Flipboard、iOS版もGIFに対応するアップデートをリリース

GIFのないインターネットなど、とても耐えられない。多くの人に同意していただけるものと思う。しかしiOS版Flipboardは、ながらく利用者にGIFなしの世界を強いてきた。しかしそれもようやく終わる。Android版にならって、ついにiOS版でもGIFがサポートされることになったのだ。

今回のアップデートにより、ニュースフィード内でもGIFが楽しめるようになったし、“Just GIF It”(猫中心に関連画像など)、“GIF Pop”(ちょっと怖面白い画像コレクション)、あるいは“GIF Me A Break”(アーティスティックなGIF集)といった、GIFを集めたマガジンも楽しめるようになっている。

また、最新版では他にもいろいろなアップデートが行われている。最も目立つのは「トップストーリー」だろう。News、Sports、Tech、およびBusinessといった「セクション」を購読している場合、自動的に新しいものないし人気のコンテンツが上の方に一覧表示される機能だ(訳注:たとえば「海外版」→「セクション」→「Business」を選ぶと表示されますが、表示されないものもあり、どういう場合に表示されるのか、今のところちょっとよくわかりません)。

また、マガジンを10ページ以上分フリップすると、自動的に共有プロンプトが表示されるようにもなっている。また、3つ以上のマガジンを作成している人には、自動的にプロフィールページが作成されるようにもなっている。GIFをサポートしたことに比べれば大したことはないかもしれないが、それでも便利に感じる人もいるだろう(少々押し付けがましい感じがする人もいるかもしれない)。

インターネット上でGIF人気はますます高まっている。Tumblr、Cinemagram、そしてVine(これはちょっと種類が違うか)などのビッグネームも、ループアニメーションの楽しさを訴えている。生まれたばかりのスタートアップも含めれば、非常に多くがGIFアニメをフィーチャーするサービスを提供している。

たとえば5月にスタートしたStillyも、ワンクリックで動画GIFを作成できる。Tumblerは6月から、ウェブカメラを使ってGIFが作成できるようになった。また、GIF風の短い音楽ビデオの作成サービスであるCoubも、同月に100万ドルの資金を調達している。

さらに、ViberやWhatsAppの競合にあたるPingerも数日前からGIFメッセージをサポートするようになっている。

騒々しさを増すインターネットにて、Flipboardも利用者が求めて止まないコンテンツを提供するようになったと言うことができるかもしれない。

アップデート版はこちらからダウンロードできる。

原文へ

(翻訳:Maeda, H)


Flipboardの「パーソナライズドマガジン」、2週間で50万本が作られる

モバイルマガジンのFlipboardは今日(米国時間4/11)、2週間前に追加したばかりの新機能を使って、すでに50万以上のパーソナライズド・マガジンが作られたと発表した。この期間に同サービスは300万人の新規ユーザーを獲得し、総ユーザー数は5300万人になった。

3月終りに同スタートアップは、検索、発見、閲覧、SNSへのシェア以外の何かをユーザーに提供する方法を導入した。Flipboardは事実上全ユーザーを雑誌編集者にしたのだ。Flipboardの世界中のパブリッシャーから集められた記事の一つひとつに付けられた「flip it」オプションを使えば、誰にでもパーソナライズされた記事の雑誌を作ることができ、それを他の読者がiOSまたはAndroidアプリから直接購読できる。

Flipboardによると、ユーザーの50%がこうした「パーソナライズド’ジン」を読んでいるという。中にはパブリッシャー自身が作ったものもあり、Esquire、Rolling Stone、Martha Stewart Living、National Geographic などのマガジンが人気だ。ユーザーの作ったマガジンも人気がある。TechCrunchライターのMG Sieglerによる「Reading List」マガジンは、人気ランキング第3位だ。

非常に記事の多いマガジン、”Modern Gentlemen’s Playground” にはすでに2495本もの記事が追加されている。そしてもちろん、BuzzFeedは「最多フリップ記事」の記録を持っている。”28 Incredibly Beautiful Places You Won’t Believe Actually Exist.” は、インターネット上の誰もが見たことがあるに違いないと私は思っている。(私自身は3回読んだと思うが、これは外すことのない釣りリンクだ)。もちろんこの記事の写真コンテストは、高度にビジュアル化されたフォトエッセイを読みたがるFlipboard読者の心を捕えた。

Flipboardを利用する時間帯にも興味深い傾向がみられる。どうやらこの雑誌は新聞の朝刊へと変遷しつつあるようで、殆どの読者が午前9時付近に読んでおり、雑誌の制作は午後(1:00 PM)、シェアのピークは夜(7:00 PM)だ。コンテンツの制作と消費のプロセスが目に見えるようだ。コンテンツを読むことに始まり、雑誌制作者たちがニッチな読者層のための記事を収集し、最後にソーシャルネットワークでさらにコンテンツを広める人たちへと向かう。

