イーロン・マスク、「Teslaは4/30に車以外の新製品を発表」とツイート―家庭用バッテリーか?

Teslaのファウンダー、CEOのイーロン・マスクのツイートによれば、同社は来る4月30日午後8時〔日本時間5月1日正午〕に、自動車以外の新しい製品ラインを発表するという。 マスクは自分の認証ずみアカウントで下のようにツイートしたが、今のところ、これ以外の情報は一切不明だ。

〔Teslaから新しい主要な製品ライン―自動車ではない―が発表される。Hawthorne Design Studio、4月30日(木)午後8時〕

マスクはこれ以前に、Teslaは自動車ではなく、家庭用内で利用できるバッテリーを開発していると述べている。2月に行われた決算説明のカンファレンス・コールでマスクは「家庭用バッテリーパックは早ければ6ヶ月程度で量産が開始できるだろう」と述べた。タイミングから考えて、マスクが月曜にツイートした「新しい製品ライン」というのはこのバッテリーのことかもしれない。

Teslaのホーム・バッテリーは停電の際のバックアップや太陽光で発電した電力を蓄積するのに役立つだろう。

もちろんマスクはなにかまったく別のプロダクトのことを言っているのかもしれない。来月の月末が楽しみだ。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

イーロン・マスク、再利用可能な衛星打ち上げロケットを操縦するX-Wingの実験開始

イーロン・マスクは人類を宇宙に送り出し新たな進化を始めさせるために未来から送り込まれてきたタイムトラベラーかもしれない。

テスラ・モーターズのCEOにして民間宇宙企業の先頭ランナー、SpaceXのファウンダーは新たな"X-Wing"スタイルのロケットの飛行コントロール技術のテストを始めたことをTwitterで報告している。 この格子状の翼はロケットが衛星軌道上に人員や荷物を運んだ後、機体を地上基地に帰還させ、再利用することを可能にするという。

マスクのツイートによると、SpaceXが着陸する基地というのは海洋上に浮かべた自動操縦のドローン艀で、「嵐の際でも3m以内の誤差で正確に位置を保つ」という。

SpaceXの再利用ロケット計画の実験には失敗もあった。8月のテキサスでの打ち上げは爆発に終わった。死傷者はいっさい出なかったものの、マスクは「ロケットというものは難しい」と語った。その前に行われた海上への着水は成功している。Space X Falcon 9ブースター・ロケットは降下中にエンジンを再点火し、着陸脚を展開し、「ほぼ速度ゼロ」でタッチダウンすることができた。

今回発表された翼は大気圏内での運動を用意するためのもので、それぞれの翼は独立して動き、ブースターの姿勢、速度、方向をコントロールする。上昇中は機体内に格納されているので、余分な抵抗は生じない。着陸基地としてドローン艀を使うのは、万一ブースターの操縦に問題が生じても、地上に被害が及ばないないようにするためだという。

ともあれイーロン・マスクのやることは何でも桁外れだ。そうかと思うと、このX-Wingロケットのツイートの直前にはこんな「ヒヒの赤ちゃん」の写真をRTしている。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+


イーロン・マスク、「SpaceXがインターネット接続用低価格小型衛星を開発」という報道を確認


テスラ・モーターズのCEO、イーロン・マスクのもう一つのスタートアップであるSpaceXは手頃な料金による宇宙旅行の実現を目指している。今日(米国時間11/11)、マスクはTwitterでSpaceXが「大量に打ち上げられてネットワークを組んで機能する進歩したマイクロ衛星」の開発に取り組んでいることを明らかにした。正式発表は2、3ヶ月先になるという。このマイクロ衛星は「超低価格のインターネット接続を提供するために用いられる」ということだ。

マスクのツイートは数日前にWall Street Journalが掲載した記事〔有料会員向け〕に対するコメントだ。WSJはこの記事で、SpaceXは世界のいたるところにインターネット接続をもたらすことができる小型低価格の衛星を開発中だとしていた。

