Android版Chromeの新しいプッシュ通知をFacebook、Pinterest他がいち早くサポート

2015-04-21-chromelogo

先週lアップデートされたAndroid版Chromeブラウザにはウェブサイトがモバイル・ユーザー向けにプッシュ通知を発行する機能が追加されていた。これはウェブ版がネイティブ・アプリと競争することを助けようとするものだ。この機能をどのサイトが最初にサポートするかが注目されていたが、今朝(米国時間4/20)、Googleは、Beyond the Rack、eBay、Facebook、FanSided、Pinterest、Product Hunt、VICE News、Roost 、Mobify他がプッシュ通知機能を採用したと発表した

Googleによれば「これらのサイトは数週間以内に実際にプッシュ通知を有効にするだろう」という。

多くのパブリッシャーで、モバイル・ウェブサイトにはネーティブ・アプリより多数のユーザーがいるが、ウェブサイトはアプリほどユーザーとの対話性がよくない。そもそもアプリが人気を集めた原因がそこにある。新しい情報がある場合、アプリならホーム画面のアイコンに赤いサインを付加したり、さらには新情報の見出しをプッシュ通知で表示することができる。

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しかし最新版のAndroidおよびデスクトップ向けGoogle Chromeは、 新しいウェブ規格に基づくプッシュ通知をサポートしており、ウェブサイトは専用アプリ同様にユーザーにアップデートをプッシュ通知することができるようになった。この機能はモバイル・ウェブのデベロッパーから長年にわたって強く要望されていた。

ユーザーがプッシュ通知をサポートするサイトを訪問すると、Chromeはダイアログボックスを表示し、ブラウザを通じてプッシュ通知を受け取るかどうかユーザーに選択させる。ユーザーがイェスを選択した場合、デベロッパーはユーザーにリアルタイムでアップデートを送るなどさまざまな情報を提供できる。Androidデバイス上でこれらのプッシュ通知はネーティブ・アプリの場合とほぼ同様のルック・アンド・フィールを備えるが、管理するのはAndroid OSではなく、Chromeブラウザだ。【中略】

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ただし、パブリッシャーが複数のプッシュ通知チャンネルを持っていた場合(いちばん可能性が高いのはウェブ版とアプリ版の双方でプッシュ通知を行うケースだろう)、ユーザーが一方を許可したことを忘れてもう一方も許可すると、だぶって通知を受けることになる。この問題についてはいくつかの解決法が提案されている。

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また最新版のAndroid向けChromeでは、プッシュ通知の他にユーザーがウェブサイトをタップ1回でホーム画面に追加できるようになっている。ユーザーがFlipboardやMediumなどのサイトが気に入った場合、いちいちGoogle Playからアプリをダウンロードしてインストールしなくてもモバイル・ウェブサイトをホーム画面に追加するだけでそれに近い効果が得られるわけだ。

[原文へ](滑川海彦@Facebook Google+

Google、LEGOと提携―Chromeブラウザ内でレゴブロックを自由自在に組み立てられる

大企業同士のタイアップは珍しくない。それでもやっぱりこれはクールだ。GoogleはLEGOと提携してChromeブラウザの中でLEGOで遊べるアプリをリリースした。WebGLその他の最新ウェブ・テクノロジーを駆使してこのアプリを2012年に開発したのはGoogleオースラリアのチームだった。当初は社内での実験だったが、このほどGoogleは一般公開に踏み切った。

Googleのことだからソーシャル面を受け持つのはGoogle+だ。ユーザーは他のユーザーが公開しているレゴブロックの作品を見ることができるし、自分の作品を公開することもできる。Googleによればこのアプリは完成作品に独自の分類法を適用しており、ユーザーは関心のある特定のタイプの作品をフィルタすることができる。

ただしLEGO Mindstormsのようなことはできない。現在利用できるレゴブロックの種類は基本的なものに限られている。それでもレゴのファンなら大いに楽しめるはずだ。作品が完成したら世界地図の上に公開することができる。〔レゴの東京タワーが本物の東京タワーの場所に公開されている〕。

このアプリはChrineのウェブ版とAndroid版の双方で作動する。試してみたところではFirefoxでも作動するようだ。しかしIE 11ではレゴを配置することができなかった。.

