Flipboardが米国の全ユーザーに広告付きビデオサービスを提供開始

ニュースアプリのFlipboardが、ビデオサービスのFlipboard TVを拡大する。同社が選んで集めたビデオを提供するサービスは、2020年2月にまずサムスンのデバイス限定で公開され(Flipboardサイト)、米国時間8月27日から米国内のFlipboardユーザー全員に広がった。グローバルのパブリッシャーや各地のニュースパブリッシャーに加え、厳選された独立系ビデオプロデューサーなど、多くのパブリッシャーが制作したビデオを見られるようになっている。

サムスンのGalaxyデバイスのオーナーに限り、広告なしのFlipboard TVプレミアム版を引き続き利用できる。その他のユーザーには広告付きのサービスが提供される。

今回の拡大に合わせて、Flipboardはアプリにビデオフィードを提供するメディアパートナーも多数揃えた。パートナーには、Complex Networks、Minute Media、A360 Media、Group Nine Media、The Recount、Bonnier Corp、Refinery29、Dow Jones、Hearst Magazines、Gannett、Vice Media Group、Penske Media Corporationのほか、Rolling StoneやVarietyなどのブランドも名を連ねる。Flipboardによれば、VideoElephantとの新たな提携により、EuronewsやTribune Publishing、ほかにも数十のメディアも利用できるようになるという。

画像クレジット:Flipboard

さらにFlipboardは、映像制作者のGene Nagata(別名Potato Jet)やビデオジャーナリストのJohnny Harrisなど、独立系パブリッシャーのビデオも初めて提供する。これはインフルエンサーエージェンシーのSpacestation IntegrationsとFlipboardの提携によるものだ。独立系パブリッシャーはほかにGary Vaynerchuk、AudPopの制作者、「What If」や「How To Survive」などのビデオシリーズのプロデューサーであるUnderknownなどが取り上げられている。

従来型のニュースパブリッシャー以外に拡大したものの、Flipboardは品質を重視して慎重にビデオのラインナップを選択しているという。

Flipboardのグローバル成長&ビジネス開発担当バイスプレジデントであるClaus Enevoldsen(クラウス・エネボルドセン)氏は「誰でも参加できるわけではない。我々はエコシステム全体に細心の注意を払い、我々がフェイクニュースではないと確認できるものだけが『For You』に表示されるようにしている。信頼できるソースを提供しているということだ。我々は常にそうしてきたし、ビデオのジャンルを拡大するにあたってもそのことは変わらない」と説明する。

画像クレジット:Flipboard

新しいビデオフィードは、Flipboardのコンテンツガイドにある専用の「ビデオ」タブに表示される。Flipboardによれば、ビデオを発見する機能や統合が改善されたため、ユーザーはアプリ内でこれまでよりも簡単にビデオを見つけられるようになるという。さらにコンテンツガイドにはトップレベルの20のトピックとして、旅行、政治、ローカル、ライフスタイル、スポーツ、ニュースなどと並んでビデオ専用のフィードがある。エディトリアルとアルゴリズムによってコンテンツが選ばれる「For You」タブでもビデオが目立つように表示される。

ユーザーは、自分のマガジンにビデオ専用フィードを追加することができる。

今回初めて、ビデオがFlipboard内でネイティブに再生されるようになった。これにより、関連のあるビデオをユーザーに示すFlipboardのレコメンデーションエンジンが強化されると同社は説明する。また、次のビデオへスキップするといったビデオコントロールを使うこともできるようになった。

画像クレジット:Flipboard

ビデオへの取り組みは、2020年初頭にFlipboardが始めたローカルニュースの拡張(未訳記事)とも結びついている。6月時点で(未訳記事)Flipboardでローカルニュースが提供されているのは米国とカナダの50都市で、現在では61都市になっている。Flipboardユーザーは好みのローカルニュース提供元のビデオコンテンツもFlipboard内で直接フォローできる。

このため、ニュースパブリッシャーのアプリやウェブサイトを見にいくよりもすっきりとしたエクスペリエンスになる。ただし、Flipboardはニュースパートナーのビデオが再生された際の広告から生じる収益の分配については明らかにしていない。

