iPad向けPOSレジシステムのユビレジ、食べログPayやGMO Palletと連携

先日開催したイベント「TechCrunch School」では、決済をテーマに、決済サービスPAY.JPを準備中のBASEやLINE傘下になったばかりのWebPay、リクルートライフスタイルが手がけるPOSレジシステム「AirREGI」などの話を聞いたのだけれども、今日また決済関連のニュースがあった。iPad向けPOSレジシステム「ユビレジ」を手がけるユビレジとカカクコムのグルメサイト「食べログ」が業務提携を発表した。

カカクコムでは、デジタルガレージグループのベリトランスが提供するスマートフォンを使ったクレジットカード決済ソリューション「VeriTrans mPOS(ベリトランス エムポス)」を利用して「食べログPay」というサービスを提供している。

今回の提携では、この食べログPayとユビレジを連携する。これによって、iPadに食べログPayのカードリーダーを挿せば、両方のサービスを連携して利用できるようになる。

ユビレジはこれまで楽天の「楽天スマートペイ」やコイニーの「Coiney」など、4つの決済サービス、freeeなど合計9つのサービスと連携してきている。3月16日はGMOペイメントゲートウェイが手がけるスマートフォンアプリ決済サービスの「GMO Pallet」とも提携している。

ちなみにユビレジはユーザー数などは公開していないのだけれど、代表の木戸啓太氏によると、「ユーザー数はこの1年で伸びてきている。(タブレットを使ったPOSシステム自体の)認知度が高まってきている」とのこと。問い合わせも増えているそうで、「ITに詳しくない人でも選択肢として(ユビレジなどを)考えるようになってきた」という手応えがあるそう。


ビデオなどのコンテンツ閲覧はiPadからiPhone 6/6 Plusに大幅に移行という調査結果

Appleが画面の大きいiPhone 6と6 Plusをリリースしたとき、iPadの機能のいくぶんかが代替されてしまうのではないかと予想された。ビデオやドキュメントを保存して後で読むアプリ、Pocketの調査によれば、ユーザーこのアプリを使う際に、iPadを所有している場合でも新しい大画面のiPhoneを利用する時間が大幅に伸びていることが確認された。

Pocketのユーザーはビデオその他のコンテンツを毎日数百万件も保存する。この調査の対象は、iPadを所有していてiPhone 5/5sからiPhone 6/6 Plusにアップグレードしたユーザーだ。Pocketは対象ユーザーが閲覧した約200万件のアイテムをサンプルとしてアップグレード前後における行動の変化を観察した。

Pocketによれば、保存アイテム閲覧時間はiPhone 6にアップグレードしたユーザーの場合、iPhoneで72%、 iPadで28%だった。これに対し、アップグレード前はiPhoneが55%だった。iPhone 6 Plusのユーザーの場合は80%とさらにiPhoneの利用時間が長く、iPadの利用時間はわずか20%にとどまった。

6 Plusにアップグレードしたユーザーはアップグレード前とくらべて、Pocketアプリの利用時間が65%も増加した。iPhone 6のユーザーの場合も33%の増加だった。このことはつまりユーザーはiPadより新しいiPhoneを好む傾向があるだけでなく、閲覧時間全体も増える傾向があることを示している。

Pocketの調査結果は、ユーザーが大画面のデバイスを好むことを裏付けたように見える。もちろん、ここには「ユーザーは新しく購入したデバイスにより多くの注意を向ける」というバイアスがかかっている可能性も考慮する必要があるだろう。とはいえ、iPadのセールスの減少が伝えるられるなか、大画面iPhoneとiPadの利用傾向の比較について、初の具体的な調査レポートとして 貴重だ。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+


Video:Nokia、自社制作のZ Launcherを搭載したiPad miniサイズタブレットをリリース


 
Nokiaがヘルシンキで行われたSlushカンファレンスにて、タブレットを発表した。

Microsoftに売却されずNokiaとして残った部門が、iPad Miniサイズ(7.9インチ画面)でAndroid Lollipopの走るタブレットをリリースしたのだ。

上のビデオからもわかるように、AndroidのZ Launcherを強く打ち出してもいる。これはアプリケーションを呼び出す際に、頭文字を手書きすることで行えるようにするなどの機能を盛り込んだ、Nokiaの開発したランチャーだ。ランチャー単体をGoogle Playストアからダウンロードすることもできる。しかしNokiaとしてはハードウェアと一体で、ランチャーの魅力も強く訴えようとしているのだろう。

販売価格は249ドルで、まず中国市場に投入されることになる。ゴリラガラス3を搭載し、重さは318グラム、8メガピクセルのリアカメラと、5メガピクセルのフロントカメラを備えている。通信はWiFiのみに対応している。

デバイスおよびサービス部門をマイクロソフトに70億ドルで売却して以来、初めて世に送り出すデバイスとなる。Microsoftとの取り決めにより、Nokiaは2016年1月までスマートフォンを製作することはできないが、電話以外のものは作ることができるようになっている。それで、今回のタブレットがリリースされたわけだ。