そうそう、元のコンテンツを作っている人たちはどうなのかって? エー、われわれは24時間働いている。いつでも歓迎。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)


Galaxy Note 8.0詳報―触らずにプレビューできるAir ViewサポートのFlipboard、iOSで人気のノート、Awsome Noteなどがバンドルされる

note8-3

今日(米国時間2/23)、SamsungはバルセロナのMobile World Congress 2013でGalaxy Note 8.0を発表した。これでSamsungも小型タブレット分野でiPadMiniに対抗する切り札を得たことになる。スクリーンサイズはわずか2.5mmだがiPad Miniより大きい( Velazco記者の使用感の記事も参照)。

ハードウェアと同時にSamsungはホバリング操作やアプリなどいくつかの新しい機能とサービスを導入した。Appleに対抗するにはサービスと機能というソフト面を消費者に訴えかけることが重要だとSamsungも認識しているようだ。

触らずに浮かせるだけでよい

Note 8.0ではSamsungお得意のスタイラス、S Penがアップグレードされ、タッチスクリーンだけでなくナビゲーション・ボタンも操作できるようになった。機能も強化されている。SPenを画面の上に浮かせるとプレビューが表示されるAir View機能がサードパーティーのアプリでも作動するようになった。Air Viewをサポートする最初のサードパーティー・アプリはソーシャル・ニュース購読のFlipboardだ。タイル状に配置されたニュースのどれかにペンを近づけるとプレビューがポップアップする。

note8-flipboard

「ペンでタッチすればすむことなのにこんな機能が何の役に立つのか?」という疑問ももっっともだが、Air Viewの機能が拡張されればやはり便利な使い道が出てくるようなると思う。たとえば、タッチスクリーンで苛立たしいのはうっかり広告に触って開いてしまうことだが、Aire Viewによるプレビューができればこれがだいぶ防げるだろう。

Googleは広告の間違いクリックを減らすために努力をしている。一部のメーカーはぶきっちょなユーザー向けにタッチスクリーンの感度を落とすことも試みている。アイテムを選択する前にペンをかざしただけでプレビューが表示されるというのも間違いクリック対策の一つになるかもしれない。

Flipboardのアプリだけでなく、ファイル・フォルダ、メール、写真やビデオのギャラリー、ノートなどですでにAire Viewが有効になっている。デベロッパーがアプリをアップデートするにつれて今後さらに多くのアプリがサポートされる予定だ。

新アプリ、既存アプリの強化

Note 8.0ではFlipboard以外にもいくつか新アプリが登場している。

SamsungはNoteシリーズを通常のタブレットより小型で日常楽に持ち歩ける生産性ツールと位置づけている。今回リリースされたAwesomeNoteは、to-doリスト、記念日、買い物などさまざまなカテゴリー別にタスクを記録し、進捗状況を把握できる高機能ノートだ。iOS版はAppStoreのHall of Famedeアプリに選ばれており、フル機能のiPad版は4.99ドルの有料アプリだ。

開発元のBRIDは今回Android版をGoogle Playストアにリリースした。こちらも有料アプリだが、SamsungはNote 8.0に「発売開始から少なくとも1年」は無料でバンドルするという。

その他、最新版(2.0)のSamsung Chat-On、クロスメディア、クロスプラットフォームのメッセージ・サービス、読書用にスクリーンの輝度を調整するReadingMode、テレビなどの汎用リモコン兼電子番組表、Smart Remoteなどのアプリがプレインストールされる。なかでも、多くの(アメリカでは80%もの)消費者が最近タブレットを手元に置いてテレビを見るようになったので、Smart Remoteは役に立つだろう。

アメリカでは通話機能がサポートされない

Velazco記者も指摘していたようにタブレットのカメラは一般にあまり高性能ではない。Note 8.0もそうだが、タブレットでこんな具合に写真を撮るユーザーはそもそも多くないだろう。

notre dame ipad photo

またタブレットを携帯電話に使うユーザーも少ないはずだ。

note8-6

Samsungの担当者によれば、Note 8.0は「スマートフォンのすべての機能をタブレットに詰め込んだ」のだというが、アメリカで発売される際にはWiFi版でもその後にリリースされる3G/LTE版でも音声通話機能はサポートされないという。アメリカのキャリアがスマートフォンと共食いしないようにSamsungに通話機能の削除を求めたためなのか、他に独自の理由があるのかは不明だ。

なるほど通常タブレットに向かって話しかけたりしないが、通話機能があれば便利なときもあるのでこれは残念だ。今回テストしたNote 8.0には通話機能があり、問題なく作動して音質も良かった。アメリカ以外の地域に出荷される製品には音声通話機能がサポートされるという。

ノートルダム聖堂の写真: Tumblr

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+