12月開催のSight Tech Globalでマイクロソフトの研究者が視覚障がいに対する「パーソナル」なAIのあり方を語る

Microsoft(マイクロソフト)の主任研究員であるCecily Morrison(セシリー・モリソン)博士が視覚障がい者にとってAIがどう役立つかを研究しているのは、強い個人的な思いによるものだ。博士の7歳の息子が視覚障がい者だからというだけではない。人を助けるパワフルなAI関連テクノロジーは、それぞれの人の環境や能力に応じてサポートするパーソナルなものであるべきだとの信念があるからだ。

Microsoft Research Cambridgeでヒューマン・コンピュータ・インタラクションやAIについて研究しているモリソン博士は「ユーザーが自分の体験をパーソナライズできるような新しいAIテクノロジーが登場するだろう」と言う。「一人ひとり、すべての人が異なる。障がいがあるというラベルは、同じラベルを持つ別の人と同じニーズを持つという意味ではない。それぞれに固有のニーズに合わせて体験をパーソナライズするために、新しいテクニックによって障がい者の情報のニーズをごくわずかなサンプルでAIに教えることができる。テクノロジーは障がいというラベルのためのものではなく、パーソナルなニーズのためのものになる」。

画像クレジット:Cecily Morrison

モリソン博士は12月2日と3日に開催されるバーチャルのグローバルイベント、Sight Tech Globalで講演をする。Sight Tech Globalは、AI関連テクノロジーによって視覚障がい者のアクセシビリティの未来がどのように具体化されるかを考えるイベントだ。先日、TechCrunchで開催が発表され、現在は事前登録を受け付けている

モリソン博士は現在、全盲やロービジョンの人々に対するAIの可能性を探るいくつかの研究プロジェクトに関わっている。例えばProject Tokyo(Microsoft発表)では、周囲の状況に関する情報をリアルタイムで提供し、意味づけのスキルと能力を拡張する方法を研究している。

研究チームは全盲やロービジョンの人々と緊密に連携し、その体験とニーズに基づいて研究をしている。「きわめて重要なのは、全盲やロービジョンの人々の能力を高めるためにテクノロジーは何ができるのかを考えることだ。視覚障がい者の多くは高度なストラテジーをもって周囲を認識し意味づけている。AIテクノロジーは、情報のギャップをカバーすることでこうした高い意味づけのスキルをさらに強化するものでなくてはならない。テクノロジーは視覚の代わりではなく、人が生活の中ですでに持っている情報を補強するものと捉えることが大切だ」。

視覚障がいの子を持つ母親としてモリソン博士は「違う視点で世界を見てきたし、他の立場では見ることも参加することもなかったであろうコミュニティに参加してきた」という。このことは間違いなく博士の研究を後押ししてきた。インクルーシブデザインのプロジェクトであるProject Torino(Microsoftブログ)は、視覚障がいを持つ子どもたちがプログラミングを学ぶというニーズから発想を得ている。このプロジェクトから、視覚の程度を問わず7〜11歳の子どもが計算論的思考と基本的なプログラミングを学ぶための物理プログラミング言語が作られた。この取り組みがCode Jumperというプロジェクトにつながり、視覚障がい者の教育や自立支援に取り組むNPOのAmerican Printing House for the Blindから有料で販売されている。

視覚障がいを持つ7〜11歳の子どもたちと緊密に連携して試行錯誤することで、このプロジェクトが成功した。そしてモリソン博士は、対象となる人々と研究者が緊密に連携する重要性について理解を深めた。さらに博士は、視覚に制限のある人々は一般に、テクノロジーに対して際立ったアーリーアダプターであると指摘する。

モリソン博士は次のように語る。「エージェントを利用した空間で、我々は全盲やロービジョンの人々とともに研究をしてきた。なぜなら、我々がエージェントの研究を始めた時点では、一般の人はエージェントのヘビーユーザーではなかったからだ。それどころか、ほとんどの人がエージェントはおもちゃだと考えていた。その一方で視覚障がい者はエージェント技術のアーリーアダプターでありヘビーユーザーだった。彼らはエージェント技術の可能性を広げるための大きな力になった。テクノロジーを日常的に使っていなければ、今後どうなるかを想像することはできない。能力の高い視覚障がい者のグループと協力して、未来のエージェントが私たちすべてにとってどのようなものになるかを考えることができる。これはインクルーシブデザインの好例だ」。

モリソン博士はケンブリッジ大学でコンピュータサイエンスの博士号を取得し、コロンビア大学バーナードカレッジで民族音楽学の学士号を取得した。パートナーと2人の子どもがいて、子どものうち1人は視覚に障がいがある。

現在、Sight Tech Globalでは事前登録を受け付けている。メインプログラムは無料で視聴できる。

Sight Tech Globalはスポンサードを受けて開催するイベントで、これまでにWaymoGoogle、Wells Fargo、TechCrunch、Verizon Mediaがパートナーとなっている。収益はすべてNPOのVista Center for the Blind and Visually Impaireの収入となる。スポンサーシップについての問い合わせはsponsor@sighttechglobal.comまで。

画像クレジット:Sight Tech Global

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(翻訳:Kaori Koyama)

新型コロナウイルス(COVID-19)と Webmaster Conference に関するお知らせ

昨年 Google では、15カ国以上の国において Webmaster Conference を開催しました。Webmaster Conference には、その開催国数が示すとおり、検索カンファレンスへの参加が困難な地域でこそ開催していきたい、という思いが込められています。一方で、最近の新型コロナウイルス(COVID-19)に関して、その状況の変化と今年のイベント開催に対する影響を絶えず注視してきました。

ご承知のとおり、新型コロナウイルスに対する懸念は高まりを見せています。この状況を受け、WHOCDC などの組織が発行する渡航ガイドラインに則って検討した結果、Webmaster Conference の開催を全世界で延期することにしました。今年後半にはイベントを開催できればと考えていますが、対象となる方たちへは別の方法で何かできないかということも併せて検討しています。

皆さんと直接お会いする機会が延期されてしまうことは非常に残念ではありますが、現時点では、参加する方全員の安全と健康を優先するべきだと強く感じています。

お住まいの地域で今後開催されるイベントについては、Webmaster Conference サイトに登録することで最新情報を取得することができます。質問やコメントなどがございましたら、Twitter までお知らせください。

オーストラリア拠点の注目スタートアップ6社

オーストラリアではスタートアップのエコシステムが急速に発展しつつあり、TechCrunchもここ数年、オーストラリアのスタートアップシーンに注目するようになった。その最たる例として、2017年にはTechCrunch Battlefield Australiaを開催している。オーストラリアのスタートアップシーンが成長しているもうひとつの証拠として、先日メルボルンで開かれたPause Festがある。このイベントは近年ますます勢いをつけていて、国内外の注目を得たいオーストラリアのスタートアップにとって、たちまち参加マストな場所となった。

私は、そのスタートアップ・ピッチコンペを仮想的に訪れ、事業の売り込みを行ったいくつもの参加者にインタビューすることができた。中でも際立ったスタートアップ企業を上位から順番に紹介しよう。

Medinet Australia

第1位となったのは、Medinet Australia(メディネット・オーストラリア)。患者がアプリで医師の診察を受けられるようにして、オーストラリア人の医療の利用をもっと便利に手軽にすることを目指すハイテク系スタートアップだ。Babylon Healthなどのアプリにどこか似ているが、Medinetの「telehealth」アプリの場合は、遠く離れた総合診察医から臨床的なアドバイス、処方箋の取得、薬の配達、病理検査の結果の閲覧、雇用主への診断書の電子メール送付、専門医への紹介状(料金、待ち時間、患者の評判などの率直な事前情報を含む)といったサービスが受けられる。彼らはエンジェルからの支援で300万ドル(約3億3000万円)を調達し、いずれは機関投資家からの投資も期待している。オーストラリアは広大で、便利なtelehealthアプリへ人々が流れてゆくことを想像すれば、投資に相応しい分野と言える。

Everty

第2位は、Everty(エバーティー)。企業の電気自動車充電ステーションの管理、監視、収益化を簡単にしてくれる。だが、これはインフラではない。職場と会計システムをEV充電ネットワークとリンクさせるというもの。「EV充電版のSalesforce」といったところだ。これは、商用と自家用の両方の充電の監視ができる。エンジェルラウンドから資金を調達していて、さらなる資金調達の準備を進めている。