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(翻訳:Maeda, H


Android 5.0 Lollipop タブレット版レビュー

Nexus 9を皮切りにGoogleの次世代モバイルOSの一般公開が始まった。以下、概要をレビューした。

デザイン

Android 5.0 Lollipopでもっとも目立つポイントはデザインの革新だといっていいだろう。Lollipopは大胆なカラー・スキームとアニメーションを特徴とするマテリアル・デザインと呼ばれるUIプラットフォームを全面的に採用した初のAndroidだ。一部に例外はあるもののGoogleのAndroidアプリは全面的にマテリアル・デザインに移行した。

このデザインは現実世界の素材(マテリアル)のように一つの要素が他の要素に重なり合ったり動いたりする。また背景に影を落とし、アイコンから展開し、最小化する際にはアニメーションが加えられている。全体の印象は一種の絵本をのようで、複雑だが、直感的に理解できる。原色を多様したフラットなデザインでフォントもエレガントだ。

LollipopのUIをしばらく使ってから在来のAndroidに戻ると、いかにも古臭く感じられる。Nexus 7上のAndroid 4.4.4でさえ前時代のモバイル環境に見えてしまう。Android 5.0のUIはモバイル・ソフトウェアにドラマチックな革新をもたらしたといってよいだろう。

下にアプリのドロワーを開閉するアニメーションのGIFを貼った。以前のAndroidは全体としてWindows以前のパソコンのDOS画面のトップにメニューが固定されている泥臭いGUIを思わせるところがあった。Android 5.0はついにそうした重苦しさを払拭し、裏で複雑なコードが実行されているなどということを忘れさせる軽快に体験に進化した。

Android 5.0のUIはほとんどのユーザーに歓迎されるだろう。特にカード式のマルチタスク切り替えはあまりによく出来ているので、ときおり意味なくぱらぱらとめくって見たくなったほどだ。

機能

もちろん5.0でのAndroidの変化はUIだけではない。今後大きな影響を与えることになりそうな重要な改良が多数含まれているが、その一つは暗号化だ。

Android 5.0デバイスではすべてのデータはデフォールトで暗号化される。そして(有効にしてある場合)ユーザー・セキュリティー・コードによって守られる。このため、デバイスを紛失したり盗難にあってロック画面がバイパスされ、直接メモリにアクセスされた場合で第三者が読み出すことは非常に困難だ。

さらに日常的に利便性の高い新しいセキュリティー機能はスマート・ロックだ。Lollipopデバイスは他のLollipopデバイスを「信頼デバイス」として指定することができる。するとペアリングしただけで、自動的にロックが解除される。いちいちロック解除のパスコードを入力するのが面倒なためタブレットではとかくパスコードの設定を怠りがちになるが、スマート・ロックを利用すれば面倒なパスコードの入力なしにセキュリティーが大幅に高まる。

私はNexus 9をAndroid Wear搭載のLG Gスマートウォットと自宅のインターネットラジオとBluetoothでペアリングするよう設定した。これでこれらのデバイスの付近にいるかぎり、Nexus 9は自動的にアンロックされる。スマートウォットは外出中常に身に着けているデバイスでから紛失のおそれは他のデバイスより格段に少ないので安全性が高い。.

Lollipopではキーボードのデザインも一新された。デザインは紙に印刷されたイラストのような印象で、キーを囲む区切り線は廃止された。使ってみたところではこのデザインのほうがミスタッチが少ないようだ。

GmailとCalendarアプリも大きく改良された。 新しいGmailアプリはGoogleが先ごろローンチしたInboxメール・クライアントに近づいている。ただしGmailアプリはInboxほどソフトウェアによる自動振り分けを行わない。

カレンダー・アプリについては別の記事で詳しく紹介している。.

少々残念な点

とはいえ、新旧のAndroidユーザーが戸惑うような点がないではない。たとえば通知トレイで設定メニューを表示する方法は一見しただけでは分からない。ユーザー・アカウントのアイコンをクリックすると設定ページが開くとか、このアイコンをダブルタップすると実際のユーザー・アカウント設定ページが開くとかは、そうと知らなければ気づかないだろう。シンプルな幾何学図形のアイコンも何を意味しているのかわかりにくい。</p

Gmailやカレンダーのような重要なアプリが一新されたのは良いことだが、イノベーションから漏れたアプリもある。中でもHangoutsがバージョンアップされなかったのは残念だ。

またOSのメジャー・バージョンアップではやむを得ないことだが、まだあちこちにバグが残っており、ときおり再起動が必要になる。私がテストした限りでは5.0のバグはさほど深刻なものではなかった。

結論

Lollipopは、 Android環境を完全に一新した。いささか重苦しくパソコンのGUI的だったこれまでのAndroidに代わってエレガントで軽快な使って楽しいUIになった。

ペーパークラフト的なメタファーを多用する新しいUIはある種の絵本を思わせるが、決して幼稚な印象は与えない。Googleにとって今後の重要課題は多くのサードパーティーのデベロッパーに対し、Lollipopの特長を活かしたキラー・アプリを開発するよう説得できるかどうかだろう。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+


タブレットで電話もする、がアジア途上国市場でビッグなトレンドに…携帯/スマホは邪魔者

携帯電話サイズのタブレット、別名ファブレット(phablet)は、アジア生まれだから、今この地域で、ガラスとプラスチック製のもっと大きな板で電話をするトレンドが興りつつあるのも、自然な成り行きかもしれない。今度のはファブレットよりもさらに大きくて、“今パッドフォーン(pad phone)で電話してるの”、と言うらしい。