Flipboardによれば、広告はコンテンツの再生前と再生中に表示されるという。Flipboardのプラットフォーム上でコンテンツの再生前に広告が表示されるのは初めてだ。こうした広告によって、ブランドを傷つけない高品質のデジタルビデオエクスペリエンスをモバイルで実現したいというパブリッシャーからの要求が解決されると、Flipboardは考えている。

サービス開始時点で、Flipboardはビデオ向けの広告インベントリを販売している。しかし同社は、これは将来的にパブリッシャーが自身の広告インベントリを販売できるようにするためだと述べている(パブリッシャーがすでに広告インベントリの販売チームを持っている場合は、それを継続できる)。

パブリッシャーはビデオコンテンツの閲覧を促進するために、Flipboardが最近リリースしたストーリーボード機能(未訳記事)を使うこともできる。ストーリーボードはアルゴリズムによるフィードではなく、目立たせたいコンテンツを集めた固定のコレクションだ。

Flipboardの共同創業者でCEOのMike McCue(マイク・マッキュー)氏は「今回の新機能は我々がおよそ10年かけて築いてきたパブリッシャーのエコシステム、コンテンツ発見に関する基本的な考え方、そして最近のFlipboard TVの取り組みの上に構築されている。新しいネイティブのビデオプレイヤーによって、新しいユーザーエクスペリエンスやパートナーシップ、収益化のチャンスが開かれる。近いうちに、さらに多くのクリエイターや独立系プロデューサーと連携するつもりだ」と語っている。

ビデオの新機能はFlipboardアプリ内で米国のユーザーに対して公開されている。

画像クレジット:Flipboard

[原文へ]

(翻訳:Kaori Koyama)

Flipboardが米国の全ユーザーに広告付きビデオサービスを提供開始

ニュースアプリのFlipboardが、ビデオサービスのFlipboard TVを拡大する。同社が選んで集めたビデオを提供するサービスは、2020年2月にまずサムスンのデバイス限定で公開され(Flipboardサイト)、米国時間8月27日から米国内のFlipboardユーザー全員に広がった。グローバルのパブリッシャーや各地のニュースパブリッシャーに加え、厳選された独立系ビデオプロデューサーなど、多くのパブリッシャーが制作したビデオを見られるようになっている。

サムスンのGalaxyデバイスのオーナーに限り、広告なしのFlipboard TVプレミアム版を引き続き利用できる。その他のユーザーには広告付きのサービスが提供される。

今回の拡大に合わせて、Flipboardはアプリにビデオフィードを提供するメディアパートナーも多数揃えた。パートナーには、Complex Networks、Minute Media、A360 Media、Group Nine Media、The Recount、Bonnier Corp、Refinery29、Dow Jones、Hearst Magazines、Gannett、Vice Media Group、Penske Media Corporationのほか、Rolling StoneやVarietyなどのブランドも名を連ねる。Flipboardによれば、VideoElephantとの新たな提携により、EuronewsやTribune Publishing、ほかにも数十のメディアも利用できるようになるという。

画像クレジット:Flipboard

さらにFlipboardは、映像制作者のGene Nagata(別名Potato Jet)やビデオジャーナリストのJohnny Harrisなど、独立系パブリッシャーのビデオも初めて提供する。これはインフルエンサーエージェンシーのSpacestation IntegrationsとFlipboardの提携によるものだ。独立系パブリッシャーはほかにGary Vaynerchuk、AudPopの制作者、「What If」や「How To Survive」などのビデオシリーズのプロデューサーであるUnderknownなどが取り上げられている。

従来型のニュースパブリッシャー以外に拡大したものの、Flipboardは品質を重視して慎重にビデオのラインナップを選択しているという。

Flipboardのグローバル成長&ビジネス開発担当バイスプレジデントであるClaus Enevoldsen(クラウス・エネボルドセン)氏は「誰でも参加できるわけではない。我々はエコシステム全体に細心の注意を払い、我々がフェイクニュースではないと確認できるものだけが『For You』に表示されるようにしている。信頼できるソースを提供しているということだ。我々は常にそうしてきたし、ビデオのジャンルを拡大するにあたってもそのことは変わらない」と説明する。

画像クレジット:Flipboard

新しいビデオフィードは、Flipboardのコンテンツガイドにある専用の「ビデオ」タブに表示される。Flipboardによれば、ビデオを発見する機能や統合が改善されたため、ユーザーはアプリ内でこれまでよりも簡単にビデオを見つけられるようになるという。さらにコンテンツガイドにはトップレベルの20のトピックとして、旅行、政治、ローカル、ライフスタイル、スポーツ、ニュースなどと並んでビデオ専用のフィードがある。エディトリアルとアルゴリズムによってコンテンツが選ばれる「For You」タブでもビデオが目立つように表示される。

