Apple iPhone 5cの運命やいかに?

来週Appleが新型iPhoneを発表するにあたって湧いてくる疑問:現行モデルはどうなるのか?

最近の新製品発売においてAppleは、旧機種を一部の地域で低価格にして、販売し続けてきた。しかし、どの旧モデルが消え、どれが残り、価格はいくらになるのだろうか?

ちょっとした思考訓練として、この話題を考えてみよう。

私の勘では、iPhone 5cはなくなる。多くの人にとってさほど驚きにあたらないだろう ー 最近になって販売が上向いてはいるが。個人的にはあのルック・アンド・フィールを気に入っているし、よく出来た製品だと思うが、感覚としては、古い臓物を詰め込んだ「ローエンド」端末だ。Appleが、これをラインアップから外して、新しい「ローエンド」機に席を譲ることは容易に考えられる。

その新しいローエンドは? おそらくiPhone 4Sだ。

たしかに3年たった機種ではあるが、ハードウェアは今も健在で、iOS 7(そしてiOS 8)が問題なく動く。そして、3年たった ー ということは、Appleがこの端末の製造コストを削減、いや大きく削減するのに十分な時間がたっているという意味でもある。

生産設備をこれら旧機種の製造に特化し、安くなるばかりの部品とプロセスを使うことによって、Appleは4Sの価格を300〜350ドルまで下げ、インドや東南アジアなど、「助成金に厚い」米国以外で浸透が必要な市場に対して、比較的魅力的な価格で提供することが可能になる。

iPhone 5sについては、こちらもおそらく残るだろう ー 「ミディアムエンド」の助成金モデルとして。Appleがもしこれを500ドル程度で売ることができれば、中国の中間層顧客の高級品として成功する可能性がある。そしておそらくAppleは、米国では助成金によって50〜100ドルまで下げる道を見出すだろう。

そのブレミアム機種 ー プレミアム材質を伴う ー としてのステータス故に、5sは、あの5cの「あけすけなプラスチック感」的印象の罠に陥ることはないだろう。5cは、「安くて楽しい」と呼ぶには高価すぎ、ステータスシンボルとしては(見た目が)安すぎた。

もちろん私が間違っていて、5cが来年も出回っているかもしれない。それは見てのお楽しみ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


Apple、iPhone購入者にアンケートを実施。Android、Touch ID等に関するフィードバックを収集

Appleは最近iPhoneを買った消費者を対象に、購入および使用体験に関するフィードバックを求めるアンケートを行っている。TechCrunchは、アンケートの質問プロセスからAppleが顧客から何を特に聞きたがっているかを突き止めるべく、サンプル回答してみた。

アンケートはかなりの長さで、回答には10分程度を要した(真剣に考えて答えればもう少し長くかかるだろう)。Appleがこの調査で探ろうとしていると思われる質問の1つは、iPhoneを買う前にAndroid機の購入を検討したかどうかだ。下にあるように、Appleは、回答者がAndroidを選んでいたかもしれないことに関して、非常に興味を持っている。

Appleは、回答者が購入を検討したのがどのAndroid OEMかも尋ね、後段では、スマートフォンのどの特徴(デザイン、メーカー、バッテリー寿命)が購入決定の際に重要で、どの程度影響力があったかも質問している。わかったのは、Appleが過去の評判よりはるかに多くの直接的な市場調査を行っていることだ。実際Appleファウンダー・前CEOのスティーブ・ジョブズは、事実上Appleは市場調査という概念を信じていないと再三発言していたが、Tim Cookの下ではそれが変わり、昨年調査会社と協同でiPod関連のフィードバック調査を行った。また、NetworkWorldの詳細な記事によると、Appleは「ハイレベル」な社内利用のために製品調査を頻繁に実施しており、過去の複数製品についても行っていた。

Appleは、iPhone 5sの独自機能についても質問しており、他のiPhoneモデルに対してiPhone 5sのどの部分が同機を選ぶ決定度理由になったかを探ろうとしている。質問リストは、AppleホームページにあるiPhone 5sの機能一覧や昨年9月の発表イベントの内容と事実上変わらない。1つ目立ったのはTouch ID、iPhone 5sのホームボタンを使って指紋認証でロック解除するしくみだ。

iPhone 5s発売以来、Touch IDの精度が時間と共に劣化するという報告があり、中には季節変化その他の原因と結びつけられているものもあるため、AppleはiPhoneユーザーが購入後にこのテクノロジーをどう見ているかを詳しく知りたいのかもしれない。さらにAppleは、顧客満足度を高めるためにTouch ID関連のどの分野を改善すべきかも調べているようだ。他にiPhone 5sのカメラについての質問もある。

このアンケート調査自身は、昨年12月6日にiPhoneを購入した人に送られたものだが、あるMacRumorsユーザーの報告によると、先月購入後今日の午前にアンテートを受け取ったということなので、最近買った人は自分も回答者に選ばれたかどうか受信箱をチェックしてみるといいかもしれない。本誌はAppleに連絡を取り、調査プロセスについて情報を求めているので、情報が入り次第アップデートするつもりだ。

【日本語版注:原文の画像ギャラリーでアンケート画面の全篇が見られる】

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Apple社内では、ゴールドiPhone 5sを「カーダシアン・フォン」とふざけて呼んでいた

社内では、ゴールドiPhone 5sを「カーダシアン・フォン」と、一部のApple社員がふざけて呼んでいた。この事実は今日(米国時間10/20)、New York TiemsのNick Biltonがツイートし、このニックネームは本誌の情報源によって確認された。

どうやらこれは、まともな「コードネーム」などではなく、単なる内輪のジョークらしい。もちろん、キム・カーダシアンとゴールドiPhoneの関係はよく知られている。このリアリティー番組スターは実際、Appleの「シャンパン[ゴールド]」製品が売られるずっと以前から、金メッキされたiPhone 5を持っていた。下の画像でご覧の通り。

要するに、ジョークなのだろう。Appleの人たちは、キムがゴールドiPhoneを大好きであることを、われわれと同じく知っているはずだ。ゴールドiPhoneが、、、結構人気を呼ぶかもしれないという意見は、しばらくの間あまり流行らないスタンスだった。

しかし事実はといえば、ゴールドiPhoneは発売と同時に最も手に入りにくい機種となった。発表前、誰もがつやつやして悪趣味なゴールドiPhoneのことを笑っていた。発表されると、その意見はほぼ完全に逆転した。ゴールドが必ずしも好きでない人たちさえ、結局悪くなかったことを認めた。

現時点でキムが実際にゴールドiPhone 5sを持っているかどうか定かではない。未だに品薄である。あるいはキムは、ゴールドiPhone 5sを、上の有名な水着写真のようにブラックのケースに入れて使っているかもしれない。これに関してはセレブのiPhoneニュース専門のサイトに任せておこう。BGRかな? BGRはキムが現在ブラックiPhone 5を使っていると伝えている。キム・カーダシアンの最新iPhoneニュースに乞うご期待!