アナリスト企業のIDCによると、画面サイズ7インチ以上のタブレットで携帯電話の機能のある製品が、日本を除くアジア太平洋(APeJ)地域で伸びており、タブレットの総売上台数に占める比率は、今年のQ1の15%からQ2(4〜6月)では25%に増大した。

すなわち同社の報告書Worldwide Quarterly Tablet Trackerによると、2014Q2にAPeJ地域で売れたタブレットの総台数1380万台のうち、350万台に、セルネットワーク上の音声通話の機能があった。

350万台すべての上で携帯電話機能が使われているとはかぎらないが、電話もできるタブレットの需要が増え、メーカーもその需要に応じた生産をしていることは事実だ。

IDCによると、電話のできるタブレットの本年Q2における売上は、前年同期比で60%以上増加している。そのすべてが、Android機だ。

携帯電話としても使えるタブレットは、数年前のSamsung Tabが初めてだが、その急激な伸びは今年に入ってからだ。つまり、タブレットで電話をするというトレンドは、今年始まった。

成長がとくに著しいのは、インドやインドネシアなどの途上国市場だ。IDCの報告書によると、これらの市場ではタブレットの総売上台数の50%近くが、携帯電話機能つきの製品だ。

タブレットの携帯化を盛り上げている要因は、なんだろう? IDCの分析では、途上国市場の消費者は一台でなんでもできるモバイル製品を求めている。映画やテレビ番組を見られる、写真を撮れる、メッセージングや音声電話ができる、…そのためなら画面が7インチと大きくてもかまわない。しかもこれらの市場では、高級機ではなく一般大衆向けのAndroidタブレットがとても安いのだ。IDCのアナリストAvinash K. Sundaramは、そう分析している。Androidタブレットが、本来の携帯電話〜スマートフォンの売上の一部を食っているのだ。

Sundaramによると、Androidタブレットを、それ一台だけの総合機として使用する途上国市場のトレンドは、製品の低価格がそれを引っ張る形で、今後さらに勢いを増す。

だからAsusが2011年にタブレットと携帯のハイブリッド機Padfoneを出したのも、そのときすでに同社が何かに感づいていたからだ。しかしそのときの同社は、低価格という重要な要因に気づいていなかった。画面が大きくてなんでもできるデバイスが、安くて、しかも電話もできるのなら、電話機能が主体の、あのちっちゃな機械は要らないのだ。

[Image by Cheon Fong Liew via Flickr]

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Samsungが長年の”感動のないタブレット”を終わらせるために驚異的なハイスペック機Galaxy Tab Sを発表

Samsungがこのほど発表した新しいタブレットの系統は、同社がこれまでの数年間出し続けてきた、平凡で感動のないタブレットに別れを告げようとするものだ。今回登場したGalaxy Tab S系列は、ニューヨークで今日(米国時間6/12)行われた特別な発表イベントでベールを脱いだ。発売は7月で、8.4インチ(399ドル)と10.5インチ(499ドル)の2機種、色は白とチタンブロンズ、LTE対応モデルも近く出る。

この新機種Tab Sが誇るSuper AMOLEDのスクリーンが、今回のショウのスターだ。ユーザが今何をしているかで設定が変わる(最近のテレビのように)。色の表現がリッチになり、コントラストも視野角も良くなり、全体的に黒はより深く、白はより純白になった。画面の解像度はなんと2560×1600で、HDを上回る。テキストを読んでるときなどは彩度がソフトになり、超大作映画では高彩度に戻る。

あっと驚く新しいスクリーンと並ぶ、そのほかの受けねらい要素は、Tab Sの物理仕様だ。まず、厚さが6.6mmでiPad minの7.5mmよりも薄い。重量は8.4インチのバージョンがわずか10オンス、10.5インチはそのまま比例的にスケールすれば16オンスぐらいのはずだが、実際は11オンスだ。

そのほかのハードウェア的機能としては、指紋スキャナー(一人三つまで)、PayPal対応のモバイル決済、リアカメラ8mp、ビデオチャット用のフロントカメラ2.1mp。プロセッサは1.9GHzクァド+1.3GHzクァド=オクタコアのSamsung Exynos 5、オンボードRAM 3GB、内蔵ストレージ16GB、 microSDカードで128GBまで対応。 カバーはふつうのと、ブックカバースタイルの2種類。いずれもタブレット本体にファスナーで固定できる。

ソフトウェアの目玉は、Galaxyスマートフォンで導入された音楽ストリーミングサービスMilk Musicの特製バージョン、スマートウォッチやスマートフォン上のファイルを見つけて共有するQuick Connect、GalaxyデバイスやPCとの間で画面を共有したり電話を転送できるSideSync 3.0などだ。

以上見たように、これらはSamsunのタブレット製品としては正統派のアップグレードだが、これまではあまり劇的なデザイン変更がなかった、とぼくは記憶している。今回も要するに実体がAndroidだから、iOS〜iPadの成熟したソフトウェア環境と比べることはできない。

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2014年にはついに台数でタブレットが従来型のPCを抜く…Canalysの調査報告書より

