Googleがエベレスト山周辺のストリートビューを作成…‘ストリート’はどこにもない山道だ

ネパールのクンブ(Khumbu)地方へ旅行する人はあまりいないと思うが、エベレスト山はそこにある。しかしGoogleのStreet Viewのおかげで、そこがどんなところか、よく分かるようになった(ゲームファンなら、あれっ、Far Cry 4背景じゃん、と思うかもしれない)。

この、Googleの最新の力作は、Street Viewとは呼べないだろう。ここはストリートというより、山道だから。Googleは、エベレストの頂上に到着した回数の世界記録(21回!)を持つApa Sherpaと、彼の財団Apa Sherpa Foundation、そしてネパールのNPO Story Cycleとパートナーして、10日間の旅程でこの地域の地図と写真を制作した。その結果として新しいStreet Viewの画像と、これまでよりも良いこの地方の地図が作られた。

それらの画像の中で、エベレストにいちばん近いのはGorak Shepだが、そのほかに、Apa Sherpaが1996年に作ったロッジEverest Summiteer Lodgeの内部の画像もある。また、そのほかのおもしろい画像として、ほかのロッジや、修道院学校、そしてときどき、ヤクの姿もGoogleは捉えている。おかげで、この仮想山道を旅すれば、鷲に襲われる心配はない。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa


Google、室内マッピング用バックパック「カートグラファー」を披露

ここ数年Googleマップの進化を見守っている人なら、Trekkerをご存じだろう。ストリートビュー用カメラ一式を備えたバックパックで、グランドキャニオンでのハイキングから、南極のペンギンコロニーまで、あらゆる物をマップにする。今日、Googleマップツール・ファミリーに新しいバックパックが仲間入りした:室内マッピング用カートグラファーだ。

カートグラファーでは、 “simultaneous localization and mapping“(SLAM)というプロセスを使用する。これは、自己位置推定と環境地図作成を同時に行う技法で、Googleはこれを、ホテルから美術館まであらゆるもののマッピングに利用しようとしている。

パックパッカーが建物の中を歩くと、フロアプランがリアルタイムで自動的に作られる、とGoogleは言っている。使用者は建物内を歩き回りながらタブレットで追加情報を登録できる(ホテルのルームナンバーや美術館の展示物等)。

すでにGoogleマップには、カートグラファーを使って作られた室内マップが6ヵ所登録されている。サンフランシスコのJW Marriott、San Jose Marriott、Museum of Children’s Arts、ミュンヘンのドイツ博物館の航空部門、San Francisco Marriott Marquis、およびDiscovery Museumだ。Googleによると、39階建てのSan Francisco Marriott Marquisのマッピングに、わずか数時間しかかからなかった。

このバックパックは、最新バージョンのTrekkerと比べて見映えがよいとは言えない。実際その外観は、センサーをいくつか内蔵したメタルプラットフォームにデスクトップPCをネジ止めしたように見える。

しかしここ数年Googleは、改善された室内マップの提供かなり関心を持っており、利用可能地域は急速に増えている。ビルオーナーが自分でマップをアップロードすることもできるようになった。

GoogleがProject Tangoで使っているタブレット(開発者向け)は、非常に高度な3Dセンサーを備え、室内環境のマッピングにも使用できる。しかしGoogleは、このプロジェクトはProject Tangoとは全く別物であると言っている。バックパックには、マルチエコー・レーザースキャナー(Googleの写真を見るとこの4500ドルのユニットが2台) と慣性計測装置が装備されている。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


より正確な地図を作るGoogle MapsのGround Truthプロジェクトがついに50か国をカバー

2008年にGoogle Mapsのチームが立ち上げたプロジェクトGround Truthは、Googleが持っている地図データと各地のボランティアの知見を合わせて、もっとも正確な地図を作る、というねらいがあった。そのプロジェクトはささやかにスタートしたが、今日はこれまでカバーしていなかった台湾マレーシアポーランドルーマニア、それにロシアの一部を加えることが発表され、これで計50か国がサポートされることになった。

これらの国では今後地図がより詳しくなり、たとえば、歩行者専用道路や、車の右左折禁止、大学のキャンパスの詳細などもわかるようになる。

Ground Truthでは、各国政府や各種専門機関によるデータや、GoogleがStreet Viewや衛星画像の(コンピュータビジョンアルゴリズムによる)解析から得たデータも利用される。そしてさらに、人間の手作業による訂正や情報の追加が行われる。

以下は、Ground Truthを詳しく説明している長いビデオだ:

また、ロシアと台湾とマレーシアやで地図データをクラウドソーシングしていくためのツールとしてMap Makerが、これらの国向けにも今日から提供される。ポーランドやルーマニアなどそのほかの国ではすでに可利用だ。Googleによると、とくにこれらの国では、ボランティアのコミュニティの努力が、ベースマップをオンライン化していくためにも欠かせない、という。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