画像提供:Kim Kardashian.

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(翻訳:Nob Takahashi)


意外と人気がないiPhone 5c, Appleは年末商戦に向けて減産を決定

Appleは第四四半期におけるiPhone 5cの発注量を減らす、とWall Street Journalの最新の記事が報じている。状況に近い筋の話としてWSJ紙は、AppleはiPhone組み立てパートナーPegatronとHon Haiの二社に対し、同社のローコストスマートフォンの年末までの発注量を減らすよう求めた。P社は20%減、H社は1/3減、といわれる。

ただしHon Haiの役員がWSJに語ったところによると、iPhone 5cの減産にはiPhone 5sの増産が並行して伴う。Appleはとくに、iPhone 5sのゴールドバージョンの売れ行きが予想以上に好調だったことに着目している、と記事は報じている。それが増産決定の契機でもある、と。一方iPhone 5cの発注減は一部の部品供給社にとっては50%の減産に結果する、というから、最終的な減産の規模はもっと大きいのかもしれない。

Wall Street Journalからのこの新しい情報は、アナリスト企業Consumer Intelligence Research Partnersが今週初めに述べた主張を支えるものだ。その主張は、iPhone 5sはiPhone 5cの倍売れている、というものだった。またモバイル方面の分析企業Mixpanelは、両機のローンチからわずか1か月あまりでiPhone 5sの採用数はiPhone 5cの倍以上だ、と自らの分析結果を発表している。

上と同様の話を、各地のApple Storeやキャリアのショップの従業員からも聞いている。iPhone 5sは在庫を確保できないことが多いが、5cはいつでも在庫がある、と。最初それは、低価格機の供給過剰のせいか、とも思ったが、徐々に需要レベルの問題だと分かってきた。

それでもAppleはローンチしたその週に900万台のiPhoneを売ることに成功し、そしてiPhone 5cには目玉商品や旗艦機の意味合いはなかった。より妥当な見方としては、iPhone 5cはゆっくり着実に売れていくタイプの商品だ。ローンチ日のお祭り騒ぎに乗って売れるタイプではなくて、もっと堅実な消費者向き。そして今後5cの契約が切れるころには、店内特売品やキャリア/リテイラーのディスカウント製品に廉価品としての座を奪われていくこともありえる。

この件に関してAppleのコメントを求めているので、得られ次第この記事をアップデートしよう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


アプリのクラッシュはiPhone 5sの方がiPhone 5/5cよりも多い

今や最新最速、そして最ゴールドのiPhoneもあるけれど、ちょっと困ったことに気づいている方もおられるだろう。アプリが、前よりも頻繁にクラッシュするのだ。

しかもそれは、あなたの使い方のせいではない。

ピカピカでめちゃ速いiPhone 5sは、新しいハードウェア、すなわち強力な64ビットプロセッサを導入したために、サードパーティのアプリケーションとやや相性が悪い。

Crittercismが調べた結果がAllThingsDに載っているが、それによると、アプリはiPhone 5sで動かすと100回に2回クラッシュするが、同じ構造を共有するiPhone 5とiPhone 5cでは、100回に1回しかクラッシュしない。

その原因は、デベロッパたちはiOS 7への対応では苦労したけれど、新しいハードウェアアーキテクチャ、とくに64ビットプロセッサに関しては、何もしなかったからだ、と思われる。

でも、5sは、ハードウェアの上位移行としては上出来の部類だ。デベロッパたちは、64ビットへの移行に際してコードをほとんど書き換える必要がなかったからだ。

しかもAppleはすでにこの問題を知っていて、OSのアップデートを二度もリリースしている。だから、あわてずに、待てば海路の日和あり、だ。

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NTT Docomo、ついにiPhoneの取り扱いも開始するも(在庫不足もあり)加入者流出が止まらず

日本の通信キャリアであるNTT Docomoは、9月に加入者が大幅に減少したことを発表した。NTT Docomoは、これまで日本のメジャーキャリアの中では唯一iPhoneを提供していなかった。しかし今回のiPhone 5sおよびiPhone 5cにあわせて、9月からのiPhoneの提供を開始した。iPhoneを求める利用者の流出を防ぐ狙いもあったはずだが、どうやら奏功しなかった形だ。NTT Docomoは、むしろiPhoneこそが顧客流出の原因になった可能性があるとしている。つまりiPhoneの取り扱いを決定したことで顧客層の心に火がついたものの、販売店では品薄が続き、それにより待ちきれなくなった顧客が流出してしまった面もあるようだ。

ロイターのレポートによれば、DocomoはiPhoneの在庫不足により66,800名の加入者を失ってしまうことになったそうだ。ライバルのKDDIやSoftbankと明暗がわかれてしまったかっこうだ。両者ともに新しいiPhoneの登場を受けて、加入者数を伸ばしているのだ。こうした状況をみてDocomoは、両者については十分なiPhoneを供給されていたのではないかとしている。

スタートダッシュには完全に失敗したように見えるDocomoの状態ではあるが、しかし結局のところはiPhoneを扱うことにしたのは成功と出るのではないだろうか。アメリカの状況を見てみても、当初はiPhoneの販売を独占していたAT&Tのライバルたちが、利用者を取り戻し始めたのはしばらくたってからのことだった。在庫については、あるいは今回の初期販売台数については、既存取り扱い2社に対して優先割り当てがあったのかもしれない。あるいはDocomo側の見積もりに甘さがあったのかもしれない。iPhoneの吸引力を理解するにも、やはりそれなりの時間がかかることだろう。

