Tumblrファン向けインスタントGIF化アプリ、StillyがApp Storeに登場―ワンクリックで写真が動き出す

GIFはお好きだろうか? Tumblrは? その答えがイェスで、さらにiPhoneと2.00ドル持っているならStillyというアプリを試してみるとよい。このアプリはiPhoneのカメラで写した写真をワンクリックでギクギクと動くGIFアニメ変えてくれる。

現在このアプリはTumblrへの投稿を主なターゲットとしている。公式ブログでは「中毒性が高い」と警告しているが、確かにそうだった。

このアプリの使い方はこれ以上ないくらい簡単だ。UIにはGIF化を実行するボタンがひとつ表示される。その他には背景にフラッシュ効果を入れるオプションがあるだけだ。できあがったGIFはプロ級(そんなものがあるとして)とはいかないが、ともかくいちおうそれらしいものになる。

Tumblrを#stillyというタグで検索するとこのアプリで作成されたGIF画像が大量にヒットする。

StillyのアイディアはVineに似ているが、Vineのように映画の予告編、短編動画、コメディの実験など高度な知的活動に使うアプリではない。しかし難しいことは何も考えずにただ気楽に遊べるアプリがあってもいいではないか?

このアプリを開発したのは2007年以来TumblrのユーザーであるIan Broylesだ。「私は1995年からいろいろなGIFを作ってきた。最初のデジカメを買ったのも同じ年だ。私は画像で遊ぶのが好きだ。動く画像ならなおよい」とBroylesは説明する。

BroylesがStillyの開発を始めたのは2012年12月で、Vineがリリースされる前のことだった。それにBroylesはStillyとVineはそんなに似ているとは思っていない。動画とGIFというフォーマットの差だけでなく、Vineはビデオ・クリップを作るのも友だちに送るのも手数がかかるという。

「そこへいくとStillyはiMessage、SMS、Tumblrを使って共有できる。現在さらに共有オプションを拡大しようと作業しているところだ。ユーザーの反応が好意的なのでAndroid版も開発したい」とBroylesは語っている。

Stillyは1.99ドルでAppleのApp Storeで販売中。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


アプリのSEO、iOS App StoreよりもGoogle Playにチャンスあり

この記事はApp StoreやGooglePlayのSEOためのツールを提供するSearchManの柴田尚樹氏(@shibataism)による寄稿記事。

63%のユーザーがアプリを探す際に検索しているというデータが示す通り、App Store SEOは、アプリ開発者にとって欠かすことが出来ないマーケティングの手段になりつつある。iOS App Storeでは、AppleがChompを買収して以降、度々、検索エンジンのアルゴリズムが変更されているとのことだ。SearchManでは「少なくても2カ月に1度」程度大規模なアルゴリズム変更を検知している。また、iOS 6以降、iOS App Storeの検索結果では、1画面あたり1アプリしか表示されず、アプリ開発者たちからの批判が相次いだ。

これまで、App Store SEOというと、iOS App Storeばかりが話題になっていたが、SearchManはこの度、Google Play / Androidにも対応を開始した。現時点では、日本、アメリカのGoogle Playストアにある70万以上のアプリの検索順位を毎日分析している。SearchManでは、昨年末頃からAndroid対応を希望するアプリ開発社が急激に増えた。特に、日本のアプリ開発社からの要望が多く、これは、Google Playでの売上が日本で急成長しているという点にも合致する。

以下に、SearchManによる、iOS App StoreとGoogle Play(Android)のApp Store SEOの比較を掲載する。これを見る限り、Google Playの方がApp Store SEO経由でのダウンロード獲得に大きなチャンスがあると言えるだろう。

1)Google Playストアの方が、より多くのアプリを検索結果に表示する

  1. 1ページあたりのアプリ数が多い:Google Playストアは、検索結果画面の1ページあたり7、8個のアプリが表示される。他方、iPhoneは1アプリ、iPadでは6アプリだ。
  2. 検索結果を深堀りするのが簡単:Google Playストアは、画面をタップすることなく、フリックするだけで、下方向に無限にスクロールできる。他方、iOSでは、検索結果を追加で読み込むのにタップが必要となる。

