した。

グランドキャニオンの場合と違って、ここではTrekkerを背負って歩く人はGoogleの社員ではない。その人はNunavutの住民Chris Kallukで、彼はNunavut TunngavikというNPOで働いている。今そこは、Googleと協力して画像を集め、カナダ北極地区のより詳細な地図を作ろうとしている。

オリンピックのときにはストリートビューのチームはスノーモービルを工夫して使ったが、Trekkerも氷点下で使えるように作られている。カナダ北極地区では1年うち8か月が氷点下だ。Kallukはブログでこう説明している: “ここでは冬が日常です。実際にここに来てみないと、この言葉の意味は理解できないと思います”。

Kallukは次のような文章で、カナダにおける初めてのTrekkerによる遠征旅行を記している:

ストリートビューの画像を撮るためのバックパックを背負ってフロービシャー湾へ徒歩で向かった。そこは風がいちばん強くて、そのために海の氷が山のように盛り上がっている。そり犬を家の外につないだまま出かけるのだが、キャンキャン鳴いて連れて行けとせがんでいる。イヌイットの職人たちの何千年という歴史のある伝統技術が作ったイグルーは、ぜひ撮らなければならない。

カナダ北部の正確な地図を作るためにGoogleの連中は、昨年の8月にケンブリッジ湾のぼくの家に来た。そしてその秋の旅の画像を公開した。でも今回のIqaluit(イカリット)への旅では、Google Mapsのチームが零下30度以下という冬の北極を初めて体験することになる。

KallukとGoogle MapsのプロジェクトリードRaleigh Seamsterは、バックパックで写真を撮るだけでなく、イカリットの住民に写真や情報を集める目的を説明しなければならない。とくに彼らは住民にMap Makerについて説明し、誰もがGoogle Mapsの制作やアップデートに参加できるのだ、と説いた。

Googleは地球上の至るところの画像と情報を集めようとしているから、まだ誰も知らない自分だけのお気に入りの場所を、彼らに教えてやることもできる。GoogleのストリートビューとMapsが作ったツールを使うと、誰もがコロンブスになり、自分と数人の友だちしか知らなかった場所すら、情報化できるのだ。

“これは、犬ぞり隊の先導犬になったような気分だよね”、とKallukは言う。Nunavutをまだ訪れたことのない人にとっては、Googleのストリートビューがそこへ行く初体験になる。その画像はまだ公開されていないが、でもグランドキャニオンの9500枚の写真から類推すると、きっとまた、すごい画像が見られることだろう。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Googleマップのストリートビューにエベレスト、キリマンジャロなど7大陸最高峰が加わる

ユーザーがGoogleマップで世界の秘境をいながらに探検できるようGoogleは大いに努力をしてきた。 今日(米国時間3/18)、Googleは新たなストリートビュー方式で写真が表示される地域をマップに追加したことを発表したが、その中には世界でエベレストなどの高山が含まれている。

Googleの公式ブログによると、新しいストリートビューにはエベレスト、エルブルス、アコンカグア、キリマンジャロなど世界でもっとも有名な高山が含まれている。これらの山は「七大陸最高峰」と呼ばれて登山家の憧れの的となっている。マップのユーザーは高地順応の手間をかけずに現地の様子を見ることができるようになった。

バーチャル高山ツアーには膨大な情報が含まれており、登山家たちが実際に設営したベースキャンプの詳細な画像を見ることができる。Googleのチームは軽量の三脚と魚眼レンズで撮影を行った。その探検の模様は今日、太平洋時間午前10時からのGoogle+ハングアウトで公開される

Googleは世界でもっとも驚くべき景色を撮影してストリートビューに加えてきた。最近ではグランドキャニオンや南極その他などの僻地を加えている。Googleのバーチャル探検ツアーは地理情報データベースをさらに拡充しながら、マップにユーザーの注目を集めるのに大いに効果的な方法だ。

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+