営業やドライバーなど外回り要員を地図上で管理/コミュニケできるGoogle Maps CoordinatesがMaps Engine Proのデフォルト機能に

昨年Googleが立ち上げたサービスMaps Engine Proは、それを使って企業が地図上に重要なデータや情報を視覚化できる。これまでは地図を作るだけだったこのサービスに今日から、地図上のデータを管理できるMaps Coordinateというツールが加わる。Maps Engine Proの、1ユーザあたり月額5ドルという料金は、据え置かれる。またこれは、AndroidアプリのMaps Engineでも利用できる。

Maps Coordinateツールを利用すると企業は、営業、修理サービス、配達ドライバーなど外回り要員の現在位置を管理者が知ることができる。各要員のスマホ上ではMaps CoordinateのiOSやAndroidアプリが動き、管理者や配車係などはWebサービスを利用する。このツールはこれまで単独でユーザ一人あたり月額24ドル(年契約なら20ドル)の料金だったが、今回Maps Engine Proに含まれたことによって、別料金は発生しなくなる。

会社でWebサービスの画面を見ている管理者は、各要員のスマホ上のアプリを介して新たな指示を出したり、情報を得たりできる。得られる情報は、現在の仕事の進捗状況などのほかに、顧客のコンタクト情報など、さまざまだ。

2012年の立ち上げ時に、Google MapsのCoordinate担当チームにいろいろ話を聞いたことがある。そのとき、プロダクトマネージャのDan Chuは、Coordinateを、いろんなことが自由にできるツールにしたい、と言った。それは、大企業でも使えるし、外回りが数人しかいない小企業でも利用できるツール、という意味でもあった。

Maps Engine ProからCoordinateを使えるこれからは、たとえば、ビル管理会社はGoogle Maps上にビルの内部を視覚化し、Coordinateを使って作業員に的確な指示を出せる。たとえばユーザからメンテナンスの要請があれば、その現場にいちばん近い作業員を迅速に送り込めるだろう。

Googleによると、今のMaps Coordinateはローンチ時に比べて多くの点で変わっている。しかしこれまでで最大の‘事件’は、2013年1月のiOSアプリのリリースだ。Maps Engineサービスに含まれたことを契機に、さらにいくつかのアップデートを行いたい、とチームは言っている。

Maps Coordinateのユーザデータはないが、Maps Engine Proに含まれて安く使えることになったこれからは、関心を持つ企業も増えると思われる。Googleが過去に紹介したユーザの中には、オーストラリアのArchitectural Windows & Doorsや、プロフットボールチームSan Francisco 49ersなどがいる。

なお、これまではユーザをGoogle Appsのアカウント保有者に限定していたMaps Coordinateだが、これからはGoogleの通常のアカウントから利用できるから、対象となる外回り要員を簡単に増やせる。

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エンタープライズ向けマップサービス、Google Maps for Businessが航空写真を販売開始

Google Maps for Businessは大企業や政府、自治体向けにカスタム地図を提供するサービスだ。今日(米国時間7/16)、Googleは、「「このサービスのユーザーはGoogleから直接に航空写真を購入して公共事業のカスタム地図制作、事業の環境への影響の調査、不動産の査定などの用途に用いることができるようになった」と発表した

Googleの航空写真に関しては、これまでもMaps for BusinessのユーザーはMaps APIを通じて利用できたが、単に表示ができるだけで、写真の画像そのものを編集することはできなかった。「大きな組織のユーザーから航空写真そのものにアクセスしたいというような要望が強かった」とGoogleの広報担当者は私に語った。

ユーザーはGoogle Maps Engineを通じて、必要な画像にアクセスできる。念のため断っておくと、この新しいプログラムが取り扱うのは航空写真のみで、衛星写真は含まれない。.

現在Google Maps for Businessで公開されているのはアメリカの大陸部分だけだ。Googleによれば「われわれのサービスのユーザーは連邦政府機関のように、航空写真を自由に利用できるようになった。高い費用をかけて自前で航空写真を撮影する必要はもはやない」という。 またMaps for Businessのインタフェースを利用して写真を入手できる。従来の航空写真の購入方法ようにいちいちファイルをDVDに焼いたりFTPでファイルを転送したりする煩わしがない。

購入ユーザーはウェブアプリのGoogle Maps JavaScript APIなどを利用して自社のデスクトップ地図システムにインポートすることができる。あるいは必要に応じてGoogle Earthにオーバーレイして表示することもできる。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


Googleマップがついに距離計測ツールをサポート

Googleマップのデスクトップ版にちょっとした便利な機能が追加された(TNW)。 マップのどの部分でもいいから右クリックしてメニューを開くと、メニューの一番下に「距離を測定」というオプションが表示される。