ともかく、この日本の動きを見て、世界の携帯キャリアは、iPhoneの「力」を再認識することになったのではないだろうか。iPhoneを使うためにキャリアを乗り換え、そして手に入れられるとわかっていても、待ちきれなくなってしまう。これまでのデバイスを、馴れたキャリアで使い続けて数週間待つことよりも、すぐに他のキャリアで使い始めたいという気持ちになってしまうものなのだ。各国のキャリアは寺社サービスの「土管化」(dumb pipe)を危惧している。しかし、日本のマーケットを見ると、まさにそうした事態になりつつあることがよくわかる。

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(翻訳:Maeda, H


Fly Or Die:iPhone 5s

何を言えというだろう。これはフラグシップ機 iPhone 5s である。

これは大ヒットしないだろう、などと言うのはばかげている。既にわれわれは、Appleが発売1週間で、iPhone 5sをよりカラフルなiPhone 5cと共に、計900万台売ったことを知っている。これは過去のどの世代のiPhoneよりも多い。

だからわれわれは、この指紋認証とすごいカメラがついた黄金のスマートフォンが優れた製品であるかどうかではなく、果たしてiPhone 5やiPhone 4Sからアップグレードするに値するかどうかを考えるべきだろう。

このiPhoneの主要アップグレード箇所は3つ。指を触れるだけでアンロックしたり購入したりできるTouchIDセンサー、カメラの大幅な改良、およびプロセッサーの高速化だ。

カメラに関して、私は上のビデオの撮影後、このTrueToneフラッシュを何度となく使った。思っていたほどには感動しなかったものの、以前の真っ白フラッシュに比べると確実に進歩している。むしろ私がはるかに喜んでいるのは、ズームしても以前より鮮明なことで、加えてスローモーションビデオもかなり印象的だ。

処理速度に関しては、このビデオにもある通り、日常的利用では目に見える違いはない。しかし、M7モーションプロセッサーが細なところで大きな違いを生んでいるように感じる。

そして、何と言ってもTouchIDが私にとって最大の衝撃だった。TouchIDを使い始めて数週間、気にかけるようなことではないと思っていたが、今や私を最も引き付けている機能だ。アンロックの時間は1~2秒減っただけだが、これなしではいられなくなる。

それだけではなく、TouchIDは新たなコンピューティングのための基本要素であることに間違いない。SiriによるGoogle検索にTouchIDのアンロックを組み合わせれば、事実上キーを押すことなく目の前に答えが出てくる。

“Fly” を2つ。

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(翻訳:Nob Takahashi)


Apple高マージンの秘密; iPhone 5sの製造原価は199ドル, 5cは173ドル

Appleの新製品が出るたびに、検索企業のIHSはその部品を調べ上げて原価を試算する。それによって、Appleがその製品を消費者に1台売るたびにいくら儲けるのか、およその見当がつくのだ。

AllThingsDがIHSから入手したiPhone 5sとiPhone 5cに関する初期の試算によると、16GBの5sの材料原価は少なくとも191ドル、組み立て費用が8ドルで、製造原価は199ドルとなる。64GBの5sが最高で208ドル、これは昨年IHSがiPhone 5の最小ストレージ製品に関して出した最小推定額205ドルに近い。

iPhone 5cの製造原価は16GBモデルが173ドル、32GBモデルが183ドル、これには組み立て費用7ドルが含まれている、という試算だ。指紋センサー(単価7ドル)や13 LTE用の特注RFチップなど新しい部品を導入したにも関わらず、Appleはいつものように前世代製品に比べてコスト削減に成功している。RFチップセットは5sも5cも同じで、単価は32ドルだが、iPhone 5の5バンドLTE用推定34ドルに比べて安い。

Appleは製品の原価や供給コストを明かさないから、IHSによる計算の妥当性は分からないが、彼らはこういうことを昔から長年やっているので、それほど大きな外れはないだろう。Appleの、供給価格を下げてマージンを上げるというやり方は、依然として健在だ。むしろ、今回がいちばんうまくいった、とも言えるかもしれない。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


iPhone 5sおよび5c、発売3日で全iPhone中1.5%を占めるまでの急成長。中でも5sが絶好調

AppleのiOS 7は、かなりの勢いで広がりつつあるようだ。Mixpanelのレポートによると、モバイルサイトおよびアプリケーションへのトラフィックベースでは、既にiOS 6を凌駕しているところもあるのだそうだ。新しいOSの普及速度もさることながら、ハードウェアも急速に普及しつつある。Localyticsの調査によると、iPhone 5sも5cも非常によく売れているようだ。発売後3日もたたないうちに、アメリカにおける全iPhoneのうちの1.36%を占めるまでになったようだ。

Localyticsの調査は、iPhone 5sおよび5cの発売日である9月20日から、日曜日である9月22日の午後8時(ET)までの期間、アメリカにおける2000万台のiPhoneを対象に行なったものだ。ちなみに現行のiPad(第4世代およびiPad mini)が発売された時は、発売後1ヵ月たった時点で、全iPadトラフィックの4%を占めるのみだった。

調査ではキャリア毎のiPhone率についても調査している。中ではAT&Tの割合が最も高くなっている。AT&Tでは、5sと5cをあわせて全体の0.67%となっている。

尚、iPhone 5sが大いに在庫不足状態になっているという話からも想定されるように、Localyticsの調査の中でも、米国内iPhoneの中で5sが占める割合は1.05%となっており、5cは0.31%となっているようだ。Twitterなどのソーシャルメディアでも5sの需要が高く、それによって品薄状態になっているということが言われている。イギリスにおいても、コヴェント・ガーデンのAppleストア店員が、土曜日段階で5sは早々に売り切れ、そして5cの方はまだ在庫が残っていると話をしていた。

5sに関しては供給が追い付いていないということもあるのだろうが、世界中で売り切れが続出しているというのは、ともかく需要があまりに大きいことを意味しているのだろう。今回集めているデータはごく初期の販売動向を示すだけのものであり、表面的なデータを見ているだけであるかもしれないが、取り敢えずここからは5cの販売が伸びていないらしいことがわかる。但し、価格を抑えた5cが、従来とは違った層を狙ったものであることも考慮しておいて良いかもしれない。すなわち登場してすぐに端末を手に入れに走る人々とは異なる層をターゲットにしているという見方もあるわけだ。