記事は「マスクは元Google Inc幹部でWorldVu衛星を開発中のGreg Wylerと協力している」と報じている。またこの小型衛星は1基110kg程度で、SpaceXはこれを700個ほど打ち上げる計画だという。この重量は現在の最小の通信衛星のさらに半分程度だ。700基という数は、現在最大の通信衛星ネットワークであるIridiumの10倍にも上る。ただしマスクは「WSJの記事には重大な間違いがいくつもある」ともツイートしている。ただし、どこが間違いなのかは明かしていない。

〔日本版〕WorldVu衛星ネットワークは当初、Googleの関与が噂されていた。Greg Wylerは2007年に創立されたO3b衛星ネットワーク・システムの共同ファウンダーで、2013年には最初の4基の衛星の打ち上げに成功している。Googleが最大の出資者となり、Wylerらはこれを機にGoogleに入社した。しかしその年のうちにWylerらO3b出身者はGoogleを離れてWorldVuに移籍した。GoogleとWorldVuの関係は明らかではない。一方Googleは今年6月に画像衛星のスタートアップ、Skyboxを買収している。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+


人工知能研究は現代の悪魔を召喚するのか?!

先週、TeslaのCEOで、生ける映画主人公(Tony Stark)のようでもあり、Space XのファウンダーであるElon MuskはMITのAeroAstro Centennial Symposiumにてインタビューを受けた。

インタビューは全体がとても面白い(上の動画で見ることができる)。ただ、聴衆からの質問に対する回答がもっとも注目を集めたのではなかろうか。

質問はAI(人工知能)についてのものだった。Muskは、AIの開発には慎重であるべきだと話し始めた。AIこそ「人類の脅威」とし、それだけでなく、悪魔のようなものであるとまで発言したのだ。

Muskの回答全文は下に載せておく(ビデオ中では1時間7分20秒のあたりから質問が始まっている)。

Musk:人工知能については、相当に注意を払う必要があると考えています。最も重大な人類の脅威は何かと問われれば、人工知能こそその名に値するものであると考えています。AIに携わる際には、いくら注意してもしすぎるということはないように思います。

AIについて知るにつれ、国家レベルないしは、全世界の国家間レベルにおける規制監督機関が必要なのではないかと考えるに至りました。愚かな振る舞いをさけるためにはぜひとも必要な方策だと思うのです。人工知能を進化させる試みというのは、ある種、悪魔を召喚することに近いと思うのです。五芒星を描き呪文を唱える人物は、聖水により悪魔も制御可能だと考えています。しかしその考えはいつも失敗に終わるのです。(聴衆の笑い)

Q:結局、火星に向かうHAL9000のような知能は出現しないということでしょうか。

Musk:HAL9000ならまだマシです(現代に登場する人工知能はそのレベルを凌駕することでしょう)。HAL9000が自らを恥じ入るような「知性」が登場してくる可能性があります。きっとHAL9000レベルなら可愛いものだった、などと振り返ることになるのではないでしょうか。

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(翻訳:Maeda, H


Nikola Tesla記念博物館の建設にTesla MotorsのElon Muskが100万ドルを寄付

さかのぼること5月、漫画家のThe Oatmeal(彼のママが付けた名前はMatthew Inman)はElon Muskに、Nikola Teslaの記念博物館を作るという自分の使命への協力を求めた。MuskもTeslaを自分の会社の名前にしている。彼の名誉にかけても、博物館への協力を惜しまないだろう。だよな。

そう! 翌朝の午前2時に、Elonはツイートで答えた: “喜んでお手伝いいたします”。

それから2か月後に(もちろんNikola Teslaの誕生日に)、Elonの協力内容が明らかになった。なんと、お金を100万ドルだ。

Inmanのブログ記事によると、Muskは先週彼に電話で、二つのことを約束した:

  1. その博物館のすぐ外にTeslaスーパーチャージャーを作り、博物館をTeslaの全国的充電ネットワークの一員とする。
  2. 博物館の開発/建設のために100万ドル。

その博物館への大金の寄付はほかにもあったが、個人で100万ドルはほぼ確実に最大だろう。博物館の話はそもそも、The OatmealがIndiegogoを利用して、Teslaの昔の研究室を買い取ってそれが解体されるのを防ごうとしたことに始まる。彼が集めた130万ドルは、その目的には十分だったが、でも博物館の建設には? ざっと計算して、さらにあと800万ドル必要だった。Elonの寄付だけではまだ足りないが、でもすばらしいスタートだ。

お誕生日おめでとう、Nikola Tesla!

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Tesla、特許をオープンソース化。誰が使っても訴えないと約束

Teslaは、自社の電気自動車技術の特許をオープンソース化したことを、CEO Elon Muskが公式ブログで明らかにした。

Muskは、同社にとって最大の目標の一つは、電気自動車業界全体を前進させることであり、それは他社の参入が困難であれば成し得ないことだと説明した。

Tesla Motorsは、環境に優しい輸送手段の出現を促進するために生まれた。もしわれわれが魅力ある電気自動車を作する道を拓いても、そこに知的財産の地雷を埋めて他社を拒めば、目標に反する行動を取ることになる。Teslaは、当社の技術を、誠意を持って利用する何人に対しても特許訴訟を起こさない。

このニュースの数日前、MuskはTeslaのSuperchargerプラグインステーションの技術を公開し、他の自動車メーカーと共に標準を作り、電気自動車オーナーが安心して旅に出られるようにしたい、という考えを表明している。

実に興味深い戦略だ。他社が性能や航続距離で追いつくのを手助けすることは、電気自動車市場に注目する投資家の、Teslaへの魅力を低くすることにつながる。

しかし、電気自動車業界全体が活気づけば、そもそも購入しようと考える人の基盤を広げることができる。業界をリードするデザインを持つTeslaは、その成長の大部分を吸い上げる好位置にいる。

この行動は、Twitterが2012年に宣言した、Innovator’s Patent Agreement[イノベーターの特許協約]を彷彿させる。Twitterは、社員が発明した数多くの特許を、発明者本人が要求しない限り、ライバルを訴えるために使わないことを約束した。特許は、他に大量の特許を持つ会社から訴えられないためだけに保有する。

ライバルを少しでも蹴落とそうと、誰もが互いに訴え合っているご時勢に、影響力のある会社が複数、争いを避ける姿は清々しい。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


Elon Muskがサンフランシスコとロサンゼルスを30分以下で結ぶ超高速チューブ列車、Hyperloop構想を8月12日に発表へ

イーロン・マスク(Elon Musk)はスタートアップの万能ルネッサンス人間だ。彼は1年ほど前からもう一つの野心的な新交通システムについてヒントを漏らしている。どうやらその構想を詳しく発表できる時期が来たらしい。今日(米国時間7/15)、Muskは「Hyperloop交通システムの暫定案を8月12日までに発表する」とツイートした

ではまず今までに分かっていることを振り返っておこう。Muskが最初にHyperloopプロジェクトについて語ったのはちょうど1年前にPandoDailyのイベントでSarah Lacyと対談したときだった。マスクはこれを第5の輸送モードと名付け、「決して事故を起こさず、天候に影響されず、普通の旅客機の2倍も速い」システムだと述べた。

8月12日にならなければHyperloopが実際にどんなシステムとして構想されているのか確かなことはわからないが、マスクはAllThingsDのD11カンファレンスで「コンコルドとレールガンとエアホッケーのミックスのようなもの」だと述べている。このわずかな情報を元に専門家はさまざまな推測をしているが、有力な説は(空気抵抗を減らすため)減圧されたチューブの中に電磁力で駆動されるカプセルを走らせるシステムだろうというものだ。そうであれば、実のところそれほど目新しいアイディアではない。半生記も前からSFではおなじみだ。またアメリカで似たようなシステムの開発に取り組んでいる会社がすくなくとも1社存在する。これらとマスクの構想がどう違うのか興味あるところだ。