続いて距離を測りたい場所を次々に左クリックしていくと軌跡が追加される。出発点からの合計距離は最後の点に表示される他、左上の検索窓の一番下にも表示される。ジョギングやハイキングの計画を立てたりするのに便利なのはもちろんだが、マップの上に一筆書きでお絵かきするのにも使える。

試してみると、北アメリカの上に宇宙からレーザーでTechCrunchのロゴを描くには7888.36kmが必要だとわかった。2048年ごろには月にレーザー砲を設置して広告を描く会社ができているだろうから、その見積もりを取るのに使えそうだ。

〔日本版〕日本語版Googleマップでも「距離測定」はサポートずみ。始点、終点を含めてどの点もシングルクリックで削除、ドラグして移動ができる。表示を消すには右クリックで「測定を消去」を選択する。途中の点同士の距離は表示されないが、経路には距離の目盛りが表示される。

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Googleのトリビア・クイズ、Smarty Pinsは地図マニアにはたまらない

例によってGoogleからちょっとした楽しい贈り物がある。今回は地図ベースのトリビア・クイズだ。Googleは今日(米国時間7/1)、Smarty Pinsというウェブゲームをローンチした。このクイズは芸術、カルチャー、科学、スポーツなど6分野から地理の知識を試す問題が出される。

これがけっこう面白い。問題はたとえば「ウィンナーシュニッツェルとウィンナーソーセージはこのオーストリアの首都から名づけられました」などという形で出題される。

地図上におなじみのGoogleマップのピンのアイコンが表示されるので、それを適切な場所にドラッグ&ドロップして回答する。答えは国や都市などの場合もあれば、特定の建物や名所であることもある。Googleに取材してみたところ、ワールドカップにちなんでサッカー関連のトリビアも出題されているそうだ。

回答者は開始時点で1000ポイントを与えられており、答えが1マイルずれるごとに1ポイント減点される。逆に速く正解した場合はボーナス・ポイントが与えられる。ポイントを使い果たすとゲームオーバーだ。

私が少し調べてみた限りでは、Googleはこのゲームを作るために特別のテクニックは使っていない。Smarty Pinsはいくつかのウェブ・コンポネントとMaps API、それに標準的なHTML5から成り立っている。デザインはアニメーションとシャドーを多用しているが、最近発表されたMaterial Design準拠ではない。

ゲームはこちらから

〔日本版〕例に挙がっていた「ウィーン」のように簡単な問題もあるが、「エレクトリック・フォレスト音楽フェスティバルの開催場所」というようなGoogle検索しないと分からないような問題もある。この場合は英語版Google検索を使った方が早く目的の情報を探せる。

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Appleマップの迷走続く―WWDCでマップのアップデートがなかった理由は?

Appleは先週のWWDCでプロダクト全般にわたって大規模なアップデートを行った。4000以上の新しいAPI新プログラミング言語、意欲的な新クラウドサービスを始めとして、エンドユーザー向けからデベロッパー向けに至るまで多数の改良が発表された。

しかしその中でほとんど手がつかなかった部門がある。マップだ。

ほとんど、というのは中国で提供されているマップの改良というニュースはあったからだ。われわれの情報源によると「今回のiOS8に間に合わなかった改良がいくつかある」という。Appleはマップについて、もっと抜本的なアップデートを準備していたのだという。

鳴り物入りでGoogleマップと決別して以来2年になるが、Appleは依然としてマップで苦闘を続けている。

Appleは将来の計画を前もって発表しないのが伝統だが、WWDCの前に9to5Macはマップのアップデートについてかなり詳細な情報を掲載していた。

それによると、地図データの信頼性の向上、ユーザーにとって興味ある地点情報の追加、高速道路や空港などの地図ラベルの改善、インターフェイスの簡素化、ユーザーの現在位置付近のバス、地下鉄、鉄道の乗換案内等々が発表されるはずだった。

ある情報源は間に合わなかった理由は人事問題だとした。「デベロッパーが多数Appleを辞めたことがマップの改良がiOS 8のリリースに間に合わなかった理由だ」という。別の情報源は、「この遅延は人事問題よりもむしろプロジェクト管理、エンジニアリング管理の失敗のせいだ。タスクの割り振りがまずくて、デベロッパーはプロジェクトからプロジェクトへと右往左往させられた」とする。

マップはAppleにとっていわくつきの分野だ。2012年のWWDCでAppleは強大な(かつ極めて信頼性の高い)Googleマップを切り捨てて、独自に開発したマップを公開した。

ところがこれはAppleとしては極めて珍しい大失敗に終わった。データの信頼性は低く、奇怪なレンダリングがあちこちで発見されてユーザーを面食らわせた。CEOのTim Cookdは公式に謝罪し、改善を約束する破目に陥った。

事実、Appleはこの2年間、地図とナビゲーション関連のテクノロジーと人材を確保すべく大いに努力してきた。2013年にAppleが買収したと判明している13社のうち5社は地図関連だった。BroadMapEmbarkHopStop(この2社は乗換案内)に加えて、先週には位置情報のソーシャル検索エンジンのSpotsetterも買収している。