AI On Spectrum

第3位は、AI on Spectrum(AIオン・スペクトラム)。自閉症患者は統計的に長生きしないという悲しい事実がある。残念なことに、自閉症を患う人の自殺率が極めて高いのだ。AI on Spectrumは、自閉症児とその両親が生きる力を得られるよう、支援環境探しを身近なアプローチで手助けする。このゲームで、自閉症児が自分の感情面を探求できるようになり、辛いときに気を紛らわす手段が得られる。ユーザーをアシストするプロセスには、AIと機械学習が使われている。

HiveKeeper

Hacker Exchange特別賞を受賞したのはHiveKeeper(ハイブキーパー)。プロの養蜂家は、素早く、信頼性の高い、簡単に使える蜂の記録方法を求めている。それを叶えるのがHiveKeeperだ。さらに同社は、事故や問題をいち早く知らせるための、より正確な分析を可能にするソフトウェアとセンサーシステムの開発も行っている。将来この技術は、蜂の行動の変化から山火事の接近を警告するといった使い方もできるだろう

Relectrify

シンギュラリティ・ユニバーシティ特別賞を受賞したのは、Relectrify(リレクトリファイ)。自動車などの充電式バッテリーは再利用できるが、それを上手に使うための鍵は、どれだけ寿命を延ばすかだ。Relectrifyのバッテリー制御ソフトウェアは、すべてのセルの性能を最大限に引き出し、充電サイクルの回数を増やす。これはまた、新品でも再生品でも、バッテリーインバーターは使わず、コンセントの電源を使えるため、保管コストも削減する。その高度なバッテリー管理システムは、出力と電気のモニターを結びつけることで、どのセルが強く、どのセルが弱いかを迅速にチェックし、バッテリー寿命を30パーセントも向上させる。さらにバッテリーの二次利用も可能にする。これまでのところ、同社は日産とAmerican Electric PowerとのプロジェクトでシリーズA投資450万ドル(約5億円)を調達している。なお。シンギュラリティ・ユニバーシティは、米国シリコンバレーを拠点するスタートアップ企業を支援する企業だ。

Gabriel

悲しいことに、高齢者や入院患者は、長い間ベッドに寝ていると床ずれを起こす。床ずれが原因で命を落とす人もいる。しかも、床ずれが元で病院が訴えられることもある。求められるのは、床ずれを予防すると同時に、患者のどの部分に床ずれができやすいかを予測する技術だ。Gabriel(ガブリエル)はそれに取り組んでいる。マルチモーダルな技術を使い、ベッドからの転落や床ずれを予防する。家庭でも病院でも使えるパッシブなモニター装置で、センサーを内蔵した抵抗シートがベッド上の圧力を認識できるシステムに接続されている。米食品医薬品局の認可を得ていて、特許を出願中。すでにハワイの一部の病院で使われている。これまでにエンジェルから200万ドル(約2億2000万円)を調達し、現在も資金調達中だ。

Pause Featの雰囲気は以下の動画で確認してほしい。

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(翻訳:金井哲夫)

Googleがハードウェアイベントで発表したプロダクトまとめ

今朝GoogleはニューヨークでMade By Google 2019イベントを開催し、最新のハードウェアを多数発表した。TechCrunchでは現地からリアルタイムでカバーしたが、全部見る時間がなかった読者のために以下に簡単な要約を作った。

Stadiaがスタート

Googleはゲームのストリーミング・プラットフォーム、Stadiaを11月19日にスタートさせる。

Pixel Buds

Google Pixel budsGoogleはAppleのAirPodsに対抗するためにまったく新しいワイヤレスイヤフォンを準備中だ。リリースは「2020年の春」になるという。こPixel Budsは179ドルからで、フル充電で少なくとも5時間作動するという。充電ケースからさらに24時間分の充電が可能だ。内蔵マイクが環境音を聞き取ってノイズキャンセリングを行うと同時にボリュームを自動的に調整する。

Pixelbook Go

Google Pixelbook GoGoogleがハイエンドのChrome OSノートパソコンをアップデートするのはしばらくぶりとなる。今回のPixelbook Goはこれまでとはかなり異なった路線となった。ディスプレイは13.3インチ、16GBのメモリー、256GBのストレージを内蔵し、バッテリー駆動時間は12時間だ。重量は1kg弱、649ドルから。

Nest Aware

スマートホーム・デバイス関連のサービスでは新しいNest Awareが登場した。これまでNestカメラの映像をクラウドに録画するためには1台ごとに数ドルの料金が必要だったが、新モデルでは台数にかかわらず月6ドルの定額となった。これで30日間の「イベントを録画、検索できる。イベントというのは映像に何らかの動きが記録されているシーンを指す。月額12ドルなら過去60日分のイベントまたは10日分の全映像記録が検索できる。

Nest AwareではまたNest Mini/Nest Hubをセキュリティ・モードで作動させることができる。この聴音モードに設定すると煙探知器その他の警報音、犬の吠え声など警戒を必要とする事象を認識してユーザーに通報する。新料金は「2020年初頭」からの適用となる。

Nest Wifi

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噂どおり、GoogleはGoogle WifiとGoogle Homeスピーカーを統合してきた。新しいNest Wifiはルーターとスマートスピーカーの機能を兼ね備えたデバイスとなっている。出荷はら11月4日から、2台セットが269ドル、3台セットが349ドルだ。

Nest Mini

Google Nest Mini
これまでのGoogle Home Miniが Nest Miniに生まれ変わった。変わったのは名前だけでなく、新しい機械学習チップが搭載され、筐体もアダプターなしで壁掛で使えるようになった。雑音が多い環境でも音声を聞き取れるようマイクが改良された。10月22日出荷で49ドル。

Pixel 4

Google Pixel 4

数々のリークの後、GoogleのAndroidスマートフォンのフラグシップ機Piexl 4が発表された。 Pixel 4は 5.7インチ、 2800mAhのバッテリーの標準モデルと、6.3インチ、3700mAhのバッテリーのPixel 4 XLの2シリーズとなった。チップセットはどちらもSnapdragon 855で、6GBのメモリーを搭載する。 Soli用の低出力レーダーチップを内蔵し指によるジェスチャーによって操作できる(日本では端末発売時には対応しないが「近く対応する」と発表)。

大きなアップデートはもちろん撮影機能だ。デュアルカメラが採用され、人工知能、機械学習などのソフトウェアとハードウェアの高度な融合が図られた。HDRのライブプレビューやAIによるスマートホワイトバランスなどの新機能に加えて既存の夜景モードもさらに強化され、星空も撮影できる感度となった。

両モデルともリアカメラは1220万画素、f/1.7の広角カメラと1600万画素でf/2.4の望遠カメラの2台を装備する。フロントのセルフィーカメラは1台で800万画素だ。カメラについてはPixel4紹介記事でも触れており、 Pixel 4のカメラ記事ではさらに詳細に紹介している。出荷は10月24日、799ドルから。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook

Webmaster Conference Tokyo & Osaka 開催のお知らせ

Google の検索チームでは、ウェブマスターやサイト運営に関わる皆さんを結ぶことを目的に 2016 年より毎年 Google 検索をテーマとしたイベントを開催しております。今年は、沖縄、福岡と札幌に続き、東京と大阪でも開催することが決まりましたのでお知らせします。

イベントでは Search Console や SEO for Single Page Apps、デジタルミレニアム著作権法(DMCA)のセッションや Q&A の時間を設けるほか、Google 社員と参加者のみなさんの交流タイムなどを予定しています。イベントの詳細をご確認の上、ぜひお申し込みください!

開催概要

1)東京会場

日時:2019 年 11 月 25 日(月)

13 時 00 分開場

14 時 00 分開始

19 時 30 分頃終了予定

21 時 00 分懇親会終了

スピーカー:

  • Gary Illyes
  • Idan Avraham
  • Martin Splitt
  • Daniela Matuschka
  • Takeaki Kanaya(金谷武明)
  • Anna Ogawa(小川安奈)

会場:Google 六本木オフィス

費用:無料

定員:200 名(招待枠含む)

お申し込みはこちらから!

(締め切り:2019 年 10 月 15 日(火) 深夜 24 時まで)



2)大阪会場

日時:2019 年 11 月 27 日(水)

13 時 00 分開場

14 時 00 分開始

19 時 30 分頃終了予定

20 時 30 分懇親会終了

スピーカー:

  • Gary Illyes
  • Malik Mairaj Syed
  • Martin Splitt
  • Daniela Matuschka
  • Takeaki Kanaya(金谷武明)
  • Anna Ogawa(小川安奈)

会場:グランフロント大阪(地図)

費用:無料

定員:200 名(招待枠含む)

お申し込みはこちらから!

