Googleのメール暗号化プラグインのコード中にNSAをおちょくるイースターエッグが

Googleは最近、Chromeブラウザのプラグインでメールの暗号化を推進すると発表して話題になった。本誌はGoogleが取り組むその課題の難しさを指摘し、また、価値ある仕事だ、とも述べた。

しかしGoogleは、そのコードの中に小さなイースターエッグを忍ばせた。そいつが、とってもおかしい。それは、こんなジョークだ(Zen Albatrossさん、ネタをどうもありがとう):

上の図中の”SSL added and removed here”(SSLがここで加えられ取り去られた)は、合衆国の外でGoogleとYahooとのあいだで渡されるデータを盗み見するNSAの計画への、当てこすりだ。下図は、この件に関するNSAのスライドだ。

完全に同じ文があることが、おわかりかな?

Googleがメールを暗号化するコードにこのテキストを入れたのは、NSAに対する一種の皮肉で、そのときNSAはSSLという広く使われている暗号化方式をかいくぐろうとしていたのだ。そこでGoogleは、メールのユーザのためにメッセージのセキュリティを強化するこの新しいツールの中で、わざとNSA自身の言葉を使ったのだ。

画像: FLICKR/KENNETH LU; CC BY-SA 2.0のライセンスによる(画像はトリミングした)

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Google、Androidからパソコンに接続して操作できるるリモートデスクトップ ・アプリをリリース

今朝(米国時間4/16)、GoogleはAndroidデバイスからパソコンにリモート接続するアプリ、Chrome Remote Desktop app for Androidをローンチした。

このアプリはGoogleがすでに提供しているパソコンの画面共有サービス、Chrome Remote Desktopをモバイル版に拡張したものといえる。

デスクトップ版の場合と同様、AndroidアプリもまずChrome リモートデスクトップというクライアントをパソコンにインストールする必要がある。このアプリはChromeウェブストアから入手できる(XP以降、OS X 10.6以降、 Linux)。これはGoogle Chromeブラウザのアプリだが、リモート接続の際にChromeを起動している必要はない。

アプリをインストールした後は、ユーザーはAndroidデバイスからマウスを動かし、フォルダやアプリを開き、キーボードから入力するなどコンピュータを自由に操作できる。以前のGoToMyPCの現代版のような操作感覚だ。.

われわれはChromeリモートデスクトップ・クライアントがしばらく前からテストされていることに気づいていた。1月には作動するバージョンも公開された。ただしこれはソースコードで提供されており、ユーザーがコンパイルする必要があった。iOS版も開発中ということだが、Android版に比べると進捗はかなり遅れているらしい。

今回のGoogleの動きは、Amazonがエンタープライズ向けに似たようなリモートデスクトップ機能を提供し始めたことに対抗する意味もありそうだ。3月に正式公開されたAmazon Workspacesは企業の従業員が他のパソコンやモバイルデバイス(Mac、PC、iPhone,、iPad、Android、Kindle Fire HDX)から会社のパソコンにアクセスすることを可能にする。Amazonの場合、タブレット(特にKindle)をビジネスの場に浸透させる助けとすることが狙いだ。

これに対してGoogleのリモートデスクトップは一般ユーザー寄りのプロダクトだ。Googleはリモートデスクトップ機能を使って息子が離れて住んでいるママのプリンターの設定を調整したり、パパのコンピュータから見失ったファイルを探し出したりするというストーリーでプロモーションをしたぐらいだ。

Chrome リモートデスクトップのAndroidアプリはGoogle Playのこちらからインストールできる。

〔日本版〕リモートデスクトップのChromeアプリもAndroidアプリも日本語化ずみ。ヘルプも日本語化されている。リモートデスクトップを有効にするには6桁以上の暗証番号を設定する必要がある。デスクトップがAnddroidから共有されているときはパソコンの画面の下部にその旨表示され、「共有を停止」ボタンから接続を切断できる。

AndroidからPCを操作する場合、画面を1本指でスワイプするのがマウスポインタの操作となるので画面が逆に動くように見える。その他、
・1本指タップ:左クリック
・2本指タップ:右クリック
・3本指タップ:中央クリック
・2本指スワイプ:上下スクリール
・3本指上スワイプ:キーボード表示
などのジェスチャーが用意されている。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


Google ChromeがUIをアップデート―「新しいタブ」が新しくなった

GoogleはChromeのデベロッパー版で「新しいタブ」のデザインを変えたものの、安定版に採用することなくこの春に撤回していた。しかし先週、GoogleはChromeの一般向け安定版に新しい「新しいタブ」デザインが導入されると発表した。 そして実際今日(米国時間10/1)、新デザインの公開が始まった。読者のところにまだアップデートが来ていないとしても、もうすぐ来るはずだ。

Googleは「新しいタブ」ページのデザインをアップデートしようと去年の12月からテストを繰り返していた。 当初yGoogleは「もっとも頻繁に訪問するページ」へのサムネールの表示を8個から4個に半減させ、その上に大きなGoogle検索窓を設置した。しかしこの変更は極度に不評だった。今回のアップデートではGoogleはユーザーの声に耳を傾けてサムネールの数を8個に戻している。

新デザインではブックマークバーに「アプリ」というタブが追加されだ。これにともなって従来「新しいタブ」ページにインストールしたアプリをランチャー形式で表示するよう設定できたが、この機能は廃止された。今後はアプリのランチャー・ページを表示するにはブックマークバーの「アプリ」ボタンをクリックすることになる。

またページ下部の「最近使ったタブ」メニューも廃止された。新デザインではユーザーは右上隅のメニュー(三本の横棒のアイコン)を開き、「最近使ったタブ」を選択する。

デベロッパー版でテストされた新デザインに不満だったユーザーは今回の新デザインもあまり喜ばないかもしれない。Googleは「頻繁に訪問したサイト」の表示数では妥協したものの、巨大なGoogleのロゴと検索窓には固執した。その結果、サムネールはずっと小さくなった。背景が白地のウェブサイトの場合、一見してはどれがどのサイトだか判別しづらいので、サムネールの下部の小さなファビコンに目をこらさねばならない。

「新しいタブ」にわざわざ大きな検索窓を設置したのも少々奇妙だ。Chromeは当初からアドレスバー兼用のオムニボックスで検索ができることをセールスポイントにしたはずだ。

ただし、8月にChromiumにこの新デザインをを導入した(ChromiumはChromeのオープンソース版)のGoogleの説明によれば、「新しいタブ」に検索窓を導入することによって検索結果の表示をスピードアップすることができると説明していた。実際にそのとおりかどうか各自で試していただきたい。このアップデートが適用されると、Chromeを起動したときにそのことを知らせるポップアップが表示される。このメッセージは「新しいタブ」ページの右下隅のリンクをクリックすると再度表示できる。

また「新しいタブ」ページの右上にはGoogle+、Gmail、Google+の通知、アプリ・ランチャーへのリンクも追加されている。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+