ユーザーは、自分のマガジンにビデオ専用フィードを追加することができる。

今回初めて、ビデオがFlipboard内でネイティブに再生されるようになった。これにより、関連のあるビデオをユーザーに示すFlipboardのレコメンデーションエンジンが強化されると同社は説明する。また、次のビデオへスキップするといったビデオコントロールを使うこともできるようになった。

画像クレジット:Flipboard

ビデオへの取り組みは、2020年初頭にFlipboardが始めたローカルニュースの拡張(未訳記事)とも結びついている。6月時点で(未訳記事)Flipboardでローカルニュースが提供されているのは米国とカナダの50都市で、現在では61都市になっている。Flipboardユーザーは好みのローカルニュース提供元のビデオコンテンツもFlipboard内で直接フォローできる。

このため、ニュースパブリッシャーのアプリやウェブサイトを見にいくよりもすっきりとしたエクスペリエンスになる。ただし、Flipboardはニュースパートナーのビデオが再生された際の広告から生じる収益の分配については明らかにしていない。

Flipboardによれば、広告はコンテンツの再生前と再生中に表示されるという。Flipboardのプラットフォーム上でコンテンツの再生前に広告が表示されるのは初めてだ。こうした広告によって、ブランドを傷つけない高品質のデジタルビデオエクスペリエンスをモバイルで実現したいというパブリッシャーからの要求が解決されると、Flipboardは考えている。

サービス開始時点で、Flipboardはビデオ向けの広告インベントリを販売している。しかし同社は、これは将来的にパブリッシャーが自身の広告インベントリを販売できるようにするためだと述べている(パブリッシャーがすでに広告インベントリの販売チームを持っている場合は、それを継続できる)。

パブリッシャーはビデオコンテンツの閲覧を促進するために、Flipboardが最近リリースしたストーリーボード機能(未訳記事)を使うこともできる。ストーリーボードはアルゴリズムによるフィードではなく、目立たせたいコンテンツを集めた固定のコレクションだ。

Flipboardの共同創業者でCEOのMike McCue(マイク・マッキュー)氏は「今回の新機能は我々がおよそ10年かけて築いてきたパブリッシャーのエコシステム、コンテンツ発見に関する基本的な考え方、そして最近のFlipboard TVの取り組みの上に構築されている。新しいネイティブのビデオプレイヤーによって、新しいユーザーエクスペリエンスやパートナーシップ、収益化のチャンスが開かれる。近いうちに、さらに多くのクリエイターや独立系プロデューサーと連携するつもりだ」と語っている。

ビデオの新機能はFlipboardアプリ内で米国のユーザーに対して公開されている。

画像クレジット:Flipboard

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(翻訳:Kaori Koyama)

Flipboardが初めて専門テーマでデスティネーションサイトを…大統領選を追う2016 Election Centralだ

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今夜(米国時間8/6)は共和党の大統領候補の初めてのディベートが行われるが、本来ならニューズアグリゲータであるFlipboardも、同社としての初めてのデスティネーションサイト2016 Election Centralを立ち上げる。今度の大統領選に関する最新ニュースをすべて一望できる、というサイトだ。

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CNNやThe Washington Postの支援も得ているこのサイトは、ユーザが、とくに関心のある候補や、争点を指定してニューズパッケージをカスタマイズできる。

“Election Centralは、政治に関するインサイトと、選挙戦のハイライトを合体させ、それを読者が自分の関心に合わせて個人化できる”、FlipboardのニューズエディタGabriella Schwarzは、そう言っている。

このサイトは、わかりやすさを増すために5つの部分に分かれる:

FlipboardのElection Centralは、5つの関心分野で構成される: 争点、候補者、政策、トップ記事、そしてFlipboardが選んだトップテン記事だ。モバイルでもデスクトップでも、“Explore”タブを押せば2016 Election Centralへ行ける。

コンテンツを提供するパートナーたちも、Flipboardの2016 Election Centralにそれぞれの専門分野から協力する。たとえばThe Washington Postが作る各候補の詳細情報“雑誌”には、「候補者」から行ける。ディベートとそれに対する選挙民の評価は、CNNが提供する。

