HisenseとHaierが149ドルのChromebookを発売、Asusからも珍種が

数週間前にはGoogleがChromebookの最高級機Chromebook Pixelのニューバージョンを発表して話題になった。今日(米国時間3/31)はChrome OSのエコシステムから、それとは真逆の2機種が生まれた: Haier Chromebook 11(Amazonで買える)と、Hisense Chromebook(Walmartで買える)だ。どちらも11.6インチ画面のChromebookで小売価格は149ドル、これまででもっとも買いやすいお値段のChromebookだ。

さらに、今日のGoogleの発表ではAsusが249ドルのChromebook/タブレットコンバーチブル機と、完全なChrome OSコンピュータを小さなHDMIスティックに収納したChromebitと呼ばれる製品を出すらしい。後者はIntelのCompute Stick.に似ているが、両製品とも発売日は未定だ。

Asusからはさらに、11.6インチで169ドルのChromebook、C201が出る。こちらはRockchipのクワッドコアプロセッサを搭載し、メモリ2GBと4GBのバージョンがあり、5月にAmazonから発売される。

最初に挙げたHaierとHisenseのChromebookもRockchip3288 SoC(system on a chip)を使用している。えっ!と思われた方もおられるだろうけど、Rockchipはまだそれほど知られている名前ではない。でもこの企業は、ある日突然夜逃げをするような連中ではない。2001年に創業された同社は、中国のファブレス半導体メーカーのトップ集団に属し、最近はIntelとの契約により、Atomのコアを使った製品を作ることになった。ただし3288 SoCはARMのチップで、32ビットクワッドコアのCortex 17が設計のベースだ。

Hisense Chromebook (1)

多くのユースケースにとって、3288は十分な閲覧スピードを提供するだろう。まだ実物を経験していないが、すでに多くのベンチマークでIntelの最新のAtomチップの一部を抜いている。

HisenseとHaierのChromebookは、基本的に同じだ: 2GBのRAMと16GBのeMMCフラッシュストレージ。どちらもUSBポートは2つ、SDカードリーダーにHDMI出力、720pのWebカメラ、WiFiとBluetoothあり。両機ともGoogleの音声コマンド”OK Google”が常時有効で、キーボードはGoogleがちょっといじったChromeキーボードだ。

Haierは149ドルバージョンのほかに、やや大型で電池交換可能なChromebookを出す予定だ(電池寿命10時間)。今の充電オンリーの機種では、Haierが10時間、Hisenseは8時間半を約束している。

低価格機は低価格機であるためにディスプレイをけちる。Rockchipの内蔵GPUは4K対応だそうだが、今回の両機のディスプレイは4Kにほど遠い。

重さはHaierのChromebookが2.54ポンド(11インチのMacBook Airとほぼ同じ)、Hisenseは3.3ポンド(こちらはChromebook Pixelとまったく同じ)。

両社は共に、安いけど頑丈だ、と主張している。たとえばHisenseには金属製のパームレストがあるから、もっと高価なオールプラスチック製のChromebookよりも良い感じだ。今回、体験レビューはまだ書けないけど。

これらのデバイスのローンチによって、Chrome OSのエコシステムはWindowsの世界と横並びになる。一部の報道によるとMicrosoftは、OEMたちがWindows 10のラップトップを149ドルで売りだすことを望んでいるらしい。

 

Asus Chromebook Flip

AsusのChromebook FlipとChromebit

Asus Chromebitは小売価格が99ドル以下になる。これもRockchipデバイスで、RAMは2GB、eMMCフラッシュストレージは16GBだ。つまりChromebookと同じ。だから、Chromebookをキャンディバー(棒飴)サイズのスティックに収めたものだ。Chromestickと呼ばないのが不思議だね。

HDMIスティックだから、外回りの社員に使わせたい企業や、屋内(〜店内)ディスプレイ用に使いたい企業が主なターゲットだ。GoogleもChromebox用にその手を考えている。格好のおもちゃとして飛びつくハッカーも、たくさんいるだろうな。

なお、今回は説明を書ききれなかったが、コンバーチブル機Chromebook Flipは上の写真だ。

Asus Chromebit

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

Google、Pixelに新モデル投入―パワーユーザー、デベロッパーに最高のChromebook

GoogleのChromebook Pixelはデビュー以来ずっとChrome OSに何ができるのかをGoogleがデモするためのフラグシップマシンだった。今回発表された新モデルもその伝統を受け継いでいる。

外観はほとんど変わらず、デザインの一新を期待した向きに残念だが、新Pixelは旧モデル同様、金で買える最高のChromebookだ。最安モデルが999ドルで、お買い得といっていいだろう。Googleは旧版の長所はそのままにさまざまな改良を加えている。特にバッテリー駆動時間は大きな改良点だ。 以下詳しく紹介したい。

まず基本スペックから見ていこう。新Pixelは2モデルからなる。999ドルのCore i5(2.2 GHz Broadwell-U)モデルには8GBのメモリー(旧版は4GB)と32GBのSSDが搭載される。1299ドルのCore i7 LS(2.4 GHz Broadwell-U)モデルには16GBのメモリー、64GBのSSDが搭載される。両モデルともIntelのHD Graphics 5500 GPUを装備し、重量は3.3ポンド(1.5kg)だ。LSというのはludicrous speed(馬鹿げたスピード)の頭文字だそうで、Googleもやり過ぎを自認しているハイパワーモデルだ。しかしChromebookのアプリを開発するデベロッパーにとっては最適のマシンだろう。

今回の新モデルはWi-Fiのみで、LTEモデルは発表されなかった。私の取材に対してGoogleの広報担当者は「ほとんどのユーザーがスマートフォンからテザリングして利用していることがわかったので、LTEに資源を割くことはしなかった」と答えた。

両モデルとも当面、アメリカのGoogleオンライン・ハードウェア・ストア のみで販売される。新Pixelが外国で購入できるようになる時期についてはまだ発表がない。ただしイギリスでは来月発売が開始されるという情報をわれわれはつかんでいる。

地味なアルミの筐体、ディスプレイの裏にLEDで光る細いライトバーがあるところを含め、新モデルの外観は旧モデルとほとんど同一だ。

ディスプレイを開いても依然として違いはわずかだ。キーボードは多少タッチが改良された。2560 x 1700の(美しいが反射が強い)12.95インチ・タッチスクリーンは239 ppi、430万ピクセルという高精細度だ。

ただしPixelの内部は完全に一新されている。 第5世代のi5 CPUはGoogleのOctaneベンチマークで旧モデルの21,711ポイントに対し、24,392ポイントを叩き出す。

もっともウェブサイトをブラウズするなど日常の利用ではプロセッサーの差はあまり意識されないかもしれない。しかし旧モデルはすぐに熱くなりファンがうるさく回り始めた。新モデルでは今のところファンは回らず、熱くもならない。

バッテリー駆動時間、USB Type-C充電

新Pixelのバッテリー駆動時間は大きく改善された。旧モデルはおよそ5時間で死亡したのに対し、新モデルは約12時間もつ。私の1週間のテストでも10時間は確実に作動した。つまり仕事でまる1日使った後、さらに家で1時間くらい寝そべってウェブを見ることができるわけだ。

バッテリー駆動時間の改良でGoogleが取った戦略は興味深い。新しいスクリーンは「コンテンツ対応バックライト」を装備する。さらに、最近普及が進み始めたパネル・セルフ・リフレッシュテクノロジーを用いており、静止画が表示されている間GPUを停止させることによってかなりの省電力を実現する。キーボードのバックライトも入力が30秒以上ないと自動的に減光する。