しかしこの間、ライバルも立ち止まっていたわけではない。Googleはすばらしい出来栄えのiOS向けGoogleマップ・アプリをリリースしたし、MapBoxはデベロッパーが地図データを活用することを助けるツールを多数発表した。またNokiaは携帯電話ビジネスをMicrosoftに売却した後、残された地図とナビゲーション・サービスに全力を注いでいる。

しかし多少の遅れはあるにせよAppleもいつまでも出遅れてはいないだろう。

Appleとしてもそうせざるを得ない。モバイル化の進展と共にマップの重要性はかつてないほど高まっている。今や検索の重要な柱となった位置情報を処理するプラットフォームはマップだ。WWDCでAppleは位置情報を利用するアプリが68万種類もAppStoreに登録されていると発表した。これらのアプリにはソーシャル、ゲーム、フィットネス、ヘルス、トラベルなどさまざまなジャンルに加えて、当然のことだが、ナビゲーションが含まれている。

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ワールドカップの12のスタジアムすべてをGoogleのストリートビューで見られる

ブラジルで行われる2014年サッカーフットボールワールドカップの最初のゲームは、1週間後にキックオフとなる。そして、それがまるで大きなスポーツイベントの伝統に徐々になりつつあるかのように、Googleは今日(米国時間6/4)、12のワールドカップスタジアムすべてのストリートビューを公開した

スタジアムだけでなくその周辺や、ブラジル国内のそのほかの場所も撮っている。たとえばイグアス国立公園や世界遺産St. Michael of the Missionsなどだ。

Googleによると、今回のアップデートでストリートビューには“ブラジルの数百もの名所の画像”が加わり、さらにペルー、チリ、コロンビア、メキシコなどそのほかの中南米諸国の新たな画像も加わった。

Googleはこれまで何年もかけてストリートビューに新しい画像を次々と加えており、その中にはスタジアムの画像も多い。

今回同社は、これらスタジアムと周辺街路の画像によって、“2014年の大会のデジタルの遺産を後世に遺したい”、とかっこいいことを言っている。でもこれからの数週間でGoogleが撮った数の何千倍もの写真やビデオが、これらの会場で撮られるのだから、Googleが遺産を名乗るのは僭称かもしれない。しかしテレビでしかゲームを見れない人にとっては、ストリートビューの画像がある程度の、でかい現場感を与えるだろう。そして2年後には今度はGoogleはブラジルのオリンピック会場に必ず戻ってきて画像を撮るだろうが、われわれはVRヘルメットをかぶってその“ストリート”を仮想体験できるだろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Googleマップがメジャー・アップデート―乗換案内、ナビ情報が強化され、Uberを統合

GoogleマップのiOS版、Android版アプリがメジャー・アップデートされ、カーナビでは詳しい道路情報が追加され、交通機関の乗り換え案内も強化されるなど多くの新機能が提供されている。

その中で目立つのはUberを経路検索のオプションに取り込んだことだ。UberアプリをインストールしているユーザーがUberのサービス提供地域で公共交通機関、あるいは徒歩で経路検索をするとオプションにUberが表示される。およその所要時間も表示され、ワンタッチでUberアプリが立ち上がる。

Googleが特定のスタートアップのサービスに大いに目立つ形でお墨付きを与えたことは興味深い。実はUberはGoogle Venturesの重要な投資先だ。やはりそれでUberをひいきしたのではないかという印象もないではない。もっともGoogleはGoogle Venturesの運営はGoogle本体とは独立していると常に主張している。

もちろん、これ以外にも多くの新機能がある。モバイル版のマップはナビ機能を使っている場合、従来より詳しい道路情報を表示するようになった。

トップのグリーンのナビゲーション・バーには道路名、曲がる方向、そこまでに距離の他にレーン情報が表示される。また左下に次の次に曲がる方向が「その先」として情報される。後日の利用に備えてオフライン・マップを事前にダウンロードしてカスタムリストで管理することもできるようになった。

またローカル情報検索では、店舗等の営業時間、価格帯、格付評価などの条件での絞込ができる。レストランを探す場合など、いちいちアプリを切り替えないでも詳しい情報が得られるのは大いに便利だ。これでGoogleマップはいちだんとYelpに近づいてきた。

また公共交通機関を利用する場合は、別経路のオプションが一覧表示され即座に切り替えができる。発車時刻、到着時刻を始め詳しい乗り換え案内情報が表示されるだけでなく、次発のバスや電車の時刻も表示される。

また一度Googleマップで検索した場所はユーザーのアカウントに記録され、サインインすればいつでも後から呼び出すことができる。観光地、名所旧跡など一部の場所ではストリートビューで屋内の画像を見ることができる。