【抄訳】

このところ売上増加率ではタブレットの方が従来のデスクトップやラップトップのパーソナルコンピュータを上回っているが、どうやらいよいよ、売上台数でもタブレットがPCを抜く臨界点が近づいてきたようだ。そのときには、今のPCよりも安くて可搬性に優れたタブレットが、いわばデファクトのPCになるのだ。調査会社Canalysによると、2014年には全世界で発売されるPC類の50%がタブレットになり、トップはAndroid機でタブレットの総発売量の65%(1億8500万台)を占める。トップメーカーはSamsungだ。AppleのiPadは依然成長を続けるが、タブレットのトップブランドとして30%のマーケットシェアを握り、しかも一社として最高の利益を確保する。

Canalysの主張では、Appleはマーケットシェアよりも利益を優先し、CanalysのシニアアナリストTim Coullingによれば、“Appleはタブレットブームで利益を上げる数少ない企業の一つである”、という。“高級製品が企業にとって価値ある消費者を引きつける。Appleにとっては、利益率が高いことと、同社のエコシステム全体の売上が堅調であることが、マーケットシェアの数字よりも重要なのだ”、そうだ。

それもけっこうだが、しかし長期的には、マーケットシェアの高い企業やブランドが、高いマインドシェアを握るだろう。Microsoftは、Canalysの予測によると2014年のシェアがわずか5%だが、“同社のポジションを良くするためには、アプリ開発に注力しなければならない”、とCanalysのリサーチアナリストPin Chen Tangは書いている。でも、デベロッパもやはり、ユーザの購買意欲の高いところへ向かうだろう。


Canalysの言う、2014年にタブレットがPC類全体の50%とは、発売台数では2億8500万台となる。そして2017年には、この数字は3億9600万台になる。

市場は、急速にタブレットにシフトしている。Canalysによると2013年の2月には、タブレットはパーソナルコンピュータ類の総発売台数の1/3を占めていたにすぎない。2013年全年では、タブレットは全PC類発売台数の37%、4億9310万台のうちの1億8250万台を占める、と当時のCanalysは予想していたが、今日それは40%に修正されている。データソースはほかにもいろいろあるが、読者と私自身の頭の混乱を避けるために、ここはCanalys一本にしぼらせていただこう。

【後略】

[あとは、Appleのシェアが落ちるというお話と、Androidタブレットのフラグメンテーション(分裂、細分化)の激化(マイナーなブランドにも安価なエントリ機に商機あり)、というお話。]

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タブレットは職場にも浸透しているがキーボードは捨てられない…Forresterの調査より

今や至る所でタブレットを見かける。PCよりもタブレットを使う人が多くなり、PCの売上は低迷している。でも、タブレットが人気だからといって、企業のIT部門が全面的にタッチインタフェイスに移行すべき、とはかぎらない。Forresterの最近の調査報告書によると、タブレットをキーボードで使いたい人が多い。つまりソフトウェアキーボードがどんなにもてはやされても、全員がフルサイズノートブックのQWERTYキーボードを戸棚にしまってしまうわけではないのだ。

Forresterが合衆国とヨーロッパの情報労働者1000名あまりにアンケート調査をした結果、62%が仕事でもタブレットを使いたいが、ただしワイヤレスのキーボードやキーボードドックアタッチメントもほしい、と答えている。35%は、コンバーチブルのラップトップを望み、34%は、必要なときはタブレットを使うが、タイピングの量が多いときはふつうのコンピュータを使う、と答えている。

Asusや人気三位のXploreなどは、いろんなサイズ・形状のタブレットを揃えているしキーボードアタッチメントもあるから、この調査結果を見て会心の笑みを浮かべるだろう。頑固なタッチ原理主義のAppleは、どうかな?(キーボードに前向きになるか?)。でもMicrosoftは、Surfaceタブレットに関して手放しでは喜べない。とりわけ、売上と製品の性能とWindows RTの評判が、あまりよろしくないからね。

またこの調査結果は、タブレット専用のキーボードアクセサリを作っているメーカーにとって朗報だ。社員の多くがiPadを保有している大企業などに、その“キーボード化備品”を売り込めるからだ。また、今後出てくるかもしれないハイブリッド機にも、十分な商機がありそうだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Appleの次世代iPadはminiのテクノロジーを利用して軽量化され、外寸も小さくなるもよう

Appleの次世代iPadはiPad miniの特長を備えたものになるらしい。miniの先進的タッチパネル・テクノロジーを採用する結果、多少軽くなり、もしかするとサイズも小さくなるかもしれないという。Wall Street Journalによると、現在部品の大量生産が進められているAppleの次世代 iPadはフィルム・ベース(現行製品はガラス・ベース)のタッチ・パネルを採用しているため厚さと重量が軽減されているという。

これは特に意外とはいえない。上の写真の初期にリークした9.7インチのケース・デザイン はiPad miniの外観デザインが踏襲されている。薄くするだけでなくベゼルを狭くしてフットプリント自体を小さくするする努力も払われているようだ。

そもそも第4世代、第3世代のiPadはiPad 2よりも重くなっていた。これはRetinaを採用した影響だったようだ。その意味で重量とサイズを削ることは単にminiの影響という以上に、旧モデルの所有者に買い替えを促すセールスポイントになるという意味でセールス上Appleにとって極めて重要な要素だろう。