Appleのプレスリリースでも好調な売上状況と、5cに対する5sの優勢が伝えられている。

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(翻訳:Maeda, H)


Apple、iPhone 5sとiPhone 5cの先週末の合計販売台数は900万以上と発表―iPhone 5の500万台を大きく上回る

Appleは先ほどプレスリリースを発表し、先週末に新モデルのiPhone 5cとiPhone 5sを合わせて900万台販売したと述べた。Appleはこれまで同じく、モデル別の販売数内訳は発表しなかったが、他の情報から推測すると、ハイエンド・モデルのiPhone 5sの人気の方が5cより高かったようだ。新モデル発表の週末の売上としては昨年のiPhone 5の500万台を大きく上回る新記録となる。

iPhone 5sが発売開始後すぐに売り切れたという報道が世界中から届いた。現在Apple Storeのウェブサイトでは5sの発送予定日が「10月」という漠然としたものになっている。しかし5cは世界中の大部分のオンラインストアで在庫があり、24時間以内に発送可能だ。

アナリストは最初の週末のセールスを合計500万台から800万台程度と予測していた。KGIのMing-Chi Kuoは安価なiPhone 5cの方が売れると予測した。5sが売り切れ状態のためKuoの予測は結局当たるかもしれないが、 Localyticsのデータからはやはり5sの方が売れていることが示唆される。

Appleはまた先週発表されたiOS 7を、現在すでに2億台のデバイスが搭載していると発表した。これは史上最速のOSアップデートだ。デベロッパーや調査会社から当初発表された「アップデートは急速」という予測を裏付けるものだ。Appleによれば、iOS 7と同時に発表された新しい音楽ストリーミング・サービスのiTunes Radioは先週末だけで1100万人のユーザーを獲得したという。アメリカ国内のみのサービスであることを考えると驚異的な数字といえるだろう。Pandoraが2億人の登録ユーザーを得るまでに6年かかっている。

なおiPhone 5は当初、世界で9カ国で発表されたが、iPhone 5sと5cは旺盛な需要が見込まれる中国を含む11カ国で同時にローンチされた。中国では iPhone 5の場合、発表直後の週末で200万台売れている。今回も中国での販売数はかなりの割合を占めているはずだ。.

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


あなたが寝ているとき恋人や配偶者はiPhone 5s上の秘密情報を盗み見できる…指に鍵はかけられない

パスワードはまだ要るね。iPhone 5sの指紋セキュリティシステムTouch IDはスマートフォンをあなたの指でアンロックするのだが、しかしそれは、本人が寝ているときの指でもよい。だから嫉妬深い恋人は、あなたが眠ってるときに、あなたの親指をあなたのiPhoneに押し付けて、その中のテキストや通話履歴、メールなどなどを全部読んでしまえる。

Appleは、死体の指はだめだ、と確認している。クロロフォルムを嗅がせるのはよいかも知れないが、外国のスパイが首相の親指を切り落としてそのファイルにアクセスしようとしても、だめだ。また指紋はAppleのサーバに保存されず、A7プロセッサの“セキュアな領域”に保存されるので、ハッカーやほかのアプリからはアクセスできない。

AppleはTouch IDセキュリティシステムをなるべく使いやすくするために努力したので、5sは猫でもアンロックできるし、足のつま先でも、あるいはあなたのあそこでも、できる…事前に登録してあれば。でも残念なことに、Touch IDにそのオーナーが亡くなったことを教える方法はない。

気をつけるべきは、ここからだ。ある晩飲みすぎて泥酔して前後不覚で寝てしまったとき、起きてみたら弟があなたの元XX全員にメッセージを送っていた。Facebookのプロフィールをクリエイティブに書き換えていた。ということがありえる。いちばん困るのは、弟ではなくあなたの重要な他者(significant other, 配偶者, 恋人, 親, 上司など)が、睡眠中のあなたの指を悪用したときだ。

寝てる間(あいだ)にボーイフレンドやガールフレンドに携帯の中身を見られた、という話は昔からよくある。浮気がばれてしまった…、でもそういうのは、パスワードで防げるだろう。

しかしTouch IDは、睡眠に弱い。

どの指で登録したか分かっていれば、寝ている人のその指をiPhoneに押し付けると、たちまちアンロックされる。

ひとに知られたくない個人的情報やデータを、スマートフォンに記録しないようにしよう。それが無理なら、指紋を削除して、パスワードによるロックに切り替えよう。そうすれば、寝てるあいだに自分の指を悪用される心配はなくなる。

そもそも、どんなパスワードも安全でないし、便利でもない、という過去の経験と反省から指紋方式は生まれたのだが、実際には指紋も顔認識も完全に安全ではない。今日のわれわれのデジタル生活に、完全なセキュリティはない。そのリスクと不便に堪えながら生きるしかない。落書きアーチストのBanksyが書いた、下の短詩のように:

愛の詩

見つめ合う瞳と
甘いキッスのかなたに
さまよい出た魂は
息を飲むような光景を見る

安らかな熟睡から
ほほえみと共に目覚めると
あなたは朝の光を浴びながら
静かに読みふけっている
私の携帯のすべてのメッセージを

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


もしものときのため、iPhone 5sのTouch IDにペットの「指紋」も登録しておこう

上のビデオでおわかりのように、iPhone 5sに搭載された指紋センサーは「人間限定」ではないようだ。猫を某所より調達し、そして「ペットの指紋もTouch IDに登録することができるのではないか」という仮説を、実際に試してみたという次第だ。

ちなみに、確かに猫の手でもロック解除することができたが、人間の指で行う場合に比べて、エラーになる頻度は高かった。まあそれでも正しい場所に乗せることができれば、きちんと繰り返し解除することができた。実のところ猫にも人間同様、個々に異なる「指紋」のようなものがあるそうなのだ。確かにそれを裏付けるように、ロック解除用に登録した足以外の足ではロックを解除することができなかった。すなわち、「猫にでも解除できる不安定なデバイス」というわけではなく、セキュリティ機能はきちんと機能しているのだ。