仕事でまる1日使った後、さらに家で1時間くらい寝そべってウェブを見ることができる

また新Pixelには高速充電モードが用意されている。これは15分間の充電で2時間の駆動時間が得られる。充電を忘れてきたことに外出先で気づいたときなど役立つ機能だ(もちろん電源が手に入ればだが)。フル充電には1時間半ほどかかる。

新Pixelでいちばんおもしろいのは充電の方法 だ。裏表兼用のUSB Type-Cポートが左右両サイドに一つずつ設けられており、 Chromebookで、というかノートパソコン全体でも新MacbookMacBookに次いで、次世代USBを採用 する最初のモデルとなっている。

GoogleのBowersは私の取材に対して 「ここでわれわれが目指している重要なイノベーションはユニバーサル充電の実現だ。毎日外出のたびに1ダースもの異なる充電アダプターを持ち歩くのは煩わしい」と答えた。Pixel担当のプロダクト・マネージャー、Adam Rodriguezも「ほとんどのスマートフォンは(Appleを別にして)標準的なmicro-USBポートからの充電が可能だ。そろそろノートパソコンにも標準化が実現してよい時期だ。USB Type-Cは100Wまでの電力を供給できる。これならハイエンドのノートの充電にも十分だ。このシステムは非常によく考えられているので、スマートフォンに小電力を供給するのにも使える」と指摘した。

Googleは細部にもこだわる.

Type-Cポートはもちろん充電だけでなく、周辺機器とのデータ交換の役割も果たす。アダプターを通じてディスプレイその他の周辺機器と接続することができる。Google自身もType-CとUSB、HDMI、 標準ディスプレイ・ポートとの接続など、いくつかのアダプターを用意している。またいかにもGoogleらしく、Chromebookのハードウェアを接続するアダプターの仕様を公開し、オープンソース化している。Google製アダプターは、 Type-C/USB Aが12.99ドル、HDMI、DisplayPortアダプターが39.99ドルだ。

タッチスクリーン

最初のモデル以来、Pixelはタッチスクリーンを装備している。新モデルでも大きな変化はないが、Googleによれば色彩が前より鮮やかになったという。

私はPixelの旧モデルを使っていてタッチスクリーンが弱点だと感じることが多かった。なるほど作動はするが、アプリがタッチに最適化されているとはいえず、あまり魅力を感じなかった。GoogleがAndroidアプリ多数をChrome OSにポーティングし始めたので、新モデルのユーザー体験は改善されそうだ。

Chrome OSはフル機能のOSらしくなってきた

スクリーンで依然として気に入らないのは反射がひどいことだ。見やすくするためにスクリーンを明るくしなければならないことがたびたびあった(そうするとバッテリーのもちが悪くなる)。Pixelは室内向けのマシンで、天気のよい屋外で使うのは難しい。

一方、Googleが3:2のアスペクト比を守っている点は良い。 ノートパソコンでは16:9や16:10が標準的だが、私は高精細度スクリーンはワイドな方が好きだ。標準的なアスペクト比を好むユーザーの場合、1600 x 1062が快適な解像度だろ。最大の2560 x 1700に上げると私の目にはやや小さすぎる。

ライトバー

蓋(ディスプレイの裏)に設けられたライトバーはPixelで一番目立つデザイン要素だが、新モデルではこれに多少の実用的な機能が加わった。蓋を閉じた状態でライトバーをタップするとバッテリーの充電量が表示される。小さな点だが、最近のGoogleが細部にもこだわる一例だ。また、蓋を開いてパソコンを使いはじめるとライトバーはLEDで光るようになった。

やはり最高のChromebook

もしChrome OSのいろいろな制限が不満なら、PixelでUbuntuを走らせることができる。しかしGoogleの最近のアップデートでChrome OSはフル機能のOSらしくなってきた。つまりオフラインでもある程度機能するようになった。もちろんハードディスクのスペースは限られているが、このマシンのメインのターゲットであろパワーユーザーやデベロッパーにはプロセッサーが強力になり、バッテリーのもちがよくなったメリットが大きいだろう。この種のハードウェアを必要とするユーザーにとって、きわめて高品質でお買い得でもあるモデルとなったといえる。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+


Acerが高価なChromeboxを発売、ストレージはSSDでRAM 8GB、4kのモニタをサポート

Chrome OSがデスクトップ機に載ると、ユーザに提供できるオプションはそれほどない。しかしAcerが今日リリースしたやつは、ちょっとしたモンスターだ。その薄くて小さなボックスには、そのほかのChromeboxの倍近いお値段の強力なマシンが入っていて、その性能を聞いたら誰もChrome OS機だとは思わないだろう。

このCXI Chromeboxと呼ばれるかわいいマシンにAcerは、第四世代のデュアルコアCPUと言われるIntel Core i3 4030Uを投入している。ローカルストレージは16GBのSSDで、RAMは最大8GB、4Kのモニタを駆動できる。

お値段はRAM 4GBのが350ドル、8GBなら400ドルだ。HPやAsusのChromeboxの倍近いが、まあこの仕様なら、これぐらい行くだろう。

GoogleのChrome OSは、いろんな業界にお友だちができつつある。昨年末のIDCの調査では、このオペレーティングシステムを搭載したラップトップ、いわゆるChromebookが、2014年の全機種中で売上トップだった。Microsoftは最近、Chrome OSの成長に対抗するため、OEM向けのWindowsの価格を下げ、またこれを受けてHPなどの企業は低価格機を発売した。でもこのAcerの新機種が示しているのは、ChromebookとChromeboxがますます好調であること、そして、Microsoftはもっと正しい答を見つける必要があることだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa


Google Chromebook、米国小学校市場で売上トップに(IDC調べ)


Google Chrme OSは予想外の長期ヒットになるかもしれない ― 米国の生徒たちのおかげで。IDCの最新レポートによると、K-12(幼稚園と小学校)市場においてChromebookは、2014年で最もよく売れたデバイスだった。

Chromebookが学校で成功している理由には、おそらくいくつか要因がある。Googleがこの分野での販売に力を入れていること、および同社の制度がこのChrome OSノートPCの普及を後押ししていることだ。例えば同社は、今秋大学生向けにChromebook貸出しライブラリーを提供するプログラムを開始したが、さらにGoogleは、K-12をターゲットに20セット以上買うと割引きになる特別なChromeアプリ教育パックも提供している。

Googleは、Chromebookが学校への展開に成功している理由として、端末の管理が容易であることを強調している。IT部門による大がかりなサポートは不要であると検索の巨人は言う。しかし、ChromebookがK-12のタブレットおよびノートPC市場で成功している最大の理由は、ほぼ間違いなく価格だ。―括購入割引を受ければ、このブラウザー中心のパソコンは、従来のWindowsノートよりもiPadよりも低価格になり、ウェブベースの生産性アプリの成長と共に、Chrome OSのデスクトップOSに対する弱点も日々克服されている。

K-12での好調は良い兆候だが、Chromebookが生徒たちを学生時代だけでなく社会人になってからもフォローできることを示すためには、まだGoogleのやるべき仕事は多い。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