2)Google Playストアの方が、同じクエリに対して、より多くのアプリがヒットする

  1. Google Playの方がヒット数が多い:ビックキーワードで検索すると、検索ヒット数がGoogle Playの方が圧倒的に多い。
  2. 類似語を用いたクエリ拡張:ある検索クエリに対して、Google Playの方が、類似語等への拡張をより積極的に行なっているようだ(たとえば、photoというクエリが入力された場合に、photo、photos、写真……と解釈する)。これは、Googleが検索エンジンの会社であることを考えれば想像に難くない。
  3. 自動スペル補正:Google Playの方が、ミススペルをより賢く自動的に補正する。これもGoogleが検索エンジンの会社であるからなせる業だろう。

3)Google PlayにおけるApp Store SEOへの先行投資は今がチャンス

  1. 競争が少ない:アプリ数はApp Storeとほぼ同数だが、アプリ開発社は(Androidアプリは、レビュー審査が無いにも関わらず)iOSアプリをより頻繁にアップデートしている。
  2. 課金チャンスの増大: Google Playは、ユーザーのクレジットカードが登録されていないことが課題だったが、日本ではキャリア課金によってこの問題が克服されつつある。結果として、Google Playでの売上が日本で急成長している。

4)Google Playの方が、App Store SEOを簡単に実行できる

  1. レビュー審査が不要: iOS App Storeでは、アプリ名、iTunesキーワード変更する際に審査が必要だが、Google Playでは不要。
  2. Google PlayにはiTunesキーワードに相当するものが存在しない: Google Playは、iTunesキーワードに相当する「隠しキーワード」が存在しない。iOSアプリでは、アプリ名、アプリ説明文以外に、カンマ区切り100文字でiTunesキーワードを注意深く選ぶ必要がある。このiTunesキーワードは、SEO上、非常に大きなウェイトを占めており、アプリ開発社はこれを選ぶのに神経を研ぎ澄ませる必要がある。
  3. アプリ説明文のウェイトが大きい: 上記のようにiTunesキーワードに相当するものが存在しないため、Google Playでは、アプリ説明文のSEOに占める割合が、App Storeよりも大きいということはよく知られている。

結論としては、現時点でGoogle Play SEOに少しばかりの時間を投資するのは、理にかなっている。SearchManでは、iOSアプリでもGoogle Playアプリでも同じように、時間をかけずにSEO対策が行えるようなツールを提供している。SearchManが提供している「検索知名度ランキング」はこちらから、例えば「パズル&ドラゴンズ」のキーワード分析はこちらから見られる。アプリ開発社は、会員登録を行うことでより詳細でカスタマイズされたSEO分析、SEO改善が行える。


Apple、有料アップグレード付無料アプリに「アプリ内購入あり」の注記を追加。誤購入防止へ

Appleは、アプリ内購入をのある無料アプリの表示方法にひと工夫した。Guardianが伝えた。新しい注記はデスクトップ版iTunesの、価格バーの下およびアプリ一覧のアプリアイコンの下に表示されるが、モバイル版App StoreあるいはウェブベースのiTunesアプリストアには表示されない。この変更は、App Storeででの誤購入事故に関して目立った苦情が相次いでいることを受けたものだ。

15分間にアプリ内購入2500ドル。これは最近英国で5歳の男児が1人でアプリ内購入に使った金額だ。事故の後本誌のSarah Perezは、この種の事故が起きないようにAppleは「子供モード」を設けるべきだと主張した。子供モードには程遠いものの、一見無料に見えるiPhone、iPadの子供向けアプリをダウンロードすると、正確に何が起きるのかを親が認識するための道具にはなるだろう。

実は、App Storeの売上の膨大な部分がアプリ内購入から生まれている。App StoreのトップセールスAppのランキングで、アプリ自体が有料な製品を見つけるためには、はるか下までスクロールしなければならない。トップ100の中のうち「有料アプリ」は20%以下だ。フリーミアムはApp Storeでもビッグビジネスであり、IHSによると今年1月にアプリに費された金額の39%がアプリ内購入によるものだ。そうしたタイトルの多くは特に子供向けに作られているため、上のような事故を起こしやすい。

デベロッパーにとってアプリ内購入に制約や摩擦を加えることは、当然望ましい展開ではなく、即ちAppleにとっても決して喜ぶことではない。アプリ内購入の存在をアプリのタイトルに明記することは、潜在的収入源に何らかの制限を加えることと、誤った出費の可能性の認知を高めることの間を取った妥協点なのだろう。小さなことだが有意義であり、モバイルやウェブ版アプリページにも導入されることを願いたい。その予定があるかどうかAppleに問い合せ中なので、返答があり次第アップデートするつもりだ。

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(翻訳:Nob Takahashi)