以上のように、今回のモバイル版のアップデートは大掛かりなものとなったが、もっとも興味深いのはやはりUberとのタイアップだろう。はたしてGoogleは将来UberのライバルであるHailoやLyftもオプションに加えるのか、Uberだけを推薦するのか、対応が注目される。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


Google、「ストリートビュー」に「タイムトラベル」機能を追加

日々、Googleのストリートビュー撮影車が走り回り、定期的にさまざまな場所の写真を撮り続け、そしてGoogleマップに公開している。これまではストリートビュー対応エリアにおける最新の写真のみが公開されていた。しかしこの最新版に加えて、過去のイメージも見られるようになるようだ。

ストリートビュー表示モードにした際に、画面に小さな時計アイコンが表示される。その時計アイコンをクリックすれば下部にタイムラインが表示され、そこに過去写真のプレビューが表示される。そこから選んで古い写真を見ることができるのだ。

どうやら、ストリートビュー撮影車は、たいていの場所を年に2度の頻度で訪問しているようだ。もちろん都市部の方が、より古い写真が残っているケースも多い様子。但しほんの数年前から撮影が開始された地域も多く(ストリートビュー自体のスタートが2007年アメリカにおいてのことだった)、それほど昔の写真が見られるわけではない。

Googleによると、今回の機能追加は、実世界を正確にうつすデジタルミラーを作ろうとする試みの一環であるとのこと。

新機能は本日から公開され始めたところだ(訳注:訳者環境では、いまのところ確認できていません)。また対応しているのはデスクトップ環境のみとなっている。今後、さまざまなプラットフォームに対応していく予定なのかどうかについては教えてもらえなかった。

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(翻訳:Maeda, H


Googleマップでポケモンゲットだぜ!(エイプリルフールに非ず)

「マスター」(1番)になりたいと思ったことはあるだろうか。誰もなしえなかったことを成し遂げたいと考えることはあるだろうか。

Googleは、そんな人を応援している。

Googleはエイプリルフールととらえられがちなことを実現することができるのだ。面白そうなゲームを考え出すだけでなく、実際に人々にプレイさせることにした。

この動画は、いかにもエイプリルフール版仮想現実的ポケモンゲームのティーザー広告に見える。これだけでもそれなりに楽しめる内容だ。

しかし、Googleは面白そうなティーザーを作るだけでは飽き足らなかったらしい。実際に遊べるポケモンゲームを作ってしまったのだ。もちろん、ビデオにあるようなライブアクションARゲームではない。

まずスマートフォンを使ってGoogle Mapsを開く(当方ではAndroid 4.4で試してみた)(訳注:訳者のAndroidは4.1.1ですが動作しました)。そして検索バーでタップしてポケモン探しの旅に出ることができる。

プレイ中に検索バーをタップすることで、「ぽけもんずかん」で捕まえたポケモンの情報を見ることもできる。150種類をコンプリートしたらどうなるのか。残念ながら何が起こるのかについての情報はまだ入っていない。

また何かあれば記事を更新しよう。「ポケモンゲットだぜ!」。

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(翻訳:Maeda, H


Google、地図アプリのデベロッパー向けJavaScript APIでGeoJSONをサポート

今日(米国時間3/19)、GoogleはGoogleマップのJavaScript APIGeoJSON supportのサポートを追加すると発表した。マップを利用するデベロッパーにとっては朗報となる。

GeoJSONはオープンソースのデータフォーマットで、ここ数年急速に普及し、現在ではこの分野における非公式な標準フォーマットとなっている。

GoogleマップのJavaScript APIはKML、GeoRSSなどいくつものフォーマットをサポートしており、デベロッパーはGoogleのFusion Tablesからのデータをレンダリングすることができる。GeoJSONのサポートで、位置データをマップ上に取り込むのが一層容易になり、デベロッパーはUSGS(米国地質調査所)やGoogle Maps Engineなどのサードパーティーの情報源から簡単にデータをインポートし、地図上に表示できるようになる。このためにデベロッパーはアプリのソースコードに1行書き加えるだけでよい。

GeoJSONのサポートにともなってGoogleはAPIに新しいデータ・レイヤーを追加した。

デベロッパーはGeoJSONを用いれば単に緯度経度データだけでなく、川の流速や店舗の営業時間などさまざまな情報を付加することができる。こうした柔軟性を利用して地図の表示スタイルをカスタマイズすると、たとえば、世界地図の上に最近起きた地震の位置を示すだけでなく、地震の規模を円の直径で示すこともできる。またデベロッパーは地図のユーザーが対話的に地図を操作できる機能も容易に組み込める。

これまでGoogleが提供してきた手段に比べてはるかに簡単なので、GeoJSONの利用はデベロッパーの間に急速に普及するものと思われる。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