Adobe、ChromebookおよびChrome上で動作するPhotoshopの提供を開始

Photoshopのような複雑なアプリケーションを動かすことができないので、GoogleのChromebookは実用的ではないという意見もあった。しかし、これからは非実用性を訴えるのには、別の例を探す必要がある。そう、PhotoshopがChrome OSおよびChrome for Windows上で動作するようになったのだ(まずは米国内の教育機関向けサブスクリプションに登録している利用者向け)。

まずはAdobeの教育機関向けCreative Cloudに登録している人に向けての提供となる。プロダクトのベータテストとしての役割も持つわけだ。サービスの一般提供開始がいつになるのかはまだ明らかになっていない。来週にはMAXカンファレンスが開かれ、これは発表の舞台としてはふさわしいものではある。但し、そこで一般公開となると、ベータテスト期間があまりに短いものとなってしまう。Adobeは今のところ、教育機関向けサービスの利用者は、少なくとも6ヶ月間はストリーミング版Photoshopを提供するとしている。

Adobeによると、提供するストリーミング版はPhotoshopの機能をほぼすべて備えたものであるとのこと。ネットワーク上で動作するため、ローカルデバイスへのインストールなどは一切必要ない。また、ファイル操作はすべてGoogle Driveを使って行われることになる。GPUを使った機能と、印刷機能については省かれている。

現在流通しているPCおよびChromebookであれば、このPhotoshopを動作させることができるそうだ。ただし回線速度は5Mbps以上を推奨するとのこと。ダイアルアップではさすがに使えないようだ。利用中に接続が切れてしまったような場合、Google Driveのリカバリフォルダに最終段階のものが保存されるようになっている。

今年になって、AdobeはPhotoshopの一部機能を利用できるようにするCreative SDKをモバイル開発者向けに提供開始していた。しかし今回実現されたストリーミング版Photoshopは、そのSDKを用いたものとは全く別モノだ。Adobeがアプリケーションの配布手段としてだけでなくクラウドを使ったサービスに広く取り組んでいることの証と捉えることもできよう。今後は、ストリーミング版に以前買収したAviaryの技術を統合してくることになるのかもしれない。

ストリーミング版を、まずPhotoshopから始めたのは当然のことと言えるだろう。フル機能のビデオ編集アプリケーションをストリーミング可するというのは現実的ではないかもしれない。しかしDreamweaverや、あるいはIllustratorなどであればストリーミング可もできよう。但し、利用者数でみればPhotoshopよりはるかに少なく、マーケットの反応を十分に得ることができにくいわけだ。

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(翻訳:Maeda, H


Chrome OSの画面が‘Material Design’的になるとどうなるか、というプレビューが登場

Googleのユーザインタフェイス部品はそのうちすべて’Material Design‘ふうになり、Android LやChrome OSも、この徹底的なビジュアルのオーバホールから免れることはない。 9to5Googleによると、Googleの”Happiness Evangelist”(幸せのエヴァンジェリスト)François Beaufortisが今日(米国時間7/18)ポストしたプレビューには、Material DesignをベースにしてアップデートされるGoogleのモバイルOS、Android Lでお目見えした、カード状のマルチタスク画面らしき、きわめて初期的なデザインが見られる。

この新しいルックスは、まだラフスケッチ的ではあるが、GoogleのそのほかのMaterial Designの画像とはっきり似ており、Chromium OSのプレリリースビルドとしてならすでに可利用であり、怖いもの知らずの何でも試したいタイプの人は、その上で今後のアップデートをリアルタイムで目撃することもできる。

このルックスがおもしろいのは、GoogleのそのほかのMaterial Design努力に似ているだけでなく、AppleのTime Machineや、MicrosoftがWindows 7で導入したスタック的(積み重ね的)なマルチタスク画面にも似ていることだ。こういうカード的なレイアウトのマルチウィンドウは前からあるが、それが今後はGoogleのあらゆるUIを支配するのだ。ただしもちろん今はテストの段階だから、Chrome OSの最終リリースではかなり変わっているかもしれない。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Chrome OSにAndroidアプリがやってくる…スマホとの連続性機能も

これは前から噂があるので意外感はないが、Googleの今日の発表によれば、AndroidのアプリがChrome OSのアプリケーションとして提供される。そのやり方は、Chrome OSのデスクトップ上でAndroidエミュレータが動き、そのアプリケーションをランチャに置くこともできる。

Sundar Pichaiが行ったデモでは、スマホのアプリよりもタブレットのアプリの方が、このやり方に合っているようだ。でもGoogleが、ChromeとAndroidを接近させようとしていることは確か。一般ユーザへの提供がいつになるのか、よくわからないが、Pichaiは日程等に関しては何も述べなかった。

今日のI/Oカンファレンスでは、Chrome OSの連続性(continuity)機能がいくつか発表された。たとえばユーザのスマホが近くにあるときにはChrome OSは自動的に自分をアンロックし、電話やテキストメッセージの入信に対して、Chrome OS上の通知がトリガされる。ただし、今年初めに発表されたAppleの連続性機能のように、電話をデスクトップ上で受けることはできない。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


次のChromebookは、持ち主のスマホが近づくと自動的にアンロックされるかもしれない

パスワードは本当に頭に来る。将来はパソコンにログインしなくてよくなるかもしれないが、Chromebookはそんな機能を標準塔載する最初のパソコンになるかもしれない。Android PoliceがChrome OSデベロッパープレビューの中にヒントを見つけた(via 9to5Google)。最新ビルドに入っていたコードが、自分のアカウントに登録しておいたAndroid端末が近くに来ると、Chromebookがアンロックされる仕掛けを示唆している。

この「Easy Unlock」なる機能には、グラフィックベースのわかりやすい説明画面まで用意されているが、実際の機能はまだ提供されていないので、たとえあなたが最先端のデベロッパーでも、自分用にビルドして新機能を試すことはできないだろう。それでも、これがGoogleの単なる思いつきでないことはわかる。

Googleは、パスワードの代わりに物理的認証を使うことをかなり前から考えており、昨年1月にはパソコンのUSBポートで使う暗号カードの開発に取り組んでいることを本誌が報じた。この種の認証には特殊な専用ハードウェアよりもスマートフォンの方が手軽なのは明らかであり、さらにGoogleは、本物の人間かどうかを検出する自社製のCAPTCHAソフトウェアを騙す方法も見つけていることから、ハードウェアによる解決には、今後ログインだけに留まらない応用の可能性がある。

これがChrome OSの一般向けリリースに実装される可能性は十分にあるが、次のChromebookが出てくるのはまだ数ヵ月先になるだろう。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


Chrome OSの(広告ネットワークChitika上の)Webトラフィックシェアは最近の半年近くでほぼ倍増

この前聞いた話では、Chrome OSは企業による利用が急速に増えている、ということだったが、しかし広告ネットワークChitika最近の調査によると、まだまだニッチの住人のようだ。Chitikaのネットワーク上でカナダと合衆国のChrome OSユーザからのトラフィックは、2013年9月から2014年1月までの5か月で倍増し、ほぼ30万サイトに達した。といっても、同ネットワークの全ビジターの0.1%から0.2%に増えたにすぎないのだ。

Linuxは、Chrome OSを支えている黒子でもあるけど、Linux単体ではChitikaのネットワーク上で全トラフィックの1.9%を占めている。

でも、Chrome OSのラップトップはAmazonなどでよく売れていて、その多くが学校や大企業で使われている。だから、Chrome OS機を使っているユーザと、Chitikaの広告が載っているサイトのビジターと完全に重なるわけではない。しかもChrome OS機は、イントラネットの上で使われているマシンが多いのかもしれない。