(締め切り:2019 年 10 月 15 日(火) 深夜 24 時まで)



前回開催された Webmaster Conference Sapporo の様子

今回も一般の方による Lightning Talk を設ける予定です。登壇を希望される方は、ぜひお申込みフォームからお知らせください!

みなさまのご応募お待ちしております!

※ 応募多数の場合は、抽選とさせていただきます。

※ 参加者は 10 月 17 日以降メールにてご連絡致します。なお、抽選の場合、参加者のみのご連絡とさせていただきます。

※ 会場までの交通費等のサポートはありませんのでご了承ください。

※ 2 つのイベントに同時にお申し込みいただけますが、両方当選した場合、片方だけのキャンセルはできませんのでご了承下さい。

スペースマーケットがイベント幹事の負担減らす新サービス、参加者管理・会場手配・集金決済など1か所で

企画、ページの作成、参加者の募集・管理、会場の手配、集金決済。それが比較的規模の大きいカンファレンスやセミナーであれ、こじんまりとした勉強会であれ、いざイベントを開催するとなると主催者や幹事がやらなければいけないことは多い。

今回紹介する「スペースマーケットEVENT」はそんなイベント幹事の負担を軽減するサービスだ。参加者募集・会場予約・集金決済といったイベントの準備が1か所で完結する仕組みを構築し「もっと気軽にイベントを開催できるようにすること」が目標だという。

本日8月19日に正式ローンチを迎えたこのプロダクト、その名前からもわかるように様々なスペースを貸し借りできるプラットフォームを展開するスペースマーケットの新しい取り組みだ。

参加者募集、会場予約、集金決済が1サービスで完結

上述したようにスペースマーケットEVENTの最大の特徴は「イベント開催時の基本的な準備事項が1つのサービスに集約されている」こと。ページの作成や有料チケットの販売、参加者の管理・集金はもちろん、スペースマーケットを通じた会場の手配も同一アカウントで実行することができる。

イベント準備にまつわる一連のフローを1つのサービスで完結できるのが特徴。スペースマーケット本体と繋ぎこみ、同一アカウントでそのままイベント会場の予約も可能

「イベントを企画したところであまり参加者が集まらないかもしれない」という幹事の不安を解消する機能として「興味あり機能」も搭載。これはFacebookのイベントページにある興味ありボタンと似たような仕組みで、イベントの企画段階から周囲の興味関心を把握するためのものだ。

スペースマーケットEVENTの場合はFacebookを使っていないようなユーザー層向けにイベントを開く際や、実名を公表したくない人に対してイベントの情報を伝えたい場合などにも使いやすい。イベントページはサイトに公開されるパターンと、URLを知っている人だけがアクセスできるパターンを選ぶことが可能だ。

同サービスは4月よりプライベートβ版として運用をスタート。これまではスペースマーケットを使って場所を借りた人のみが使えるものだったが、本日よりレンタルスペースを予約していなくても使えるようになった。

イベントページの作成画面と、実際に作成されたページのイメージ。PCやスマホからサクッとイベントページの作成・編集ができる

現時点ではシンプルなプロダクトなので、たとえば法人が主催する大規模なカンファレンスや展示会、フェスなどにはより幅広い機能を備える「Peatix」や「EventRegist」を始めとした既存プロダクトの方が適している場合もあるだろう。

一方でスペースマーケット取締役CPO兼CTOの鈴木真一郎氏が「従来はバリューチェーンごとにそれぞれツールが存在し幹事も複数のツールを併用していた。意外と1つのプラットフォームにまとまっているものはなかったので、同じサービス上で滑らかにイベント準備ができるのはメリット」と話すように、複数のツールをまたぐ手間がないのはスペースマーケットEVENTのウリ。

来場者のトラッキングや独自のアンケート、座席の指定など高度な機能を求めない代わりに「とにかく少しでも準備の負担を無くしたい」人や「初めてイベントを主催する」人には特に向いているサービスと言えそうだ。

主な利用例としては、個人法人問わずエンジニア向けの勉強会やミートアップ、セミナーのほかコスプレイヤーの撮影会を始めとしたプライベートでのイベントなど。すでにこのような用途でスペースマーケット上のスペースが利用される事例はいくつもあり、今回のプロダクトによって会場探しの両側までカバーすることでスペースシェアの利用自体も加速させたいという。

スペースマーケットの付加サービスとして提供することで手数料を安くできる点もポイント。スペースマーケットEVENTでは有料チケット販売時の手数料を「3.99%+99円/1枚」に設定していて(無料チケットの場合は完全無料)、「業界でも最安価格帯で利用できるようにした」とのことだ。

また本日から2019年12月31日まではスペースマーケット上で会場予約をした上で有料チケットを販売した場合には決済手数料が無料になるキャンペーンも実施し、より多くのイベント開催を支援する。

データの活用でイベントの開催をもっと簡単に

鈴木氏やスペースマーケット代表取締役CEOの重松大輔氏によると、ゆくゆくはスペースマーケットならではの「データ」を軸に、イベントの開催をさらに簡単にする仕組みを考えているという。

具体的には「豊富なレンタルスペースのデータベース」というスペースマーケットの資産と、スペースマーケットEVENTを通じて蓄積されたイベント実績のデータや参加者によるイベントのレビューを活用した、独自のレコメンド機能を構想しているようだ。

「今までオーガナイザーの価値の1つは、イベントに適した場所やサービスのベストプラクティスを知っていることだった。スペースマーケットEVENTでは『どの会場でどのようなイベントが開催され、参加者からどのような反応を得たのか』をデータとして集めて解析することで、その知見を誰でも使えるようにしたい」(鈴木氏)

「オーガナイザーとしてはイベントを失敗させたくないので、各会場で過去にどんなイベントが開催されたかは絶対に知りたいはず。それがプラットフォーム上に蓄積されているだけでも負担は軽減されるし、満足度の高いイベントを実施することにも繋がる」(重松氏)

これまでもスペースマーケットでは勉強会や撮影会などのイベント用途でスペースを利用される事例が多かったそう。イベント開催のハードルを下げることで、スペースシェアの利用自体を加速させる狙いもある

今後はケータリングやファンディング(イベント資金を集められる仕組み)などへの対応も計画。イベントにマッチしたスペースのレコメンドからスタートし、中長期的には「新宿エリアでケータリング付きのミートアップを開催したい」といったようにイベント概要を入力すると、オススメの場所やケータリングサービスがパッケージとしてレコメンドされるような世界観を実現したいという。

「場所探しのハードルを下げたいという思いからスペースマーケットを運営してきたが、当然ながら場所を借りたい人には何かしらの目的があり、その中にはイベントを開催するためという人も多い。イベント主催者が『思いついたらパッと場所や必要なサービスを手配し、スムーズに準備できる仕組み』を整えることで、気軽にイベントにチャレンジできるようにしたい」(重松氏)

「今まではイベントの知見が人に帰属して可視化もされてこなかったため、PDCAを回すことも難しく、結果的に上手い人に幹事の役割が集中しがちだった。幹事の負担を少しでも軽減することで、イベントを開催する際の足かせをなくしていきたい」(鈴木氏)

Webmaster Conference Sapporo 開催のお知らせ

Google の検索チームでは、ウェブマスターやサイト運営に関わる皆さんを結ぶことを目的に 2016 年より毎年 Google 検索をテーマとしたイベントを開催しております。今年は、沖縄と福岡で同様のイベントを開催しました。そして今回、札幌でも開催することが決まりましたのでお知らせします。
イベントでは検索の仕組み、Google 画像検索についてのセッションや Q&A の時間を設けるほか、Google 社員と参加者のみなさんの交流タイムなどを予定しています。開催概要は次のとおりです。

開催概要

日時:2019 年 09 月 12 日(木)
13 時 00 分開場、14 時 00 分開始
19 時 00 分頃終了予定
20 時 30 分懇親会終了
スピーカー:
  • Takeaki Kanaya(金谷武明)
  • Anna Ogawa(小川安奈)
  • Gary Illyes
  • Malik Mairaj Syed
  • Mariya Moeva
会場:ACU 札幌
費用:無料
定員:100 名(招待枠含む)
お申し込みはこちらから!
(締め切り:2019 年 08 月 18 日(水) 深夜 24 時まで)
今回も一般の方による Lightning Talk を設ける予定です。登壇を希望される方は、ぜひお申込みフォームからお知らせください!
みなさまのご応募お待ちしております!
前回開催された Webmaster Conference Fukuoka の様子
※ 応募多数の場合は、抽選とさせていただきます。
※ 参加者は 08 月 21 日以降メールにてご連絡致します。なお、抽選の場合、参加者のみのご連絡とさせていただきます。
※ 会場までの交通費等のサポートはありませんのでご了承ください。