Googleマップ、新バージョンを正式公開―使い方を確認しておこう

1年近いプレビュー期間を経て、今日(米国時間2/19)、Googleは新バージョンのGoogleマップを全ユーザー向けのデフォールトとして提供すると発表した

昨年のGoogle I/Oデベロッパー・カンファレンスで新バージョンが公開されて以後、ユーザーは新バージョンと旧バージョンを選択できるようになっていた。しかしGoogleによると、大部分のユーザーは旧バージョンを使い続けているという。

今日からGoogleは徐々に全ユーザーを新バージョンに切り替えていくことになった。切り替えが完了するまで数週間はかかる見込みだ。新バージョンが気に入らないユーザーは旧バージョンに戻すこともできるが、Googleはいずれ旧バージョンの提供を打ち切ることになるだろう。

Googleが新バージョンをオプションにしてきたのは、発表された当初、かなり基本的な基本的な機能しかサポートしていなかったためだ。その後ストリートビューのペグマンエンベッド機能が戻ってきた。現在の新バージョンは旧バージョンと機能的に同等といえるところまで来たのでGoogleはこちらを標準とすることに決めたわけだ。

Googleマップのデザインのリーダー、Jonah Jonesが私に語ったところによると、マップ・チームはこの数ヶ月スピードの改善、不具合の除去、ペグマンなどの復活、ナビでの複数目標の設定、3DのEarthツアー最近買収したクラウドソース地図のWazeからの交通事故情報の取り込み、などを行ってきたという。

新バージョンに切り替えたユーザーはデザインの大きな差にすぐ気づくだろう。新バージョンではサイドバーが廃止されて地図が全面表示される。小さい検索窓が左上に、Google Earthの3D画像モードへの切り替えの四角いアイコンが左下に表示される。右下にはストリートビューを表示するペグマンと上向き矢印が表示され、矢印をクリックするとその付近のランドマークの写真が表示される。

機能として最大の差は新Googleマップが全ユーザーに対してそれぞれカスタマイズされていることだ。新バージョンはユーザーの検索履歴、マークを付けた場所、現在地などをベースに地図を個人化する。

Jonesによると、新デザインの基本的なコンセプトは「できるかぎり没入的なユーザー体験を実現すること、ユーザーが本当に必要とする以外のごたごたした情報を排除すること」だったという。

Googleマップの歴史を振り返ると、当初もっとも強調されていた道路が多様なランドマーク追加されるにしたがって次第に目立たなくなってきた。初期バージョンではテキストはボールド体が使われていたが、現在では情報の重要性に合わせてさまざまなフォントが利用されている。色使いや地図アイコンもユーザーが必要とする主要な情報を目立たせるように変化している。

「新バージョンに対するユーザーの反応は全般的に良かった。ただペグマンを戻してくれという声が圧倒的だったのには驚かされた」とJonesは言う。Googleはもちろんストリートビューを表示する方法を別に用意していたが、ペグマンのようにすべてのストリートビュー表示可能な道路を表示するものではなかったので評判が悪かった。

一方、多くのユーザーにすぐに受け入れられたのは画面下部の横スクロール式のランドマーク写真集だった。Googleはメインの地図表示をできるかぎりシンプルにしたかったので、写真は普段は隠しておき、必要に応じて表示させるようにした。新バージョンではストリートビューからの写真もここに含まれる。

これらのパーソナル化や3D画像表示モードなどが可能になったのは地図の表示にあたってGoogleが地図画像をタイルで扱う方式を捨てたためだ。初期バージョンでは地図はその都度ピクセルベースのPNGファイルとしてダウンロードされていた。これではあまり柔軟な処理はできない。新バージョンはベクター方式のため、リアルタイムでズーム処理などが可能になると共に、帯域幅の節約にもなっている。WebGLなどの最新テクノロジーを採用したことによってGoogleマップのようなきわめて複雑なアプリがスムーズに作動し、Earthの3Dモードの表示も可能になった。

その他新バージョンの詳細については昨年のわれわれの記事を参照していただきたい。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


National Geographicが500あまりの地図(古地図など)をGoogle Mapsに提供

Googleは、企業や団体が自分たちの地図データをGoogleのGoogle Mapsプロダクトと同社のクラウドインフラの上で公開し共有できる、という企画を立ち上げようとしている。そして今日(米国時間12/6)は、National Geographicがこの企画への参加を発表し、Google Mapsのブログの上でそのことに関する情報を提供している。このパートナーシップにより、NGの500あまりの基準地図や歴史的地図が、デジタル化されてGoogle Maps上で見られることになる。

これによってNational Geographicは、同社のアーカイブにより生気をもたらすために、対話やアノテーション(注釈)の方式を模索実現できることになる。また環境指数の歴史的変化などをコンピュータの上でアニメーションで表現できるから、教材としても適性を増す。とにかく、これまでは専門の歴史学徒だけが、ほこりから身を守るためにマスクをして閲覧していた、ほとんど古文書のような地図の山が、われわれ一般大衆にとっても可利用になるのだ。