約1年前には、Chrome OS のChikitaのユーザシェアは0.07%だった。その0.07%ですら、2012年の6月からでは700%の増になり、PlayStationからのトラフィックと肩を並べていた。

Chrome OSラップトップとデスクトップは、今後メーカー数が増えると思われるので、それに伴いユーザ数も引き続いて増加するだろう。まだ当分ニッチに住みつづけることは確かだとしても、Microsoftはすでに相当意識しており、またGoogleがこの製品を本気で押していることも確かだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Chrome OS機からWindowsアプリケーション/デスクトップに容易にアクセスできる環境をGoogleとVMwareが提供

GoogleとVMwareが今日(米国時間2/1)、企業のChromebookユーザが、これまで使ってきたWindowsアプリケーションやWindowsデスクトップに容易にアクセスできるための技術を共同開発中した、と発表した。VMwareがクラウドからDaaS(Desktop as a Service)として提供するHorizonをChromebookユーザが利用して、従来からのWindows体験に接続できるのだ。なおHorizonは、VMwareのプロトコルHTML5 Blastを使用している。

Chrome OSからWindowsマシンへのリモートアクセスは、Googleが提供しているRemote Desktopで前からできるし、サードパーティ製の類似サービスもいくつかある。ただしそれらは、リモートアクセスに企業が求めるセキュリティが、あまり強力ではない。両社の今日の発表によると、Chrome OSデバイスを配備している企業がこのところ増えているが、そのような企業がこれからは、企業向けに本当にふさわしいソリューションを利用できるようになる。

またGoogleによると、VMwareのHorizonはChromebookのために最適化されているDaaSであり、“顧客はあちこちのデスクトップ環境をクラウドサービスとして一点集中型で管理できる”。これまでこのサービスは、VMWareのパートナー企業が有料会員制のクラウドやハイブリッド展開で使っているだけだった。

VMwareによると、ユーザはこのサービスを利用して自分たちのWindowsアプリケーションやデータやデスクトップに、Chromebook上のWebアプリケーションカタログからアクセスできる。近いうちにChromebookユーザ(とそのITアドミン)は、このサービスをChrome Web Storeからインストールすることもできる。

GoogleはこのところChromebookなどのChrome OSデバイスにいよいよ本気だから、それらからユーザがふつうに、レガシーのWindows環境にアクセスできることにも、本気で取り組まざるをえない。Googleは今日の発表声明の中で、“Windows XPのサポート終了が迫っているので、DaaS環境を利用する形でのChromebookの採用がますます増えると思われる。この環境について前から言われていたセキュリティの不備やアプリケーションの互換性の問題、マイグレーションコストの問題などは、過去のものになるだろう”、と言っている。

今日の発表の目的は言うまでもなくマーケティングだが、今動いているWindows XPにはセキュリティの問題がある。しかしGoogleは、当面のXP代替だけでなく、もっと大きな市場もねらっている。それは、Chrome OSが、これまでのすべてのデスクトップオペレーティングシステムに取って代わることだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Google、999ドルのビデオ会議システムChromebox For Meetingsをローンチ―近く日本でも発売へ

今日(米国時間2/6)、マウンテンビューの本社でGoogleはプレスカンファレンスを開き、Chromebox for Meetingsというビデオカンファレンス・システムのローンチを発表した

これはASUS製Core i7搭載のChromeboxにリモコン、カメラ、マイクを接続したもので価格は999ドルだ。ビデオ会議のバックエンドにはGoogleハングアウトが用いられている。VidyoUberConference (こちらは電話が使える)など既存のビデオ会議システムの手強いライバルとなりそうだ。

販売されるシステムには、テレビ会議を開くために必要なハードウェアがディスプレイ以外すべて含まれている。最初の1年間はユーザーは999ドル以外にサービスの使用料を支払う必要はない。2年目以降も引き続き利用するには年額250ドルの料金を支払う必要がある。

このプロダクトはアメリカでは本日から発売された。近く日本、オーストラリア、カナダ、フランス、スペイン、イギリスにも導入される。アメリカの場合、企業はCDWを通じて、小売業者はSYNNEXを通じて購入できる。数ヶ月以内にHPとDellもChromebox for meetingsの取り扱いを開始する予定だという。

今日のイベントで、Googleのプロダクト管理担当副社長、Caesar Senguptaは「ビデオ会議のテクノロジーがこれだけ進歩したのに、企業がビデオ会議を実行しようとすると依然ハードルが高い。Googleは社内向けに各種のビデオ会議のソリューションを開発してきた。今回、その一部を外部に提供することにした」と語った。

このシステムはGoogleカレンダーと密接に連携しており、会議スケジュールの作成を助ける。会議室にシステムを設置するとディスプレイにはそのシステムで予約された会議のスケジュールが表示される。設定はChromecastとほぼ同様でUIもよく似ている。

バックエンドにハングアウトを利用しているため、このビデオ会議にはハングアウトがサポートするあらゆるデバイスが利用できる。Chromebox for Meetingsは15種類のビデオ・ストリームのフォーマットをサポートする(ハングアウト自体は10種類)。こうしたビデオストリームはインターネットの公開された部分を通過するので、すべて暗号化されている。

ハードウェアはUSBポートを4つ備えたIntel i7搭載のChromeboxにLogitech HDカメラ(帯域幅に応じて解像度を自動的に調整)、音量調整可能なマイク、リモコン、フルサイズのQWERTYキーボードなどが付属する。Chromeboxの接続には超小型のUSBアダプタが用いられる。

ソフトウェアはできる限りのシンプルさを追求している。会議を始めるにはリモコンを取り上げるだけでよい。パスワードやPINコードを打ち込む必要はない。予約されていない時間であればユーザーはいつでも会議を始めることができる。他の会議の予約時間が来ると、ユーザーはセッションを終了するよう丁重に促される。

他のビデオ会議では新メンバーが参加するたびに大きなピン音で知らされるが、Chromebox for Meetingsでは参加者はデフォールトでミュートされている。誰かが話しはじめるとミュートが解除される。

他の企業向けChromebookシステムと同様、 ChromeboxはChromeOS管理コンソールからリモートで管理できる。

Googleはこのシステムを社内でテストすると同時に、Lytro、Gilt、SoftBank、Yelpをベータテストのパートナーに選んだ。Google側の責任者、Senguptaによれば、「ビデオ会議を頻繁に行うことは離れた場所のチーム間の信頼を増し、企業文化の一体化を促進する」ということだ。

「これまでのビデオ会議システムは高価で設置も複雑過ぎた。そのためビデオ会議を利用できるのはトップクラスの幹部に限られていた。われわれはこのビデオ会議システムが全社的に導入されることを期待している」とGoogleは述べた。このシステムの値段はサンフランシスコ、ニューヨーク間の飛行機のチケットより安いのだから、そういうことになるかもしれない。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


PC大手DellもChromebookに参入, まず11インチのCeleron機で教育市場をねらうがそのあとの製品企画もある

DellもついにChromebookゲームに参戦してきた。同社も先行者たちと同様に、Windowsマシンの不調を、何かで埋め合わせなければならないのだ。ただしDellのChromebook/Chrome OS戦略はターゲットを限定し、最初は学校とその児童生徒たち向けの11インチラップトップを作っている。