Galaxy Noteイベントで何が発表されるのか予測してみた

これまでもサムスンの情報ガードはあまり固いとは言えなかった。もっともこれはわざとそうしていた疑いが強い。サムスンは実際の製品発表に先立ってネット界隈が噂で盛り上がるのを期待しているようだ。

米国時間8月7日にブルックリンで開催されるGalax Noteイベントも例外ではない。われれはすでに大量のリーク情報を得ているが、わかっていることを振り返ってみよう。

先週、サムスンはGalaxy Tab S6を発表した。これはiPad Proに対抗するサムスンのタブレットのフラグシップだが、発表方法が比較的地味だったのは、来るべきイベントに対する配慮だったかもしれない。またApple(アップル)とGoogle(サムスン)はハイエンドタブレットをすでに発表しており、タイミングが少しばかり遅かったきらいはある。いずれにせよGalaxyイベンドでは多数の製品が発表されそうだという期待は大きくなった。

Galaxy Note 10

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サムスンが「ひとつのデバイス」より好きなものがあるとすれば「たくさんのデバイス」だ。 Galaxy Sにたくさんのモデルを投入したなに続いて、さらに2、3のデバイスが発表される予定だ。

Galaxy Noteについては、Plus、Proが追加されることは確実だ。現行のGalaxy Noteのスクリーンのサイズが小さ過ぎると考えて買い控えている人間がどのくらいいたかはともかく、新モデルは現在の6.3インチよりわずかに大きい6.8インチディスプレイをサポートする(どちらもAMOLED)。このサイズは普通に考えればタブレットだが、サムスンはボディーに対するスクリーンのサイズを拡大することで注力しているのでマンホールの葢のような大きく重いデバイスにはなっていないかもしれない。

こちらは大型Noteほど確実ではないが、 5Gモデルが発表されるかどうかが注目されている。戦略的観点からいえば、ここで5Gを出すことには意味がある。サムスンは先月発表したS10では全モデルを5Gにした。キャリヤの対応は遅れぎみとはいえ、デバイスの5G化のトレンドの先端を走っていることにサムスンは大きなプライドを持っているはずだ。

噂ではメインカメラは3基となるという。うち1基は1600万画素の超広角レンズとなり、Pro/Plusモデルには奥行きを検知できる反射時間測定センサーが装備される。プロセッサーはSnapdragon 855 PlusというQualcomm(クアルコム)のトップエンド製品になる。このチップは数週間前に発表されたばかりでNoteは初めての商用プロダクトの一つだ。

バッテリーも強化され、3600mAhまたは4300mAhが搭載される。メモリーは標準が8GB、Plusが12GBとなる。おっと、それからUSB-Cをヘッドフォンジャックに変換するドングルが出るはずだ。

Galaxy Watch Active 2

Screen Shot 2019 08 02 at 1.07.25 PM

ウェアラブル方面ではGalaxy Watchに新モデルが投入されるだろう。Galaxy Watch Activeが発表されてからまだ半年経っていないが、早くも新バージョンが出ると噂されている。サイズは直径40mmと44mm、最新のApple Watchに対抗してECG(心電図)、転倒モニター機能も追加されているはずだ。またタッチセンサーが採用され回転式の物理的ベゼルは廃止されるという情報もある。

その他

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折り畳み式ディスプレイを採用するGalaxy Foldに関してさらに何か情報が出てくることは間違いない。今のところプロダクトの発表は9月ごろという大まかなスケジュールはわかっているが、もうすこしはっきりしたスケジュールの発表を期待している。鳴り物入りで期待を持たせたあげくテスト用に配布された初期製品がトラブルに見舞われ、実機の発表が大きく延期されたいわくつきのプロダクトだ。

同様に行方不明になっているのがGalaxy Homeだ。HomePodのライバルとなるべき製品でほぼ1年前にアナウンスされた。正確にいってどんなプロダクトが用意されているのか、発表はいつか、後続の情報がまったくない。

日本時間では、すべは8月8日明け方に始まるイベントで明らかになる。我々はイベントを現地でカバーする予定だ。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook

アップルは新宿を含む世界の主要都市でARアートイベントを開催

Apple(アップル)は、長年にわたる2つの大きな取り組みを結合させて、新たな推進力を生み出そうとしている。1つは、AR(拡張現実)を誰にとっても親しみやすいものにすること。もう1つは、Apple Store(アップルストア)を、市民センターのように仕立てて、コミュニティの集いの場にすることだ。

今回のプロジェクトは、[AR]T Walkと名付けられた。世界中のさまざまな都市の中心地を歩き回り、現実の空間の中で、多くのアーティストのデジタルアート作品に命を吹き込もうというものだ。このツアーは、香港、ロンドン、ニューヨーク、パリ、サンフランシスコ、東京で8月中旬まで開催される。なお新宿では8月11日となる。

地理的に特定の場所でデジタルアートを展示すること自体は、新しい発想というわけではない。たとえばSnapchat(スナップチャット)は、2017年に、セントラルパークでJeff Koons(ジェフ・クーノス)との提携を発表した。ただしその際には、技術的な問題によってうまく機能しなかった。

ARウォーキングツアーに参加したい人は、Appleのサイトで参加を申し込むことができる。ただし、新宿はすでに満員だ。今回のツアーは、2時間の行程で、1.5マイル(約2.4km)を歩くようだ。作品を提供しているアーティストとしては、Nick Cave、Nathalie Djurberg、Hans Berg、Cao Fei、John Giorno、CarstenHöller、Pipilotti Ristの各氏がいる。

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(翻訳:Fumihiko Shibata)

Webmaster Conference: 最適なイベントをあなたに

Google では長年にわたり、数百ものカンファレンスやイベントに参加して数千人ものウェブマスターの皆様にお話をしたり、数百時間にもおよぶ動画を録画したりすることで、ウェブ制作者の皆様が Google の検索結果でのパフォーマンス向上に役立つ情報を容易に入手できるよう努めてきました。今回それをさらに一歩進めて、海外の会議への参加が困難な方でも同じ情報を入手できるようにしたいと考えました。

そこでこの度 Google は、Webmaster Conference を世界各地で開催していくことを正式に発表します。このイベントは主に、検索カンファレンスへの参加や Google 検索関連情報の入手が困難な地域や、特に検索イベントの必要性が高い地域で開催します。たとえば、ある地域でハッキングされたサイトの問題が生じていることが判明した場合は、そのトピックに焦点を当てたイベントを開催するかもしれません。

Google は、言語、経済状況、性別、場所などの属性に関係なく、ウェブ制作者の皆様に平等に機会を提供したいと考えています。そのため、Webmaster Conference は常に無料で、その地域のアクセスが容易な場所で開催されます。また、地域のコミュニティからのフィードバックと分析に基づいて、イベントに登録した皆様に適したものになるよう調整が行われます。つまり、このイベントは、参加者が Google 検索に対して持ち合わせている知識に関係なく、必要な情報を得られるように調整されているということです。スピーチは開催地の言語で行われ、他言語の場合は通訳が付きます。ご要望に応じて、可能な限り手話通訳も提供したいと考えています。

Webmaster Conference Okinawa

イベントの構成は地域によって異なります。たとえば日本の沖縄では、ウェブ制作の初心者から上級者の方までが一堂に会し、Google 画像検索でのパフォーマンス向上に焦点を当てた有意義なイベントが、半日にわたって開催されました。Webmaster Conference IndiaWebmaster Conference Indonesia では構成を変えて、より高速なウェブサイトの開発に焦点を移すことが考えられます。今年の後半にはヨーロッパと北アメリカでもウェブ コミュニティを開催する予定です。詳しくは今後の発表をお待ちください。

Google は、今後もこれまでどおり外部のイベントに参加します。ここで紹介したイベントは、既存のイベントを補完する目的で開催するものです。今後のイベントについて詳しくは、毎月更新される Webmaster Conference サイトをご覧ください。また、Google のブログ@googlewmc(Twitter)のフォローもお忘れなく!

