HTML5対応アプリケーションがオフラインデータを複数のデバイスに亘ってシンクできるAPIをGoogleが提供

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HTML5の便利なところは、Webアプリケーションがデータをローカルに保存できて、ユーザはオフラインでもそれを見られることだ。そしてGoogleが今日(米国時間2/15)披露したChromeの新しいAPI、SyncFileSystem APIは、HTML5のスペックにすでにあるものと似た、アプリケーション固有のサンドボックス的ファイルストレージシステムを提供する。このAPIのおもしろいところは、Google Driveによるクラウド上のバックアップサービスを利用して、複数のクライアント間でデータを自動的にシンクできることだ。

今このAPIが使えるのは、Chromeのきわめて実験的なバージョンであるCanaryにおいてだけだが、数か月後には通常の安定版Chromeにも実装されるだろう。

Googleも言っているが、これはデベロッパがクラウド上の任意のドキュメントにアクセスできるためのAPIではない。オフラインデータを複数のマシンにまたがって保存し、シンクするだけである。

そのドキュメンテーションでGoogleが標準的なユースケースとして挙げているのは、“ユーザが生成したデータ(やそのほかのバイナリデータ)をキャッシングなどの目的でローカルにオフラインで保存するが、アプリケーションがそのデータをクラウドのストレージに保存/シンクして、同じデータを異なるクライアントたちにも可利用にしたいとき”、だ。

現在このAPIは、バックエンドのストレージサービスとしてGoogle Driveだけをサポートするが、将来はデベロッパに、ほかのサービスも使えるオプションを提供するらしい。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))