ついにポケモンがiPadにやってくる。ただしバーチャル・カードゲームとして

Pokémonは、私がリアル世界のあらゆる物以上に愛するキャラクター・ファミリーだ。それがiPadにやってくる。ただし、最初に登場するゲームが、本来のモンスターのコレクション&バトリングゲームではなく、伝統的Pokémonカードゲームだという事実さえなければ、私の喜びが多少損われることもなかっただろう。

私も、Pokémonのトレーディングカードは持っていて、決して悪くはないのだが、何と言うかこれは、スニッカーズが食べたいのにマーズバーをもらったような気分だ ― 私はマーズのチョコレートバーも食べるし嫌いではないが、スニッカーズの70%程度の喜びしか与えてくれない。

このゲームがiOSに登場するというニュースを最初に報じたのはPolygonで、情報源はPoké,pmマニア、Josh Wittenkellerのツイートだ。PolygonがThe Pokémon Companyに確認を取ったところ、リーク情報は真実でゲームがiPadにやってくることはわかったが、発売時期に関する詳しい情報は得られなかった。

Pokémonのトレーディングカードゲームは、すでにWindows PCとMac用に販売されているので、モバイル機器への移植は大きな出来事ではないが、iPadで本物のPokémon〈ゲーム〉(Pokédex[ポケモン図鑑]アプリでなく)を見るのは初めてなので、子供向けに作られたこのビデオゲームを楽しむ、私のような成人職業ITジャーナリストの間で話題を呼ぶのも不思議ではない。

任天堂(業績不振にもかかわらず、同社の知財権をiOSやAndroidでゲーム化することを拒否している)の子会社であるThe Pokémon Companyに、一つお願いがある。メインのPokémonゲームを一日も早くiPadやiPhoneに載せてほしい。私は有り金全部をはたいてもいいし、貴社の永遠のすばらしさを称えて(小さな)寺院も建てるつもりだ。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook


Kineticaは指先で直感的に高度な統計処理とビジュアル化ができるすぐれものiPadアプリ

大量のデータをすばやくいくつかのグループに分類したいなどと思ったことがあるだろうか? もしそうなら朗報だ。

カーネギー・メロン大学(CMU)の人間コンピュータ相互作用センターの博士課程の学生グループが開発中のKineticaというiPadアプリはデータを指先で操作し、分類したり、任意の線に沿って並べたり、スワイプだけでグラフ化したりできる。

このアプリはインポートしたデータに対して直感的な操作で分類、ソートなどさまざまな処理ができる。指で描いた曲線に沿ってデータを配置したり、同一のデータから複数のグラフを同時に生成するなども可能だ。

個々のデータは磁石で壁に張り付いた点のように見える。指定された値によって色分けするのも簡単。 たとえば、自動車のデータなら価格帯、飲食物なら砂糖の含有量によって色分け分類し、ソートするなどができる。

「UIが直感的なので数学や統計の専門知識がなくても、少し慣れればだれにでも高度な処理ができる」と開発者の一人、Jeffrey Rzeszotarskiは言う。現在タブレットの主要な用途はウェブ閲覧と読書にとどまっている。これはひとつにはアプリの操作性が十分でないからだ。正確なポインティングではデスクトップのマウスにはやはりかなわない。しかし直感的な操作にはタブレットの方がずっと向いているし、その強みを生かして自然なジェスチャーで利用できるアプリがもっと増える必要がある。

まだこのアプリは一般公開されていないが、こちらに登録しておくと4月29日過ぎに公開されたときにメールで通知がもらえる。

〔日本版〕上はデモビデオのスクリーンショットだが、サイトの説明によると、タイタニック号の乗客を船室等級別に3つのグループに分け、縦軸を年齢に取り、生存者に着色したものだ。これによって上級船室の乗客は高齢者まで助かったのに下級船室の乗客で助かったのは大部分が若者だったことが一目で分かる。

もうひとつの例は自動車を製造国、価格、馬力でグループ分けしたもの。「4万ドル以上」という条件でフィルタすると「馬力が大きいモデルはほとんどがドイツ車」だということがすぐに分かる。

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


Google、iPad向けYouTubeビデオ録画専用アプリをリリース―コンサートでiPadかざす連中が増える?

コンサートに行くと、周囲の目もはばからずスマートフォンを掲げてステージを撮影している観客がいる。これからはiPadでそうする連中が増えるかもしれない。(* というのはYouTubeが新しくiPad向け録画アプリを発表したからだ(iPhone版は3ヶ月前に発表されている)。

このYouTube Captureはビデオを撮影してYouTubeにアップロードするプロセスを大幅に簡易化するために必要なツールをすべて単一のアプリにまとめている。ユーザーは撮影を終えたらキャプション、タグその他のメタデータを追加し、即座に自分のYouTubeチャンネルにアップロードすることができる。世界に公開してもいいし、自分だけが見られるようにしてもよい。

このアプリでは色の調整、ブレの軽減、トリミング、BGM追加などの簡単な編集が可能だ。ビデオのアップロードはバックグラウンドで実行されるから、編集が終わったらアップロード完了を待たずにアプリをすぐに終了できる。

iPad版がローンチされたことはYouTube、ひいては親会社のGoogleが、たとえAndroidのライバルではあってもiOSプラッットフォームを重視していることの現れだ。これまでにもGoogleはYouTube専用ビデオプレイヤー、Googleマップ、Gmailその他をiPhoneとiPadにネーティブ・アプリとして提供してきた。

YouTubeへのアップロード機能はAndroidの場合はOSに用意されているので必ずしも専用アプリを作る必要はない。しかしYouTubeの広報担当者は「iOS版に続いてAndroid版のYouTube Captureも準備中だ」と述べた。

==
* 言うまでもないが、著作権その他のややこしい問題を生じさせるこのような行為を私にせよYouTubeにせよ、決して勧めているわけではない。

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+