発売は来年1月で、価格は300ドル以下となる。そして合衆国とイギリスではDell.comで売られる。プロセッサは〔Insipiron 11と同じ〕Celeron 2955U、電池寿命10時間、内蔵フラッシュストレージ16GB、RAM 4GB/2GBとなり、ディスプレイは1366×768、Webカメラは720pでビデオ会議にも使える。802.11n Wi-Fiあり。厚さ1インチ弱で重量3ポンド弱と軽い。I/Oは、USB 3.0 x 2、HDMI、Bluetooth 4.0だ。

〔ここにスライドが表示されないときには原文を見てください。〕

これは、既存のChromebookにとって強敵のようだ。とくに電池寿命はコンピュータの終日利用に対応しており、他機を大きく引き離している。画面の解像度ではGoogleのChromebook Pixelには及ばないが、発表された仕様を見るかぎり、遅まきながらデスクトップコンピューティングの一勢力になろうと志したGoogleの姿勢に関心のある人たちの、最人気機種になりそうだ。

Dellによると、同社は教育市場をねらった本機に続いて中小企業や一般消費者向けの低価格機としてのChromebookシリーズを出していく、という。ということは、ChromebookはDellのメインラインに加わる、という位置づけになる。ChromebookはPCのOEMたちのあいだで、いわば一種の流行だが、教育を手始めに手広くターゲットを広げていこうとするDellの本格的な取り組みは、Chrome OSの将来を占う大きな指標になるかもしれない。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


HP Chromebook 11のリビュー, 安いわりには頑張ってる

Googleの秋の収穫物の中にはChromebookがいくつかある。HPのやんちゃ息子HP Chromebook 11もそのひとつだ。何もプリントされていない真っ白のプラスチックのふたを見ると、MacBookの弟かと思ってしまうが、でもこの小さなかわいいChrome OSノートブックを、そんな大物にたとえるのは可哀想だ。

基本仕様

  • ディスプレイ: 11.6インチ, 1366×768
  • プロセッサ: Samsung Exynos 5250デュアルコアARM製
  • RAM: 2GB DDR3
  • ストレージ: 16GB
  • 通信: デュアルバンド 802.11n Wi-Fi, Bluetooth 4.0
  • ポート: USB 2.0 × 2, 充電とビデオ出力はmicroUSB
  • メーカー希望小売価格: 279ドル
  • 製品情報のページ

デザイン

HP Chromebook 11はChromebook Pixelと同系のデザインで、それは良いことだ。あっさりしていて、ケース外側にはChromebookのサインである細いカラーバンドしかない。それらの色はGoogleの商標カラーだが、 その一つがキーボードのまわりやケース裏のゴム足にも使われている。

〔スライドは日本語版では不調のため、原文のページをご覧ください。〕

  1. chromebook-11-high-front

  2. chromebook-11-high-angle

  3. chromebook-11-rear-angle

  4. chromebook-11-keyboard

  5. chromebook-11-side

  6. chromebook-underside

もちろん、Pixelと違ってケースはプラスチックだから、やすっぽい感触はある。裏にややへこみがあり、また、つや消しではないから指紋がいっぱい付く。でもエッジのまるさ、本体の薄くて控えめなデザイン、そして2ポンド強という軽さは、279ドルのマシンにしては上出来だ。Pixelに次いで、魅力的で使いやすそうなChromebookと言えるだろう。

性能

Chromebook 11の外見は見事だが、しかし中身はスマートフォンの中級機といったところだ。そのことは、すぐ分かる。フラッシュメモリのおかげで、立ち上がり、スリープからの復帰、そしてリジュームは速い。しかし画像の多いWebサイトでは、画像ロードに時間がかかり、遅くなる。1080pのストリーミングビデオもまあまあ見られるが、そのなめらかさはスマートフォンの高級機と比べても劣る。

もちろん、ARMのプロセッサだから、小さなサイズのわりには、電池は完全充電の状態から5時間以上はもつ。Android携帯の充電器を持ち歩いている人が多いと思われるから、充電をmicroUSBでやるのも、気が利いている。でも電池寿命はAcer C720で8.5時間、あの肥満児Pixelでもほぼ5時間だから、それほど威張れる仕様ではない。

Chromebook 11は、たくさんの妥協をしている。スピーカーをキーボードの下に置いたのは名案だけど、キーボードをタイプしながら音楽を聞くと、自分の指がスピーカーのあちこちを隠すから、音がおかしくなる。ケースをすっきりさせるためにポートを最小限(USB×2, microUSB, ヘッドフォンジャック)にとどめたのは良いけれど、SDカードのスロットはあるべきだった。また、チャット用のフロントカメラが低品質なのはよいが、USBカメラが発明されたばかりの時代にタイムマシンに乗って戻ったような気分になってしまう。

ディスプレイ

11.6インチのディスプレイはSamsungのChromebookなどに比べると(全体の作りも)良いが、今のスマホ高級機ほどの解像度はないだろう。発色も良いし、視野角も良いが、それはあくまでも、“このお値段にしては”という前提が付く。

アスペクトレシオは、映画を見るのに最適だ。これだけ安いノートブックの中では、たぶんベストだと思う。画面の良さを最優先する消費者なら、このHP機を買ってがっかりすることはない。

バッテリー

Chromebook 11は電池寿命5時間をうたっているが、ぼくが比較的控えめに使った体験でも、それぐらいは行く。でも、電池をもうすこし欲張れば本機は、プロが優秀なバックアップ機として買う、という製品にもなったと思われる。仕事用には、5時間はきびしい。

結論

279ドルのHP Chromebook 11の性能を酷評するのは見当外れだが、でもGoogleが低価格Chromebookのマーケティングに本腰を入れる気なら、この程度の、“まあまあ”の製品で市場を強力に切り開くことは、まずできないだろう。しかしドックに入れたスマホに毛が生えた程度の…そしてWeb主体の…セカンドマシンが欲しい人にとっては、バッグに気軽に放り込んで、街中でもまったく神経を使う(盗難、紛失・置き忘れ、衝撃事故、…)必要のない本機を十分愛用できると思う。そんな人にとっては、本機の小ささと軽さと画面の良さが魅力になるだろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


279ドルのHP Chromebook 11はマイクロUSBで充電, ディスプレイはIPS液晶を使用

GoogleのChromebookは、徐々に各社の製品が増えているが、今日(米国時間10/8)はHPからHP Chromebook 11が売り出された。この定価279ドルのデバイスは、白い筐体がAppleのMacBookの白を思い出させるが、もう一つの色塗りバージョンはGoogle Chromeのロゴの色を使って、やや強い印象に仕上げている。

このChromebookは、SamsungやAcerなどほかのパートナーの製品とよく似ているが、最高級の旗艦機、1600ドルのChromebook Pixelには似ていない。HP 11が超強力なPixelとは違う市場をねらっていることは確かだが、でも基本的な機能では大差がない。

11はとても軽くて、2.4ポンドしかない。そしてちょっとびっくりするのは、Androidスマートフォンやタブレットをはじめ、今の多くのモバイルデバイスが必ず使っているマイクロUSBを充電用に使っていることだ。だから同梱の充電器でNexus 4を充電することもできる。電池寿命は6時間とされているから、立派なものだ。もちろんMacBook Airが使ってるような終日型の電池には負けるが。

ディスプレイは11.6インチのIPS液晶を使っている。これも、安い製品にしては立派。プラスチックケースの内側はマグネシウムのフレームなので、耐久性も良さそうだ。HPは、スピーカーも自慢している。キーボードの真下にあるので、音質が良いそうだ。でもぼくはまだ、実際に音を聞いていない。