最新の詳しい選挙情報を楽しく見せるのは、さすがFlipboardだ。これは同時に、特定テーマのデスティネーションサイト、という戦略の、有効性を計る実験でもある。多くの読者が、対話的にエンゲージするだろうか? そもそも、こんなものがなくてもこれからは、あらゆるメディアで選挙ニュースが盛り上がり、 両党の候補が決まるIowa caucus予備選で頂点を迎える。その大雪崩のようなニュースをキュレートするんだから、Flipboardのスタッフたちは、次期大統領が決まるまでに、平均何キログラムぐらい痩せるだろうか?

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

マガジンの作者が多様な付加的コンテンツでニュースコンテンツをより賑やかにするFlipboardの新機能…Apple Newsに対して差別化

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人気最大のモバイルニューズマガジンFlipboardは、今度のiOS 9で、実質的にFlipboardクローンと言われている強敵Newsアプリが出たって平気らしい。でももちろん、何百万というiPhoneに搭載される内蔵アプリに負けないためには、絶えざるイノベーションが欠かせない。そこで今朝(米国時間6/16)同社は、AppleのNewsに対して強力に差別化できると思われる、ある方法を発表した。それは、マガジンの作者たちが自分の出版物に自分の声を加えて、これから共有しようとしているニュースに対する意見や考えを述べたり、読者に質問したり、テキストを引用したり、リンクや個人的な写真などで自分のマガジンをカスタマイズできる、という機能だ。

これまでFlipboardのユーザは、いろんなソースから記事を引っぱり込んで自分のマガジンを作り、自分の関心を軸とする、世界に一つしかないコレクションを提供できた。しかし大手メディア企業などが提供している派手なマガジンと違って、このデジタルコンテンツの集合体には、編集者の生(なま)の声が欠けていた。それが、これからは変わる。これからはマガジンの作者が、テキストやリンクや画像などを自分のマガジンに添付できるのだ。

Flipboardが提案しているこの機能の使い方は、質問をする、読者と会話する、コンテンツ提供者にリクエストする、マガジンの変更について注記する、などだ。コンテンツの中で自分が感動したフレーズを、引用してもよいし、記事に対する感想や意見をシェアしてもよい。作者〜編集者によるこれらの付加物によって、記事のコンテキストがより豊かになる(より多面的立体的になる)。

記事をリンクや自分が撮った写真などで修飾してもよい。するとマガジンに(願わくば良い意味での)個人性が加わるだろう。

Apple製のNewsアプリも、人間の編集チームが制作に関与し、地域ニュース、全国ニュース、世界のニュースの各レベルでニュースをふるいにかけるらしい。Newsアプリの編集者もコンテンツを大小さまざまなソースから取り込むが、ときにはマイナーなミニコミみたいなものから素材を拾うこともあるらしい。

だから二つのニューズマガジンは、体裁や美観だけでなく、その内容でも競合することになる。多くの読者にとって、おもしろい、センスが良い、と感じられるのは、どちらの編集姿勢だろうか。Flipboardがこれから行う、作者によるマガジンの個人化の強化は、吉と出るか凶と出るか、はたして?

Flipboardによると、この新しい機能はまずとりあえずiOSでローンチするが、じきにAndroidにも行く。このオプションを利用するためには、表紙にある”compose”アイコンをタップするとよい。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

Flipboard、iOS版もGIFに対応するアップデートをリリース

GIFのないインターネットなど、とても耐えられない。多くの人に同意していただけるものと思う。しかしiOS版Flipboardは、ながらく利用者にGIFなしの世界を強いてきた。しかしそれもようやく終わる。Android版にならって、ついにiOS版でもGIFがサポートされることになったのだ。

今回のアップデートにより、ニュースフィード内でもGIFが楽しめるようになったし、“Just GIF It”(猫中心に関連画像など)、“GIF Pop”(ちょっと怖面白い画像コレクション)、あるいは“GIF Me A Break”(アーティスティックなGIF集)といった、GIFを集めたマガジンも楽しめるようになっている。