このビデオを見て、いろいろとセキュリティ関連が気になるという人のために実験をしてみた。すなわちロック解除用に指紋ではなく、掌底部の掌紋を登録してみたりもした。あるいは手首付近をセンサーに押し付けて登録を強行してみたりもした。いずれの場合もきちんと登録でき、iPhoneをアンロックすることができた。但し、登録したのと逆側の手の同じような部分をセンサーに押し付けても、アンロックすることはできなかった。

ZDNetは、istouchidhackedyet.comが「偽の指紋によってバイオ認証をかいくぐった人に与える賞金のクラウドファウンディング」を行っているという記事を掲載していた。ここで報告している「猫の手認証」や、「掌底認証」は、そうした類の「ハック」では全くない。iPhone 5sによる「指紋」の定義が、一般よりも少々広めであるということを意味するに過ぎない。自分にもしものことがあったとき、ペットに5sの面倒を見てもらいたいと思うのなら、ぜひとも登録可能な5つのアカウントのうちのひとつに、ペットの「指紋」を登録しておくと良いだろう。

本稿を作成するにあたって、TechCrunchのNatasha Lomasに大いに協力してもらった。

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(翻訳:Maeda, H)


iPhone 5sとiPhone 5c, どちらを買うべきか

iPhoneの新機種にはiPhone 5ciPhone 5sがある。だから、その日のために苦労してためたお金をどっちに投ずるべきか、迷う人も多い。本誌のリビューで詳しく述べたように、どちらも魅力的な製品だが、5cを選ぶべき、あるいは5sを選ぶべき、絶対強力な理由はあるだろうか? 以下に、迷っている人のための主な検討要素を挙げてみた。

カメラ

スマートフォンのカメラというものを大幅に改良しているPhone 5sは、カメラをとくに重視するユーザにとっては、これでキマリの機種だ。高価な傘を使わなくてもよいフラッシュ撮影やオフカメラユニット、ソフトボックスなどは基本的にまずいが、5sのTrue Toneフラッシュは5cのフラッシュよりも圧倒的に優れている。

フラッシュ以外にも、5sのセンサとレンズ部品はずっと良い。またプロセッサが高速なのでオートフォーカスやシャッターの起動も速い。ビデオのスローモーションやバーストモードも、人によっては絶対に5sを選ぶ決め手になるだろう。つまり、ほかの機会だけでなく、スマートフォンを使っているときでも写真に真剣な人は、お値段が高くても5sできまりだ。

コストパフォーマンス

コストパフォーマンスに関しては、iPhone 5cは非常に優れている。同じストレージサイズなら5sより100ドルも安いが、上に述べたカメラとプロセッサ(A7+M7)の速度や付加的能力(後述)を除けば、大きな違いは何もない。

iPhone 5cのデザインは意外なほど魅力的だ。ぼくなら5sにカラー版があれば(5sを選ぶとしたら)そっちを取るだろう。結論としては、iPhone 5, 4S, 4の現ユーザが、ごくふつうのアップグレードを望むなら5cだ。カメラやプロセッサを初め、いろいろ最先端を望むなら5s。

未来性

5sには、SoCのA7の上にモーションコプロセッサM7が載っているという秘密装備がある。A7は64ビットの処理能力を提供し、M7は省エネや動き追跡機能を提供する。これらの機能をフル活用したアプリが将来登場したとき、それを絶対に欲しいと今から思う人は、5sだ。

結局のところ、あなたに合ったスマートフォンは、あなたが個人的にいちばん魅力を感じたスマートフォンだ。それがAndroid機である可能性も、もちろんある。Androidはだめ、という点は何一つないが、でも二機種同時に出すというAppleの新しいやり方は、多くの消費者に、どっちかに決めなければならないという心の負担をもたらした。この記事で述べたことが、その負担解消のお役に立てば、幸いである。


iPhone 5sのビデオリビュー


iPhone 5cのビデオリビュー

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Appleの「M7」モーションセンサーは、iPhone 5sの隠し玉だ

Appleは先日の発表イベントの壇上で、iPhone 5sの隠された新兵器を見せた。しかしその真のインパクトは、サードパーティー・デベロッパーがフルに活用するようになるまで当分見ることはないだろう。私が言っているのは、M7モーション・プロセッサーのことで、移動や距離の検知を最小のバッテリー消費で行い、著しいインパクトのある新しい使い方を可能にする。

M7は、サードパーティーのサポートがなくてもiPhone 5sにとって大きな恩恵だ ― 例えば、iPhoneがいつ特定の機能を有効にするか、何かをスローダウンするかの管理を高度に行い、ネットワークの検出頻度を減らすことによってバッテリー消費を抑えられる。これらの仕事に関してだけでもメインのAシリーズプロセッサーよりも効率が良く、これだけでもバッテリーを節約できるため、M7はすでに内蔵バッテリーの能力を最大限まで引き上げている。即ち、これまで以上に通話時間が長くなる。

M7は、iPhone 5sの電源管理や効率を高める方法をAppleに提供するだけでなく、サードパーティー・デベロッパーがこれを活用することもできる。すぐにわかるのが健康関連センサー市場で、プレゼンテーションの中で紹介されたMoveやNike+などのソフトウェアはこれまで以上に効率よくiPhoneのセンサーを活用できるようになるだろう。

M7の内蔵は、誰もが別のデバイスを持ち歩くことなく、Fitbitなどと同様のセンサーを手に入れたことを意味している。Bluetoothで同期したり、概して小さいこの手の品物を失くす心配も、新たに何かを腕に巻く必要もなくなる。そして、M7のCoreMotion APIはあらゆるデベロッパーに開放されているので、事実上全ユーザーが非常に強力なモーション・トラッキング装置を持ち歩いていることになり、その可能性を制限するのはデベロッパーの想像力だけだ。

よって将来は、ジェスチャー制御によるゲームや(iPhoneが、Apple TVに映し出されるタイトルをAirPlay経由でコントロールするところを想像してほしい)、フィットネス・トラッカー、さらにはCoreMotionを使ってバッテリー消費を最小限にしたり、使用する場所と時間によって機能を変えるなど、モーションセンサーを使った様々なアプリを見られるようになるだろう。例えば、自宅にいる時と外出中とで全く異なるモードを提供するアプリが考えられる。