プロセッサはSamsung Exynos 5250だから、ビデオの多用は無理かもしれないが、しかしベースがChrome OSだから、意外といけるかもしれない。Linuxとのデュアルブートは、ビデオ処理の高速化には寄与しないが、でも一人のChromebookオーナーとして言わせてもらえば、絶対にやるべきだ。

HP Chromebook 11自身について言えば、これはWebとブラウザがコンピュータ利用のすべて、という人向けの製品だ。ほかの面倒なことは、いっさいしない人。しかしChromeとChrome OSに関してはGoogleの開発姿勢は積極的で、サイクルも早いから、もっと‘高度な’ユーザ層にも、やがてアピールするかもしれない。Chromebookをこれから試してみたい人には、今Best BuyやAmazon、Google Play、そしてHPのオンラインストアでセールをやっているから、チャンスだ(イギリスではCurrys、PC Worldなど)。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


AndroidとChrome OSにとってPCの全世界的低迷はビッグチャンス

世界のPC市場はこのところ一貫して縮小傾向が続いていて、今メーカー企業は次の成長製品を躍起になって探している。たとえばPCメーカーとしては大手に属するAcerは、WSJ紙によると、Windowsに代わる次世代製品を見つけて、主力製品をそれに切り替えたいと願っている。このような声はやがて、Acerの独唱から業界全体の合唱に変わると思われるが、それはGoogleにとっては大きな朗報だ。

Acerは、PC市場の縮小ぶんをWindows以外の製品で補おうとしている。しかもそれを、迅速にやりたい。スマートフォンとタブレットはAndroidに当然落ち着くが、昨夜(米国時間8/7)行われたAcerの四半期決算報国でAcerのJim Wang社長は投資家たちに向かって、“Chromebookに新たな市場がある”、と述べた。

すでにAcerには、Chromebook C7がある。その199ドルの製品はこれまでのネットブックとの共通点も多いが、OSがChrome OSだ。このGoogleのデスクトップオペレーティングシステムは、Chromeブラウザの機能を拡張してOSふうに仕立てたソフトウェアだ。Wangによると、2013年ではAcerの売上の10~12%がChrome OSとAndroid製品になり、2014年にはこの比率が30%に跳ね上がる。2013Q2に関しては、Chromebookの社内売上シェアはわずか3%だが、もはや空きというもののない、凝り固まったPC市場における、まだ実験的なOSの成績としては、3%は大きい。

他社の見方も、ほぼ同様だ。AsusのJonney Shih会長の見解では、Windows RTは元気のないPC市場に活を入れることに成功していない。しかしその一方で、Nexus 7には将来性を感じるので、先月に出た新バージョンでもGoogleとのパートナーシップは継続している。

これまでは、PC市場の低迷とAppleの活況、という構図があった。PCの売上減vs.iPadの急成長、という状況は、WindowsノートブックからiPadへの乗り換えが起きている、とさえ思わせた。しかし前四半期では初めてiPadの売上がダウンした。それは2013年の初めに出た新バージョンの影響もあると思われるが、しかしPCの低迷から漁夫の利を得ているのはApple製品だけではない、ということの兆候かもしれない。

GoogleのモバイルOS(Android)を載せたタブレットはなかなかファンをつかめなかったが、しかしこのところ調子を上げてきた。対照的にWindowsは、この市場で依然として苦戦している。まだ微々たる勢力のChrome OS製品も、関心を持つ人は増えている。対してWindowsは、7が8になったからといって関心層が増えるということはない。これまでのPCをおもしろくないと思い始めた消費者が、何か新しいものを探すとき、店頭でChrome OSに出会うことは重要かもしれない。少なくともメーカーたちは、これまでどおりのMicrosoft中心のビジネスを、これからもだらだら続けるよりは、何か新しいものに賭けてみることが重要、と感じ始めている。しかもMicrosoftは、Windows 8.1で、8に導入したイノベーションの一部を撤回しているではないか。

Googleには、PC業界の低迷に乗ずるためのビジネスインフラが、かねてからある。同社のライセンスモデルは、既存のメーカーの、インフラをもっと有効利用したいという欲求に迅速に応じやすい。同社のモバイルオペレーティングシステムは今とても好調だから、各メーカーが採用しやすい。またGoogleブランドは今や、世界的な認知と信頼を獲得している。

ちょっと前までは、タブレットにAndroidを採用し、ノートブックにChrome OSを使うことは、Acerのようなメーカーにとっても、試す価値のないリスクだった。Windowsは、一定の売上を必ず確保できる安定的な投資対象だった。でも、今は違う。疲弊している消費者向けPC市場に大きな揺さぶりをかけるには、今が絶好のチャンスだろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Google、Chromecastを35ドルで今日から発売―居間のテレビに取り付けるとビデオコンテンツをストリーミング受信できる

GoogleからChromecastが登場した。名前でも推測できるとおり、GoogleのChromeブラウザ/OSをベースにして家庭の大型テレビにクラウドからコンテンツをストリーミングするデバイスだ。

Googleによれば「ChromecastはYouTube、Google Play、Netflix、Pandora、クラウド上の写真をHDTVにストリーミングするもっとも簡単な方法だ」という。コンセプトはApple TVに近い。Google TVと呼ばれなかったのは、残念ながらGoogleはすでにそういう製品を作ってしまったからだ。.

ChromecastはChrome OSが通常のコンピュータ以外の消費者向けデバイスに利用された最初の例となる。これまでChrome OSはデスクトップ、ノートなどのデバイスでのみ作動していた。今回Googleは居間のテレビに取り付けて、コンピュータだけでなくモバイル・デバイスからもストリーミングを受け取れるデバイスをChrome OSベースで開発した。

ChromecastはストリーミングにAirPlayタイプの方式を採用している。たとえばYouTubeの場合、AndroidないしiOSでサイトを訪問し、「他のスクリーンにキャストする」ボタンを押すだけでよい。とても簡単だ。

Chromecastは要するにAirPlayに対するGoogleの回答だ。ただしマルチプラットフォームをサポートしているところが違う。またいったんストリーミングを開始すればスマートフォンなどのデバイスは別の作業に移ることができる。それどこころかデバイスはスリープモードになっていてもかまわない〔注〕。これに対して欠点は(少なくとも現在のところ)、ChromecastデバイスはAirPlayほど多様なコンテンツをサポートしていないことだろう。

一方、良い点はどんなデバイスでもリモコンに使えることだ。あるデバイスでビデオのストリーミングをスタートし、そのデバイスをシャットダウンし、別のデバイスでコントロールを引き継ぐことがシームレスにできる。

同一のLANに接続しているデスクトップ・コンピュータもコントローラーに使える。キャスト・ボタンをクリックすればビデオのストリーミングが始まる。コンピュータはすぐに別の作業を始めてよい。

ChromecastデバイスそのものはテレビのHDMI端子に取り付ける小型のスティックでRoku Steaming Stickに似ている。Google TV担当副社長Mario Queirozは「セットアップがまったく簡単なことが特長だ」と述べた。

Chromecastは35ドルでアメリカで本日から発売されている。

〔日本版注:Apple TVの場合、iTunesをインストールしたデバイスからストリーミングされるコンテンツを受信してテレビに出力するのに対して、 Chromecastは無線LAN経由で自らウェブに接続し、コンテンツのストリーミングを受信してテレビに出力する。スマートフォンやコンピュータはどのコンテンツをストリーミングするかChromecastに指示するリモコンの役割だけを受け持つ。〕