タイトル: 検索スパムの 2018 年の傾向 – ウェブスパム レポート 2018

Google は、あらゆる検索に対して最高品質の結果を提供することを目指しています。この取り組みの一環として、Google では、いわゆる「ウェブスパム」という不正行為により検索体験、コンテンツ、行動の品質が低下し、ウェブマスター向けガイドラインに抵触しないよう対策を講じています。その結果、ユーザーがアクセスした検索結果ページに占めるスパムページの割合は 1% を大きく下回っています。本記事では、2018 年に私たちが行ったウェブスパム対策をご紹介します。

2018 年のウェブスパムの傾向と Google の対策

2018 年に私たちが対処したウェブスパムのうち、昨年までに引き続き目立っていたのは以下の 3 種類のスパムでした。

不正なハッキングに関するスパム: 2017 年のレポートでは、検索結果中のハッキングされたウェブサイトで、スパムの大幅な減少が見られました。この傾向は 2018 年も続いており、ハッキングされたウェブページが検索結果に影響したりユーザーに被害を与えたりする前に、より早く発見されるようになりました。ハッキングされたサイトのスパムが検索に及ぼす影響は軽減していますが、こうしたサイトは依然としてウェブの安全性を脅かすセキュリティ上の重要な問題であり続けています。ハッキングされてしまったウェブマスターに対しても、私たちはハッキングされたウェブサイトの復旧に役立つガイドを提供することで、ウェブサイトを侵害されたウェブマスターの支援に取り組んでいます。

ユーザー生成スパム: 私たちはユーザー生成スパムとして知られるタイプのスパムに引き続き注目しています。ユーザー生成スパムには、フォーラムへのスパム投稿や、無料のブログやサービス等のスパム行為があります。いずれも人が利用することを意図しておらず、コミュニケーションを混乱させるだけで、ユーザーには何の価値ももたらしません。2018 年には、この種のスパムが検索ユーザーに及ぼす影響を 80% 以上減らすことができました。ウェブサイトに対する不正行為を防止できなくても、私たちはウェブサイトの所有者が自己防衛の手段を簡単に習得できるようにしたいと考えています。そのため、サイトのコメント欄を不正行為から守る方法を提供しています。

リンクスパム: 私たちは、信頼性と関連性に優れるリンクの価値を検索ランキングにおける重要な要素として守り続けてきました。悪質なリンクスパムには速やかに対処し、ランキングを不正に操作しようとする多くのリンクの影響をできる限り排除しています。長年にわたり何度も浮上する「リンク施策」にまつわる数々の説についても、ウェブマスターやホワイトハットな SEO の専門家の皆様と連携して反証してきました。ウェブサイトの所有者に対しては、ランキングを上げることを主目的としてリンクを作成するのではなく、魅力的なコンテンツの作成に注力すれば、こうした説や現状について心配する必要はないと伝えてきました。私たちは、ウェブサイトの所有者に質の高いコンテンツの作成を奨励することが、あらゆるタイプのスパムと闘うための最善策のひとつであると考えています。検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド

などは、おすすめの方法に焦点を当てており、Google 検索結果でのランキングを上げる秘訣と称するよくある説や誤解を否定するのに役立つものです。リンクスパムのレポートも、こうした不正行為との闘いを支え、公正な検索ランキングを維持するのに大変役立ちます。

より良いウェブの実現に向けて - ユーザー、ウェブマスター、デベロッパーとの連携

ユーザーからは日々、検索結果におけるウェブスパムフィッシングマルウェアが報告されています。そのおかげで、私たちは Google のフィルタとプロセスを逃れたウェブスパムやマルウェアなどが検索に及ぼす問題を発見できます。私たちがユーザーから受け取った検索スパムの報告は 18 万件を超え、処理した報告の 64% で対策を講じることができました。これらの報告は本当に効果があります。ご報告いただいたすべての皆様に感謝したいと思います。

私たちは、ウェブサイトに問題があることを発見したとき、その所有者に通知することが重要だと考えています。2018 年には、検索結果へのサイトの表示に影響を及ぼしうる問題点と改善点をお知らせするため、1 億 8,600 万件を超えるメッセージをウェブサイトの所有者あてに生成しました。こうした通知は、Search Console でサイトの確認が済んでいるサイト所有者にのみ送っており、その数は 9,600 万件に及びます。残りのメッセージは、有効である限りウェブサイトとのリンクが維持されるので、ウェブマスターが Search Console に自分のサイトを登録すれば表示されます。メッセージの大半は Search Console の新規ユーザーへの歓迎メッセージでした。その次に多かったのは、モバイル ファースト インデックスが利用可能になったときに、その旨を Search Console の登録ユーザーに通知するメッセージでした。全メッセージ中、2% をわずかに上回る約 400 万件が、Google のウェブマスター向けガイドライン違反に対する手動対策に関連するものでした。

高品質のコンテンツが増えることは、検索結果をウェブスパムから守ります。私たちは、ウェブマスターのみなさんが

そのようなコンテンツを作成するのに少しでもお役に立てるようツールやレポートを継続的に改善しています。Google Search Console は一から再構築され、新しいレポートと改善されたレポートの両方(パフォーマンスインデックス カバレッジリンクモバイル ユーザビリティのレポート)に加え、最新機能(URL 検査ツールサイトおよびユーザー管理)が利用できるようになりました。この改良版 Search Console は 2018 年中にベータ版の提供を終了し、現在はすべての登録済みウェブサイト所有者に一般提供されています。

私たちは、最新のウェブを開発しているフロントエンド デベロッパーの存在も忘れてはいません。CMS を使用している場合でも、独自の CSS や JS を作成している場合でも、ウェブ フレームワーク上でサイトを構築している場合でも、ユーザーにとって魅力的で検索に適したサイトを作成するデベロッパーの取り組みを支援することに私たちは力を注ぎました。デベロッパーとウェブマスターは、ウェブページの品質向上に役立つオープンソースの自動監査ツールである Lighthouse の新しい SEO 監査機能を使用して、自分のページでアクショナブルな SEO ヘルスチェックを実行し、改善の余地がある領域を速やかに見つけられます。

私たちはまた、ウェブサイトの所有者と直接交流する機会を作り、解決が困難な問題についても支援しています。Google の専門チームのメンバーは、オンラインおよび対面で定期的に世界中のウェブマスターと交流しています。76 以上の都市で、190 を超えるオンライン オフィスアワー、オンライン イベント、オフライン イベントを、SEO、デベロッパー、オンライン マーケティング担当者を含む合計 17 万人以上の方々にお届けしました。また、東京、シンガポール、チューリッヒ、大阪の 4 都市では Google 主催の検索イベントを開催し、インドでは 11 の都市で検索に関するカンファレンスを開催しました。2018 年には、英語、フランス語、ドイツ語、ヒンディー語、日本語に加え、スペイン語でオフィスアワーのライブ配信を開始しました。ウェブマスターは、Google ウェブマスター YouTube チャンネルより、ヘルプ、ヒント、有益なディスカッションをご覧になれます。プロダクト エキスパートは、公式サポート フォーラムを通じて、12 を超える言語で、ウェブマスターの問題が解決するよう手助けをしています。

私たちは、2019 年もウェブスパムのない検索体験を皆様にお届けできるように努力を続けてまいります。

アップル発表イベントの全ビデオはこちら

ビデオは、今日のApple(アップル)イベントで形式的にも機能的にも大きな役割を果たしていたが、Appleは伝統的なAppleイベントのビデオについてもぬかりなかった。Apple Arcadeなどの新サービスのプレビューから、アーティストがApple TV+のコンテンツを作る様子、一連のビデオを見れば今日のライブストリームを見損なった人でもAppleの新サービスの概要を一覧できる。

例によって今日も初めはティーザービデオだった。

Appleが最初に発表した製品はApple News+で、300種類以上の雑誌や新聞を月額9.99ドルで利用できる。ちなみに、Apple News+は今日発表された中で唯一今日から利用できるApple製品だ。

2番目のApple製品はApple Card。Apple Cardとは、Apple Payが利用できる場所ならどこでも使える電子クレジットカード。Apple Cardアプリを使うと取引履歴を見ることができ、カードで支払うとその日のうちに2%のキャッシュバックが受けられる。すべてウォレットアプリの中に含まれている。

そして、もちろん。物理的カードもついてくる。チタン製で名前がレーザー刻印されていて番号は〈ない〉。Apple Cardは クレジットカードの不正を困難にするはずだ

次にAppleは、ゲームのサブスクリプション・サービス、Apple Arcadeを発表した。

同サービスは今秋にならないと始まらないが、スタート時点で100種類以上の有名ゲームがディズニー、コナミ、レゴなどから提供される。重要なのはこれがクロスプラットフォーム製品であることで、ゲームはiOS、macOS、tvOSのどこでもプレイ可能なので、AppleはiOSをきっけかにMac上でもゲームを推進できる。

これについてはビデオが2本あるが、価格は示されていない。

そして最後にAppleは、Apple TV+を発表した。近日公開予定のサブスクリプションサービスで、ユーザーはAppleの新しいオリジナルコンテンツのライブラリーを利用できるようになる。これには、ジェニファー・アニストン、リース・ウィザースプーン、スティーブ・カレルなどがニュースについて語るモーニングショウや、クメイル・ナンジアニが移民の毎日について真実を語るアンソロジーシリーズなどもある。

最後のワンモアシン、オプラ・ウィンフリーがApple TV+2つのニュース番組に出演する契約にサインした。

Apple TV+の開始は今年の秋からで、価格については未だに言及されていない。

アップデート:AppleはついさきほどApple TV+のプレビュービデオを公開した(これが今日のイベントで最高のビデオというのが正直な感想)。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

26日午前2時開始のアップルイベントのテーマはサブスク、アップルクレカの発表も?