ムスクはこのプロジェクトを「会社の存続にとって決定的に重要な場合を除いてオープンソースで公開する」としている。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


テスラモーターズのCEO、Elon Musk曰く「電気自動車業界に参入したのは、競合がなさそうだったから」

テスラモーターズのファウンダーであるElon Muskが、D11カンファレンスにおけるキーノート講演で、電気自動車事業に参入した理由を述べていた。曰く、他に誰も電気自動車を作ろうとしなかったからなのだそうだ。Musk自身、電気自動車事業への参入が「最も無分別な行為のひとつ」であり、気違い沙汰のようにも感じられたと話している。

「ほとんどの人は正気の沙汰でなく、大変に愚かしいことであると考えたようです」とMuskは述べる。「私自身が参入を決意したのも、目の前に広がる大きな市場をイメージしたからというわけではありません。あまりにもリスクが高く、大手自動車メーカーが参入してくることはないだろうと考えたからなのです」とのこと。

SpaceXおよびSolar CityのファウンダーでもあるMuskは、リスクを考慮しつつも、交通手段にも「持続可能性」(サステナビリティ)の視点が必要だろうと考えたのだった。しかし、電気自動車を作って、一般向けの市場で販売しようというアイデアはなかなか他の人には受け入れてもらえなかったそうだ。

「自動車業界は、2つの先入観に囚われていたのです」とMuskは言う。「ひとつは市場性のある電気自動車など開発不可能だというもの。そしてもうひとつは誰も電気自動車など欲しがらないというものです」。

テスラは既に電気自動車を実用に供しており、そして今は価格をより抑えたものにしようと努力しているところだ。Muskは、3、4年のうちに価格は3万ドルないし4万ドルのラインまで落とすことが可能だと考えているそうだ。そのために車の小型化や設計面での効率化、そして一層の普及を実現した量産メリットなどを活用して行きたい考えだ。

尚、今ではMuskも電気自動車業界がもう少し広がって欲しいと考えているようだ。他に参入してくる企業があれば、それにより消費者にとってはさらに身近な存在となることができるわけだ。「テスラは収益をあげる企業に成長しました。この分野に参入し、ともに世界を広げていってくれるような企業に出てきて欲しいと考えているのです」とのことだ。

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(翻訳:Maeda, H)


イーロン・ムスクのロケットが発射後、垂直着陸に成功―再利用ロケットの実現に一歩前進

spacex

ネタバレ: このビデオにはSpaceXが開発した全長30mのGrasshopperロケットがエンジンを噴射して上昇し、いったんホバリングしてからゆっくりと発射地点に降下して着陸するところが撮影されているだけだ。トータル30秒ほどのフライトだ。BGMにはジョニー・キャッシュのRing of Fireが流れる。

と、それだけだ。何かが爆発したりといった派手なシーンは全くない。しかし今後の宇宙開発にとっては信じられないくらい重要な一歩だと思う。SF映画のような着陸シーンをぜひご覧いただきたい。

この発射は再利用可能ロケットの飛行としてこれまでで最大の成功といえる。上昇高度の262.8フィート(80.1m)も新記録だ。

Grasshopperは発射時にも着陸時にも金属製の脚で垂直に自身を支える。このロケットはSpaceXの長期のロードマップの重要な一環だ。SpaceXはこのロケット(ないしその後継モデル)を実用化する時期については明らかにしていない。2012年の9月からテスト飛行が開始されている。テストは順調に進捗しており、宇宙に実際に飛ぶ日はそのたびに近づいている。

「アメリカは探検家の国だ。やがて宇宙旅行が手の届く値段で提供できるようになることを皆に信じてもらう必要がある」と イーロン・ムスクはSXSWの基調講演で述べている

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+