AppleのiPhone 5sは、その変更部分の多くが真の革新的技術進歩である注目すべきアップグレードだ。指紋センサー、カメラ、M7等、いずれもそれ自体が印象深い技術的偉業だ。しかし特にM7に関しては、それがどれほど大きな世代交替であるかを一般ユーザーが気付くのは、今後提供されるであろう新しいソフトウェア体験が、何が大きく変わったかを徐々に明らかにした時だろう。

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(翻訳:Nob Takahashi)


Apple iPhone 5sに触ってみた:カメラと指紋認証を中心に

AppleのiPhone 5sは、iPhone 5の本格的改善版だ。ハードウェアの変更は、これまでiPhoneの “s” モデルで見た仕様や性能の改善を超えている。大きく派手な注目機能は、改善されたカメラと、全く新しいホームボタンに内蔵された指紋センサーで、これがAppleの新しい認証技術であるTouch IDを支える。

私の新機種ハンズオンの時間は、両機能に集中した。Apple社員がTouch IDの設定操作と、デバイスのアンロックやアプリ、iTunes Storeでの購入方法を手順を追って教えてくれた。1台のiPhone 5sで最大5種類の指紋を識別できるので、家族や友達が使えるようにすることもできる。

設定方法はほぼ直感的で、グラフィクスとテキストベースの説明でガイドされる。要するに、少し時間をかけてホームボタンのセンサーに指紋を覚えさせ、指を少し動かしたり、表面から少し持ち上げて戻したりする。グラフィクスでソフトウェアがどこまで指紋を認識したかが表示される(親指または人差し指のどちらでも使用できる)。設定にかかる時間は30秒から1分くらいで、完了後は何度試してもスムーズにアンロックできた。なお、同僚のGreg Kumparakの挑戦は拒否したので、誰でも受け入れるわけではないことも証明された。

Appleの新しいホームボタンが非常に魅力的なのは実用面だけではない ― 見た目も良い。ステンレス製のリングによってデバイスの美的感覚が著しく向上した。新しいカラーもいい。ブラックに代る「スペースグレー」はグラファイトか鉄のように見え、気に入るとは思っていなかったゴールドも実物は実に目にやさしい。

iPhone 5sで他に大きく変わったのは、ソフトウェア全般の高速化する64ビットプロセッサー以外では、カメラのハードウェアだ。5sの新しいカメラは非常に高度でソフトウェアも改善されている。新しいスローモー・ビデオ・モードはすばらしい。このカメラの画像は、すでに総合性能で業界最高水準と思われたモバイルカメラのさらに上を行くものだ。新たなデュアル・フラッシュもいい感じだ。光の足りない場面でずっとナチュラルなライティング効果を得られる。カメラの起動も速くなったのでこれまで以上に被写体を捕えやすくなる。

Appleが、一目で業界最高水準、あるいは間違いなく最高のスマートフォンと思える新iPhoneを発表することはさほどの驚きではない。しかし、驚かされたのは、内蔵指紋センサーがデバイスの全体的体験をここまで変えることだ ― おそらくみんなの予想をはるかに上回るペースで普及していくだろう。

iPhone 5sおよび5cのハンズオン・ビデオ

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(翻訳:Nob Takahashi)


TechCrunch版「今日のAppleイベントまとめ」

Appleのクパチーノでのイベントがやっと終わった。すでに大量の記事が書かれているが、さらに多くの記事がこれからアップロードされる。読者がいささか混乱しても責められないところだ。そこでAppleがこの数時間で発表した内容を以下に簡単にまとめてみた。TechCrunch版の「Appleイベントのまとめ」というところだ。

ハードウェア

AppleはiPhoneを2種類発表した。iPhone 5SiPhone 5Cだ。名前からも察することができるが、5SはiPhone 5の後継となるハイエンド機で、64ビットの強力なA7CPUに加えて、モーション処理用のM7コ・プロセッサを装備している。Touch ID指紋センサーがホームボタンに内蔵された。5Sの筐体はiPhone 5とほとんど同じ寸法だが、カラーバリエーションが増えて印象が変わった。白(いや銀らしい)、黒に加えて長らく噂に上っていた金が加わった。

カメラも大きく改良された。5Sのカメラはスペックとしては依然8メガピクセルだが撮像素子面積は拡大され、画質は向上した。720pのHD画質で120コマ/秒のスローモーションが撮れる。True ToneデュアルLEDフラッシュで写真が青みがかったり白飛びしたりするのを防ぐ。バーストモードでは毎秒10枚の静止画が撮影できる。

これらはすべて重要かつ歓迎すべきアップグレードだが、今回新たに搭載されたTouch ID指紋認証がもたらす影響が長期的には非常に大きいものになるかもしれない。

あと、面白いことに、今回の5Sの投入で製品ラインから消えたのは4Sではなく1年前に発表されたiPhone 5だった。これまではいちばん古いモデルが製品ラインから落とされていたのだが、今回AppleはiPhone 5と5Sの間で販売が分散することを嫌ったのだろう。キャリヤ契約ありの場合、16GBiPhone 5Sが199ドル、32GBが299ドル、64GBが399ドルとなる。発売開始は9月20日だ。

ここ数ヶ月無数の噂やリークの対象となってきた5CはApple初のiPhone廉価版モデルだ。予想通り5Cはカラフルな出で立ちで登場した。Appleはプラスティック・コートされたスティールフレームで筐体を強化し、アンテナとしても使っている。5Cの外観はこれまでのiPhoneと大いに違うが内部は4インチのRetinaディスプレイ、A6プロセッサなどiPhone5ほとんど同一だ。

5Cにもキャリヤ値引きはあるが、単体購入の場合、16GBの5Cは549ドル、32GBが649となる。たしかに5Sやこれまでのモデルに比べれば安いが、この価格ではこれまで言われていたように5CによってAppleが途上国の市場で大きくシェアを伸ばせるかどうかは疑問だ。

われわれのDarrell Etherington記者はクパチーノの会場で新モデルを短時間手に取ってみることができた。両モデルともに好感を持ったようだが、特に5Cに将来性を見出してる

9月18日にiOS 7公開

AppleはiPhoneの新モデルだけでなく、新しい強力なソフトウェアも発表した。iOS 7は9月18日から一般にダウンロードできるようになる。ただしすべてのiOSデバイスがアップグレードの対象となるわけではない。iOS 7はiPhone 4以降、iPad 2以降、iPad mini、第5世代iPod touchで作動する。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


iPhone 5S、3色で登場 ― CPU、カメラ、指紋認証など新技術も盛りだくさん

いよいよ次世代iPhoneが発表となった。

2色のiPhoneがデルとか、指紋認証機能が搭載されるというようなが流れていた。またおそらくはプロセッサおよびカメラのアップデートも行われるだろうと見られていた。

