Ustreamは企業顧客重視へ移行, 無料アカウントのビデオは30日で自動削除へ

Ustreamは最近、無料のライブストリーミングをあまり強調しなくなった。でもそれは、同社が本格的に企業向け有料サービスに移行していく大きな動きの一環にすぎない。

先週Ustreamは、無料アカウントのユーザ全員にメールを送り、ビデオの保存とアーカイビング(長期保存)の方法を変える、と告げた。広告が入る無料のUstream Basicアカウントでは、ビデオは30日保存され、その後自動的に削除されるのだ。

一方、有料アカウントでは、ストレージの容量無制限、というプランが加わった。月額$19ドル99セントの会費を払うと、30日という制限はなくなる。でもProバージョンにアップグレードしないユーザには、自分のビデオをダウンロードしてユーザ自身がオフラインで保存するオプションが提供される。

無料ユーザのビデオアーカイビングを淘汰することは、企業アカウント重視への移行の一環だ。昨年同社は、機能を増強して、メディアや一般企業の顧客を増やしてきた。

協同ファウンダでCEOのBrad Hunstableによると、同社の最大の成長源は大手メディア企業だ。また、全視聴数のうち、アーカイブされたビデオの比率はとても小さい。だから、アーカイブはなくなってもかまわない。

“うちの強みはあくまでもライブのブロードキャスティングであり、そのこと自体は変わっていない”、と彼は言う。“ビデオを保存するための場所はたくさんあるが、うちの場合は視聴数の80%がライブだ”。

また同社のライブストリーミングサービスは、メディア企業以外でも使われ始めている。一部の企業は、自社ブランドの露出性を高めるためにライブストリーミングを利用しているが、そのほか、顧客やパートナーや社員たちとのコミュニケーションのためにビデオを使っている企業もある。

“ここ数年では、LinkedInやSonyといった一般企業がまるでメディア企業のようにうちのサービスを利用するようになっている。たとえば公開企業が決算報告をビデオでやる例があり、また社内放送に利用しているところもある”。

Ustreamは2007年に創業されたこの道の老舗だが、でもライブストリーミングビデオサービスの消費者離れは同社だけの傾向ではない。競合するLivestreamは元々、大きなイベントが主な収益源だし、Justin.tvはeスポーツに転向、2年あまり前には名前をTwitch*に変えた。〔*: Twitchは野球ゲームなどのライブストリーミングで毎月4000万あまりの視聴数を稼いでいる。〕

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Ustreamが6%の人員削減+2名のVP増で有料サービスProシリーズへの注力を強化

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ライブビデオサービスUstreamが今日(米国時間3/1)、チームの6%をカットするという小規模なリストラを発表した。このリストラと並行して二人のVPを新規に雇用し、Pro Broadcastingプロダクトの営業により注力して経営の黒字化を目指す。

リストラ後の同社の社員数は191名となり、サンフランシスコ、ロサンゼルス、ブダペスト、韓国、日本など世界各地で仕事をしている。ただし会社は今でも成長中であり、今年も15名あまりを新規雇用した。現在、25名を求人しており、内16名が営業だ。

Ustreamによると、同社の収益源は広告からSaaSへとシフト中である。とくにProシリーズのプロダクトは前年比で150%成長し、Sony PlayStation 4の発表会の実況にも使われ、100万人がそれを視聴した。

この路線をさらに強化するために同社は、企業向けビデオサービスOoyalaから二人の役員をスカウトした。James NielsenはOoyalaの元営業部長で、今はUstreamの会員制営業担当VPだ。Dave Gibbonsは元ソリューションマーケティング部長で、今ではUstのプロダクトマーケティング担当VPだ(二つとも前からあった部署ではなくて新設のようだ)。

今回のプレスリリースの中でCEOのBrad Hunstableは、Ustreamを使ってブロードキャストをしているユーザ数が1500万、それらの月間視聴者数は8000万だ、と述べている。“今年は、SaaSプロダクトであるPro Broadcasterのさらなる快足成長に期待する。そのために営業力を増強し、顧客のニーズにより充実した対応を図ることにより、弊社のフリーミアムの巨大なユーザベースの収益化を促進したい”、と彼は言っている。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))