価格は以前のモデルと同程度なるのは確実だ。昨年10月に発売された現行モデルはCPUパワーの強化とLightningコネクタの採用に新味があった。最近の情報を総合すると、。次世代iPadは9月にも発表されそうだ。デザインど同時にバッテリー駆動時間の改良も期待されている。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


Apple、Retinaディスプレイ装備の新iPad Miniを11月にも発売か

Wall Street Journalによれば、AppleはPad mini用にRetinaディスプレイの調達計画を立てたという。 7.9インチの小型iPadの次世代版にはSamsungを始めLG、Sharpが供給する高精細度モニタが搭載される。この記事によれば、当初AppleはSamsungを切る予定だったが、十分な供給量の確保のために契約を続けることにしたようだ。

AppleがRetina搭載iPad miniの量産を今年の第4四半期に開始するというこのニュースの前、つい昨日、Appleは次世代のiPad miniにRetinaディスプレイを搭載するのを諦め、その代わりにCPUを強化することにしたという情報が流れた。

9to5MacはRetina非搭載、A6チップ搭載のiPad miniの存在を初めて報告したが、「ただしAppleがこれを製品として出荷するかどうかは未知数だ」と釘を刺すのを忘れなかった。Appleはこれまでも製品版のリリース前にさまざまなバージョンのハードウェアを試験的に作ってきた。だからRetina非搭載版とRetina搭載版が並行的に作られた可能性は十分にある。Appleは当然、市場動向を注意深く観察していたはずであり、Nexus 7のウルトラ・ハイレゾ・ディスプレイ(Kindle Fire HDの次世代版もそうなるという噂がある)がAppleの決断に影響を与えた可能性がある。

WSJも「Appleはさまざまなバージョンをテストするのが通例だ」としてRetina iPad miniが市場に出るかどうかはわからないと認めている。しかしこの情報が現れたタイミングとWSJという舞台を考えると、Appleからの統制されたリークである可能性が強い。Appleウォッチャーやアナリストが口々にAppleが次世代iPad miniにRetinaを搭載しない可能性を批判し始めたとたんに、それを打ち消すような有力情報が現れたのは少々出来すぎだ。

WSJによれば、Appleは当初、Samsungに部品供給を頼るのを嫌った。両者は知的所有権をめぐって法廷で争っているだけでなく、今やスマートフォンの2大メーカーとして世界で激しく競争している。しかしSamsungはディスプレイだけでなく多くの重要部品でも主要な供給者であり、その製造能力からして結局はiPad mini向けRetinaディスプレイの供給者にも名を連ねることになったという。またWSJは「新しいiPad miniのケースはiPod touch同様、多数の色が選べるようになるだろう」と述べている。

Appleが第4四半期に大量生産を開始するというのが事実なら出荷は11月頃になるだろう。Retina iPad miniがクリスマス商戦に間に合えば、Appleの第4四半期決算に大いに好影響を与えるに違いない。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


新型Nexus 7の発表で初代機の下取り持ち込みが急増, iPadユーザは知らん顔

GoogleのNexus 7のニューバージョンには、LTEやタブレットでは最高の高精細ディスプレイなど、ビッグな改良が盛り込まれている。そこで、ガジェット買い取りサイトGazelleによると、多数の初代オーナーが旧型機の下取りに訪れている。Nexus 7の一日の持ち込み数は、先週に比べて4倍だという。

とくに火曜日と水曜日にかけては持ち込み数が先週比で5倍になった。それはGoogleの新バージョン発表の前日と当日にあたる。同社がiPad以外のタブレットも受け取るようになったのは今年の初めからだが、今ではそれら全体の1/4近くがNexus 7だ。

Googleからの発表日となった水曜日当日は、Nexus 7の持ち込み数が最大を記録し、第二位の日のさらに約5倍になった。第二位の日とはNexus 7の新モデルがリークされた7月17日だ。それは、できるだけ早く持ち込んで高値で買ってもらおう、という根性の表れだ。

このニュースは、Nexus 7のオーナーがそれを気に入っていること、そして新型を欲しがっていることを、物語っている。旧型機を売って、そのための資金の一部にしたいのだ。しかし、それだけではない別の面もある。新型Nexus 7が発表された日に、iPadの下取り持ち込みは増えなかったのだ。つまりGoogleは、iPadのオーナーをiOS教から改宗させることには、成功しなかった。

そもそも最初から、Nexus 7は、その、目で見て分かるメリットにもかかわらず、iPadキラーにはなれなかった。Apple陣営は現状に満足しているようだが、しかしタブレット市場はまだ今後の成長の余地が大きい。その空きスペースに向けてGoogleは伸びていくのか、それとも既存ユーザの買い替えブームで終わるのか、どっちになるかな?