また、最新版では他にもいろいろなアップデートが行われている。最も目立つのは「トップストーリー」だろう。News、Sports、Tech、およびBusinessといった「セクション」を購読している場合、自動的に新しいものないし人気のコンテンツが上の方に一覧表示される機能だ(訳注:たとえば「海外版」→「セクション」→「Business」を選ぶと表示されますが、表示されないものもあり、どういう場合に表示されるのか、今のところちょっとよくわかりません)。

また、マガジンを10ページ以上分フリップすると、自動的に共有プロンプトが表示されるようにもなっている。また、3つ以上のマガジンを作成している人には、自動的にプロフィールページが作成されるようにもなっている。GIFをサポートしたことに比べれば大したことはないかもしれないが、それでも便利に感じる人もいるだろう(少々押し付けがましい感じがする人もいるかもしれない)。

インターネット上でGIF人気はますます高まっている。Tumblr、Cinemagram、そしてVine(これはちょっと種類が違うか)などのビッグネームも、ループアニメーションの楽しさを訴えている。生まれたばかりのスタートアップも含めれば、非常に多くがGIFアニメをフィーチャーするサービスを提供している。

たとえば5月にスタートしたStillyも、ワンクリックで動画GIFを作成できる。Tumblerは6月から、ウェブカメラを使ってGIFが作成できるようになった。また、GIF風の短い音楽ビデオの作成サービスであるCoubも、同月に100万ドルの資金を調達している。

さらに、ViberやWhatsAppの競合にあたるPingerも数日前からGIFメッセージをサポートするようになっている。

騒々しさを増すインターネットにて、Flipboardも利用者が求めて止まないコンテンツを提供するようになったと言うことができるかもしれない。

アップデート版はこちらからダウンロードできる。

原文へ

(翻訳:Maeda, H)


Flipboardの「パーソナライズドマガジン」、2週間で50万本が作られる

モバイルマガジンのFlipboardは今日(米国時間4/11)、2週間前に追加したばかりの新機能を使って、すでに50万以上のパーソナライズド・マガジンが作られたと発表した。この期間に同サービスは300万人の新規ユーザーを獲得し、総ユーザー数は5300万人になった。

3月終りに同スタートアップは、検索、発見、閲覧、SNSへのシェア以外の何かをユーザーに提供する方法を導入した。Flipboardは事実上全ユーザーを雑誌編集者にしたのだ。Flipboardの世界中のパブリッシャーから集められた記事の一つひとつに付けられた「flip it」オプションを使えば、誰にでもパーソナライズされた記事の雑誌を作ることができ、それを他の読者がiOSまたはAndroidアプリから直接購読できる。

Flipboardによると、ユーザーの50%がこうした「パーソナライズド’ジン」を読んでいるという。中にはパブリッシャー自身が作ったものもあり、Esquire、Rolling Stone、Martha Stewart Living、National Geographic などのマガジンが人気だ。ユーザーの作ったマガジンも人気がある。TechCrunchライターのMG Sieglerによる「Reading List」マガジンは、人気ランキング第3位だ。

非常に記事の多いマガジン、”Modern Gentlemen’s Playground” にはすでに2495本もの記事が追加されている。そしてもちろん、BuzzFeedは「最多フリップ記事」の記録を持っている。”28 Incredibly Beautiful Places You Won’t Believe Actually Exist.” は、インターネット上の誰もが見たことがあるに違いないと私は思っている。(私自身は3回読んだと思うが、これは外すことのない釣りリンクだ)。もちろんこの記事の写真コンテストは、高度にビジュアル化されたフォトエッセイを読みたがるFlipboard読者の心を捕えた。

Flipboardを利用する時間帯にも興味深い傾向がみられる。どうやらこの雑誌は新聞の朝刊へと変遷しつつあるようで、殆どの読者が午前9時付近に読んでおり、雑誌の制作は午後(1:00 PM)、シェアのピークは夜(7:00 PM)だ。コンテンツの制作と消費のプロセスが目に見えるようだ。コンテンツを読むことに始まり、雑誌制作者たちがニッチな読者層のための記事を収集し、最後にソーシャルネットワークでさらにコンテンツを広める人たちへと向かう。

そうそう、元のコンテンツを作っている人たちはどうなのかって? エー、われわれは24時間働いている。いつでも歓迎。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)


Galaxy Note 8.0詳報―触らずにプレビューできるAir ViewサポートのFlipboard、iOSで人気のノート、Awsome Noteなどがバンドルされる