NGは、そういった無料提供のほかに、商用利用のための有料ライセンスも考えている。同社のデジタル開発部長Frank Biasiによると、高精細のデジタル地図と印刷された地図は有料ライセンスでGoogleのパブリックデータイニシアチブから提供し、同社の非営利的取り組みを支えるための収益を得たい、としている。

地図に関わる技術や学問(cartography)は、すでに世の中に広く普及していると思われがちだが、歴史的リソースを対象とする‘比較地図学’は、まだ取り組む人の少ない、しかもおもしろい分野だ。しかもその成果がGoogle Mapsから広く公開されることにより、アマチュアの地図マニアも含む多くの人びとの発見が寄与貢献されることになる。入るチェックが多くなることは、決して悪いことではない。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Googleマップに「地図を埋め込む」が復活―近く広告を配信すると発表

今日(米国時間11/27)、Googleは新しいGoogleマップにひそかにエンベッド機能〔日本語版では「地図を埋め込む」〕を復活させた。同時に、数週間以内にエンベッドされた地図に広告を表示する予定だと発表した。

Googleがマップをメジャーアップデートした際、ユーザー別のカスタマイズその他の数多くの新機能が追加されたが、同時に簡単にストリートビューを表示させる「ペグマン」や他のサイトにエンベッドする機能などが失われた。今月に入ってGoogleは「ペグマン」を復活させ、ストリートビューが使いやすくなっている。

今回復活したエンベッド機能は新Googleマップの利用を選択した全ユーザーに公開ずみだ。エンベッドしたい領域にズームインしてから画面右下の設定(歯車アイコン)をクリックし、「地図を埋め込む」を選択すればよい。ユーザーはエンベッドする地図のサイズを選択できる(小、中、大、カスタム)。後は表示されたエンベッド・コードを必要なソースにコピー・ペーストするだけでよい。

Googleによれば、エンベッド地図にもメインの地図と同様ユーザー別のカスタマイズが適用される(ユーザーがログインしている必要がある)。ただしメインのマップと異なり、今年導入された高度な3D表示はできない。真上から見た衛星画像と通常のマップ表示のみサポートされる。

Googleはエンベッド・マップへの広告表示について数週間後に実施するという以外詳しいことを明らかにしていない。GoogleマップのAPIプロダクト・マネージャー、Ken Hoetmerによれば、「表示された地域のローカル・ビジネスがユーザーにアピールする手段が与える」とのことだ。Hoeterは「エンベッド広告は現在、デスクトップ版、モバイル版のGoogleマップに表示されている広告と似たものになる」と書いている。

今回のローンチに先立って、GoogleはGoogleマップ/Google EarthのAPIの利用約款を広告の挿入が可能なように改定している。、

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Googleマップがアップデート―デスクトップ版にストリートビュー表示のペグマンが復帰、Wazeの道路情報も

今日(米国時間11/6)、GoogleはGoogleマップのアップデートをリリースした。今回、デスクトップ版に初めてソーシャルマップのWazeの交通情報が追加された(モバイル・アプリには追加ずみ)。今年に入って買収したソーシャル・マップのWazeとの統合により、Googleマップに交通事故、工事、一時閉鎖などの道路情報が表示されるようになった。

このアップデートではストリートビューの画像を表示させるのが簡単になった。最近のGoogleマップではストリートビュー機能はデフォールトでは隠されており、ユーザーはストリートビューを見るためには地図上の道路をクリックする必要があった。新バージョンではペグマンが復活した。以前のGoogleマップと同様、ユーザーはペグマンを地図にドラグ&ドロップしてストリートビューを表示させることができる。以前のペグマンは画面左上隅にあったが、新バージョンでは左下隅に表示される。

Googleマップでズームインすると、店舗や施設の屋内写真やユーザーがアップロードした写真を見ることができる。

ストリートビューにも改良があった。経路案内では曲がり角ごとにストリートビュー写真を添付し、あらかじめ参考にすることができる。

またモバイル版のツアーガイド機能”がEarth Toursと改名された。自動生成される3D画像によるバーチャル・ツアーを体験することができる。従来Tour Guideという名称をEarth Toursに変更した理由はよくわからない。デスクトップ版にもこの機能はあるが、WebGLをサポートしているブラウザでのみ作動する。

〔日本版〕11/7朝の時点では訳者の日本版Googleマップはアップデートされていない。

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新しいGoogleマップがさらに進化中―複数目的地のサポートを再開、フライト、イベント情報と連携

現在Googleマップは大規模なアップデート中だ。まだベータ段階だが、フルスクリーン・モードや公共交通機関との連携の拡充など重要な機能が追加されている。

その一方で新しいベータ版で失くなってしまった機能もある。その機能を長年使っていた私のような人間からするとまったく残念なことだ。失くなってしまった(そして私が残念がっていた)機能の一つがナビゲーションにおける複数目的地のサポートだ。