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


モバイルコンテンツ利用量はタブレットがスマートフォンを侵食。Androidが依然リード(Jumptap調査)

タブレットはモバイルデータ消費用画面としての優位を勝ち取りつつある。モバイル広告ネットワーク、Jumptapの最新データによる。同社は、米国内1.34億人、全世界2.06億人のモバイルユーザーを擁する自社の広告ネットワークで、どのプラットフォームが力を発揮しているかを毎月報告している。レポートによると、2012年末時点でタブレットは同ネットワークの全トラフィック中18%を占め、スマートフォンは78%、多機能電話は4%だった。しかし、過去数ヵ月間の利用傾向からみて、2013年末にはタブレットの割合が全トラフィックの1/3弱(29%)となり、スマートフォンは70%に減ると同レポートは予測している。

tablets vs smartphones jumptap feb 2013

この数字が示しているのは、タブレット市場はスマートフォンよりもまだ小さいが、それとは不釣り合いな割合で利用されていることだ。IDCおよびGartnerのデータを見ると、今年タブレットはスマートデバイスの全売上の10%程度になると見られている。しかし、Jumptapの29%という数字は、これらの大画面たちの方がより多く利用されていることを意味しているようだ。

またJumptapは、最近の利用データを基にAndroid、AppleのiOSおよびその他のプラットフォームが今年どんな実績を上げるかも占っている。本誌やアナリストらが以前指摘したように、ここでは2頭立て(正確には2頭と仔馬1匹)のレースが展開されている。しかし、市場シェア内での成長は頭打ちのようで、Androidは過去2年に続いて最も人気のあるプラットフォームを座を守り、Appleが僅差で追っているが、伸びはこれまでと比べると小さい。

jumptap platforms

スマートフォンの売上で見ると、AndroidはAppleを大きく上回っており、そのシェアは広がる一方であることは興味深い(例えばGartnerは、2012年末のシェアはAndroid 70%対Apple 20%、2011年は50%対20%だったと報告している)。しかし、利用量となると、両プラットフォームはずっと対等に近づき、その差はわずか8%になる。

最後に、Jumptapは数あるAndroid機の中でどの端末が優勢かも分析している。そして他の利用量データが市場シェアと不一致だったのに対して、こちらは合っているようだ。Samsungがは、現在世界最大のAndroid機メーカーであり、かつモバイルウェブのトラフィックとアプリ利用量でも第1位だった。

jumptap android OEM breakdown

Jumptapによると、Samsungは2012年末に同ネットワークの全トラフィック中56%を占め、今年は60%を超えると予測している。「Android市場をターゲットしている広告主は、他のデバイスを明示的に指定しない限り、自社広告の半数以上がSamsungのスマートフォンに表示されていることを知っておくべきだ」とJumpstartは書いている。

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(翻訳:Nob Takahashi)

プロ用お絵描きタブレットのWacomが“コンピュータの周辺機器ではない”自立型製品を予告

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写真やアートのプロのための感圧入力機器では長年のリーダーであるWacomが、同社のFacebookアカウント上で、新製品のモバイルタブレットを予告している。それはWacomによれば、お客様の熱心な要望にお応えして、“そのほかのタブレットにはない、プロ用の感圧ペンやスムースなマルチタッチ、HDのディスプレイなどの機能を盛り込んだ”製品、という。

このタブレット製品のためにWacomは1日24時間週に7日間の開発努力を続け、この夏には発売できる、と言われている。Microsoft Surface ProやSamsungのGalaxy Noteなどのタブレットも、感圧方式のスタイラス入力はその技術をWacomに仰いでおり、だから同社自身がモバイル製品に導入しても不思議ではない。しかしこれまでの同社のハードウェア製品はあくまでも周辺機器であり、Bamboo、Intuos、Cintiqなど電源をUSBに依存する描画用パッドもすべて、コンピュータにつないでから使用する。

でも今度出るタブレット製品は、Wacomの初めてのスタンドアロン製品のようだ。Facebook上の予告はプラットホームについて言及していないが、おそらくAndroidだろう。人気WebコミックPenny Arcadeの作者Mike “Gabe” Krahulikが最近、Surface Proとそれが内蔵するWacom技術への愛について長い記事を書いていたから、Windows 8という線も捨てられない。

Wacomの唯一の課題は、スタンドアロン製品を買いやすいお値段にすることかもしれない。Cintiqシリーズの描画パッドの12インチ(12WX)は899ドルだが、本体のほかにコンピュータを必要とする。コンピュータ内蔵の完全自立型Wacomタブレットも、本格的なプロ用仕様ともなればお安くはないだろうが、でもCintiq 12WXが出た2007年に比べると、技術も必要部品も安くなってるはずだ。今日このごろ、スマートフォンとタブレットが世の中に氾濫しているから、高度な技術を狭いところに詰め込む、かつては神業的だった製造技術も、今やそれほど高価なものではない。

今Wacomに詳しい情報を求めているので、情報が入り次第この記事をアップデートしよう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

超薄型Xperia Tablet Zは、Sonyの最高傑作タブレットかもしれない


Sonyは奇妙なAndroidタブレットで市場参入に失敗した後、一から出直して違う何かを作るしかなかった。その違う何か、Xperia Tablet Zは、同社の最も平凡なデザインだと言ってもいい。そしてそれは賢明な選択だった。この間違いなく変ではないXperia Tablet Zは、米国での登場に向けて準備中だが、本誌はモバイル・ワールド・コングレス(MWC)会場で、この欲望をそそるほど薄いSonyのタブレットを捕えた。