Apple(アップル)のビッグイベントがいよいよ日本時間26日火曜日午前2時に迫ってきた。最大の驚きはAppleがイベントを待たずに新しいハードウェアを続々と発表したことだろう。iPad AirminiiMacAirPodsがリリースされた後ではイベントでハードウェア面での「もう1つ」が披露されることは期待薄だ。

実際、Appleがわれわれに送ってきた招待状には「Show Time」と書かれていた。これは 2006年のイベントの招待状に「It’s Showtime」とあったのを引用しているらしい。ここでAppleは翌年のApple TVの先駆けとなるiTVを発表している。

しかし今回のイベントではAppleはなんらかの新しいサービスを発表するようだ。スポットライトを浴びるのは長年噂されてきたオリジナルコンテンツのビデオプロダクトだろう。いかに情報管理に厳格なAppleといえども、このプロジェクトに10億ドルもの製作資金を投じていてはすっかり秘密にしておくことはできない。昨年からさまざまなソースから噂を聞くようになった。なんとオプラ・ウィンフリー、スティーブン・スピルバーグまで動員されているという。

新しいビデオサブスクリプションサービスはAmazon、Netflix、Huluといった市場のリーダーや以前から噂が流れているDisneyのストリーミングサービスと真っ向から激突することになると推測されている。しかしもっと説得力ある説だとAppleは他のストリーミング・サービスと対決するのはなく、むしろ自分のプラットフォームを通じて他のサービスもユーザーを獲得できるようにしていくビジネスモデルだという。

そうであれば、これは現在のApple TVと似たビジネスモデルだ。報道によれば、Appleは 新しいコンテンツストアを準備しているという。このサービスにはHBO、Showtime、Starzなどの既存のストリーミングサービスがバンドルされるという。簡単にいえば、Appleが破壊的革新を目指しているのは既存のケーブルTVのエコシステムだ。Appleのハードウェアは世界中至るとこにろに浸透しているので自身がケーブルTVプロバイダーになればその影響は巨大だ。これはApple Musicが音楽産業に与えた影響に匹敵するだろう。

あれこれ取り沙汰されているオリジナル作品についていえば、そもそもAppleはこうしたオリジナルコンテンツの売上によって利益を得ようとしているのではなさそうだ。報道によれば、Appleのデバイスのユーザーは無料で視聴できるという。多数のオリジナルコンテンツが製作中だ。(略)

ビデオストリーミング関係の話題がイベントの大きな部分を占めることは間違いなさそうだが、Appleは依然として驚きのタネを隠しているかもしれない。そのひとつは長く噂になっているサブスクリプションニュースだ。Appleは映画、テレビ番組と並んで、「Netflixのニュース版」というべきサブスクリプション・サービスを準備するために各種のニュースメディアと交渉しているという情報が出ている。デジタル雑誌購読アプリのTextureを買収したのはその準備の一環だろう。

Wall StreetJournal(ウォールストリートジャーナル)の記事によれば、Appleのニュースサブスクリプションに関して新聞社、出版社の多くは収入の分配率に不満を抱いているという。しかしWall StreetJournal自身をはじめとして有力メディアの多くが参加を決めているということだ。

もうひとつの情報はAppleがGoldman Sachs(ゴールドマン・サックス)との提携により自社ブランドのクレジット・カードを発行するというものだ。Goldman SacksのCEOが今回のイベントに登場してApple提携カードを発表するという情報も流れている。

いずれにせよイベントは太平洋時間の3月25日月曜日午前10時、日本時間26日午前2時にスタートする。TechCrunchでは現地で取材し、何であれ判明次第報じる予定だ。

【編集部注】TechCrunchでは明日のイベントでゲームのサブスクリプションサービスも発表されるかもしれないと報じている。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook

明日のアップルイベントの目玉はオンラインゲームサブスクの可能性

Apple(アップル)は、米国時間3月25日(日本時間3月26日早朝)に開催される ビッグイベントで新しいサービスを発表するものと予想されている。誰もがNetflixに対抗するようなビデオストリーミングを予想しているが、Bloomberg(ブルームバーグ)の記事によればクラウドでゲームがプレイできるサブスクリプションサービスが発表される可能性があるという。

Appleがゲームサブスクリプションの開発に取り組んでいると最初に報じたのは、Cheddarの1月の記事だった。月額料金を支払えばゲームのライブラリにアクセスできるようというのだ。そこでiPhoneやiPad向けのiOSゲームの現状について確認しておくことが必要だろう。

ゲームはApp Storeで一番人気のあるジャンルだ。これをターゲットにサブスクリプションビジネスを始めるのは理にかなっている。しかし人気あるゲームのほとんどは広告でサポートされる無料版だ。Appleとしてはこういったゲームをターゲットにするつもりはないだろう。

Bloombergの報道によればAppleのサブスクリプションは、 MinecraftNBA 2Kグランド・セフト・オートなどのサードパーティのデベロッパーによる有料ゲームのシリーズに重点を置いているという。ユーザーはこうしたゲームが含まれるライブラリなら喜んで料金を支払うだろう。Appleは、ユーザーがゲーム内で費やした時間に基づいてゲーム開発者に収入を分配する。

明日、こうしたサービスが本当に発表されるのか、発表されるとしても、運営がスタートするのがいつかなどはまだはっきりしていない。ゲーム業界はテレビや映画以上にフラグメンテーションが進んでおり、多数の独立企業が群雄割拠している。ここにAppleが多数のゲームを統合するサブスクリプション・プラットフォームを提供することは十分に考えられる。ただし今が最適なタイミングなのかどうかは別問題だ。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook

Google 検索のイベントを沖縄と福岡で開催します

2016 年から 2018 年まで 3 年間、Google の検索チームと、ウェブマスターやサイト運営に関わる皆さんを結ぶことを目的に、東京や大阪で Google 検索のイベントを開催してまいりました。
今回、沖縄と福岡で Google 検索をテーマとしたイベントを開催します。イベントでは検索の仕組み、Google 画像検索、Search Console についてのセッションや Q&A の時間を設けるほか、Google 社員と参加者のみなさんの交流タイムなどを予定しています。開催概要は次のとおりです。


開催概要

1)沖縄会場
日時:2019 年 04 月 09 日(火)
13 時 00 分開場、14 時 00 分開始
19 時 00 分頃終了予定
20 時 30 分懇親会終了
スピーカー:
  • Gary Illyes
  • Idan Avraham
  • Anna Ogawa(小川安奈)
  • Takeaki Kanaya(金谷武明)
場所:沖縄青年会館
費用:無料
定員:120 名(招待枠含む)


2)福岡会場
日時:2019 年 04 月 12 日(金)
13 時 00 分開場、14 時 00 分開始
19 時 00 分頃終了予定
20 時 30 分懇親会終了
スピーカー:
  • Gary Illyes
  • Anna Ogawa(小川安奈)
  • Takeaki Kanaya(金谷武明)
場所:ACU Hakata
費用:無料
定員:120 名(招待枠含む)