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今日(米国時間2/23)、SamsungはバルセロナのMobile World Congress 2013でGalaxy Note 8.0を発表した。これでSamsungも小型タブレット分野でiPadMiniに対抗する切り札を得たことになる。スクリーンサイズはわずか2.5mmだがiPad Miniより大きい( Velazco記者の使用感の記事も参照)。

ハードウェアと同時にSamsungはホバリング操作やアプリなどいくつかの新しい機能とサービスを導入した。Appleに対抗するにはサービスと機能というソフト面を消費者に訴えかけることが重要だとSamsungも認識しているようだ。

触らずに浮かせるだけでよい

Note 8.0ではSamsungお得意のスタイラス、S Penがアップグレードされ、タッチスクリーンだけでなくナビゲーション・ボタンも操作できるようになった。機能も強化されている。SPenを画面の上に浮かせるとプレビューが表示されるAir View機能がサードパーティーのアプリでも作動するようになった。Air Viewをサポートする最初のサードパーティー・アプリはソーシャル・ニュース購読のFlipboardだ。タイル状に配置されたニュースのどれかにペンを近づけるとプレビューがポップアップする。

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「ペンでタッチすればすむことなのにこんな機能が何の役に立つのか?」という疑問ももっっともだが、Air Viewの機能が拡張されればやはり便利な使い道が出てくるようなると思う。たとえば、タッチスクリーンで苛立たしいのはうっかり広告に触って開いてしまうことだが、Aire Viewによるプレビューができればこれがだいぶ防げるだろう。

Googleは広告の間違いクリックを減らすために努力をしている。一部のメーカーはぶきっちょなユーザー向けにタッチスクリーンの感度を落とすことも試みている。アイテムを選択する前にペンをかざしただけでプレビューが表示されるというのも間違いクリック対策の一つになるかもしれない。

Flipboardのアプリだけでなく、ファイル・フォルダ、メール、写真やビデオのギャラリー、ノートなどですでにAire Viewが有効になっている。デベロッパーがアプリをアップデートするにつれて今後さらに多くのアプリがサポートされる予定だ。

新アプリ、既存アプリの強化

Note 8.0ではFlipboard以外にもいくつか新アプリが登場している。

SamsungはNoteシリーズを通常のタブレットより小型で日常楽に持ち歩ける生産性ツールと位置づけている。今回リリースされたAwesomeNoteは、to-doリスト、記念日、買い物などさまざまなカテゴリー別にタスクを記録し、進捗状況を把握できる高機能ノートだ。iOS版はAppStoreのHall of Famedeアプリに選ばれており、フル機能のiPad版は4.99ドルの有料アプリだ。

開発元のBRIDは今回Android版をGoogle Playストアにリリースした。こちらも有料アプリだが、SamsungはNote 8.0に「発売開始から少なくとも1年」は無料でバンドルするという。

その他、最新版(2.0)のSamsung Chat-On、クロスメディア、クロスプラットフォームのメッセージ・サービス、読書用にスクリーンの輝度を調整するReadingMode、テレビなどの汎用リモコン兼電子番組表、Smart Remoteなどのアプリがプレインストールされる。なかでも、多くの(アメリカでは80%もの)消費者が最近タブレットを手元に置いてテレビを見るようになったので、Smart Remoteは役に立つだろう。

アメリカでは通話機能がサポートされない

Velazco記者も指摘していたようにタブレットのカメラは一般にあまり高性能ではない。Note 8.0もそうだが、タブレットでこんな具合に写真を撮るユーザーはそもそも多くないだろう。

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またタブレットを携帯電話に使うユーザーも少ないはずだ。

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Samsungの担当者によれば、Note 8.0は「スマートフォンのすべての機能をタブレットに詰め込んだ」のだというが、アメリカで発売される際にはWiFi版でもその後にリリースされる3G/LTE版でも音声通話機能はサポートされないという。アメリカのキャリアがスマートフォンと共食いしないようにSamsungに通話機能の削除を求めたためなのか、他に独自の理由があるのかは不明だ。

なるほど通常タブレットに向かって話しかけたりしないが、通話機能があれば便利なときもあるのでこれは残念だ。今回テストしたNote 8.0には通話機能があり、問題なく作動して音質も良かった。アメリカ以外の地域に出荷される製品には音声通話機能がサポートされるという。

ノートルダム聖堂の写真: Tumblr

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+