まず何よりも、もしあなたがミニマリスト的工業デザインのファンならば、大いにこれを気に入るだろう。Sonyの明るい10.1インチ〈リアリティー・ディスプレー〉(1920 x 1200)は間違いなくこのデバイスの顔であり、そこにはSonyロゴと隅の赤外線窓、および見すごしそうな2メガピクセルカメラ以外何もない。ディスプレイはSonyのモバイルBraviaエンジンが駆動していて、これは画面を暗くしないと色がどぎつくなることを意味している。背面は黒いマットの無地で、小さなXperiaロゴと右上隅の8.1メガピクセルカメラだけが見える。さえないと言う人もいるだろうが、「地味」な感じは感触の良さとよく合っている。

Tablet Zはわずか1.09ポンド(494g)で、そのほっそりとしたウェストラインは厚さわずか6.99mmだ。ちなみにiPad miniは、ほんの髪の毛ほど厚い7.22mmだ。重量を極限まで減らすためにSonyはほぼ全面的にプラスチック筺体の採用に踏み切った。そう聞くとちゃちなタブレットの仕様のように感じるかもしれないが、もちろんこのケースにはあてはまらない。非常に軽量であるにもかかわらず、Tablet Zは驚くほど頑丈で高級な手触りだ。端を持ってひねると多少のねじれを感じるので、長い間のうちに何か問題があるかもしれないが、未だ市場にあふれている安っぽいプラスチック製タブレットとは比べものにならない。

Tab Zの防水筺体の中には、4コアSnapdragon S4 Proチップセットおよび2GBのRAMが収められ、私が触っていや殆どの間Tablet Zは遅れを感じさせなかった。モバイル・ワールド・コングレスで数十台ほどのデバイスを一般公開する際、多くの会社はわれわれナードがいじり回しすぎないよう排除しようとする。ここでは違った。私はGoogle Play StoreからQuadrantをダウンロード、インストールして、Tablet Zの実力の片鱗を感じることができた。3回の試行の結果、Tablet Zは7000台前半を維持し最高は7601だった。Nexus 10やAsusのTransformer Pad Infinity TF700は、4000台半ばをさまよっている。

もちろんこれは人工的ベンチマークであり、性能の全体像を表わすものではないが、Xperia Tablet Zがぐうたらでないことは確かだ。

私はたった一つだけ、Xperia Tablet Zに不満がある。SonyがAndroidに被せたカスタムUIだ。古くからの読者ならご存じだろうが私は無垢Androidの支持者であり、Sonyの実装は私に合わなかった。公平を期して言えば、これは他のごちごちゃしたものより軽くて面倒もないので、違う意見もあるだろうが、メニューをたどる際の時々つっかえる感じや、背景画像を設定すると歪む点は問題がある。それでもSonyはこれらを補う気の利いた機能をいくつか追加している。番組案内機能もある万能リモコンアプリや、位置情報付き写真を地球儀に表示する改訂版のギャラリーなどだ。

昨日朝のプレス会見で、Sony Mobileの鈴木国正CEOは、新たな方策として「最先端技術とリソース」をSony Mobileに注ぎ込むことを宣言し、2013年を「ブレークスルーの年」であると自信を持って語った。もちろん実際どうなるかを予言するには早すぎるが、不可能でもない。このXperia Tablet Zは、Sonyにとって稀な(でないことを祈る)原点回帰であり、2013年が同じように吟味されたSony製品であふれることを期待したい。

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(翻訳:Nob Takahashi)

取り扱いご注意―AVGによるとスマートフォン・ユーザーの4人に1人はエロティックなコンテンツを保管

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今日、ソフトウェア・セキュリティーを専門にする企業、AVGが発表した調査によれば、スマートフォン、タブレットのユーザーのなんと25%がエロティックな写真やビデオをデバイスに保管していることが判明した。スマートフォンから銀行残高を確認しているユーザーがわずか36%しかいないのと比べて驚くほど高い割合だ。

AVGはアメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、ブラジルで合計5107台のデバイスを調査したという。

25%という数字は一般ユーザーが秘密性の高い作業をモバイル上で行うのを好まない傾向と奇妙な対照をなしている。AVGの調査ではモバイル・デバイスでオンラインショッピングを行うユーザーは35%、なんらかのオンライン・バンキングは38%だったという。ところが4人に1人のユーザーは浴室での自画撮りヌード写真やパートナーとの親密な行為のビデオをデバイスに保管しておくのは気にならないらしい。

ただし、保管した写真やビデオをオンラインで転送するのはそれほど一般的ではないようだ。そういったコンテンツをそもそもデバイスにいつまでも保管しておくというのが転送が一般的でないことを示唆しているとも言える。a2012年のPewのインターネット報告では、性的意味合いのヌード、セミヌード写真をモバイルデバイスで受け取ったことがあると認めたのは成人ユーザーの15%に過ぎなかった。この数字は2010年5月の調査以来ほとんど変わっていない。結局、一般ユーザーは寝室で写真を撮ってもデバイスにローカルに保存して楽しむだけということなのだろう。スマートフォンは便利な道具だ。いつも持ち歩けて簡単に高画質の写真やビデオが撮れる。これがセルフ・ポルノに使われなかったらそっちの方が驚きだ。