お申し込みはこちらから!
(締め切り:2019 年 03 月 17 日(日) 深夜 24 時まで)
今回は一般の方による Lightning Talk を設ける予定です。登壇を希望される方は、ぜひお申込みフォームからお知らせください!
みなさまのご応募お待ちしております!
※ 応募多数の場合は、抽選とさせていただきます。
※ 参加者は 3/20 以降メールにてご連絡致します。なお、抽選の場合、参加者のみのご連絡とさせていただきます。
※ 会場までの交通費等のサポートはありませんのでご了承ください。

Samsungがイベントで発表したGalaxy S10/Foldの発表総まとめ

Galaxy Fold画像:Samsung

昨日は終日Samsungの新製品発表イベントの話題でもちきりだった。特に折りたためるGalaxy Foldは注目を集めた。ヘッドフォンやスマートウォッチといったプロダクトも発表されている。イベントで発表された全プロダクトを下にまとめたので参考にしていただきたい。

Samsungが折りたためるGalaxy Foldを発表、機能も価格も超プレミアム

去年のデベロッパー・カンファレンスでプロトタイがちら見せされたときは文字通り暗闇の中に浮かんでいたが、いよいよ本物の製品として量産開始されることになった。

Samsungの新しいGalaxy S10は4モデル

Samsungのフラグシップモデルは誕生から10周年となった。「ユーザーの多様化したニーズに対応した」ということだが、たくさんのモデルが一挙に登場した。

Samsungのお手頃フラグシップ、Galaxy S10eは750ドルから

5Gサポート予定のモデルを別にすれば、これがいちばんおもしろい製品だったかもしれない。

Samsung S10に5Gモデル

実のところ世界中どこの市場でも5G導入ははるか先の話。しかしSamsungはいくら高くても先物買いせずにいられないアーリーアダプター層がかなりいるとみて賭けに出たようだ。こういう層を先につかんでおけば後々有利になると踏んだのだろう。

SamsungのGalaxy S10にInstagramモードがビルトイン

Instagramと提携したことにより、デバイスのカメラ・アプリ内からInstagramにストーリーズを投稿できるようになった。

Samsung Galaxy S10は、ほかのスマホをワイヤレス充電できる

SamsungはS10に大容量のバッテリーを搭載したことを利用し、他のデバイスにワイヤレス充電できる機能を付加した。Qi規格準拠。

Samsung S10のカメラに超広角レンズ、AI機能もさらに進歩

当然ながらカメラ機能の強化にも力を入れてきた。もはやスマートフォンのカメラは1台ですむ時代ではなくなった。

今日発表されたGalaxy S10、4モデルのスペックを比較する

Fold以外のモデルのスペックを横並びで比較できる。

Samsung、内蔵ストレージに1TBのオプション

ストレージは128GB、512GB、 1TBから選べる。

Samsungの今度のスマートウォッチは血圧計つき、ストレスチェックも改良

スマートウォッチもアップデートされた。業界トレンドに遅れず、Samsungもヘルステッックに力を入れてきた。

Samsungから新しいイアフォン、Galaxy Buds

ワイヤレス化もトレンドだ。Samsungによればこの小さなスマートウォッチヘッドフォンは通話なら5時間、音楽を聴くなら6時間も連続作動するという。

Samsungのスマートスピーカー、Galaxy HomeはBixby搭載で4月までに登場

Samsungはスマートホームのハブにすることを狙ってBixbyサービスを搭載してきた。

Samsung、Galaxy携帯の販売台数20億台を突破

たしかに大変な数だ。

もっと詳しいことを知りたい場合は、イベントの中継録画を見ることができる。

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滑川海彦@Facebook Google+

世界中のウェブマスター コミュニティに感謝を込めて

みなさま、あけましておめでとうございます!

本年もどうぞよろしくお願いします。


2018 年はウェブマスターのサポート コミュニティにとって大変重要な年でした。主な出来事として、プログラムの名称変更、グローバル サミット、様々な言語で数多くのウェブマスター オフィスアワーの実施、などが挙げられます。それぞれ軽く振り返ってみたいと思います。

10 月には、従来の「トップレベル ユーザー」が「ゴールド プロダクト エキスパート」に、「注目ユーザー」が「シルバー プロダクト エキスパート」に変わりました。この名称変更はすべてのプロダクト フォーラムで実施されたもので、バッジと名称も以下のような新しいものになっています。

シルバー プロダクト エキスパート: プロダクトに関する知識を習得中の新しいメンバー

ゴールド プロダクト エキスパート: 深い知識を持ち、信頼の置けるユーザーとして積極的にフォーラムに参加しているメンバー

11 月には、すべての Google ヘルプ フォーラム(Blogger や Google マイビジネスなど)のゴールド プロダクト エキスパートのみなさまをグローバル サミットにご招待しました。このイベントはカリフォルニア州サニーベールにある Google キャンパスで開催されました。世界中から集まった約 550 人の参加者のうち、ウェブマスターのゴールド プロダクト エキスパートは 約 70 人でした。出身国は 25 か国にわたり、イベントに参加したコミュニティの中で 2 番目に多い人数でした。11 月の後半には、モスクワでもう一つのイベントを開催し、こちらも大盛況でした。23 人のロシア語話者のプロダクト エキスパートが集まりましたが、そのうちの 10 人がウェブマスターでした。

多くの参加者から、「本当に価値ある時間だった」、「どのセッションも大変興味深く、ためになる内容だった」、「イベント全体が素晴らしかった」などの感想が寄せられています。

サニーベールで開催された昨年のグローバル サミットに参加したウェブマスターのゴールド プロダクト エキスパート

この知識豊富なユーザーのグループは、フォーラムにおいて、検索、構造化データ、Search Console に関するさまざまな事柄について、年間 200 万人以上のユーザーに対して 16 言語でユーザーの抱える問題を解決するのを助けてくれています。

このコミュニティの成り立ちはどのようなものでしょうか。シルバーやゴールドのステータスを持つプロダクト エキスパートの多くはサイト所有者で、参加のきっかけは(ユーザーによっては 10 年以上前に)ウェブマスター フォーラムに自分のサイトについての質問を投稿したことでした。自分の問題が解決した後も、彼らのほとんどは、自分の知識が他の人の役に立つかもしれないと考えて、コミュニティにお返しをしようと留まってくれました。すべてのエキスパートのみなさまの献身と、ウェブサイトで問題を抱えるユーザーを助けるために絶えず知識を共有してくださっていることに、感謝したいと思います。

今年は年間を通じて、Google Webmasters の YouTube チャンネルで公開のオフィスアワー ハングアウトを 75 回実施しました。英語、日本語、ドイツ語、ヒンディー語、フランス語で行いましたが、スペイン語でも開始しました。このハングアウトでは、双方向のやり取りが可能で、どなたでも Google チームに直接質問していただけます。日本語ではこちらの#ウェブマスターオフィスアワーのハッシュタグを使ってインタラクティブに行っており、また、ご質問はこちらのフォームで事前に集めています。

日本語のウェブマスターオフィスアワーは、 ほぼ毎月開催しており、その様子はこちらで過去のアーカイブをご覧いただけます。昨年 12 月にはプロダクト エキスパートのみなさんをご招待して Google のオフィスからオフィスアワーをお届けしました。後半プロダクト エキスパートのみなさんがどのようにフォーラムに取り組まれているかなど、インタビューしておりますので、その様子をぜひこちらからご覧ください。

このコミュニティに参加したい、ウェブマスター フォーラムで互いに交流したり、他のユーザーを支援してみたい、とお考えのみなさまは、プロダクト エキスパート プログラムのウェブサイトで詳細をご覧ください。多様な経歴やスキルを持つユーザーのみなさまをお待ちしています。