噂の真偽の程はどうだっただろうか。

いろいろとアナウンスがあったのだが、取り敢えずiPhone 5Sに関するところをみておこう。

カラーバリエーション

iPhone 5Sには噂通り「ゴールド」が加わった。また2色ではなく3色となっていて、あとのふたつは「スペースグレイ」と「シルバー」だ。

「ゴールド」についてはAppleらしくないとして反対する声も多かった。しかしMGの記事にもあったように、「ゴールド」は実際に登場することとなった。

「派手」な感じではなく、高級感のある「ゴールド」となっていて、まずAppleらしく仕上がっているとみて良いのだろう。また、じつのところiPhone 5のようにスレートにするよりも、ゴールドにする方が技術的に易しいというメリットもあるようだ。さらに、iPhoneのケースを見ると、どうやらゴールドの売れ行きが非常に良いようなのだ。つまりはiPhoneの「ゴールド化」を利用者が望んでいて、Appleはそれを提供しただけと見ることもできるわけだ。

デザイン

外見はiPhone 5からさほど大きく変わっているわけではない。バックパネルは2つの色にわけられていて、これはカラーバリエーションが生まれても同様となっている。スリムさも以前のものと変わらない。但し、ホームボタンは変わった。ボタンの中の四角はなくなり、ボタンの周りをリングが囲むデザインとなった(後述)。

新プロセッサ

外見的に大きな変更はないと書いたが、内部は全く異なったデバイスに仕上がっている。最大の変更点はA7プロセッサの採用だ。A7はAppleのデザインしたARM CPUだ。iOS 7も64ビットに最適化されており、A7はこれを最大限に活かす64ビット対応プロセッサとなっている。ダイサイズは102mm^2で、10億以上のトランジスタを集積するものとなっている。

簡単にいえばA6とほぼおなじサイズで、倍のトランジスタを搭載している計算になる。64ビットアプリケーションに加えて、32bitアプリケーションも動作するようになっている。

Appleによると、このプロセッサはA6と比較して2倍位上の性能を持つものなのだそうだ。初代iPhoneと比較すればCPUパフォーマンスは40倍となり、グラフィック性能も56倍になっているのだとのこと。

またM7というモーション・コプロセッサも搭載している。これはA7と連携して働くもので、ファイロスコープ、加速度センサ、およびコンパスからの情報を処理するようになっている。フィットネス系アプリケーションなどでも、このコプロセッサ搭載の恩恵を受けることになるのだとPhil Schillerは言っている。どうやらNikeが、5Sのアーキテクチャをフルに活用するアプリケーションを開発中のようだ。

バッテリーサイズについての言及はなかったが、A7はバッテリーを効率的に使えるようになっているとのこと。3G回戦で利用する場合、連続通話時間は10時間で、LTE環境でのブラウジングでも10時間利用できるそうだ。待ち受け時間は250時間で、オーディオ再生は40時間行うことができるとなっている。

カメラ

カメラもまたかなりのアップデートがなされた。iPhone 5との比較で、ピクセル面積を15%拡大している。。また開口部f/2.2で5枚構成のレンズを搭載しているとのこと。オートフォーカスおよび自動シャッター速度/露出補正機能を搭載している。

またTrue Toneという新世代デュアルLEDフラッシュも搭載している。これにより、従来のフラッシュ撮影時のような白飛びや、青みを配することができるようになっている。LEDの一方はノーマルなホワイトのもので、もう一方がアンバーとなっている。iPhoneは、この2つのLEDを1000通りの方法の中で最適な形で組み合わせ、部屋の明るさや被写体の明度に最適な形で写真を撮影する。

さらに手ぶれ補正はもちろん、秒間10枚を撮影するバーストモードもサポートしている。シャッターを押している間、秒間10枚の写真を撮影し続け、その中から最適な画像ないし一連の画像を選択して提示してくるようになっている。

さらに加えて、スローモーションオプションというものもサポートされた。これは720pで毎秒120フレームのビデオを撮影するものだ。撮影を終えたあとにスローモーションにする部分を選択する。選択外の部分はノーマル速度で再生される。

指紋認証センサー

これも噂通り、新しいiPhoneにはTouch IDと名付けられた指紋認証センサーが搭載されている。これによりさらなるセキュリティ性能が実現されるわけで、iOS 6のPassbookを一歩進めるユビキタス・モバイルペイメントシステムも実装できるようになる。

Appleによると、iPhone利用者の半数がパスコードの設定を行なっていないのだそうだ。Appleがホームボタンに指紋認証センサーを登載したのは、そうした状況に対処するためでもある。

センサーの厚みは170ミクロンで、解像度は500ppi。指がどの角度に傾いていても認識できるようになっている。尚、ホームボタンの周りにはステンレス製のセンサーがあって、指が近づいたことを認識するようになっている。つまり、もはやホームボタンは指を「置く」ための場所になったわけで、もう「押す」必要もなくなったわけだ。

動作の内容を説明すれば、このTouchIDスキャナは、高解像度で利用者の指を捉えて分析するわけだ。スキャナに読み取られた指の画像がどこに保存されるのかと心配になる人もいるかもしれない。もっともな心配だが、この画像がiCloudやAppleのサーバに保存されること決してないようになっている。

価格

以前のiPhoneと価格は変わらない設定になっている。2年契約の16GBモデルで、200ドルからということになっている。

  • 16GB: $199
  • 32GB: $299
  • 64GB: $399
  • iPhone 4S: free

現在のところまだプレオーダーは始まっていない。ただ店頭での発売は9月20日を予定している。

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(翻訳:Maeda, H)


Apple、9月10日のiPhoneイベント招待状を報道陣に発送

先ほどAppleは、9月10日のiPhone特別イベントの招待状を発送した。イベントは、西海岸時刻午前10時から、クパチーノのAppleキャンパス10階で行われると案内に書かれている。同社や同社の来たるべき製品発表をめぐる噂に注目してきた人にとっては、何ら驚きはないだろう。