しかし25%のユーザーがデバイスの中に赤面や脅迫の種を保存していながら、iCloudのリモート・データ削除機能やAndroidの同様の機能については70%のユーザーが知らないと回答している。心当たりのある読者も多いだろうが、ともあれデバイスのリモート削除手順については十分な知識を得ておくべきだろう。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+

webOSで痛い失敗をしたHP、Androidスマートフォンとタブレットを開発中との報道

ReadWriteの最新の記事によると、HPはモバイル・ハードウェア市場に再参入しようとしているという。Vergeもこの報道を別の情報源から確認したとしている。HPはwebOSを買収してPalmプラットフォームを搭載するタブレットの製造に乗り出し、TouchPadをリリースした。しかしこの製品は無残な失敗に終わり、HPはモバイル・ハードウェア事業から早々に撤退した。

HPはwebOSを使ったスマートフォンVeer 4Gも売りだしたこともある。 しかしこれも消費者の関心を呼ぶことはできなかった。HPはこの失敗後もモバイル・ハードウェア市場への復帰を狙っていたようだ。ReadWriteの情報源によると、NVIDIATegra 4チップを搭載したAndroidタブレットが間もなくリリースされるという。またAndroidベースのスマートフォンも計画されているらしい。Vergeは「順序ほぼそのとおりだが、スケジュールはまだ変更の可能性がある」としている。

Meg WhitmanはHPのCEOに就任した際に、「途上国の多くの人々にとってスマートフォンが入手しうる唯一のコンピュータとなっている事実をも考え合わせ、HPは最終的にこのような人々をも助けるようなスマートフォンを提供していく」と語った。しかし、しかし後にWhitmanは製品のリリースは2013中には行われないと述べた。

しかし2011にWhitmanは「HPはwebOSベースのタブレットを2013年に再リリースする」という意味の発言をしている。HPがWhitmanのスケジュールに合わせるために、自社の独自OS(webOSは現在オープンソースになっている)ではなく、Androidベースの製品の開発に方針を転換した可能性は十分ある。

最初に痛い失敗を経験したとはいえ、HPがモバイル・ハードウェア市場に復帰を試みるのは不思議ではない。モバイルはまさにコンピュータ産業の未来であり、AppleのiPadは一夜にしてほとんど独力でノートなどの既存のモバイル・コンピュータを圧倒して巨大なタブレット市場を成立させた。HPは2012年第4四半期の業績が予測を下回るなどハードウェア事業の不振が続いている。

しかしタブレットもHPにとって救いの神となるかどうかは不明だ。Android版タブレット市場にはまだiPad’シリーズに対抗できるような人気機種が出ていない。しかも市場にはライバル製品は無数に出まわって消費者の注意を分散させている。HPであろうと誰であろうとAndroidタブレットで成功するには既存のライバルよりはっきり高性能で価格にも魅力がある製品を開発しなければならない。

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Appleの128GB iPad、販売開始―来週リリース予定のMicrosoftのSurface Proに先制パンチ

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Appleは128GB iPadの販売を開始した〔2/6現在日本サイトではWiFiモデルのみ2-3営業日で出荷。WiFi+無線モデルは掲載されているもののまだ予約を受け付ていない〕。

これはRetinaディスプレイを装備する第4世代のiPadシリーズへの新たな機種の投入となる。9.7インチのフルサイズiPadとしてはこのストレージ容量の拡大で7.9インチの大人気の弟分との違いを際立たせる必要があったのだろう。しかしもっと重要なのは、近く発売となるMicrosoftのSurface Proとの能力差を少しでも埋めたいという狙いに違いない。

Surface ProがiPadのライバルだって? とんでもない! と考える読者も多いだろう。Surface Proはあくまでコンピュータだ。Windows 8そのものを搭載し、OfficeやPhotoshop、その他なんであれWindowsアプリが走る。CPUは十分強力なIntel Core i5だ。こちらもストレージは最大128GBが予定されている。フルサイズのUSBを含む各種入出力ポート、手書き用のスタイラスも用意される。

しかしiPadは発売の当初から現在まで既存のWindowsデバイスと直接のライバル関係だったことは一度もない。逆にSurface Proが得意だと主張している各種のエンタープライズ業務にもiPadは進出している。明らかにiPadのビジネス・ユーザーはWindowsアプリのサポートを必要としていない―必要としているのはApple流の新しい仕事のやり方だ。

しかしエンタープライズの膨大な既存システムは容易なことでは消えてなくならない。こうしたレガシー・システムに縛られているユーザーにとってはSurface Proには多くの魅力があることは間違いない。しかしイノベーションに熱心なグループはやはりiPadを選びたいと思うだろう。こうした層にはストレージ容量が倍増されたiPadは最適だ。価格も安くはないが、Surface Proクラスを上回るほどではない。しかもSurface Proに較べてバッテリー駆動時間は2倍だし、Surface Proは実際にユーザーが利用できるストレージ容量が少ないという問題を抱えている。

128GB iPadはSurface Proより約1週間早くリリースされた。このタイミングは多分に偶然だろうが、いずれにせAppleはMicrosoftの新製品をさほど恐れている様子はない。ただストレージ容量の点だけはエンタープライズ向け教育向けとしてSurface Proに対抗して拡大する必要を感じたかと思える(スペックとしては対等、現実の容量としてProを上回ることに成功している)。MicrosoftはSurface ProによってAppleのエンタープライズ市場への進出を防ぐ防波堤にしたいところだろうが、128GBモデルという先制パンチを受けて、果たして期待された役割を果たせるのか注目だ。.

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