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


Google、アプリ内購入機能をChromeのCanaryビルドに実装―やがてデスクトップにもフリーミアム時代が来る

Chromeはそれ自体がプラットフォームだ。そこでGoogleは機能のさらなる拡大に全力を挙げている。デベロッパーでChromiumエバンジェリストのFrançois Beaufortの TheNextWebへの投稿 によれば、次のステップはブラウザおよびChrome OSにアプリ内支払機能を組み込むことだという。つまりウェブ・アプリのデベロッパーはChromeをほとんどAndroidのようなモバイル・プラットフォームのように扱えるようになる。

現在この機能を利用するためにはいくつか制限がある。まずChrome Canary Buildのみに提供されているが、これは安定版から一番遠い実験版だ。またChrome Packaged AppsでGoogle Wallet App for Chromeをエンベッドしなければならない。おそらくこの機能が近々安定版で公開されることはなさそうだ。しかしやがてウェブ版ChromeアプリとChromebookコンピュータにこの機能が組み込まれることになる可能性は高い。

これはデベロッパーにとっては、モバイル・アプリで大いに成功している無料で試せるフリーミアム形式のアプリを開発することが非常に簡単になることを意味する。フリーミアム・アプリはAndroidのアプリの売上総額中で圧倒的なシェアを占めている。このことは最近のI/OカンファレンスでGoogleが疑問の余地なく強調していた

このニュースに符合するように、Mozillaはウェブ上での支払いの標準APIを開発中だ。これは先ごろ発表されたGoogle Walletのデジタル・コンテンツ購入のためのAPIに触発されて開発を決めたものだという。Mozilla側ではアプリ内支払機能については特に言及していない。Mozillaはオープンなウェブを目指しており、Google WalletのAPIのようにクローズドなChromeアプリ環境を対象にしていないからなのだろう。 しかし、将来はMozillaのAPIもアプリ内支払いに拡張されるかもしれいない。

ユーザーのモバイル化が進む中、アプリ内販売はデジタル・コンテンツのプロバイダーにとって最良の選択肢になりつつある。Androidの成功のおかげで大いにユーザーを増やしつつあるGoogle WalletとChromeを組み合わせることによってデスクトップでもその選択肢を拡大しようというのは非常に賢明な作戦だ。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


アプリは重要である

今日(米国時間3/4)私は、少しばかりChromebook Pixelを使う機会を得た。そして私は、Acer C7という非力だが最低限の仕事はしてくれる199ドルのマシンを日々利用している。私はChromOSもそのコンセプトも大いに気に入っている。ネットカフェやホテルのバーでちょっとしたブラウジングをするには実によくできている。しかしこれは、OSではない。

Linus Torvaldsが指摘するように、Pixelは驚くべきハードウェアであり、他のノートPCメーカーは一体何を考えているのかと思わせるほどだ。確かに高価ではあるが、タッチスクリーンは具合が良いし、ディスプレーは衝撃的に非しく、スタイリングはMacbookに引けを取らない。何も好きにならないMG(GはGrumpy[気難しい]のG)でさえ気に入った。

しかし、問題はアプリにある。Torvaldsがこう書いている。

私は今もこの上でChromeOSを動かしていて、日常の習慣的作業(即ちメールの読み書き)を試す分には十分だが、早いところ本物のdistroをインストールするつもりでいる。私にとってノートパソコンが有用であるためには、メールの読み書きだけでなく、コンパイルをしたり、自分のgitレポジトリ等を使える必要がある。

Linuxの生みの親で、ピュア・コンピューティングの鑑が「本物のdistro」をインストールしたいと言っている。

残念。

今のChromebookに出来ないのは、本物のアプリケーションを動かすことだ。現在私はC7をデュアルブートにして、UbuntuにSkypeをインストールしているが、この感覚をおわかりいたたけるだろうか。現実の環境では、ChromeOSはあのノートPCに内蔵されていてWindowsを立ち上げずにウェブと映画が見られる「プレOS」のようなものだ。何もかもはない。

これは容易に改善できる。プラットフォーム上で開発者が本物のアプリを作れるようにすればいいだけだ。何しろGoogleは「オープン」な会社だ、よね? 何とかしてSkypeとAudacityをChromOSに押し込む方法はあるはずだ。この美しい大画面も、そこで開くのがGmaiだけでは意味がない。

アプリは重要だ。誰もがWindows PhoneとBB10は成功すると騒ぎ立てるが、そのためはそれこそ山ほどたくさんのアプリが必要だ。熱心なデベロッパー集団と、お気に入りのプラットフォームのプログラムを書くためだめに無理してでもプログラミングを習おうというユーザー集団なしに勝つことはできない。ウェブベースのアプリは楽しいが、実用性という意味で理論上まだわれわれはそこに致っていない。このアプリケーションプログラミングの不気味の谷の中で、HTML5とそれに付随するテクノロジーは、不器用でぎこちなさすぎて、まるで最初のトイ・ストーリーに出てきた人間のようだ。真の実用性が出てくるまで焼き上げるには何年もかかるだろう。

それまでの間、われわれは絹の財布を豚の耳に(あるいは、Linuxに対するあなたの意見によっては、絹の財布をペンギンに)変えるしかない。私には、例えばオフクロがChromebookを買うことは薦められない、なぜなら彼女が親戚とSkypeしたい、と思った瞬間壁に突き当たるからだ。「でも、Google Hangoutsを使うこともできるじゃないか」と言うところまで議論を退行させることも可能だが、それでは問題は解決しない。人間とコンピューターの交流においては、何かをするためには複数の方法があるべきだ。その方法とは、残念ながら、SDKを一式提供することによって成される。

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(翻訳:Nob Takahashi)

アプリは重要である

今日(米国時間3/4)私は、少しばかりChromebook Pixelを使う機会を得た。そして私は、Acer C7という非力だが最低限の仕事はしてくれる199ドルのマシンを日々利用している。私はChromOSもそのコンセプトも大いに気に入っている。ネットカフェやホテルのバーでちょっとしたブラウジングをするには実によくできている。しかしこれは、OSではない。

Linus Torvaldsが指摘するように、Pixelは驚くべきハードウェアであり、他のノートPCメーカーは一体何を考えているのかと思わせるほどだ。確かに高価ではあるが、タッチスクリーンは具合が良いし、ディスプレーは衝撃的に非しく、スタイリングはMacbookに引けを取らない。何も好きにならないMG(GはGrumpy[気難しい]のG)でさえ気に入った。

しかし、問題はアプリにある。Torvaldsがこう書いている。

私は今もこの上でChromeOSを動かしていて、日常の習慣的作業(即ちメールの読み書き)を試す分には十分だが、早いところ本物のdistroをインストールするつもりでいる。私にとってノートパソコンが有用であるためには、メールの読み書きだけでなく、コンパイルをしたり、自分のgitレポジトリ等を使える必要がある。

Linuxの生みの親で、ピュア・コンピューティングの鑑が「本物のdistro」をインストールしたいと言っている。

残念。

今のChromebookに出来ないのは、本物のアプリケーションを動かすことだ。現在私はC7をデュアルブートにして、UbuntuにSkypeをインストールしているが、この感覚をおわかりいたたけるだろうか。現実の環境では、ChromeOSはあのノートPCに内蔵されていてWindowsを立ち上げずにウェブと映画が見られる「プレOS」のようなものだ。何もかもはない。