2019 年はコミュニティにとってどのような年になるでしょうか。またみなさまとお会いできることを楽しみにしております。

Google Dance Osaka 2018 を開催しました

2018 年 11 月 15 日、Google の検索チームとウェブマスターやサイト運営に関わるみなさんを結ぶイベント、Google Dance Osaka 2018 を開催しました(Google Dance は、米国 Google 本社で開催されている、検索などオンライン マーケティングの担当者を対象としたソーシャル イベントである Google Dance の日本版です)。
イベントには例年通り当ブログでの告知からご応募いただいた方々や、Advanced Hosting Meetup の参加者、ウェブマスター ヘルプ フォーラムプロダクト エキスパートのみなさんをご招待し、今回は関西の方々を中心に、170 名の方々にご参加いただきました。
イベントは Juan Felipe Rincón による Keynote Speech “Creating the Future of Search Together” から始まり、続く Special Session では Idan Avraham が “The New Search Console & Helping The Long Tail Web” と題して新しい Search Console についてお話しました。さらに Gary Illyes が Google Image Search 画像検索についてお話しました。
そしてQ&A タイムは、金谷武明小川安奈、そしてセッション スピーカーの 3 名も加わり、Search Console や検索結果に対する疑問など、多くのご質問に回答しました。
また、Google Dance Osaka でも地元大阪の方々を中心に多くの方に Lightning Talk や 15 分程度の短めのセッションを披露していただきました。スピーカーのみなさま、ありがとうございました!(セッション リストは告知の記事でご確認ください)
その他、当日の会場の様子に関しては、今年もハッシュタグ #GoogleDanceOsaka で多くの感想やコメントが投稿されましたので、ぜひご覧ください。
最後に、今回もみなさんから沢山のフィードバックやコメントを頂き、Google の検索チームとしても非常に有益なイベントとなりました。そして何よりもみなさんと楽しい時間を過ごせたことを非常に嬉しく思います。お越しいただきましたみなさん、ありがとうございました!頂いたフィードバックは今後の検索エンジンの改善に役立てていきたいと思います。
またイベントや #ウェブマスター オフィスアワーでお会いしましょう!
※ 残念ながら当日お越しいただけなかったみなさん、検索のご質問はウェブマスター ヘルプ フォーラムやウェブマスター オフィスアワーでも受け付けておりますのでぜひご利用下さい。また、様々なイベントに参加しておりますのでぜひ直接イベントにお越し頂き、その際にご質問いただければと思います。

Facebook、F8 2019デベロッパー・カンファレンスの日取りを発表

ソーシャル・メディアの巨人、Facebookは2018年を通していささか不本意な報道をされることが多かった。しかしそんなことにはくじけず、ユーザー、デベロッパーのために用意している新しい機能やサービスを発表する場が今年も設けられる。2019年のデベロッパー・カンファレンスの日取りが発表された。

Facebookは来る4月30日と5月1日の両日、サンノゼに戻ってくる。F8カンファレンスは「テクノロジーの進歩によって人々がいっしょにできることがどのように拡大するか、そのショーケースとなる」という短い記事が公式ブログで発表された。

ただ今年のF8は例年に比べて防御的色彩が強いものになるかもしれない。いつも挑戦的なマーク・ザッカーバーグだが、 今年はユーザーのプライバシーを守るためになすべきことが多々あるということが判明している。注目のデート機能、Facebook Datingもまだ慎重にテストを繰り返している段階だ。ハードウェア面でいえば、199ドルのOculus Go VRヘッドセットの評判は全体として悪くないようだ。

F8カンファレンスへの参加受付はまだ始まっていない。来年になってから始まるものと思われる。デベロッパー向けチケットの価格は昨年は595ドルだった。興味があるデベロッパーはこちらのF8サイトに登録しておけばメールで通知を受けることができる。

例年このカンファレンスでFacebookの今後の戦略が明らかにされてきた。では、今年秋のInstagramのトップ交代はどういう影響を与えるだろうか? ケビン・シストロムとマイク・クリーガーが去った後のInstagramはどこに向かうのだろう?  Facebookのブロックチェーン・チームはどんなプロダクトに取り組んでいるのか? Oculusから新しいAR/VRプロダクトは出るだろうか? われわれがあれこれ推測する時間はまだかなりある。

画像:Justin Sullivan / Getty Images

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滑川海彦@Facebook Google+

共有と熱量がオープンイノベーション成功の鍵、Scrum Connect 2018レポート

米シリコンバレーでアーリーステージのスタートアップ企業を中心に投資を行っているVC(ベンチャーキャピタル)のScrum Venturesは、2018年11月19日に米国で活躍する起業家によるセッションや投資家同士のネットワーキングを目的としたイベント「Scrum Connect 2018」を開催した。

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「Scrum Connect 2018」の会場の様子

「ビジョンの共有」と「熱量」がオープンイノベーション成功の鍵

「日本における、オープンイノベーションの現状と展望~Nikkei Startup X Special Session​~」では、実際にオープンイノベーションを起こしているバカン代表取締役の河野剛進氏とエクサウィザーズ取締役の粟生万琴氏が登壇し、それぞれの取り組みについてのトークセッションが行われた。

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バカン代表取締役の河野剛進氏

バカンは「VACANT(空いている)」という言葉が語源で、レストランやカフェなどの空席情報を提供する「VACAN(バカン)」、トイレの空席管理IoTサービス「Throne(スローン)」、お弁当を探して取り置きができる「QUIPPA(クイッパ)」の3つのサービスを展開している。

京都大学、大阪大学出身者のエンジニアが創業したベンチャーと静岡大学情報工学部のベンチャーが一緒になったエクサウィザーズは、AIを利活用したサービス開発を進めている。高齢者の認知症患者のケアの技法としてフランスで開発された「ユマニチュード」を広げるケア事業、労働人口減少に向けたHR(人事)テックなど、社会課題解決に向けた6つの事業を展開しているという。

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エクサウィザーズ取締役の粟生万琴氏

ケア事業では、認知症患者をケアするコミュニケーションとスキンシップのメソッドである「ユマニチュードケア」の達人の技をAIが学習し、その内容をコーチングすることで技能を伝承する実証実験を行っている。

ロボット事業では、製造業の労働人口減少という課題を解決するためにロボットの導入を進めている。通常はロボットが動作するための複雑な制御プログラムが必要になるのだが、人間の動作をAIが学習して再現することで、複雑なプログラミングなしにロボットの導入ができるように開発を進めているところだ。創業間もない頃にデンソーから無償でロボットを借り受け、開発を進めることができたと粟生氏は話していた。

オープンイノベーションを成功に導くために重要なこととして、バカンの河野氏は「熱量」を挙げた。「私たちもそうだが、熱量がないとコラボはうまくいかない。本気でこういうサービスを世の中に一緒に広げていきたいと思ってもらえることと、困難があっても乗り越えようという思いがあること。それを大企業の上の方が認めて『やってみなはれ』と言ってくれる環境があるかどうかが大事だ」(河野氏)。

河野氏は続ける。「プロダクトができきっていない時に、よく分からない人たち(スタートアップ企業)から提案を受けて、それを自社で取り組むかどうかを判断するのは大企業の方にとってすごく難しい。その企業の中に本当に熱心な方が『このサービスはあるべきだ』と考えて一緒に伴奏してくれて、実証実験をしていただいたり、そこで出てきた課題をどう解決するかを一緒に悩んでいただたりした。価格についてもアドバイスをもらいながら作ってきた。大変だったが、まさにオープンイノベーションが普及した中で乗り越えられたと思っている」

エクサウィザーズの粟生氏は「受発注の意識じゃオープンイノベーションは成立しない」と語る。「私たちも『受託している』という意識をまず捨てることが非常に重要だ。本気で投資していただく代わりに、我々スタートアップが技術を含めて一緒に汗をかくこと。会社対会社ではあっても、熱量を一緒に上げていく中で『誰』と『何をやるか』が重要だ。お互いの人となりや価値観を話しあう場を最初に無駄にしなてはいけないと思った」(粟生氏)

バカンの河野氏も「相手とビジョンが一致ことが重要」だと語った。「多少トラブルがあったとしても、ビジョンさえ合っていればこれから何をすればいいか案を出しながら解決したり、修正したりしていける。将来どういう世界を作っていきたいかをお互いに語ったり、そういうことを応援してくれる方たちなので、共感できるビジョンを最初にしっかりプレゼンするといいと思う。スタートアップの組織内もそうだが、しっかり話し合ってお互いに信頼関係を築くこと。自分の欲だけではオープンイノベーションはうまく行かない。ここは譲れるけどここは譲れないというメリハリを付けるのも大事だと思う」(河野氏)。

一緒に熱量を上げて共創していくためのポイントとして、大企業側の担当者に気持ちよく仕事をしてもらうための取り組みが重要だとエクサウィザーズの粟生氏は語った。「オープンイノベーション担当者は大企業の中ではどちらかというとマイノリティだと思う。そういう人が社内で気持ちよく仕事をしていただくためには、縦の人間関係だけでなく横や斜めの部門にも我々を紹介していただくなどして、新規事業担当者がやっている取り組みを一緒になって語るような形に入り込んでいる。むしろ我々スタートアップのメンバーをうまく使ってほしいと思う」(粟生氏)

バカンの河野氏も「担当者の評価が上がるように僕たち自身も頑張るというのが大事で、『このアライアンスのKPIは担当者の評価が上がること』というのを繰り返し言いながら進めている」と語った。