Appleは、この日に複数のデバイスを発表すると言われている。報道でiPhone “5C” と呼ばれている低コストiPhoneと、より高価なiPhone 5後継機種でこちらはiPhone “5S” と呼ばれるかもしれない。5Sは、カメラおよび内部の改善に加え、新たなゴールドカラーモデルが出ると言われている。iPhone 5Cは背面カバーがプラスチックになり、内部はiPhone 5と変わらないと報じられている。招待状には「これがみなさんの一日を明るくするはずです」というテキストと共にマルチカラーのドットが描かれており、iPhoneのカラーバリエーションという噂が的中していたことを暗示している。

Appleがこのイベントで何を発表するかには多くの注目が集まっている。Appleが初めて複数のiPhoneモデルを同時に発表するからだけではない。iOS 7もある。これはApple初のモバイルOS大改造で、iPhoneの出荷とほぼ同時期に公開される可能性が高い。噂が本当なら、その日は9月20日かその前後になるだろう。

ショウのその他のハイライトとしては、iTunes Radioの詳細が入るだろう。米国ユーザーには遅くともiOS 7と同時に提供される予定だ。しかし、やはりショウの中心はハードウェアだろう。これまでAppleの一貫した高価格モバイルに手の出なかった市場に進出することによって、iPhoneの世界市場を広げようというAppleの計画に世界は注目している。

本誌は同イベントに参加し、Appleの新スマートフォン計画の最新情報をお送りする予定だ。

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(翻訳:Nob Takahashi)


AppleのiPhone下取りプログラムは既に試行中。しくみはこうだ

近くAppleは、直営店に旧モデルを持ち込んで新機種を購入できるiPhone下取りプログラムを導入する。本誌は、そのやり方に関する興味深い情報を入手した。一部のAppleストアでは既に試行されている。

同プログラムに関しては今日、いくつか報じられており、MacrumorsのEric Slivkaは、プログラムのトレーニングが行われていることを伝え、9to5MacのMark Gurmanは、開始時期が9月中であると引用している。

しかしこの下取りプログラムは、すでにAppleストアの一部で試行されていることを本誌は発見した。そこでは本番の準備が行われているだけでなく、ここ数週間実際に顧客から下取りを行っている。情報筋によると、このプログラムはどの直営店でも提供されているものではないと説明されている。一部のパイロットストアでは、現時点で1日に複数の下取りを処理している。

プログラムのしくみはこうだ。顧客は、動作可能で水没損傷のないiPhoneをApple直営店に持ち込む。これを店員が、店のiMacやiPadを通じてアクセスできるオンラインサイトの助けを借りながら査定する。その後、顧客は端末の状態について一連の質問に答えて価格が決定する。

この手順は、Appleが現在iPhoneリサイクリング・プログラムで行っているやり方に似ているが、あれは郵送のみの対応で、様々な種類の製品が対象であり、店頭では行われていない。もし顧客が古い壊れて価値のない端末を下取りに出したい時は、単なるリサイクルとして持ち込める。

下取り価値は、端末の色、物理的損傷、水没損傷など様々な要素によって決められる。価格は運用に入る前に吟味されることになるだろうが、16GB iPhone 4および4Sで、120~200ドル程度になるようだ。状態の良い16GB iPhone 5が250ドル前後で、これはGazelleGlydeNextWorthなど、他の下取りサイトよりも低い。

それでも、店頭で行われることの利便性は間違いなく有利に働くだろう。店へ行くだけで完結するのは、郵送して待っているよりも強い。

書類が揃ったら、下取り価格がギフトカードに加算される。クレジット残高は新機種に適用され、残金があればギフトカードに残る。旧機種は店が保有する。下取りプログラムは、店頭で新機種を購入する場合にのみ適用されるので、下取りだけしてギフトカードをもらうことはできない。

下取り価値は新機種の購入に充てられるが、顧客は[キャリアの]アップグレード・クレジットを保有している必要がある。このためキャリアのチェックが入る。アップグレード・クレジットのない顧客は、キャリアに早期解約金を払い、クレジットを別のキャリアで使う新機種に充当することができる。

現在下取りされた端末は、まとめてどこかに送られ、恐らく新興国市場向けに、整備されて再販されているようだ。下取りが行われている店では再販されていない。Apple直営店で、この選択肢が得られることを、利用者はかなり喜んでいるようだ。

もちろんこれは、現在行われているやり方なので、実運用に入ると変わる可能性がある。何か重要な変更があれば続報する。本誌はAppleに新プログラムの詳細に関してコメントを求めているが、まだ返答はない。

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(翻訳:Nob Takahashi)


Appleは9月のイベントでiPhoneのハイエンド機とローエンド機の新製品を発表するとWSJも報じる

今日(米国時間8/19)のWall Street Journalの記事によればAppleは9月にiPhone次世代モデルを発表するという。これにはハイエンド機とローエンド機が含まれる。これまでもわれわれはAppleが9月10日にイベントを開催し、そこでiPhoneを2機種発表するという情報を何度も聞いている。しかし今回のWSJの記事はこれをほとんど確定した事実という調子で報じているのが注目される。

WSJは発表される機種の内容については詳しく触れていないが、おそらくiPhone 5の後継機となる従来通り金属ボディーの5S(デュアル・フラッシュの内蔵やスペックの向上などが期待される)とカラフルなプラスティック製ケースで低価格のiPhone 5C(Sonny Dicksonからリークされた 上の写真のような)になるものと予想される。最終的な製品名がどうなるかはまだわからないが、基本的な内容は上記のとおりで間違いないはずだ。

もう一つ確からしいのは、iPhone 5Sにゴールドのケースが加わることだ。週末にわれわれが報じた後、AllThingsDも今朝確認した。発売開始が9月下旬になるというのも、これまでのiPhoneの発売スケジュール(発表後2週間で出荷開始)に合致する。

iPhoneを2種類一度に出荷するというのは供給上の困難が予想されるが、これまで何度も正確な観測を発表してきたアナリストのMing-Chi Kuoによれば、AppleはiPhone 5の製造能力を全面的にiPhone 5Cに振り向ける計画だという。

Appleのイベントに前後して最大のライバル、Samsungも新製品を発表するらしい。9月は仕事が忙しくなりそうだ。.

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+