これは容易に改善できる。プラットフォーム上で開発者が本物のアプリを作れるようにすればいいだけだ。何しろGoogleは「オープン」な会社だ、よね? 何とかしてSkypeとAudacityをChromOSに押し込む方法はあるはずだ。この美しい大画面も、そこで開くのがGmaiだけでは意味がない。

アプリは重要だ。誰もがWindows PhoneとBB10は成功すると騒ぎ立てるが、そのためはそれこそ山ほどたくさんのアプリが必要だ。熱心なデベロッパー集団と、お気に入りのプラットフォームのプログラムを書くためだめに無理してでもプログラミングを習おうというユーザー集団なしに勝つことはできない。ウェブベースのアプリは楽しいが、実用性という意味で理論上まだわれわれはそこに致っていない。このアプリケーションプログラミングの不気味の谷の中で、HTML5とそれに付随するテクノロジーは、不器用でぎこちなさすぎて、まるで最初のトイ・ストーリーに出てきた人間のようだ。真の実用性が出てくるまで焼き上げるには何年もかかるだろう。

それまでの間、われわれは絹の財布を豚の耳に(あるいは、Linuxに対するあなたの意見によっては、絹の財布をペンギンに)変えるしかない。私には、例えばオフクロがChromebookを買うことは薦められない、なぜなら彼女が親戚とSkypeしたい、と思った瞬間壁に突き当たるからだ。「でも、Google Hangoutsを使うこともできるじゃないか」と言うところまで議論を退行させることも可能だが、それでは問題は解決しない。人間とコンピューターの交流においては、何かをするためには複数の方法があるべきだ。その方法とは、残念ながら、SDKを一式提供することによって成される。

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(翻訳:Nob Takahashi)

Google、Chrome OSノート、Chromebook Pixelを発表―Core i5、12.85インチ・タッチスクリーン、1TBのGoogle Driveつきで価格1299ドル、4月にLTE版も

P1110538

数週間前から噂になっていたGoogleのChromebookの新機種Chromebook Pixelが先ほど発表された

これまでのChromebookとは異なり、Pixelはクラウドのヘビーユーザーをターゲットにしたプレミアム・デバイスで、ハードウェアのスペックは強力だ。モニタは12.85インチ、2560×1700(435万ピクセル)、画面比率3:2、CPUはIntelCore i5、それに1TBのGoogle Driveストレージが3年間無料で利用できる。

またGoogleはVerizonと提携して近くLTE内蔵版を発表する。こちらは月100MBの接続とGoGoの機内WiFiサービスが12回分無料提供される。

Pixelの目玉はなんといっても239ppiの高密度スクリーンだ。 これはMacbook ProのRetinaディスプレイの220ppiをわずかだが上回る。Googleは「ノートパソコンで世界最高のピクセル密度を実現した」と誇らしげに語っている。

chromebook_pixel_specs

ベーシック版のWi-Fiモデルの価格はアメリカで1299ドル、イギリスで1049ポンドだ。PixelはすでにGoogle Play で購入可能になっている。また明日の朝にはアメリカでは一部のBest Buy、英国ではCurrys PC Worldの店頭にも並ぶ予定だ。LTE版は1449ドルでアメリカでは4月発売予定。Wi-Fi版はフラッシュドライブが32GBだが、LTE版は64GBに強化される。

GoogleはOEM先を明らかにしなかったが、台湾で組み立てられたと述べている。

今日、サンフランシスコで行われたプレスイベントでGoogleの副社長、Sundar Pichaiは「ハードウェアはすばらしいと思う。われわれはクラウドの住人であるようなパワーユーザー向けのデバイスを作りたかった。今やラウドにすべてを依存しているユーザーが存在する。そういう人たちにとってPixelは完璧なノートパソコンだ」と述べた。

P1110533

Pixelを最初に開いたユーザーがまず驚くのは画素密度の高さと同時に、横3、縦2という異例な画面比率だろう。Pichaiによれば、Googleはユーザーがこのデバイスをどのように利用するかを検討し、ウェブのコンテンツは依然として水平方向に表示されることが多いところから通常の16:10ではなく、3:2に決定したのだという。

タッチスクリーンには0.55mm厚のゴリラガラスが直接融着してある。Googleはこのスクリーンはスムーズに反応し画質も極めて高いとしている。私が実際に触ってみたところ誇張ではないとわかった。AppleのRetinaディスプレイに十分匹敵する。

Googleは「Pixelはハイエンド機だ」と強調した(その点は価格を見ただけでもわかる)。スクリーンの開閉は高級車のドアのようだし、アルミのボディーの角はスムーズに丸められて抱えたときの感触をよくしている。Googleはあらゆる面で機能の高度化を進めている。たとえば第3のマイクが装備されていて、周囲の雑音と同時にユーザー自身がキーボードを打つときに立てる音をキャンセルするようになっている(Pixelにはハングアウトその他のビデオチャット用に720pのウェブカムが装備されている)。

chromebook_pixel

しかしPichaiは「このデバイスはパワーユーザー向けだが、Chromebookのコンセプトは変わらない」と強調した。

またChromeブラウザ自体もタッチ操作のために最適化されている。たとえばメニューも指でクリックしやすいように大きくされている。Pichaiは「近いうちにあらゆるノートパソコンにタッチスクリーンが搭載されることになると思う」と述べた。

Macbook Airとの差を尋ねられて、Pichaiは「Pixelのスクリーンの方が解像度が高いうえにタッチスクリーンを備えている。Appleには、特に12インチ・クラスにはこうした機能を備えた製品はない」と述べた。

Pixelの価格に市場がどう反応するかは不明だが、Chromebookとして最高の出来栄えであることは間違いない。 ハードウェアはスペックも細部の仕上げも非常に高度だ。しかし1299ドルという価格では、Appleのノート、あるいはウルトラブックを選ぶユーザーも多いだろう。

以下にハードウェアのスペックを掲げておく。

Pixel_back_angle_whiteINPUTS
Gorilla® Glass multi-touch screen
Backlit Chrome keyboard
Fully clickable, etched-glass touchpad
HD Webcam

SCREEN
12.85″ display with a 3:2 aspect ratio
2560 x 1700, at 239 PPI
400 nit screen
178° extra-wide viewing angle
DIMENSIONS
297.7 x 224.6 x 16.2 mm
3.35lb / 1.52kg
PORTS
2 x USB 2.0
mini-display port
2-in-1 card reader supporting: SD, MMC

INNARDS
Intel® Core™ i5 processor (Dual Core 1.8GHz)
Intel® HD Graphics 4000 (Integrated)

4 GB DDR3 RAM

32 GB solid state drive (64 GB for LTE model)
AUDIO
Headphone/microphone jack
Built-in microphone array
Integrated DSP for noise cancellation
Powerful speakers tuned for clarity
INDUSTRIAL DESIGN
Active cooling with no visible vents
Machined from anodized aluminum
ENERGY STAR® certified
BATTERY
Up to 5 hours of active use (59 Wh battery)
NETWORK
Dual-band WiFi 802.11 a/b/g/n 2×2
Bluetooth® 3.0
GOODIES
One terabyte of Google Drive cloud storage, free for 3 years
12 free sessions of GoGo® Inflight Internet
100 MB/month for 2 years of mobile broadband from Verizon Wireless (LTE model). Carrier terms and conditions apply.

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+