試してみたい場合はこちらから。Googleマップでみんなが作った作品を見ることもできる

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


Google、Chromeブラウザーの警告を強化。悪質な機能拡張のインストールを阻止

近くChromeは、ブラウザーの拡張機能の取扱いを変更する可能性のあるソフトウェアをダウンロードしようとするユーザーに警告を与えるようになる。具体的にこれは、ユーザーの知らない間に悪質な拡張機能がインストールされるようにするプログラムを監視する同社のセーフブラウジングシステムを強化するものだ。新機能は今後数日以内に配布される。

昨年12月、すでにGoogleは拡張機能のサイレントインストールをデフォルトで無効にしている。今日の発表によると、この保護機能を有効にすることによって「Chromeに明らかな性能改善が見られユーザー体験も改善される」。

新機能はこれを基点に、悪質な機能拡張がブラウザーに侵入するのを未然に防ごうとしている。

Googleによると、新機能は「Chromeが機能拡張を配布する標準的しくみを侵害するコードを識別し、そのコードがマルウェアである旨をユーザーに警告する」。これらの悪質な機能拡張の大半は、サイレントインストール・ブロッカーを回避しようとする。ひとたびここを通過するとユーザーは機能拡張のアンインストーラや無効化ができなくなる。コードはChromeの設定を操作してブラウザーがサイレント・インストールを再び許すように変更すると共に、付随する悪質な機能拡張ももちろんすぐにインストールしようとする、とGoogleは言っている。

「最新の対策」は、この種の悪質な機能拡張を検知してブロックするとGoogleは言っているが、方法の詳細は明らかにしていない。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)


Google、Android、iPhone、iPad版Chromeをアップデート―高速化して検索、共有を強化

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GoogleがChromeブラウザのモバイル版を発表して以来、デスクトップ版と同期して使える便利さを多くのユーザーが体験してきた。デスクトップのブックマークや履歴などすべての環境がモバイル版で再現されるのはありがたい。しかしモバイル版のChromeがiPhone版Safariなみに高速で動かなければその便利さも半減してしまう。

Googleもこの点は十分認識しており、スピードアップに重点を置いたAndroid、iPhone、 iPad版のChromeのアップデートを発表した。

Android版の場合、HTML5のサポートの拡大と最新のV8 JavaScriptエンジンによってブラウジングは25%も高速化されたという。Googleによれば、この高速化はiOS版にも近く導入される。

GoogleのGrace KlobaとRohit Raoはこう述べている。

GoogleはAndroid版、iOS版のChromeについて、安定性とセキュリティの改善、バグ修正など目に見えない改良を続けています。現在Google PlayApp Storeで公開されている最新版のChromeについてのフィードバックをお待ちしています。

iOS版のChromeについては、検索と共有機能の強化が行われた。従来、この点ではOSと密接な連携ができるAndroid版に一日の長があった。GoogleはiOS版でその改良を行うためにはかなり頭を使う必要があったに違いない。

オムニボックスに長々しいURLを表示する代わりに、最新版ではユーザーが入力した検索キーワードがそのまま表示される。ユーザーは醜いURLを見ることなく、検索キーワードを変えたり、さらに絞り込んだりできる。Chromebookをしばらく使ったみて、私はモバイルデバイスの小さな画面で二度とURLを見たくないと思い始めていたところだったからこれはうれしい改良だ。

これが新旧対照のスクリーショットだ。全ユーザーに公開されるまでにはあと数週間かかるかもしれない。

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iOS版では、共有と履歴も改良された。「戻る」ボタンをタップするだけで今まで訪問したページをすべて見ることができる。またどのページでもメニューから「共有」を開くだけで共有が可能だ。共有オプションが増やされているが、特に重要なのは任意のウェブ・ページを直接iOSメッセージを通じて共有できるようになったことだろう。これは以前から強く望まれていた。

Chromeはすべてのデバイスでモバイル・ブラウザを完全に支配しているわけではない。しかしデスクトップでナンバーワンのブラウザの地位を勝ち取ったことはモバイル分野でもシェア増加の有力な要因となるだろう。たいていのユーザーがいつか一度はChromeを試してみる気になるだろうし、そうなればGoogleはデスクトップとの同期という強力な機能によって新しいユーザーを囲い込むことが可能になる。AppleはGoogleによってiOSのブラウザが完全に乗っ取られてしまう前にSafariの強化に本気で取り組む必要がある。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+