ありがたいことに、その機能が戻ってきた。新しい目的地を追加するにはルート検索窓を開き、現在の目的地の下に表示されるプラス(+)アイコンをクリックする。入力がすんだら目的地の左側のアイコンをつかんでドラグして順序を自由に入れ替えることができる。

新しいGoolgeマップをテストするにはこのページを訪問して、「使ってみる」をクリックすればよい。ただし多少のバグとCPUパワーの大食いは覚悟しなくてはならない(もっともローンチ当初にくれべればリソースの消費はかなり軽減された。安定版のGoogleマップでは複数目的地のサポートはずっと維持されている)。

一方、新しいGoogleマップは異母兄弟ともいうべきGoogle Nowからいくつかの機能をを取り入れている。

Googleがユーザーのフライト情報、レストランの予約情報を持っている場合、そのデータがマップに反映される。サンフランシスコ国際空港を検索するとユーザーのフライト情報の詳細がドロップダウン・リストで表示される。実のところ空港の場所を検索する前にフライト情報が自動的に表示されたらもっと便利だろう。しかしこの機能は、タクシーの運転手に「ターミナルは?」と尋ねられたときにどの航空会社だかすっかり忘れていた、などというピンチを救ってくれることは確かだ。

また新しいマップには、その地区、ないし施設で近く開催されるイベントも表示されるようになった。音楽会場を検索すると付近の会場とそこで近日開催予定のコンサートの一覧が表示される。特定の施設、たとえばOakland Coliseum(アスレティクスのホーム球場のお隣だ!)を検索すると向こう数週間そこで開かれるコンサートやショーの予定が表示される〔たとえば今日開催されるPinkのショーをクリックするとVividseatsのサイトにジャンプし、オンラインでチケットが購入できる〕。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


Google、新たに6つの動物園をストリートビュー対応エリアに追加

Googleが世界中の動物園でのストリートビューを導入してしばらくになる。この度Googleは、6つの動物園を新たに加えるとともに、「Googleマップ ビュー」サイトにて、動物園からのストリートビュー画像集の表示を始めた。

新たにストリートビューに対応した動物園はChengdu Research Base of Giant Panda Breeding(成都大熊猫繁育研究基地)、ヒューストン動物園アトランタ動物園、チリのBuin Zoo、ブラジルのZoologico de Bauru、そしてドイツのZoo Safari Park StukenbrockおよびTierpark Hagenbeckだ。

これまでに登録されているシドニーのTaronga Zoo(豪州内でGoogleのStreet Viewトライクを使ってデータを収集した最初の場所でもある)や、シカゴ、サンディエゴ、トロント、シンガポール、そしてバルセロナなどの各動物園の仲間入りをしたということになる。

Street View関連では今年、これまでに数々の更新がなされている。たとえば6月には、スポーツスタジアムやチリのスキー場、コペンハーゲンの運河(いくつか動物園も追加されていた)など、1000地域ほどをストリートビュー対応にしている。また水中ストリートビューカメラを使って海中シーンなどにも対応している。あるいはバックパック風設備を使ってガラパゴスエッフェル塔などもストリートビューで楽しめるようになっている。

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(翻訳:Maeda, H)


GoogleのWaze買収の効果が一つ実る: MapsがWazeのリアルタイム事件事故報告をインポート

GoogleがWazeを買収したのは、当然ながらGoogle Mapsを良くするためだ。そして今日(米国時間8/20)まさにMapsは、そのモバイルのアプリをアップデートしたことによって、やや良くなった。Wazeのリアルタイム事件報告をAndroidとiOSのアプリの導入したのだ。

Wazeでは、ユーザが事故、路肩駐車、工事、道路封鎖などを、見つけた運転者がリアルタイムで報告できる。それによってほかのユーザは、いろんな対策をとれる。この機能を使えるのは、アルゼンチン、ブラジル、チリ、コロンビア、エクアドル、フランス、ドイツ、メキシコ、パナマ、ペルー、スイス、イギリス、合衆国だけだが、今後もっと増える予定だ。

ただし、このMapsのアップデートはリードオンリーだ。つまり、事件報告を見るだけ。報告行為はWazeからでないと、できない。Wazeのアプリも、今日アップデートされ、ユーザにGoogleの機能を少々おすそ分けした。Google Search(検索)、ストリートビュー、衛星画像などだ。いずれも、Waze上で熱心にいろいろ報告する人を助けるだろう。

Googleの、Wazeの扱い方も見えてきた。Mapsに完全合体させるのではなくて、むしろMapsプロジェクトの“枝”の一つとして、コミュニティ起源の製品開発部門、という位置づけだ。だからWazeはWazeで便利なアップデートの提供を続けることが結果的に、Mapsの情報力の強化にもつながるのだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))